今回は一眼レフ用レンズです。

 

 

先日から分解&修理&テスト撮影したカメラをヤフオクにも出品していく事に決めまして、一部カメラを出品し始めたんですがなかなか出品数が思ったように増えていきません。

どうしたもんかと思いながらふと部屋の左隅の一部に目をやると各社一眼レフカメラ用標準レンズが18本と

広角レンズが2本ほどが固まって置いてありました。

これって。。。

確か一部は訳ありだったような記憶があるけど8割方はボディから取り外してしまったら置き場所が無くなってしまって一カ所に集中して野ざらしにしておいていたらいつの間にか溜まってしまったという感じ。

標準レンズはこれらの他にも引き出しの中に入れてある物やカメラに装着した状態で保管されている物もあり合計するとかなりの数があります。(正確な数量は不明)

数年前まではキャノンのFtb、ミノルタSRTシリーズ、アサヒペンタックスSPシリーズといったカメラ達がF1.4の標準レンズ付きで二束三文で売りに出ていたんです。

それも不思議な事に同じレンズ単体で売られているよりもかなり安かったりしたんですよ。

しか状態もレンズ単体の物よりもカメラ本体に装着されている方が良かったんです。

だから当時の私は『これならレンズだけを転売しても元が取れるだろう』考えて買いまくっていたんです。

そんな中で何らかの理由でボディから取り外してしてしまって野ざらしにしてしまったレンズが18本 +2本も溜まってしまったというわけです。

 

そこでヤフオクの出品数をとりま増やすためにこの18本+2本を一気に分解清掃をしてしまおうかと思いましてやれるところまでやってみることにしました。

そしてヤフオクの商品説明ページでは解説しきれない各レンズの状態、作業・清掃内容や注意・留意点の詳細を本ブログにて補完説明していくことにします。

レンズ一本につきブログの記事一件となるためショート記事になるかと思います。

また、レンズによっては分解作業や清掃の必要が全く必要ないケースも発生するかと思います。

そのような場合は他のレンズの記事に寄生させていただきます。

 

それでは次の記事から『耐久18本+2本標準レンズ清掃作業』を行っていきます。

追加

翌日キャノンの標準レンズ1本、レア広角レンズ1本、超レア広角レンズ1本の計3本が更に追加になりました。

 

 

閑話休題

 

さて、記事内容が以上だけではあまりにも短いので今回は、今まで紹介したかったのだけど紹介する事の出来なかった私が日常使用しているツール(工具)達を紹介してきたいと思います。

 

 

標準レンズの海と化している机の上に主だったツール(道具)達を広げてみる…。

カオスになりました⤵⤵⤵

 

 

まずトップバッターはカッターです。

実はコレ、入手してからまだ10日も経っていなくて未だに未使用状態です。

でもこのカッターを見つけて入手できたからこそ今回の『私のツール紹介』の記事のアイデアが浮かんだんです。

このカッターを見つけた時は『ヤッタゾ!遂に見つけたゾ!ウヒョホホホホホホホホホホ~』と心の中で叫んだほどです。

そうなんです!

今までずっとこんなカッターが欲しかったんですよ!

 

 

 

今まで使っていた普通のカッターって上の動画のように刃がカタカタと動いてしまうんですよ。

ですから力をかけてカッティング作業を行うと刃が動いて使いにくいんです。

緻密な細かいカッティング作業や特に薄い隙間に刃を差し込んで接着を剥がそうとするような作業の時などは

刃が動くと煩わしくてしょうがないんです。

 

 

ですがこの新しく購入した『GLANZ(グランツ)』カッターは違うんです。。。

使い方はまず、本体下部にあるロック板を起こします。

そしてオレンジのスライダーを前に押し出して刃を自分好みの任意の位置まで押し出します。

 

 

このときカッター本体の上顎と下顎はフリ-となり隙間ができていて刃が自由に出入りできるようになっています。

 

