デスマーチが始まってから三日が過ぎました。

しかしまだ5本しか仕上がっていません⤵⤵⤵

私が私の脳内シミュレーションで行った予定の半分にも満たないレベルの遅さです。


 

予想外のトラブルの連続に悩まされ続けています。

特にクリーニング液では落ちないような油脂系の汚れがあるようで汚れを拭き取るというよりも『汚れを広範囲に拭き伸ばす』ような感じになってしまい何度も何度もクリーニングを繰り返すという当に文字通りの『デスマーチ』状態ですぅ⤵⤵⤵

 

 

さて、今回はキャノンの NEW FD 28mm F2.8 です。

昨日まで私自身もこんなレンズもっているなんて知りませんでした。

忘れていました

シリアルナンバーは758623です。

 

 

このレンズは野晒しではなく引き出しに中にマウントキャップとレンズフィルターに護まれながら眠っていたので程度は良さそうです。

 

 

キヤノンのレンズはレンズ単体の状態だと絞り羽根が開放にならないので検品がとてもやりにくいです。

そのためマウントリングをジャンクカメラから抜き取っておくとべんりです。

 

 

 

前玉・後玉共に埃っぽいですが…。

 

 

軽くクリーニングして…。

 

 

拭き取っただけで極上のコンディションに返り咲きました。

 

 

ボディもやたらと綺麗なのでこのレンズはコレで仕上がり完了とします。

 

このレンズは確か5年前に地元横須賀のハードオフ(HARD OFF)というリサイクルショップのジャンクレンズコーナーにこれまた『十把一絡げ』の状態でその他のレンズに混ざっていたんです。

そのコーナーには他にも標準レンズが数本混ざっていたんです。

私はそれらのレンズを見て『お前たちはここに並ぶような玉じゃないだろうに』と不憫に思い全部まとめて引き取った(買った)んです。

金額的には『ヤフオクだと送料がかかるけど、この店で買えば送料が¥0-だからいいだろう』という理由だけで買ってしまいました。

そんな気持ちで連れ帰ったもんだから『いつか使う時が来るだろう。』と思いながら引き出しの中に入れて今まで忘れていました。

 

 

 

お次はまたもやキャノンの NEW FD 50mm F1.4 です。

シリアルナンバーは 2283791 です。

 

 

こちらも引き出しの中で眠っていたので程度が良いです。

 

 

 

ボディ外観のコンディションも極上レベルです。

 

 

 

レンズは前・後面共にクリーニングすら必要の無いレベルでした。

 

このレンズは以上です。

 

 

 

 

続きまして NEW FD 50㎜F1.8 です。

シリアルナンバーは 1530930になります。

 

 

こちらもレンズの程度も

 

 

ボディ外観も極上クラスです。

 

 

 

後玉側を軽くクリーニングしました。

 

これにて完了です。

 

古いカメラやレンズを分解&修理する、自分は出来るからといってやたらと分解&修理して綺麗にしたぞ、と自慢気にドヤ顔するよりも…。

『分解も修理もする必要がないほど程度が良い極上品。この状態で現在まで生き残っていてくれて有難う』と慈しみ愛おしく思えるようなカメラやレンズの方が私には遥かに尊く思えます。

わざわざ分解や修理をしなくてよいのならやらないに越したことは無いと思います。

私の出番・出る幕なんか無いに越したことないのです。

今回の3本のレンズはそんな風に程度がとても良いレンズでした。

 

 

 

 

 

分解&清掃デスマーチ ③ です。

 

 

まだ残りが30本以上あります。

なるはやで行きましょう。

 

 

今回はNEW FD 50㎜ F1.8 にします。同じレンズを連続で作業すると混乱しちゃいますからね。

さすが数年間野ざらしにされただけってホコリが凄くて汚いですね。

シリアル番号:512601です。

 

 

でもフィルターを外せばまぁまぁのレベルですね。

 

 

後玉側にはカビちゃんがしっかり成長してますね!

