【名曲リレー1631】song#2
■Wedding Song / Water Into Wine Band('76)
ウォーター・イントゥ・ワイン・バンドはイギリスのフォーク4人組。デビュー作はMyrrhから出てたんでクリスチャン系なんでしょう。このセカンド「Harvest Time」('76)はプライヴェート・プレスでその筋ではかなり有名なものだとか。僕は大昔セレクトCDでショックさんか岸本さんかが入れてくれたこの曲をこよなく愛しています。なかなか紹介するタイミングなかったうえに、晩秋にふさわしい曲なんでちょっと季節違いですがしみじみします。
【名曲リレー1632】song#3
■Friday Song / Cilli Willi&Red Hot Peppers('74)
レッチリというのは聞いたことないというと(書くと)驚かれること多いですが、しょうがない。最初はパブロックのチリ・ウィリが再結成したのかと思いましたが...
チリ・ウィリ&レッド・ホット・ペッパーズは、マイティ・ベイビーのマーティン・ストーン(g,vo)とフィル・リスマン(g.vo)を中心とした5人組。名前ほど辛さは感じませんが多少テックス・メックス風味があるかな?74年のセカンド「Bongo Over Balham」(Mooncrest)の後解散。カントリー・ロック、サザン・ロック的なテイストもあります。この”Friday Song”はこのセカンドから。dsのピート・トーマスは後にコステロのアトラクションズへ。
【名曲リレー1633】friday#2
■Friday On My Mind / Earth Quake('75)
オーストラリアのイージービーツの最大のヒット”我が心の金曜日”は、ボウイやフランプトン、ゲイリー・ムーアまでいろんな人が取り上げてますが、シスコ出身のハードロック、アース・クエイクで行きましょう。ルビナーズやジョナサン・リッチマンを出すBeserkleyというインディーから出た印象的なジャケの「Rocking The World」に入ったライヴ録音です。ハードロックというよりはパワーポップ。voのゲイリー・フィリップスは80'sにグレッグ・キーン・バンドに参加します。
【名曲リレー1634】friday#3
■Friday's Child / Them('67)
67年に”Gloria”が再発された際、B面に入ったのがこの”Friday's”Child。すでにヴァン・モリソンはゼムを抜けてましたので、発掘音源だったのでしょう。黒いモリソンのvoが聞かれます。よく言われるようにモリソンの才能とゼムの残りのメンバー(当時の常としてセッション・ミュージシャンがレコーディングに参加しメンバーが加わってないことも)の力量の差がだんだんあらわになってゆき、モリソンは抜けてしまうのです。
【名曲リレー1635】child#2
■Washita Love Child / Jesse Davis('70)
「ジェシ・デイヴィスの世界」という邦題が付いたデビュー作から、クラプトンのgがフィーチャーされた”Washita Love Child”。このネイティヴ・アメリカンのイラストの印象的なジャケは事情を知らないとなかなか手が出ないことは確かです。他にもいい曲満載の1枚です。