キヤノンのニューキャノネットQL17-Lです。

 

 

本日迄自分の勘違いミスもあって分解&組立作業において失敗のスパイラルという泥沼に嵌り込んでしまいとてつもない時間を消費してしまいました。

でも途中からこの泥沼から見事に脱却に成功して順調に組み上げる事ができました。

そしてテスト撮影まで無事完了してあとは現像の仕上がり待ちだけと思っていたのですが…。

悪夢の泥沼は見えない所から忍び寄って来てどこまでも私を追い込んでいたのです⤵⤵⤵…。

 

 

出品のための動画を撮影しようと動作確認していると何かカメラの動きがおかしいのです.....

なんとっ、マニュアルの状態でもシャッターロックが掛かってしまうのです。

つまりシャッターが切れないという事です!

?????

どういう意味? こんなの初めてのトラブルです!

本来シャッターロックは A (AUTO)の時に露出がオーバーかアンダーの時にだけ掛かるシステムです。

ということは原因はA (AUTO)時の露出計関連ということが推測されます。

結果は…。

実は露出計の針が不適切な形状に変形していたため、受光して針が一度オーバーの領域まで目一杯振り切れてしまうと針が本体に引っ掛かってしまって画像のようにオーバーの位置でフィックス(固定)されてしまうのですう。

ですから最初にA の位置にセットしてその後マニュアルの位置にセットしても露出計の針はA の状態のオーバーの位置のままで固定されているため、マニュアル時でもシャッターロックが掛かってしまう。という状態になっていたのでした。

現在フィルムの現像仕上がり待ちなのですが。。。

どうやらテスト撮影は失敗している可能性がります。

 

 

露出計の針の状態を微調整したのでこれで完全復活か!

確認のためフィルム巻上げレバーを動かしてシャッターをチャージしてからシャッターボタンを押します。

今度はシャッターロックが掛からずに切れてくれました!

が。。。

次の撮影のためのフィルムの巻上げが出来ません!

レバーが途中で固まってしまいます。何かに阻害されているような感じがします。

巻上げレバーが何かに引っ掛かって動かなくなってしまったもか???

という事はフィルム巻上げ関連に原因がありそうなので底蓋を外して各部の動作のチェックをしました。

すると各部の何処かのガタが原因なのかまでは判らなかったのですがシャッターをチャージするストロークが僅かに短くなってしまっており、不完全な動作となっていました。

そこで画像ほぼ中心にある変わった形をしたスプリングとそれに挟み込まれてるアームを部品取り機から移植しました。

これによってようやく復調しました。

やれやれ。。。

全くもって不思議な事なのですが,,,,,

ひょんなことから実に些細な他愛ない事でつまずいてしまうとその後どこまでも予期せぬ(過去に経験した事ない様な)トラブルに見舞われることがたまにあるんですよ。

 

あとは現像の仕上がり待ちとなりますね。

 

 

閑話休題

亀緒です

 

ついにフィルムの現像データが送られえきました!

どうやら幸運な事にテスト撮影時には問題なく順調に動作していたようです。

テスト撮影後に何故だか上記の症状を発症したようです。

 

テスト撮影の画像をアップする前に今回の問題点というか気になる点を説明しておきます。

キャノネットQL17-Lの露出計の指標値とセコニックの露出計の指標値がほぼF1.0違っています。

キャノネットの露出計の方がセコニックに較べ-F1.0となっています。

つまりキャノネットの指標値の方がセコニックよりも暗めに写ってしまうということになります。

ただしこの答えはあくまで両者を比較した場合の答えであって実際に撮影した結果がその通りになるとは限りませんので今回は気になるまたは比較してみたい撮影シーンの時はそれぞれの露出計の指標値で撮影しています。

つまり同じ画が2枚ある事になります。

そして最初の画がキャノネットの露出、2枚目の画がセコニックの露出となっています。

使用したフィルムはKodakのUltraMax ASA400

電池はタイプ625アルカリ電池 電圧は1.551Vでした。

今回もとても参考になる興味深いデータが取れました。

 