 

ロック板を元の位置に戻します。

 

 

するとボディの上顎と下顎が刃をしっかりと咥え込んで微動だに出来ないようにしてしまいます。

ここまで説明すれば今まで普通のカッターで作業をしてきた方ならこのカッターの素晴らしさを理解していただけると思います。

今後様々な作業のシチュエーションでこのカッターは私を援助してくれるでしょう。

もう一点

このカッターには特筆する点があります。

それは重量が60gとこのサイズのカッターにしては重い事です。(本体が金属製のため)

本来重量は軽いに越したことはないので大体は軽量化の努力をするのですが、

このカッターは逆にこの重さのおかげで持った時のバランスが良く感じます。

また金属製のボディから感じられる剛性の強さも安定感をもたらせてくれます。

 

 

次は毛抜きです。

特に左は2個で100円という破格が故のジャンククオリティと判定されました。

 

 

右側のちょっと高級な先端部のみ手仕上げの直線的な毛抜きと違い先端が丸くなっています。

 

 

毛抜きなら最先端迄ピタッ!と合致していて更に爪切りのように先端部だけが嚙み合わせっていなければならないのに

全体的に面でベタッと合わさってる。

コリャァだめだわぁ、使い物にならん出来損ないだわぁ⤵⤵⤵

と匙を投げていたのですが…。

 

 

ひょんなことからハンダ付けの際に細めの電線の保持用&固定用具に使ってみたら…。

マ!マーベラスゥ!(marvelous = 素晴らしい)じゃないですかぁ!

実に使い易いじゃないですかぁ!

良くも悪くも双方のアームの肉厚が厚いためバネ力が強い(=剛性がある)ので電線等を保持しやすく

全長88mmという実に中途半端な短さが細かい小さなハンダ作業に最適だったのでしょう。

これぞまさに『棚から牡丹餅!』

適材適所のi意外な発掘例となりました。

 

 

続きましてはピンセットです。

ピンセットは数あるツールの中でも一二を争う使用頻度の高いツールではないでしょうか。

ピンセットと云えば私は昔から『KFI 幸和ピンセット』 一筋一択ですね。それ以外はあり得ません!

昔は幸和医科器とかいう社名だったと記憶してるんですいつの間にか社名変更したのですね。

KFIピンセットの中でも私は特に『K-31』の番号を持つ画像のピンセットが大好きで愛用しました。

プラモデルからバイクや自動車の整備をする時まで二十歳過ぎの頃から現在までずっと使い続けています。(画像は二代目です)

KFIのピンセットの値段は決して安くは無いのですがだからといって決して高過ぎるわけでもありません。

安い他社製のピンセットを試してみても結局は品質や使い心地の悪さからKFIに帰結してしまうのです。

多少割高でもクオリティを考えると結局はKFIがコストパフォーマンスに優れていることを悟らされてKFIに戻ることになるのです。

KFI以外では電子機器部品工具メーカーの『HOZAN(ホーザン)』のピンセットを私は数本持っています。

静電気防止用の精密樹脂製ピンセットが私にはレンズ清掃用に適していました。

 

 

5~6年前からカメラを分解&組立をするようになってからはK-31ピンセットではこなせない作業が出てきました。

そして他の方が作業しているYouTube動画を見て皆さんが使っている画像の様な形状の曲がったピンセットがどうしても欲しくなりました。

しかし、KFI一筋一択の私にとってはKFIしかあり得ない。ですからネットで探しまくってようやくKFIではK-7という番号のピンセットで存在する事を確認し入手する事ができました。

現在は予備をもう一本在庫しています。

わが青春のK-31も予備を在庫しています。

 

現在ピンセットを使って作業を行う時はほぼ100%このK-7ピンセットを使っています。

それほどL-7は万能です

 

 

そして最近プレイステーション5とかのゲーム機器達のジャンク品を治す人達のYouTubeの動画観ていたら、彼ら皆が使っている画像の様な形状のピンセットがとても便利そうで急に欲しくなってしまいました!

