■カウンセラー生活日記290日目
カウンセラーになり290日目になりました‼︎
今日も元気に活動中です💦
今日から仕事始めの方も多いかと思います。
休みきった体をいきなり仕事場に持っていくと、いつも以上に疲れたり、ヘタってしまうことも・・・
そんな調子では十分な成果も出ませんし、何より体に無理をさせては😓
サボることは良くないことと思われがちですが、無理に体を動かして体を壊したり、仕事の出来に悪影響があっては元も子もありません。
以前の記事にてそんな働き者!!的イメージのあるマルチタスクが実は!!効率の悪い働き方であるというお話もしました。
■マルチタスクは効率が悪いとは↓
■長崎のどこかで見た、お祭りの展示だったと思います💦
■アトピー治療に欠かせないステロイド
アトピー性皮膚炎の治療には欠かせないステロイド外用薬ですが
副作用や「脱ステロイド」などストロイドを危険視する考えもあり本当に使用して良いものか??
そう思い悩む方も多いと思います。
ということで今回は、このステロイドがどのようなもので、どのような作用があるのかを解説していきます‼️
■ステロイドの正体とは?
アトピー性皮膚炎の治療において、一般的に処方される「ステロイド外用薬」ですが・・・
ステロイドと聞くとドーピングなどにも使用される恐ろしいもの・・・
と思いがちですが、アトピーの治療にステロイド外用薬は肌に塗るもの。
ドーピングなどで問題になっているのは、口から摂取して体全体に影響するもの。
影響を受ける体の範囲に違いがあり、肌に塗布する場合は肌を中心とした局所的な影響しかないため、ドーピングのような強く悪い影響はありません。
■ステロイドの成分
ステロイドは私たちの体で作られている、副腎皮質ホルモンと呼ばれる物質を人工的に作り出した成分です。
■副腎皮質ホルモンとは
副腎と呼ばれる臓器から作られるホルモンの一種です。
副腎皮質ホルモンには「コルチゾール」と呼ばれるホルモンが含まれています。
実はこのコルチゾールと呼ばれるホルモンについて、以前の記事でもご紹介しております。
その時はストレスやうつ病を取り上げた時の記事で、コルチゾールが多く分泌され続けると死亡率が倍になる‼️というお話をしました。
■コルチゾールとは↓
コルチゾールは別名「ストレスホルモン」とも呼ばれ、慢性的な悪いストレスや、良いストレス(刺激)がなさすぎると分泌されます。
コルチゾールが分泌されることで、悪いストレスに対して立ち向かうよう「交感神経」と呼ばれる興奮、緊張を司る神経が活性化し、血圧をあげて、集中力が増し、一時的にストレスと戦えるような体制になります。
■交感神経とは↓
またコルチゾールには、免疫力を抑制し炎症を抑える効果があり、ストレスが長引きコルチゾールが分泌され続けることで認知症リスク増加や癌細胞の増殖を促すリスクがあります。
■がん、認知症とコルチゾールの関係
ステロイドには、コルチゾール(ストレスホルモン)が含まれるため上記の効果を発揮し、アトピーの症状を抑制します。
■ステロイド外用薬の効果
-
抗炎症作用
皮膚の炎症を抑え痒みを抑制する。 -
細胞増殖抑制作用
炎症を引き起こす細胞の活性化と増殖を抑制する。 -
血管収縮作用
炎症がある部位の血管を縮め患部の赤みを抑制する。 -
免疫抑制作用
アレルギーを起こす免疫の活動を抑制する。
どれもこれもコルチゾールの効果を、アトピーの症状抑制に活かした作用になります。
つまりステロイドを塗布することは、コルチゾールを人為的に肌に分泌することと同義であるということです。
コルチゾールは元々、過剰に分泌されるづけると認知症や癌に影響を与えることを、上記の記事で解説いたしました。
ステロイドを塗布し続けることで、認知症や癌のリスクを上げるかどうかはわかっていません。
ただアトピーの症状を止める薬が、ストレスを受けた時に分泌されるホルモンと同等のものであると考えると・・・
全く関係がないとは言い切れません。