各レンズのクリーニングに先駆けて今まで分解&修理の完了したカメラ達の出品やそのた中途半端になっていた作業を全て手仕舞いさせるのに今日まで時間が掛かってしまいました。

 

 

が…。

その間にもレンズの数がどんどん増えていきまして…。

当初20本だったのがとうとう33本になってしまいました。

 

これだけのレンズを一気にクリーニングをするわけですから

絞り羽根の清掃や奥のレンズまで清掃する必要がある場合は分解しますがその必要がない場合は分解をしません。

 

また本ブログの記事はレンズ一本/件の予定ですが、尺が短い時は数本のレンズをまとめて一件の記事にします。

 

さて、そでは始めましょうか。

 

 

と、すみませんがその前に一つだけ。

先日泥沼に嵌りながらも分解&修理を完了させたニューキャノネットQL17-Lなんですが、テスト撮影の結果がすこぶる良好でした。

あまりの映りの写りの素晴らしさに感動してしまいもう一台修理したくなってしまいました!

なので何気なしにヤフオクを検索していたら、なんとその夜に終了予定のニューキャノネットQL17-Lが1台格安にて出品されているじゃないですかぁ!

しかもウオッチは複数人いれど残り数時間なるも入札無し!じゃぁないですか。

不思議に思いバックボーン(背景)を調べると、これと同じ値段でこれより遥かに(外観が)程度の良いQL17-Lが出品されていたんです。ウオッチを入れていた方々はそちらに気を取られているようです。

 

 

しかし、先日泥沼にドップリ嵌った私には怖くはありません。

こちらで充分です。『我ニ治ス自信アリ』です。

おかげさまで私のみの入札で一発落札となりまして本日届きました。

ファインダーはクモっていますがこれは簡単に復元できます。

レンズ前玉はちょっとくすんでるように見えますがクリーニングできそうです。

まぁ部品取りがありますし。

 

 

電池室にはこんなものが入っていました。

水銀電池の化石です。

念のため露出計の動作確認をしてみましたが、すこぶる正確に動作しています。

キャノネットはとても優秀で頑丈なカメラなんでしょうね。

生存率がかなり高く現状のままでも普通に撮影できそうな個体が多いです。

これもキャノネット人気の理由の一つなんでしょうね。

 

 

軍艦部のこんなのは汚れの内に入りません。

 

 

ファインダー左にある赤いボタンがQL17-Lの証です。

 

 

フィルム室も(私にとっては)とても綺麗です。

あとは後玉さえ状態が良ければ…。

 

 

軽く掃除してこの程度になるなら充分合格です!

ヤッタネ!

 

これから始まるデスマーチが終わったらこのQL17-Lを復活させましょう。

 

 

 

 

 

さぁ、いよいよ本番です。

記念すべき一発目はキヤノンのFD 50mm F1.8です。

シリアル番号:650669です。

このレンズは程度が悪かったわけではないんです。

私が複数年に亘り野ざらしにしてホコリまみれにしてしまったからです。

ハッキリ言って汚いです。

醜いです

 

 

まずは銘板を外して前玉を外してみたのですがフォーカスリングの内側にゴミが溜まっているので除去します。

 

 

前玉を軽くクリーニングしたらそこそこ綺麗にはなったのですが…。

 

 

青色LEDにかざすと右端にカビが見えますがコレは内側ですね。

同じくレンズ内側にクモリがあります。

 

 

という事で前玉をバイス台に固定して手前のレンズを外します。

 

 

レンズの内側をクリーニング。

 

 

それから組み直してみると...

オオ!

とても良い感じになりましたね。

 

 

レンズボディー鏡胴側もキレイにします。

画像上の数字はクリーニングしてあります。

 

 

洗浄(クリーニング)にはこの『激落ちくんアルカリ電解水』を歯ブラシに漬けてゴシゴシします。

 

 

レンズ本体が光ってます。

 

 

玉(レンズ)がメチャ綺麗になりました。

 

 

キヤノンのレンズはカメラ本体に取り付けないと絞り羽根が動きません。

なのでジャンクカメラ本体からレンズマウントを取り外してこの様にしたものを

レンズに取り付けると…。

 

 

絞り羽根が出てくるので状態の確認ができます。

うん絞り羽根は無問題だからこれでこのレンズはO.K.

ですね!

 

と、まぁここまで時間と手間をかけてクリーニングしたけどこのレンズはいくらぐらいで売れるのでしょうか?

1,500円くらいかな?

ってことで調べてみたら極上品との表示でなんと5,000円以上で落札されている!!

ならばその8掛けくらいならうれるのかなぁ。

 

クリーニングが完了したら番号を付けてホコリが付かないようにビニール袋に入れてEXCELでデータ管理していきます。

 

以上のひたすら繰り返しとなります。