看護師になるための勉強法~ベテランナースが教える合格のカギ~ -42ページ目

病院嫌い最終章~医師との和解~

真ナースになるためのアドバイザー☆ゆかりです


帰国した際に日本語を話せない旦那さんが扁桃腺炎になったお話をお送りしています。


前回までのあらすじはコチラからどうぞ その1  その2



本人は、呼吸をするのも苦しそうで、疲れきっていました。


入院できる病院を見つけて受診をしたときには、旦那さんはフラフラでした。熱もありましたしね。


それでも、他に緊急の処置を要する患者さんが続々と運ばれてきます。


診察室の外の長いすで待っていました。10分ぐらいだったでしょうか、旦那さんには随分長く感じたことでしょう。


しばらくして診察室に呼ばれ、先生にお会いしました。


先生に経緯を伝えました。


先生は「ステロイドと抗生物質、持続点滴をしましょう」と。


先生の説明が一通り終わると、旦那さんが私に「あの検査はまたやらなきゃいけないのか?」と泣きそうな顔で聞きました。


先の病院での処置と、それが随分辛いかったことを先生に伝えました。


返事はノー(^-^)/必要ありません、と。


良かったね。゚(T^T)゚。


それで旦那さんの苦痛は半分無くなったも同然でした(^ー^)


なぜかって、先生に何度もお礼を言うと「カワイイ看護師さんをお願いしま~す」なんてリクエストができちゃったりして。


先生も「オッケー。キュートナース、オッケー」とかって(^▽^;) せ、せんせい・・・


それに加えて先生は「今晩は辛いでしょうが、明日には随分楽になってるはずです」と説明して下さいました。


それで旦那さんの苦痛は無くなりました。ほぼ全快です(気持ち的には)


何をするのか、それがどのようなものか、どれほどで効果があるのか


どれもが具体的になったおかげで旦那さんは安心しました。


それに、先生は私を介してではなく、旦那さんに話しかけて下さいました。


入院後、担当して下さった看護師さん方も皆さん、片言の英語でも旦那さんに話しかけて下さいます。


初日に担当して下さった看護師さんの提案で「Q&A in English」を作りました。


どれもこれも当たり前のことのようですが、患者の家族として本当に感激しました。゚(T^T)゚。


私よりもずっと若い看護師さん方が、落ち着いた様子で対応して下さいました。


退院までの数日、私も旦那さんも感謝感激の毎日でした。




当の本人は、私がこうして介護苦労日記を書いていることも知らず、うろうろと私の前を通り過ぎますが、こうして元気でうろうろできるのも、親切にお世話してくださった皆さんのおかげです。


病院に来られる患者さんやそのご家族は、今何が起きているのか、これから何が起こるのか、わからないせいで不安になります。


この不安を和らげる対応は、安心して治療を受けられるための重要な第一歩です。


大事なことに改めて気付かせてくれた出来事でした。(なにより大変でしたけど(汗)






「五分がゆ」にあんぐり( ̄□ ̄;) あの旦那さんの驚きの表情は一生忘れません・・・( ´艸`)













わんわん何よりココロが元気じゃないと(*^ー^)ノわんわん

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わかる=できる?

真ナースになるためのアドバイザー☆ゆかりです


以前「わかる=説明できる?」 についてお話しました。


今回は「わかる=できる?」についてお話しようと思います。


結論はズバリ わかる≠できる です!


必ずしも、わかればできるわけではありません。


できない理由のナンバー1は方法(やり方)をわかっていないから」なんですが、実はわかっていてもできないこともあります。 よね?



【吸引の実施】


繰り返し看護技術の教科書を読んで、方法を覚えました!注意点もわかっています!


さあいよいよ実施!


どうぞ!


(  ゚ ▽ ゚ ;)(固) ドウシテイイノカワカリマセン・・・


【模擬試験】


遺伝子のことは任せて!解剖生理の教科書を使って、しっかり勉強しました!完璧です!


さあいよいよ試験開始!


どうぞ!


(  ゚ ▽ ゚ ;)(固) キンチョウシテアタマガマッシロデス・・・



わかっていなければできませんが、わかっているから、できるとは言い切れません


わかっているのに、できない理由は「慣れていないから」です。


「できる」ようになるためには、何度も何度も実践を繰り返すこと。


練習した技術は実習中に実践する。勉強した内容は問題集を使って解いてみる。


何度も繰り返すと「できる」ようになります。さらに、繰り返すと「上達」します。


本番に近いシチュエーションでトレーニングできれば、なお効果的です合格


技術練習なら、ひとりで実施するのではなく、誰かに見てもらう とか


試験の練習なら、時間や問題数を決めて静かな環境で実施する とか



注意しなければいけないこと注意は「わからないのに」できてしまったとき


注意方法や根拠をよく理解していなかったけど、吸引ができた。


注意自信はなかったけど、試験問題の答えは正解だった。


わかっている」という勘違いが、後で悲しい結果を生むことになりかねません。(想像できますよね?)




何事もていねいに学んでいくことが大切です合格












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