もう立派な大人って感じです。

除去できても痕が残りそうなレベルです。

 

 

分解作業の手順は基本的に前回のF1.4と同じです。

まぁそうですよね。

この二本は姉妹みたいなもんですから。

 

 

キヤノンのレンズは分解してみると画像のようにグリスが溶けて?なのかスピンドル油のようになった液体が滲み出てる事がよくあるんです。

そのせいかキャノンのレンズは絞り羽根に油染みが付着している物が比較的多いです。

 

 

前玉の裏側に中大クラスのカビが生えています。

 

 

案の定後玉の特大カビたちは前玉側からアクセスが可能でした。

前回のF1.4でのミスから学んでいます。

 

 

後玉のこっち側はこのままの状態でクリーニングするだけで良さそうです。

 

 

私はレンズのクリーニング液にはこの『FUJICOLOR レンズクリーニング・リキッド』というのを47年前の中学生の時からずっと使っています。

なぜか拭きムラや拭き残しの跡が付きにくいんです。

ダメな時もありますけど。

 

 

上記のクリーニング液では上手に落ちない時、例えば油脂分が残ってそうな時はラッカーシンナーや

このIPA=イソプロピルアルコールを使います。

その後上記のクリーニング・リキッドで再び清掃します。

清掃後に青色LEDで確認をすると例の『クモリ』がそれなりにあったので今回は『カビキラー』も使ってみました。

私は『カビキラー』は好きではないのですが、使ってみたら良い結果が出ました。

というか... 『カビキラー』は意外と使えるのかも知れません。

 

 

『カビキラー』を使ってしまったのでその後再び『FUJICOLOR レンズクリーニング・リキッド』で清掃して

さらにIPA=イソプロピルアルコールで仕上げました。

その結果前玉は充分納得できるレベルにい上がったのですが…。

 

 

後玉の方はこれが精一杯でした⤵⤵⤵

レンズキャップを付けてもらえずに裸で野晒しにされていた事を考えればこれでも立派な物でしょう。

 

 

前玉は綺麗なのでココまでクリーニングすれば良いかなぁ、と思ってたのですが

これまたよぉ~く見るとなんかレンズの内側に薄い霞のようなクモが掛かっているように見えるので分解します。

赤と黄色の矢印の部分を折損しないように抉りながら分離します。

 

 

するとこの様に3つに分離できるんですが、ココの樹脂パーツが大嫌いなんです!

今にも折損しそうで。

樹脂化によるコストダウン大反対です!

 

 

前玉の内側のレンズはこの様な形状をしています。

 

 

とても不思議な事が起きました。

前玉のクリーニング&拭き取りを何度繰り返しても油が原因と思われる薄いクモリを除去できません。

青LEDではその原因が解らなかったのですが…。

 

蛍光灯の光で見てみると、左側のレンズ外周と樹脂枠の間に白い線のような見えます。

コレ実は油染みのようなんです。

レンズと樹脂枠の間に存在していた油成分がクリーニング液の水分に触れて滲み出てきてしまい拭けども拭けども結果的にこの滲み出てくる油をレンズ全体に薄く広げてしまっているようです。

 

こうなってしまっては…。

まず外周端部のクモリの除去は諦めて放置して(おそらくフィルム端部に蹴られるため影響は無い)それ以外の部分のクモリ除去に重点を置く。

今このまま組み立ててしまうとクリーニング液の水分が前玉の中に残ってしまう可能性があるので数日放置して乾燥させることにします。

 

というつもりだったのですが、数時間経過したらいい感じに仕上がったので作業を進めることにしました。

 

 

外周端部と中心部に分けてクリーニングしたらレンズの内側の部分がそれなりに上手く拭き取れたので画像はありませんが前玉を組上げて樹脂カバーで固定しました。

その後レンズボデイに挿入しました。

 

 

ちょっと見分けにくいかもしれませんが、外周端部にちょっとクモリのような物がありますが、それ以外はとても綺麗になりました。

 

これにて完了です。

 

 

 

 

各レンズのクリーニングに先駆けて今まで分解&修理の完了したカメラ達の出品やそのた中途半端になっていた作業を全て手仕舞いさせるのに今日まで時間が掛かってしまいました。

 

 

が…。

その間にもレンズの数がどんどん増えていきまして…。

当初20本だったのがとうとう33本になってしまいました。

 

これだけのレンズを一気にクリーニングをするわけですから

絞り羽根の清掃や奥のレンズまで清掃する必要がある場合は分解しますがその必要がない場合は分解をしません。

 

また本ブログの記事はレンズ一本/件の予定ですが、尺が短い時は数本のレンズをまとめて一件の記事にします。

 

さて、そでは始めましょうか。

 

 

と、すみませんがその前に一つだけ。

先日泥沼に嵌りながらも分解&修理を完了させたニューキャノネットQL17-Lなんですが、テスト撮影の結果がすこぶる良好でした。

あまりの映りの写りの素晴らしさに感動してしまいもう一台修理したくなってしまいました!

なので何気なしにヤフオクを検索していたら、なんとその夜に終了予定のニューキャノネットQL17-Lが1台格安にて出品されているじゃないですかぁ!