早速KFIで同じピンセットがないかと探したら、KFIの病院用ピンセットのカタログの中にあったK-13というピンセットを発見!

 

 

ピンセットが届いたので手に持って挟んでみると何とも言えない微妙な反発力と持ち心地がたまりませんでした。

こちらもこれからの私の作業の大いなる助けになるでしょう。

 

 

そしてドライバーです。

ピンセット同様いやそれ以上の使用頻度というかドライバーが無かったら何も作業できませんね。

私はドイツの『Wera(ベラ)』というメーカーのドライバーを使っています。

が、ピンセットの様な理由やこだわりはありません。

多分ネットでアマゾンで発注し易かったからこれにしたんだと思います。

画像はプラスドライバーなのですがプラスネジは98%がこの一番小さい000という番手しか使いません。

 

 

クセがあるのがマイナスドライバーの方です。

クセと云うよりもとにかく締め付けるのが難しい!

マイナスネジは殆どが非鉄金属でできているため磁力でドライバーにくっつけることが出来ません。

おかげでネジを取付けるのがさらに困難になります。

プラスと違ってマイナスネジは色んな形状というか規格があるようで

現在販売されている規格のドライバーをそのまま使うと頭のマイナス溝をなめてしまいネジを再使用できなくしてしまう場合があります。

どうもマイナスの溝が薄くて幅が広い傾向があるみたいなのでヤスリを使ってマイナスの形状を修正する必要がある場合があります。

また、私が使っているドライバーのような軸部が長いタイプはまりおススメ出来ません。

軸が短いタイプの方が絶対使い易いです。

またドライバーの柄の部分はある程度太い方が良いです。

古いカメラはネジが劣化や腐食で固着している事がそれなりにあるので力(=トルク)を掛けられないとネジが緩まない場合があります。

 

 

ハサミです。一般的な紙切りハサミではありません。

上の大き目で刃先が長いハサミはステンレス製で手術とかで使うの医科治療の安くて品質の悪いタイプです。

下は歯科医療用の金冠鋏です。こちらは40年近く前に入手した東京下町製ハンドメイドの高級品です。

細かい場所や物を切ったりするのに使います。とても強いので薄い銅板とか針金も切れます(でも切らないけど)

 

 

上は超小型プライヤー(ヤットコ)です。意外なことにかなり使い勝手がよく出動機会が多いです。

主に曲げ加工や逆に曲がりや反りの修正に使います。

下の白いのは超小型ニッパーです。カメラに使う電線はかなり細いので通常のニッパーだと大きすぎて使いずらいです。

コレはとても小さいので便利なのですが、歯が弱いのでコジるような強引な取り扱いはできません。

 

 

 

ワイヤーストリッパーです。

電子式機部品用の細い電線専用のワイヤーストリッパーです。

『HOZAN (ホーザン)』製です。

 

 

青色LEDランプです。

蛍光灯等の通常の光では見ることのできない、認識する事の出来ないレンズの汚れとかキズ、クモリを確認するために使います。

でも本心は…。

見えないもんならそのままな見ないで放置しておきたいです⤵⤵⤵

ところでこれって紫外線=UVランプと同じなのでしょうか?

 

 

カラス口(鳥口)です。

ボディ等の角部のタッチアップや銘板の文字等の墨入れに使います。

これを使う時は塗料の乾燥を遅らせるためのリターダーというのを塗料に添加しておいて刷毛痕の様なザラザラの表面にならないようにしておきます。

 

 

ここからは縁の下の力持ちとでもいうか補助役に徹する工具です。

上の黒とオレンジ色の物体はミニバイスです。

レンズの前玉や後玉のリングネジが異常に硬く固着してカニ目スパナで緩めることが出来ないようなときにこのバイスにしっかり固定して怪力を加えてネジを緩めて分解します。

下のバイスプライヤーも無理やり怪力で咥え込んで固定する場合に使います。ただしこちらを使う場合は一部の部品が破壊されてしまい再使用が出来なくなる可能性が高くなります。

