【名曲リレー1621】stuck#3

■Stuck Inside Of Mobile With The Memphis Blues Again / Bob Dylan('66)

ディランの「Blonde On Blonde」に入った有名曲で、よしだたくろうが”春だったね”で大幅に引用してましたね。僕が最初に聞いたのは「Gretaest Hits Vol.2」だった記憶。9番まである長い歌詞ですが、この歌詞について書かれた面白いブログをを発見。

https://mtetsuro.blogspot.com/.../memphis-blues-again...

 


【名曲リレー1622】memphis#2
■Memphis / Lonnie Mack('63)

元々はチャック・ベリー58年のB面曲。メンフィスへ長距離電話を掛けるも番号がわからず、交換手にいろいろ事情を話すというコミカルな歌。イギリスでデイヴ・ベリーのヒットを始めビートルズ、ストーンズ、アニマルズ、ホリーズ、フェイシズの、本国ではエルヴィス、ジョニー・リヴァーズなど無数のカヴァーがあります。ここではロニー・マックの63年のインストヒットを。何がヒットするのかわからないもので埋草的にレコーディングしたこの曲は#5まで上がる大ヒットとなりました。

 

 

【名曲リレー1623】memphis#3

■LA,Memphis&Tyler,Texas / Dale Hawkins ('69)

"Susie Q"の作者として名前は知られた、デイル・ホーキンズですが、69年にこんな素晴らしいLPがありました。タイトル通りLA、Memphis、Tylerで録音されたもので、白人カントリーとスワンプが一緒になったような音です。LAセッションでは若きライ・クーダーが切れ味鋭いスライドを聞かせます。Memphisセッションではタジ・マハール、ダン・ペン、スプーナー・オールダムが参加してブルー・アイド・ソウル的展開を。そしてTylerセッションでは後にリオ・グランデ(ホーキンスがprod)のメンバーを迎えてのもの。ボビー・チャールズが書いた未発表曲”La-La La-La”、”Joe”も哀愁味たっぷりです。タイトル曲は自己紹介を兼ねたカントリーファンク。

 


【名曲リレー1624】texas#2
■Texas Lullaby / The Doobie Brothers('75)

毎日ちゃんと働いて仕事終わって友人や家族と食事して酒飲んで歌って楽しむ、なんでもない平凡な毎日の愉しみが歌われるこういう曲聞くと最近は非日常だなあと思ってしまいますねえ。「Stampede」に入ったカントリー・ロック的なナンバーにはジェフ・バクスターのsteel-gは欠かせません。

 

 

【名曲リレー1625】texas#3

■Texas Morning / Michael Nesmith & The First National Band('71)

マイケル・マーフィーというと”Wildfire”の話ばかりになるのが少し不満です。他にも他人が取り上げたいい曲いっぱいあります。この”Texas Morning”は、ラスティ・ワイアやBW・スティーヴンソンもとりあげた名曲。今日はマイケル・ネスミスのファースト・ナショナル・バンドで行きましょう。この人もまた”Silver Moon”ばかり話に上がるので不満(^^) FNB最終作の「Nevada Fighter」も傑作だと思います。