I'M GONNA MISS YOU / KENNY LOGGINS
ジャーニーの STEVE PERRY と KENNY LOGGINS のことを少し書いたので
1988年にリリースされた6枚目のアルバム "BACK TO AVALON" からの
2枚目のシングルになった "I'M GONNA MISS YOU" です。
この曲は PETER WOLF をプロデューサーとして迎えていますが、この頃の
ピーター・ウルフは特に STARSHIP の復活を成功させてから、次々と数多く
のヒット曲に関わっていました。
ちなみに
よく勘違いされる THE J. GEILS BAND のピーター・ウルフとは別人ですよ。
■I'M GONNA MISS YOU
■BACK TO AVALON
■TRUE CONFESSIONS
■ISABELLA'S EYES
このアルバムでは4曲をプロデュースしていますが NATHAN EAST との共作
になったタイトル曲 "BACK TO AVALON" は素晴らしいです。
この "I'M GONNA MISS YOU" は、全米82位 のヒットになりました。
ケニー・ロギンスには珍しいタイプのバラッドですが、彼がこんな曲をやって
いたのかと、驚かれる方がいるのかなって思います。
サビの歌詞と分厚いバックコーラスが好きなんですが STARSHIP の MICKEY
THOMAS と DONNY BALDWIN が参加しています。
■NOBODY'S FOOL ★ (CADDYSHACK Ⅱ)
■I'M GONNA MISS YOU
■TELL HER
■MEET ME HALF WAY ★ (OVER THE TOP)
いつも通りの半端ない一流スタジオミュージシャンの多くが参加していますが
過去に KENNY LOGGINS が、このアルバムほど多彩なプロデューサーを起用
したアルバムは存在しません。
この頃の旬なヒットメイカーのプロデューサーたちが参加していますが、ソロ
になって以来リリースしてきたアルバムとは違って、評価されなかった唯一の
1枚だったのかなって思います。
この "BACK TO AVALON" は全米69位 に終わってしまいました。
■PATRICK LEONARD
■PETER WOLF
■RICHIE ZITO
■RICHARD PAGE
何よりも
この頃 MADONNA のプロデュースで超多忙だったろう PATRICK LEONARD
との2曲が僕には違和感がありますが・・・
■GIORGIO MORODER ★ (OVER THE TOP)
■DENNIS LAMBERT ★ (CADDYSHACK Ⅱ)
それまでのオリジナルアルバムとは全く違い、このアルバムは特殊で、映画の
サウンドトラックからヒットした2曲 ★ が追加のような形で収録されていて
ファンにはお得感はありますが、ヒットにつながらなかったアルバムです。
ちなみに
リードシングルになった "NOBODY'S FOOL" が、またサウンドトラックから
なのかって思った人が多かったのかな、ただ当時のMTVではかなりのヘビー
にオンエアされて、全米8位 のヒットになり KENNY LOGGINS にとって
最後のベスト10ヒットになりました。
悪いアルバムじゃなかったとは思いますが、少しの違和感やバラバラ感は否め
ないし、古くからのファンには受け入れられなかったことが露骨に結果に出た
アルバムだったなと思います。
テキサス時代 の思い出の1枚です。
■ケニー・ロギンスのことを少し書いています。 お時間あれば観てみてください。
■I'M FREE (HEAVEN HELPS THE MAN)
■BLUE ON BLUE / RICHIE ZITO との大人のロック
■CONVICTION OF THE HEART / EARTH DAY / 環境ソング
■I GOTTA TRY / MICHAEL McDONALD との共作
■I MISS US / RICHARD MARX と書いた美しいバラッド
■DANNY'S SONG / カントリーの名曲 / ダニーの歌
■DON'T FIGHT IT / STEVE PERRY との DUO
■IF IT'S NOT WHAT YOU'RE LOOKING FOR / 大人のロック
MY DREAM IS STILL ALIVE
ROUGH BOY