【名曲リレー1666】on#2
■Turn It On Again / Genesis('80)
ほとんど聞いた覚えがない「Duke」('80)から。「3人が残った」以降のポップで聞きやすいジェネシス(=フィル・コリンズのソロ)まんまの世界でした。この曲は英#8まで上がるヒットだそうです。
【名曲リレー1667】on#3
■On The Other Hand / Don Preston('74)
ザッパがらみのドン・プレストンではなく、リオン・ラッセルの右腕のシェルター・ピープルのgtr。74年にShelterから出したソロ「Been Here All The Time」はジャケット写真では見たことあるけどブツを見たことはないレアなもの。マッスル・ショールズやロンドンなど各地でレコーディングされていまして、クリス・スチュワートやニール・はバードの英国勢も参加しています。
【名曲リレー1668】other#2
■Do For The Others / Stephen Stills('70)
スティルスのファーストは書き溜めた曲を一挙に放出しただけあって(「Deja Vu」には出し惜しみをした)佳曲が多いです。シンプルなフォーク・ブルースの”Do For The Others”もその一つ。前の曲(”Love The One You’re With")での高揚感をクール・ダウンさせる意味合いもあったかもしれません。
【名曲リレー1669】other#3
■Why Do Lovers Break Each Other's Heart / Hall & Oates('77)
てっきりダーレン・ラヴのボブ・B・ソックス&ブルー・ジーンズの曲だと思ったらダリル・ホールのオリジナルでした(共作者は例のサラ)。”Rich Girl”でブレイクしながら予想外に売れなかった次の「Beauty On A Back Street」(裏通りの魔女)から。その理由はprodのクリストファー・ボンドとH&Oの対立にあるらしく、ボンド体制はここで終わり。さっきスペクター関連曲のカヴァーかと思ったと書きましたが濃厚に漂う60'sっぽさは魅力です。しかしこのひきつったようなgはかなりいいけどオーツが弾いてるのかなあ。レーベルのRCAは売れなくて、焦ってカンフル剤的にライヴ盤を出したのでした。H&Oの本格的な快進撃~連続ヒットが始まるのはライヴ盤の後からです。
【名曲リレー1670】heart#2
■Anxious Heart / Cindy Bullens('78)
シンディ・バレンズは78年にデビューした女性ロッカーでUAから出たこのファースト「Desire Wire」は結構聞きました。ちょうど女性ヴォーカルのブームの中、メロディアスなポップロックとハードなロック・ヴォーカルの中間くらい。シングル曲は”Surviver”でした。NYのパワー・ステーション録音で当時音がよかった印象があります。”Anxious Heart”はハードなカーラ・ボノフといった感じの曲です。