しかもウオッチは複数人いれど残り数時間なるも入札無し!じゃぁないですか。

不思議に思いバックボーン(背景)を調べると、これと同じ値段でこれより遥かに(外観が)程度の良いQL17-Lが出品されていたんです。ウオッチを入れていた方々はそちらに気を取られているようです。

 

 

しかし、先日泥沼にドップリ嵌った私には怖くはありません。

こちらで充分です。『我ニ治ス自信アリ』です。

おかげさまで私のみの入札で一発落札となりまして本日届きました。

ファインダーはクモっていますがこれは簡単に復元できます。

レンズ前玉はちょっとくすんでるように見えますがクリーニングできそうです。

まぁ部品取りがありますし。

 

 

電池室にはこんなものが入っていました。

水銀電池の化石です。

念のため露出計の動作確認をしてみましたが、すこぶる正確に動作しています。

キャノネットはとても優秀で頑丈なカメラなんでしょうね。

生存率がかなり高く現状のままでも普通に撮影できそうな個体が多いです。

これもキャノネット人気の理由の一つなんでしょうね。

 

 

軍艦部のこんなのは汚れの内に入りません。

 

 

ファインダー左にある赤いボタンがQL17-Lの証です。

 

 

フィルム室も(私にとっては)とても綺麗です。

あとは後玉さえ状態が良ければ…。

 

 

軽く掃除してこの程度になるなら充分合格です!

ヤッタネ!

 

これから始まるデスマーチが終わったらこのQL17-Lを復活させましょう。

 

 

 

 

 

さぁ、いよいよ本番です。

記念すべき一発目はキヤノンのFD 50mm F1.8です。

シリアル番号:650669です。

このレンズは程度が悪かったわけではないんです。

私が複数年に亘り野ざらしにしてホコリまみれにしてしまったからです。

ハッキリ言って汚いです。

醜いです

 

 

まずは銘板を外して前玉を外してみたのですがフォーカスリングの内側にゴミが溜まっているので除去します。

 

 

前玉を軽くクリーニングしたらそこそこ綺麗にはなったのですが…。

 

 

青色LEDにかざすと右端にカビが見えますがコレは内側ですね。

同じくレンズ内側にクモリがあります。

 

 

という事で前玉をバイス台に固定して手前のレンズを外します。

 

 

レンズの内側をクリーニング。

 

 

それから組み直してみると...

オオ!

とても良い感じになりましたね。

 

 

レンズボディー鏡胴側もキレイにします。

画像上の数字はクリーニングしてあります。

 

 

洗浄(クリーニング)にはこの『激落ちくんアルカリ電解水』を歯ブラシに漬けてゴシゴシします。

 

 

レンズ本体が光ってます。

 

 

玉(レンズ)がメチャ綺麗になりました。

 

 

キヤノンのレンズはカメラ本体に取り付けないと絞り羽根が動きません。

なのでジャンクカメラ本体からレンズマウントを取り外してこの様にしたものを

レンズに取り付けると…。

 

 

絞り羽根が出てくるので状態の確認ができます。

うん絞り羽根は無問題だからこれでこのレンズはO.K.

ですね!

 

と、まぁここまで時間と手間をかけてクリーニングしたけどこのレンズはいくらぐらいで売れるのでしょうか?

1,500円くらいかな?

ってことで調べてみたら極上品との表示でなんと5,000円以上で落札されている!!

ならばその8掛けくらいならうれるのかなぁ。

 

クリーニングが完了したら番号を付けてホコリが付かないようにビニール袋に入れてEXCELでデータ管理していきます。

 

以上のひたすら繰り返しとなります。

 

 

 

今回は一眼レフ用レンズです。

 

 

先日から分解&修理&テスト撮影したカメラをヤフオクにも出品していく事に決めまして、一部カメラを出品し始めたんですがなかなか出品数が思ったように増えていきません。

どうしたもんかと思いながらふと部屋の左隅の一部に目をやると各社一眼レフカメラ用標準レンズが18本と

広角レンズが2本ほどが固まって置いてありました。

これって。。。

確か一部は訳ありだったような記憶があるけど8割方はボディから取り外してしまったら置き場所が無くなってしまって一カ所に集中して野ざらしにしておいていたらいつの間にか溜まってしまったという感じ。

標準レンズはこれらの他にも引き出しの中に入れてある物やカメラに装着した状態で保管されている物もあり合計するとかなりの数があります。(正確な数量は不明)