 

いつもの窓からの最初の一枚なんですが、明らかに三角にとんがった屋根瓦の写り映りが今までとは違ってとてもシャープに感じます。

苦労して無限遠のピントを再調整したからという思い込みからのプラシーボ効果ではないとは思いたいのですが…。

こちらの絞りはF16でした。

 

 

こちらの絞りはF11と一段明るくなっています。

以後全てこちらの絞りが要段明るくなります。

この画では殆ど違いが出ませんでした。

 

 

暗めの場所ではこちらキャノネットの露出計の方はあまり良くないですね。

ピントもボケてる感じがするのですが、ピントは一度しか合わせていないので双方とも同じになるんハズなんですが…。

 

 

明らかにこちらの写りの方が良いですね。

つまり光が足りない、弱い場所ではキャノネットの露出計の指標値より一段階明るくして撮影すると良いという事になります。

 

 

う~ん、

やっぱりイイ感じがします。

オリンパスの様なシャープさを私は感じますが。

 

 

ピントを約3m、一番手前の木から7番目の左にひねっと曲がった木に合わせています。

F11だったと思います。

 

 

こちらは一段下のF8ですから若干被写界深度が浅くなっているかと思います。

 

 

この場所もやはり日陰なので光が足りない場所と言えるでしょうか。

目で視た感じより色が白く冷たい感じがしてしまいます。

 

 

こちらの方が実際に目で視た色に近く温かみがあります。

やはり光が足りない場所ではキャノネット露出計ーF1.0にするのが良さそうです。

 

 

これは差が出ないだろうと思いキャノネットの指標値で撮影。

 

 

こちらは若干逆光気味だったからセコニックの指標値で撮影したと思います。

 

 

これは殆どさが無いようですが、よ~く見るとキャノネットの方に暖かみが出ていますね。

 

 

 

 

細かい文字がどんなふうに写るかなぁと思って撮影してみました。

とても良い感じですね。

 

 

これも微妙なんですけど…。

キャノネットの方がやはりピントが合っていますねぇ。

被写界深度の差でしょうか?

本当にそんなもんなんですかねぇ。

 

 

 

 

これはかなり、否奥までとてもシャープに写っていますね。

 

 

これも光の足りない日陰での撮影なんですけど。

これぇ…。

今までと違ってキャノネットの写りの方が明らかに良いですね。

こりゃぁ参考になります。

 

 

 

 

これもやはり微妙だけどキャノネットの映りに軍配が上がりますねぇ。

無限遠のピントの再調整の効果が出ているんじゃないかと思うのですが…。

プラシーボ疑惑を拭えないので自画自賛はできません。

 

 

 

 

これはもうガッツリと逆光だったのでキャノネットとかセコニックとかはもう関係なく

絞りをF2.0~F3.0位下げて撮影しました。

 

 

これ…。

ピントが丁度無限遠になったんですよ。

針葉樹の葉っぱを充分に感じることができるレベルではありますね。

 

最後まで記事を書き終えてからキャノネトQL19 GIIIのテスト撮影結果と比較してみました。

QL17の方が良く見える画もあるし…。

QL19の方が良く見える画もある。。。

 

う~ん、ハッキリ言って五十歩百歩ですね。

この状況でQL17の肩を持ってしまったら明らかにプラシーボになってしまいます。

やはり無限遠のピントの再調整をした際に目一杯追い詰めてからテスト撮影してみたかったです。

 

露出計に関してはキャノネットのオリジナルの露出計を頼って撮影すればほぼ問題無いという結論に達しました。

光の弱い場所等では絞りを一段落とすとより良い結果になりそうだという事でした。

 

まぁ無限遠のピントの再調整の効果の是非を抜きにしても

キャノネットQL-17は優等生ですから素晴らしい映りを我々に提供してくれます。

なてったってMade In Canon ですから。