(前回のあらすじ)

 

太陽から放出された

X線やガンマ線などの

有害な電磁波のほとんどが

太陽の大気圏を出る時には

変換されていて


地球に到達する

電磁波の90%が
“光源”か“熱源”の
エネルギーになるように
工夫されている。

 



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(今回はここから)
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表面温度が約5500度の
超高温物体である太陽からは

太陽全体では
広島型原爆の
5兆個分のエネルギーが
1秒間に生み出されていて

 

 




太陽から1億4960万km
離れた地球には

太陽全体のエネルギーの
たった20億分の1が

約8分17~19秒後に
到達する。





たった20億分の1でも
そのエネルギーは膨大で

 


地球に到達した太陽光の
1時間あたりの総エネルギー量は

20世紀後半の
全世界の1年間で消費される
エネルギーにも

匹敵するのだよ。






これを少し
量子力学的に捉えて

太陽光エネルギーを
「光子」という粒粒で考えると

 

 




太陽から地球軌道上に
到達している「光子」の数は


1平方メートル当たり
1秒間に60垓個。

別の言い方をすると
1兆を1億個。

 

 



 

数えきれないほどの「光子」が

地球全体に満遍なく

降り注いでいる。






それだけ大量の「光子」が
絶え間なく地球に
降り注いでいて

そのエネルギーの

ほんの一部の恩恵を受けて

我々はこうして
毎日生活しているのだよ。

 

 

 

 

 

 

(続く)

 

 

 

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(前回のあらすじ)

 

ここまでしばらくの間

様々な周波数の“電磁波”が
大切な役割を果たしている事に

注目してきた。



ここからはその電磁波が

どのように太陽から

伝わって来ているのか
その辺りの話をしていく。

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(今回はここから)
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前にも少し触れたように


この地上にとっての
光源であり熱源でもある太陽は

「核融合」と呼ばれる
核爆発によって
そのエネルギーを発している。

 

 




原子爆弾や水素爆弾を
イメージして貰えれば分かるが

 

 



その爆発には
生命にとっては非常に有害な
ガンマ線などの
高周波エネルギーが
非常に多く含まれているので



核融合爆発を
そのまま地球の
エネルギー源には使えず
何か工夫が必要になる。





実はこのガンマ線は
太陽が1500万度という
高温であるために

太陽の大気中を

飛び交っている
大量の電子や陽子にぶつかり

 

 

 


直進が妨げられ
エネルギーが下がって


その多くが

“X線”へと変化する。





さらにこの“X線”は


太陽の大気中を

飛び交っている
大量の電子や陽子にぶつかり


直進が可能なほどに
太陽の大気の外側に

達した頃には
さらに周波数が下がり


そのほとんどが
紫外線や可視光線や紫外線
となっている。





つまり

太陽が高温・高圧

である事によって

 

“ガンマ線”や“X線”といった

生命に有害な電磁波の多くが

 

太陽の大気外に

放出されるのを

妨げてくれているのだよ。

 

 




その太陽光エネルギーが
地球の大気圏に到達した時

 

 

 


“可視光線”の電磁波が
全体のエネルギーの
約50%を占めていて

 

 



全体のエネルギーの
約40%は

“赤外線”の電磁波なのだよ。

 

 

 

 

そして

残る10%を占めるのが
“紫外線”の電磁波で

 

紫外線の95%以上は

大気圏によって

遮断されていて

地上にはほとんど届かない。

 

 

 

 

つまり

太陽から到達する

電磁波の90%が

 

“光源”か“熱源”の

エネルギーになるように

工夫されている。

 

 



それ以外の
X線やガンマ線などの
人体に非常に有害な電磁波は

 

設計の段階で
そのほとんどが

地球に到達しないように
なっているのだよ。





核融合爆発による
太陽のエネルギーが

生命にとって必要な
“光” と“熱”というエネルギーに
特化する為の仕組みは

なかなか良く出来ていると
思わないかい?