数年前まではキャノンのFtb、ミノルタSRTシリーズ、アサヒペンタックスSPシリーズといったカメラ達がF1.4の標準レンズ付きで二束三文で売りに出ていたんです。

それも不思議な事に同じレンズ単体で売られているよりもかなり安かったりしたんですよ。

しか状態もレンズ単体の物よりもカメラ本体に装着されている方が良かったんです。

だから当時の私は『これならレンズだけを転売しても元が取れるだろう』考えて買いまくっていたんです。

そんな中で何らかの理由でボディから取り外してしてしまって野ざらしにしてしまったレンズが18本 +2本も溜まってしまったというわけです。

 

そこでヤフオクの出品数をとりま増やすためにこの18本+2本を一気に分解清掃をしてしまおうかと思いましてやれるところまでやってみることにしました。

そしてヤフオクの商品説明ページでは解説しきれない各レンズの状態、作業・清掃内容や注意・留意点の詳細を本ブログにて補完説明していくことにします。

レンズ一本につきブログの記事一件となるためショート記事になるかと思います。

また、レンズによっては分解作業や清掃の必要が全く必要ないケースも発生するかと思います。

そのような場合は他のレンズの記事に寄生させていただきます。

 

それでは次の記事から『耐久18本+2本標準レンズ清掃作業』を行っていきます。

追加

翌日キャノンの標準レンズ1本、レア広角レンズ1本、超レア広角レンズ1本の計3本が更に追加になりました。

 

 

閑話休題

 

さて、記事内容が以上だけではあまりにも短いので今回は、今まで紹介したかったのだけど紹介する事の出来なかった私が日常使用しているツール(工具)達を紹介してきたいと思います。

 

 

標準レンズの海と化している机の上に主だったツール(道具)達を広げてみる…。

カオスになりました⤵⤵⤵

 

 

まずトップバッターはカッターです。

実はコレ、入手してからまだ10日も経っていなくて未だに未使用状態です。

でもこのカッターを見つけて入手できたからこそ今回の『私のツール紹介』の記事のアイデアが浮かんだんです。

このカッターを見つけた時は『ヤッタゾ!遂に見つけたゾ!ウヒョホホホホホホホホホホ~』と心の中で叫んだほどです。

そうなんです!

今までずっとこんなカッターが欲しかったんですよ!

 

 

 

今まで使っていた普通のカッターって上の動画のように刃がカタカタと動いてしまうんですよ。

ですから力をかけてカッティング作業を行うと刃が動いて使いにくいんです。

緻密な細かいカッティング作業や特に薄い隙間に刃を差し込んで接着を剥がそうとするような作業の時などは

刃が動くと煩わしくてしょうがないんです。

 

 

ですがこの新しく購入した『GLANZ(グランツ)』カッターは違うんです。。。

使い方はまず、本体下部にあるロック板を起こします。

そしてオレンジのスライダーを前に押し出して刃を自分好みの任意の位置まで押し出します。

 

 

このときカッター本体の上顎と下顎はフリ-となり隙間ができていて刃が自由に出入りできるようになっています。

 

 

ロック板を元の位置に戻します。

 

 

するとボディの上顎と下顎が刃をしっかりと咥え込んで微動だに出来ないようにしてしまいます。

ここまで説明すれば今まで普通のカッターで作業をしてきた方ならこのカッターの素晴らしさを理解していただけると思います。

今後様々な作業のシチュエーションでこのカッターは私を援助してくれるでしょう。

もう一点

このカッターには特筆する点があります。

それは重量が60gとこのサイズのカッターにしては重い事です。(本体が金属製のため)

本来重量は軽いに越したことはないので大体は軽量化の努力をするのですが、

このカッターは逆にこの重さのおかげで持った時のバランスが良く感じます。

また金属製のボディから感じられる剛性の強さも安定感をもたらせてくれます。

 

 

次は毛抜きです。

特に左は2個で100円という破格が故のジャンククオリティと判定されました。

 

 

右側のちょっと高級な先端部のみ手仕上げの直線的な毛抜きと違い先端が丸くなっています。

 

 

毛抜きなら最先端迄ピタッ!と合致していて更に爪切りのように先端部だけが嚙み合わせっていなければならないのに

全体的に面でベタッと合わさってる。

コリャァだめだわぁ、使い物にならん出来損ないだわぁ⤵⤵⤵

と匙を投げていたのですが…。

 

 

ひょんなことからハンダ付けの際に細めの電線の保持用&固定用具に使ってみたら…。

マ!マーベラスゥ!(marvelous = 素晴らしい)じゃないですかぁ!

