生活習慣病を良くしよう!!
■フリーター生活114日目
■肥満で死亡率40%↑
肥満によって起こる健康被害について、ガン・糖尿病・動脈硬化などの大きな症状をご紹介してきました。
しかし、それらよりももっと身近な病気も存在します。肥満によって、体脂肪が増えればその分、体の中にある臓器を圧迫することは確かです。元々、体脂肪の一つ内臓脂肪は内臓を支えるために存在する脂肪でもあるので、その役割を果たしている言われればその通りですが、多過ぎれば、その臓器そのものを押し潰してしまいます。
参考書籍より引用
特にその影響を受けるのが胃腸です。脂肪によって胃を圧迫されれば、スムーズに腸に食物を送ることができないばかりか、胃酸が逆流して喉を焼いてしまうこともあります。
いわゆる逆流性食道炎です。
腸が圧迫されれば、食物の流れは悪くなり便秘・膨満感の原因にもなりかねません。胃腸は私たちがエネルギーを取り入れるための、大事な器官です。これらが破綻すれば、多くの健康被害を芋づる式に引き起こすでしょう。
脂肪が圧迫するのは胃腸だけではありません。首元を締めることもあります。以前の記事にて「睡眠時無呼吸症候群」について、ご紹介したことがありました。
■睡眠時無呼吸症候群について詳しくはこちら!!↓
睡眠時無呼吸症候群は死亡率を40%も上げる、恐ろしい症状です。さらに日本人は気道の形ゆえ、睡眠時無呼吸を引き起こしやすい種族ということで、肥満でない方でも気をつけなければならない病気です。すでにハンデを抱えいる状態で肥満が加われば、睡眠時無呼吸になるリスクは死亡リスクとともに跳ね上がるでしょう。
最後に、体脂肪は燃焼して減らすことができます。しかし体脂肪を燃焼させるには多くの酸素を必要とします。
つまり体脂肪が多ければ多いほど酸素を必要とするということです。体脂肪に持っていかれた酸素、では他の臓器たち、細胞はどうなるか??
体全体で酸素不足の状態に陥り、脳・心臓・腸といった重要機関が機能不全を起こすリスクが上がります。つまり、増えすぎた体脂肪は存在そのものが、有害に働いているということです。
肥満は百害あって一利なし!!ということですね‼️
ー参考書籍ー