仕事のやり方

ぼくは狂ったように仕事をしている。いや、狂ってる。一年365日テンションは均一に高くそして強い。これはジャンキーの病状なのでぼく本人は見た目より楽であるが問題は休日である。家族には申し訳ないが、ぼくはどこへ行っても何をしていても仕事のレンジを抜け出せないでいるらしい。スイッチの無い掃除機みたいな人間で、一年中情報を吸いまくり余分なものは吐き出している。 物作りという表現方法は一日中作業台にかじり付いて作業をする事ではない、それは職人の「領域」でありプロデューサーやプランナーのスタイルではなく、ましてやデザイナーともなれば刺激を受ける方向性を限定してはロクなモノは生まれない。多方面で受けた刺激を自分の仕事一点に集中する事で表現が可能になるのだ。科学的な根拠は無いがこれはぼくの体験学習から生まれたまぎれも無い事実である。
明日っていつかな・・・?

RMをスタートさせた93年(前世紀)から14年がたって21世紀に入り、世の中は大きく進化(変化)を見せた。電話はハンディーに、テレビは箱から板になり、野球はサッカーにそのポジションを譲り、ダイエーもイオンにとってかわられた。この大変化はほんの10年の出来事だった。 信じられない進化は、しかし水面下でモノ凄いスピードで方向性を30度に保ちながら進められていたのだろう。全ての業界をまき込んでのカオスがいつまで続くのだろうか?少し不安である。 国家も民族も地球でさえこの21世紀にさ沙汰される...ダライラマくらいになると宇宙を修行で理解出来るというが、ぼくも理解してみたい!いや無理だけど。 昨夜久しぶりに武田幸三君とマネージャーの松田君、そして新日本キックの軽量級チャンプ深津飛成君と食事をした。男の元気印最高の年齢を少し過ぎた30代前半の男の子達である。やりたい事で結果を出したプロスポーツ選手達、幸せであるとボクは思う。だが人生は意外に長い―――、そして短くもある―――何が言いたいのか僕は?ぼくはこう言いたかった「時代の波、乗り遅れれば必ず溺れる」と。