実に使い易いじゃないですかぁ!

良くも悪くも双方のアームの肉厚が厚いためバネ力が強い(=剛性がある)ので電線等を保持しやすく

全長88mmという実に中途半端な短さが細かい小さなハンダ作業に最適だったのでしょう。

これぞまさに『棚から牡丹餅!』

適材適所のi意外な発掘例となりました。

 

 

続きましてはピンセットです。

ピンセットは数あるツールの中でも一二を争う使用頻度の高いツールではないでしょうか。

ピンセットと云えば私は昔から『KFI 幸和ピンセット』 一筋一択ですね。それ以外はあり得ません!

昔は幸和医科器とかいう社名だったと記憶してるんですいつの間にか社名変更したのですね。

KFIピンセットの中でも私は特に『K-31』の番号を持つ画像のピンセットが大好きで愛用しました。

プラモデルからバイクや自動車の整備をする時まで二十歳過ぎの頃から現在までずっと使い続けています。(画像は二代目です)

KFIのピンセットの値段は決して安くは無いのですがだからといって決して高過ぎるわけでもありません。

安い他社製のピンセットを試してみても結局は品質や使い心地の悪さからKFIに帰結してしまうのです。

多少割高でもクオリティを考えると結局はKFIがコストパフォーマンスに優れていることを悟らされてKFIに戻ることになるのです。

KFI以外では電子機器部品工具メーカーの『HOZAN(ホーザン)』のピンセットを私は数本持っています。

静電気防止用の精密樹脂製ピンセットが私にはレンズ清掃用に適していました。

 

 

5~6年前からカメラを分解&組立をするようになってからはK-31ピンセットではこなせない作業が出てきました。

そして他の方が作業しているYouTube動画を見て皆さんが使っている画像の様な形状の曲がったピンセットがどうしても欲しくなりました。

しかし、KFI一筋一択の私にとってはKFIしかあり得ない。ですからネットで探しまくってようやくKFIではK-7という番号のピンセットで存在する事を確認し入手する事ができました。

現在は予備をもう一本在庫しています。

わが青春のK-31も予備を在庫しています。

 

現在ピンセットを使って作業を行う時はほぼ100%このK-7ピンセットを使っています。

それほどL-7は万能です

 

 

そして最近プレイステーション5とかのゲーム機器達のジャンク品を治す人達のYouTubeの動画観ていたら、彼ら皆が使っている画像の様な形状のピンセットがとても便利そうで急に欲しくなってしまいました!

早速KFIで同じピンセットがないかと探したら、KFIの病院用ピンセットのカタログの中にあったK-13というピンセットを発見!

 

 

ピンセットが届いたので手に持って挟んでみると何とも言えない微妙な反発力と持ち心地がたまりませんでした。

こちらもこれからの私の作業の大いなる助けになるでしょう。

 

 

そしてドライバーです。

ピンセット同様いやそれ以上の使用頻度というかドライバーが無かったら何も作業できませんね。

私はドイツの『Wera(ベラ)』というメーカーのドライバーを使っています。

が、ピンセットの様な理由やこだわりはありません。

多分ネットでアマゾンで発注し易かったからこれにしたんだと思います。

画像はプラスドライバーなのですがプラスネジは98%がこの一番小さい000という番手しか使いません。

 

 

クセがあるのがマイナスドライバーの方です。

クセと云うよりもとにかく締め付けるのが難しい!

マイナスネジは殆どが非鉄金属でできているため磁力でドライバーにくっつけることが出来ません。

おかげでネジを取付けるのがさらに困難になります。

プラスと違ってマイナスネジは色んな形状というか規格があるようで

現在販売されている規格のドライバーをそのまま使うと頭のマイナス溝をなめてしまいネジを再使用できなくしてしまう場合があります。

どうもマイナスの溝が薄くて幅が広い傾向があるみたいなのでヤスリを使ってマイナスの形状を修正する必要がある場合があります。

また、私が使っているドライバーのような軸部が長いタイプはまりおススメ出来ません。

軸が短いタイプの方が絶対使い易いです。

またドライバーの柄の部分はある程度太い方が良いです。

古いカメラはネジが劣化や腐食で固着している事がそれなりにあるので力(=トルク)を掛けられないとネジが緩まない場合があります。

 

 