 

 

 

 

 

(続く)

 

 

 

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(前回のあらすじ)

 

“X線”などの放射線は
“遺伝子を壊してしまう” 反面

害虫を根絶したり
色々な色の花を栽培したり


強くて耐熱性のある

プラスチックを開発するなど

 

 

我々の生活の豊かさの為に

色々と活躍している。

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(今回はここから)
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ここまで話してきた通り

この物質界は
「電磁波」と呼ばれる
エネルギーによって

色々な現象が
生み出されている。





その電磁波は
周波数によって
役割が色々と変わり





可視光線の
周波数であれば

物質の電子軌道を
移動させる事によって

反射する電磁波の
スペクトルが変わり

「色」という多様性を
生み出している。





また可視光線よりも周波数の低い
赤外線の周波数になると

分子を振動させることで
振動熱を生み出して
温かさを表現している。





超低周波数の電磁波は
脳波や筋電位などの
情報交換などにも
利用されている。





また可視光線より
周波数の高い紫外線や

さらに周波数の高い
X線やガンマ線などもあり





これらは遺伝子を傷つけて
しまうために

この地球そのものに
防御システムが
備わっていて

殆ど地上に届かないように
設計されている。





この地上で
“日々の生活” ”というゲームを
当たり前のように楽しむため

様々な周波数の“電磁波”が
大切な役割を
果たしているのだよ。








この電磁波エネルギーは
主に「太陽」から
供給され続けているのだが

 

 



太陽からの「電磁波」が
地上に到達するまでに

どのように絶妙に
コントロールされているのか

その辺りの話をしていこう。

 

 

 

 

 

(続く)

 

 

 

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(前回のあらすじ)

 

“X線”の蛍光作用のおかげで

“X線”は発見され

その蛍光作用は
放射線の量を検出する
線量計として
活用されている。

 



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“X線”などの電離放射線は
“遺伝子の構造を壊してしまう” 
という弊害がある反面

 

 




それを逆手に取って
他にも色々な分野で
利用されている。






例えば
“X線”よりも周波数が高く


エネルギーの強い

“ガンマ線” を
害虫に照射することで

 


その害虫を

“ 不妊化”して

“不妊化”された害虫を
大量に野外に放出する。





そうする事で
数世代にわたって
繁殖できない害虫が増殖し
その害虫を根絶できる。

 

 



実際に
ウリミバエや

サツマイモの害虫である
イモゾウムシの駆除に
応用されている。








また
農業分野での“品種改良”は

放射線を当てることによって
意図的に突然変異を起こさせ

 

 



その中から
病気に強い新品種や
寒冷地に適した品種が
得られていて


色々な色や形のキクや
カーネーションなどが
作られている。

 

 






更には
ゴムやプラスチックなどの
高分子化合物は


放射線を当てる事で
分子の結合が強くなり





強くて耐熱性のある
化学繊維や合成樹脂が
作られていて


強度を高めた
自動車のタイヤなどが
開発されている。







電離放射線も


この物質世界の中では
とても貴重な“エネルギー”
なのだよ。

 

 

 

 

 

(続く)

 

 

 

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(前回のあらすじ)

 

“X線”は

対象物の密度によって
透過力が変わるので 

 

それによって影絵のように
“レントゲン”などの用途に
利用する事が出来る。

 



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“X線”などの
電磁波エネルギーには

もう一つの特殊な作用として
「蛍光作用」というのがある。

 

 




これは
ある特定の物質に
“X線”などを当てた時に

その物質から特殊な光を
出させるのだよ。





ちなみに
皆が良く知っている蛍光灯は

ガラス管の中に
蛍光物質を含んだ
気体を入れて

そこに電子を当てる事で
発生させた紫外線が
蛍光物質を光らせる事で

 



部屋を十分明るく照らすほど
光子が散乱するように
作られている。





それと同じ蛍光作用が
“X線”などにもあるのだが

最初のX線は
この蛍光作用によって
明るく光ったおかげで
見つかったのだよ。

 

 




この“X線”の蛍光作用も

用途があって

 


放出された光を
電気信号に変換し


その信号の量を

測定する事で


放射線の量を検出する
線量計として
活用されている。

 

 

 

 

 

(続く)

 

 

 

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