【名曲リレー1636】child#3

■Wild Child / Valerie Carter('78)

デビュー作に比べるとぐっとAOR寄りとなったセカンド「Wild Child」はデコ出したジャケもあって個人的にはファーストの時のような盛り上がりはなかったです。正直この路線はソニーお得意のAOR路線で、ヴァレリーには合わなかったと思います。随所にいい曲はあるのですがTOTO一派とジェームズ・ニュートン・ハワードの色に染められた感じ。タイトル曲はデイヴィッド・バトウ作。

 

【名曲リレー1637】wild#2

■Wild Horses / Flying Burrito Brothers('70)

ストーンズってこんな曲もやるんだ!とか、美しいメロディの裏に隠れたこの気持ちいいグル―ヴは何だろう?とか、なんか泣きたくなるようなgだなあ、とか思ったのはストーンズの”Wild Horses”を初めて聞いた中学生ぐらい。今から思えばスワンプ~カントリー・ロック的なルーツロックに触れた瞬間でした。イーグルスは知ってたけどそういうのとはなんか違う感じ。後になってグラム・パーソンズが途中に絡んでた事を知りましたし、もともとこの曲はグラムをモデルにしていたという説もありますし、ストーンズよりも先にグラムがいたFBBのセカンドに新曲として提供されたものでした。その「Burrito Deluxe」を聞いたのはずいぶん後でEdselからの再発でした。ストーンズほど華がないなあ(^^)

 

 

【名曲リレー1638】wild#3

■Born To Be Wild / Steppenwolf('68)

”ワイルドで行こう”という邦題があまりにも有名なステッペンウルフの代表曲。映画「イージー・ライダー」とは切っても切れないような関係の曲です。ヘヴィ・メタルという言葉が歌詞に最初に出てきたという話は信じていいのかな?

 

 

【名曲リレー1639】to#2

■Flying Love You More Than Good For Me To / Justine('71)

ベスリン・ベイツ、ヴァレリー・コープ、ローレット・スティヴァーズの3人の女性voをフィーチャーした英5人組ジャスティン(Justine)は、フォーク風味ですが、ジャジーな曲、ポップな曲もあるという具合で、Uniに1枚LPを出しています。ヒュー・マーフィーがprodした不思議なムードのグループです。男性メンバーには、ジャクソン・ハイツに参加するジョン・マクバーニー(g)がおりました。CDはSunbeamやElegy(ウッドンホースを出してた)とかこだわりどころから。

 

 

【名曲リレー1640】to#3

■It’s Up To You Petula / Edison Lighthouse('71)

ソングライターのトニー・マコーレイとセッションvoのトニー・バロウズを中心としたエディソン・ライトハウスは、架空のスタジオ・ユニット(TV出演などは別の人たちがこなしたようです)で70年の“Love Grows”で大いに名前を売りました。71年のはじめに出た”It’s Up To You Petula“(恋するペテューラ)はアーノルド、マーティン&モロウ(このトリオで有名なのはバタースコッチというグループです)作品でマコーレイはprodのみでこのあとELからは手を引くようになります。voもバロウズではなく後にヴィグラス&オズボーンのポール・ヴィグラスがが歌ってるようです。PVの人たちは全く別の代役の様(憶測に基づく書き方ばかりでスマヌ)。