ハサミです。一般的な紙切りハサミではありません。

上の大き目で刃先が長いハサミはステンレス製で手術とかで使うの医科治療の安くて品質の悪いタイプです。

下は歯科医療用の金冠鋏です。こちらは40年近く前に入手した東京下町製ハンドメイドの高級品です。

細かい場所や物を切ったりするのに使います。とても強いので薄い銅板とか針金も切れます(でも切らないけど)

 

 

上は超小型プライヤー(ヤットコ)です。意外なことにかなり使い勝手がよく出動機会が多いです。

主に曲げ加工や逆に曲がりや反りの修正に使います。

下の白いのは超小型ニッパーです。カメラに使う電線はかなり細いので通常のニッパーだと大きすぎて使いずらいです。

コレはとても小さいので便利なのですが、歯が弱いのでコジるような強引な取り扱いはできません。

 

 

 

ワイヤーストリッパーです。

電子式機部品用の細い電線専用のワイヤーストリッパーです。

『HOZAN (ホーザン)』製です。

 

 

青色LEDランプです。

蛍光灯等の通常の光では見ることのできない、認識する事の出来ないレンズの汚れとかキズ、クモリを確認するために使います。

でも本心は…。

見えないもんならそのままな見ないで放置しておきたいです⤵⤵⤵

ところでこれって紫外線=UVランプと同じなのでしょうか?

 

 

カラス口(鳥口)です。

ボディ等の角部のタッチアップや銘板の文字等の墨入れに使います。

これを使う時は塗料の乾燥を遅らせるためのリターダーというのを塗料に添加しておいて刷毛痕の様なザラザラの表面にならないようにしておきます。

 

 

ここからは縁の下の力持ちとでもいうか補助役に徹する工具です。

上の黒とオレンジ色の物体はミニバイスです。

レンズの前玉や後玉のリングネジが異常に硬く固着してカニ目スパナで緩めることが出来ないようなときにこのバイスにしっかり固定して怪力を加えてネジを緩めて分解します。

下のバイスプライヤーも無理やり怪力で咥え込んで固定する場合に使います。ただしこちらを使う場合は一部の部品が破壊されてしまい再使用が出来なくなる可能性が高くなります。

本来は自動車整備や板金溶接用の工具のためもっと大型なのですが、カメラに使うため再極小のバイスプライヤーをチョイスしました。しかし挟み咥え込む先端部にガタがあると使い物にならないので精度の高い国産品をチョイスしました。(製造元:KTC)

 

 

ミニ万力です。

ハンダ付け時の作業台とか

ヤスリがけとか

用途は臨機応変に色々と使いようがあります。

 

 

イモ槌(ミニハンマー)はちょっとした衝撃やショックを与える必要がある時とかに使用します。

ミニノギスは取り回しが容易なので会うと便利。

注射器は絶対ガラス製が良いです。有機溶剤に使っていたらゴムなんか溶けちゃいますよ。

一番下の板の様な棒は『目立てヤスリ』というちょっと変わったヤスリです。

本来は鋸(ノコギリ)の刃を付けるためのヤスリです。

マイナスドライバーの形状や厚みを変更する時に使います。

 

 

最後に接着剤です。

G103です。

昔靴磨きのおじさんが革靴のかかとや底を直すのに使っていたゴム系の接着剤です。

カメラでは革を貼る時に使います。

有機溶剤で薄めて使います。

 

 

ボンドGクリヤーです。

こちらもラッカーシンナーで少し薄めて使っています。

ネジの緩み止め、又は将来再修理のために再び分解する可能性がある場所に使う接着力のあまり強くないモノ。

ラッカーシンナーで容易に剥がせる・

下の赤いのは有名なネジ止め剤ロックタイト。

中間の強度のタイプ。間違っても最強のタイプは使っちゃダメ!下手したら二度と分解できなくなっちゃう。

 

 

エポキシ接着剤

下の汚らしいやつは5分間硬化型

上のケースに入っている方は90分硬化型

これらは使用用途によって使い分けています。

何も考えずにただ接着するだけなら5分間硬化型を使用。

レンジファインダーの二重画像用のミラーを接着する時などは接着後に微調整の必要があるのですぐには硬まりにくい90分硬化型を使用します。

 

 

超強力エポキシ接着剤J-Bウェルド

アルミの粉(金属粉)が混入しているとかでなめてしまったネジ山も復活させられるとか。(でも強度は弱い)

充分な強度を必要とする場所や状況で使用。

※ ただし、一度接着してしまうともう二度と分解できなくなってしまう可能性があるので注意。

 

 

そして最後です。

潤滑剤 CRC 3-36 です。

えっ?