本来は自動車整備や板金溶接用の工具のためもっと大型なのですが、カメラに使うため再極小のバイスプライヤーをチョイスしました。しかし挟み咥え込む先端部にガタがあると使い物にならないので精度の高い国産品をチョイスしました。(製造元:KTC)

 

 

ミニ万力です。

ハンダ付け時の作業台とか

ヤスリがけとか

用途は臨機応変に色々と使いようがあります。

 

 

イモ槌(ミニハンマー)はちょっとした衝撃やショックを与える必要がある時とかに使用します。

ミニノギスは取り回しが容易なので会うと便利。

注射器は絶対ガラス製が良いです。有機溶剤に使っていたらゴムなんか溶けちゃいますよ。

一番下の板の様な棒は『目立てヤスリ』というちょっと変わったヤスリです。

本来は鋸(ノコギリ)の刃を付けるためのヤスリです。

マイナスドライバーの形状や厚みを変更する時に使います。

 

 

最後に接着剤です。

G103です。

昔靴磨きのおじさんが革靴のかかとや底を直すのに使っていたゴム系の接着剤です。

カメラでは革を貼る時に使います。

有機溶剤で薄めて使います。

 

 

ボンドGクリヤーです。

こちらもラッカーシンナーで少し薄めて使っています。

ネジの緩み止め、又は将来再修理のために再び分解する可能性がある場所に使う接着力のあまり強くないモノ。

ラッカーシンナーで容易に剥がせる・

下の赤いのは有名なネジ止め剤ロックタイト。

中間の強度のタイプ。間違っても最強のタイプは使っちゃダメ!下手したら二度と分解できなくなっちゃう。

 

 

エポキシ接着剤

下の汚らしいやつは5分間硬化型

上のケースに入っている方は90分硬化型

これらは使用用途によって使い分けています。

何も考えずにただ接着するだけなら5分間硬化型を使用。

レンジファインダーの二重画像用のミラーを接着する時などは接着後に微調整の必要があるのですぐには硬まりにくい90分硬化型を使用します。

 

 

超強力エポキシ接着剤J-Bウェルド

アルミの粉(金属粉)が混入しているとかでなめてしまったネジ山も復活させられるとか。(でも強度は弱い)

充分な強度を必要とする場所や状況で使用。

※ ただし、一度接着してしまうともう二度と分解できなくなってしまう可能性があるので注意。

 

 

そして最後です。

潤滑剤 CRC 3-36 です。

えっ?

CRC 5-56じゃないのかって?
5-56って臭いじゃないですか(無香性という臭くないのもあります)

それに5-56って錆取り能力が云われている程強くない気が私はするんです。

3-36の方が電池室や電極に発生した緑青をサクサクと除去してくれます。

5-56も3-36もどちらも潤滑剤と表示されているので基本的には同じだろうと思いますが、使ってみると私の場合は3-36の方が遥かに使い易いです。

 

 

以上です。

ツール(工具)はその人それぞれに合った工具、自身で創意工夫して流用や応用したり、独自に開発したりと頭を使って自分に適した自分だけのツールを編み出していくものだと思います。

ですから誰かさんと全く同じである必要ないと思います。

情報またはアイデア等として利用できるところは利用吸収して自身独自のツールを創り上げていくべきだと思います。

ただしまたもや書いてしまいますが、

『初心者ビギナーほど高品質高性能な工具を使う事。高品質高性能な工具は自身の能力の低さや技倆の不足を補う』

これだけは忘れないで欲しいと思います。

でも…。

出来損ないと決めつけて匙を投げた毛抜きが実はとんでもない能力を秘めていたりするのだから工具とうのは奥が深いです。