CRC 5-56じゃないのかって?
5-56って臭いじゃないですか(無香性という臭くないのもあります)

それに5-56って錆取り能力が云われている程強くない気が私はするんです。

3-36の方が電池室や電極に発生した緑青をサクサクと除去してくれます。

5-56も3-36もどちらも潤滑剤と表示されているので基本的には同じだろうと思いますが、使ってみると私の場合は3-36の方が遥かに使い易いです。

 

 

以上です。

ツール(工具)はその人それぞれに合った工具、自身で創意工夫して流用や応用したり、独自に開発したりと頭を使って自分に適した自分だけのツールを編み出していくものだと思います。

ですから誰かさんと全く同じである必要ないと思います。

情報またはアイデア等として利用できるところは利用吸収して自身独自のツールを創り上げていくべきだと思います。

ただしまたもや書いてしまいますが、

『初心者ビギナーほど高品質高性能な工具を使う事。高品質高性能な工具は自身の能力の低さや技倆の不足を補う』

これだけは忘れないで欲しいと思います。

でも…。

出来損ないと決めつけて匙を投げた毛抜きが実はとんでもない能力を秘めていたりするのだから工具とうのは奥が深いです。

 

 

 

 

キヤノンのニューキャノネットQL17-Lです。

 

 

本日迄自分の勘違いミスもあって分解&組立作業において失敗のスパイラルという泥沼に嵌り込んでしまいとてつもない時間を消費してしまいました。

でも途中からこの泥沼から見事に脱却に成功して順調に組み上げる事ができました。

そしてテスト撮影まで無事完了してあとは現像の仕上がり待ちだけと思っていたのですが…。

悪夢の泥沼は見えない所から忍び寄って来てどこまでも私を追い込んでいたのです⤵⤵⤵…。

 

 

出品のための動画を撮影しようと動作確認していると何かカメラの動きがおかしいのです.....

なんとっ、マニュアルの状態でもシャッターロックが掛かってしまうのです。

つまりシャッターが切れないという事です!

?????

どういう意味? こんなの初めてのトラブルです!

本来シャッターロックは A (AUTO)の時に露出がオーバーかアンダーの時にだけ掛かるシステムです。

ということは原因はA (AUTO)時の露出計関連ということが推測されます。

結果は…。

実は露出計の針が不適切な形状に変形していたため、受光して針が一度オーバーの領域まで目一杯振り切れてしまうと針が本体に引っ掛かってしまって画像のようにオーバーの位置でフィックス(固定)されてしまうのですう。

ですから最初にA の位置にセットしてその後マニュアルの位置にセットしても露出計の針はA の状態のオーバーの位置のままで固定されているため、マニュアル時でもシャッターロックが掛かってしまう。という状態になっていたのでした。

現在フィルムの現像仕上がり待ちなのですが。。。

どうやらテスト撮影は失敗している可能性がります。

 

 

露出計の針の状態を微調整したのでこれで完全復活か!

確認のためフィルム巻上げレバーを動かしてシャッターをチャージしてからシャッターボタンを押します。

今度はシャッターロックが掛からずに切れてくれました!

が。。。

次の撮影のためのフィルムの巻上げが出来ません!

レバーが途中で固まってしまいます。何かに阻害されているような感じがします。

巻上げレバーが何かに引っ掛かって動かなくなってしまったもか???

という事はフィルム巻上げ関連に原因がありそうなので底蓋を外して各部の動作のチェックをしました。

すると各部の何処かのガタが原因なのかまでは判らなかったのですがシャッターをチャージするストロークが僅かに短くなってしまっており、不完全な動作となっていました。

そこで画像ほぼ中心にある変わった形をしたスプリングとそれに挟み込まれてるアームを部品取り機から移植しました。

これによってようやく復調しました。

やれやれ。。。

全くもって不思議な事なのですが,,,,,

ひょんなことから実に些細な他愛ない事でつまずいてしまうとその後どこまでも予期せぬ(過去に経験した事ない様な)トラブルに見舞われることがたまにあるんですよ。

 

あとは現像の仕上がり待ちとなりますね。

 

 

閑話休題

亀緒です

 

ついにフィルムの現像データが送られえきました!

どうやら幸運な事にテスト撮影時には問題なく順調に動作していたようです。

テスト撮影後に何故だか上記の症状を発症したようです。

 

テスト撮影の画像をアップする前に今回の問題点というか気になる点を説明しておきます。

キャノネットQL17-Lの露出計の指標値とセコニックの露出計の指標値がほぼF1.0違っています。

キャノネットの露出計の方がセコニックに較べ-F1.0となっています。

つまりキャノネットの指標値の方がセコニックよりも暗めに写ってしまうということになります。

ただしこの答えはあくまで両者を比較した場合の答えであって実際に撮影した結果がその通りになるとは限りませんので今回は気になるまたは比較してみたい撮影シーンの時はそれぞれの露出計の指標値で撮影しています。

つまり同じ画が2枚ある事になります。

そして最初の画がキャノネットの露出、2枚目の画がセコニックの露出となっています。

使用したフィルムはKodakのUltraMax ASA400

電池はタイプ625アルカリ電池 電圧は1.551Vでした。

今回もとても参考になる興味深いデータが取れました。

 

 

いつもの窓からの最初の一枚なんですが、明らかに三角にとんがった屋根瓦の写り映りが今までとは違ってとてもシャープに感じます。

苦労して無限遠のピントを再調整したからという思い込みからのプラシーボ効果ではないとは思いたいのですが…。

こちらの絞りはF16でした。

 

 

こちらの絞りはF11と一段明るくなっています。

以後全てこちらの絞りが要段明るくなります。

この画では殆ど違いが出ませんでした。

 

 

暗めの場所ではこちらキャノネットの露出計の方はあまり良くないですね。

ピントもボケてる感じがするのですが、ピントは一度しか合わせていないので双方とも同じになるんハズなんですが…。

 

 

明らかにこちらの写りの方が良いですね。

つまり光が足りない、弱い場所ではキャノネットの露出計の指標値より一段階明るくして撮影すると良いという事になります。

 

 

う~ん、

やっぱりイイ感じがします。

オリンパスの様なシャープさを私は感じますが。

 

 

ピントを約3m、一番手前の木から7番目の左にひねっと曲がった木に合わせています。

F11だったと思います。

 

 

こちらは一段下のF8ですから若干被写界深度が浅くなっているかと思います。

 

 

この場所もやはり日陰なので光が足りない場所と言えるでしょうか。

目で視た感じより色が白く冷たい感じがしてしまいます。

 

 

こちらの方が実際に目で視た色に近く温かみがあります。

やはり光が足りない場所ではキャノネット露出計ーF1.0にするのが良さそうです。

 

 

これは差が出ないだろうと思いキャノネットの指標値で撮影。

 

 

こちらは若干逆光気味だったからセコニックの指標値で撮影したと思います。

 

 

これは殆どさが無いようですが、よ~く見るとキャノネットの方に暖かみが出ていますね。

 

 

 

 

細かい文字がどんなふうに写るかなぁと思って撮影してみました。

とても良い感じですね。

 

 

これも微妙なんですけど…。

キャノネットの方がやはりピントが合っていますねぇ。

被写界深度の差でしょうか?

本当にそんなもんなんですかねぇ。

 

 

 

 

これはかなり、否奥までとてもシャープに写っていますね。

 

 

これも光の足りない日陰での撮影なんですけど。

これぇ…。

今までと違ってキャノネットの写りの方が明らかに良いですね。

こりゃぁ参考になります。

 

 

 

 

これもやはり微妙だけどキャノネットの映りに軍配が上がりますねぇ。

無限遠のピントの再調整の効果が出ているんじゃないかと思うのですが…。

プラシーボ疑惑を拭えないので自画自賛はできません。

 

 

 

 

これはもうガッツリと逆光だったのでキャノネットとかセコニックとかはもう関係なく

絞りをF2.0~F3.0位下げて撮影しました。

 

 

これ…。

ピントが丁度無限遠になったんですよ。

針葉樹の葉っぱを充分に感じることができるレベルではありますね。

 

最後まで記事を書き終えてからキャノネトQL19 GIIIのテスト撮影結果と比較してみました。

QL17の方が良く見える画もあるし…。

QL19の方が良く見える画もある。。。

 

う~ん、ハッキリ言って五十歩百歩ですね。

この状況でQL17の肩を持ってしまったら明らかにプラシーボになってしまいます。

やはり無限遠のピントの再調整をした際に目一杯追い詰めてからテスト撮影してみたかったです。

 

露出計に関してはキャノネットのオリジナルの露出計を頼って撮影すればほぼ問題無いという結論に達しました。

光の弱い場所等では絞りを一段落とすとより良い結果になりそうだという事でした。

 

まぁ無限遠のピントの再調整の効果の是非を抜きにしても

キャノネットQL-17は優等生ですから素晴らしい映りを我々に提供してくれます。

なてったってMade In Canon ですから。