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1丁目住人のブログ

一人一人が楽しく生きるためのブログ。

この3週間くらいはさすがに酸欠気味だった・・・上司が米国出張で不在のため通常の仕事のボリュームが劇的に増えたのに続き、6週間のオンラインのコースの最終週であったためテストを受けなくてはならずその勉強、それから大学で講演するための情報の整理と、社内のITインフラの入れ替えとか諸々・・。そのため、ここんとこずっと土日は返上である。土日は昼時に旨いコーヒーを飲むことが唯一の息抜きになっている。(とはいえ、重要なことに、女の子とご飯にいく時間は確保した)

最終的に頂点まで登り詰めようとおもっているけれど、あまり高きを見てしまうと足元すくわれたり、首が痛くなってしまう。いま走って登っているところは急な山道なので、足元に注力して登ってゆかねばならぬ。たまに少し高いところを見るくらいで丁度よい。あまり気張りすぎると体力、メンタルの両面で持たない。ぜんぶセルフコントロールである。目的にフォーカスしすぎると余裕がなくなる。ビジネスマンはアスリートのように年に数回ある試合が全てではないので、日頃の学習や仕事やネットワーキングが次の仕事に繋がる。そのため集中の度合いや意識のありようは自ずと違ってくる。

まだまだ収穫は後回しで、20代は土地を耕し、いまはまだ種まきであるから焦らずにやっていきたい。
米国から戻り、時差ボケと戦っている。

向こうは暖かかったので、朝出るときにコートを着ないで出て行ったら、夕方になると寒くなり失敗したと痛感した。

そして今日はハーフマラソンを走り、その後昼から関係者たちと飲んだくれた。夕方に帰宅し、今起き、時差ボケを加速させてしまった感がある。ちなみにタイムは酷いもんであった。

なんだかこのところ嬉しいオファーが続いており、某大学の研究員を掛け持ちしないか?というもので、もうひとつは人生初の講演である。なんでもテーマは比較的自由だということで、欧米のスタートアップファイナンスと日本との違いを語るものにした。

んー、がんばろう。
いわゆるシリコンバレーのサニーベールに滞在している。やはりだだっぴろい。都会育ちの僕は、こういうスケール(田舎感)は、あまり馴染めない。こんなんで、ワンルームの部屋が3,000ドルから4,000ドルだというのだが、さながらバブルの様相である。

シリコンバレーはそのコアコンピタンスを時代に沿って俊敏にしたたかに変えてきた、歴史上まれにみる壮大な実験場である。僕はこちらにきて直感的に思ったが、日本は国として絶対こんなところの真似をしてはいけないということ。同質的で安定的な社会構造を根本から変えてしまう。だってここには、際限のない野望と野心的な技術が圧倒的に支持され、さらに最高峰人材の流動性を持たせて、世界に先駆けて産業を育成してきた強烈なカルチャーがあるのだから。自然と勝ちと負けが明確につくし、それを良しとした人達のたまり場となっている。平等的な社会との折り合いをつけて過ごしてきた僕たちは、フィットしない。経済特区のようなものを作るのは良いだろう。

また、でかくてハイカロリーな食事も馴染めない。早くサンフランシスコに移動したい・・

でもまあ、この大国の最もイノベーションにフォーカスした場所のバックグラウンドやコンテクストを掴まないと帰国はできない。今週は主要なところをまわって、来週は投資先と新規投資先候補の面談をしてから帰る予定。
英語のテストは今IELTSという試験を受けているのだが、何とか2回目で目標得点に達した。なんと今回はスピーキングが他のリスニングやライティングやリーディングよりも得点が高く、日本人としては珍しいポイントの取り方をしていることになる。まあ色んな外人と交流しましたからね。でも世界のトップスクールの大学院だと、まだもうちょいの数字なので、あと2回くらい受けようと思っている。尚、塾には行っていなく独学である。どこも高すぎるからである。それだったらその分、海外旅行に使いたい。

改めて英語というものは本当に日本人を苦労させていると思う。先日も某国の大使館でのパーティに参加したのだが、そういうインターナショナルな会に出ているような日本人でさえ、大凡の日本人は英語が下手すぎる。コミュニケーションは取れる。だが、人として知性、ユーモア、尊敬を会話を通して感じられない。これが現実である。これは日本人の伝統的な独特なコミュニケーションの癖(主語を省く、結論を言わない、はっきり物事を言わない、謙遜する、持論を展開せず論調を合わせるetc)が、グローバルスタンダードでのコミュニケーションとの間に大きな溝を作っているように思えてならない。要は、相手が違う立場であることを前提としたコミュニケーションの経験が乏しいのである。今更あーだこーだ負け惜しみを言わず、これはもう慣れるしかない。最初は下手くそでもたくさん外人と話すのだ。そして少しずつ要領を得ていって、キャッチアップする。これのみ。

今年の目標としては、英語のスピーチや情報発信をもっと増やしていきたいと思っている。日本での活動が非常に忙しくなってしまったので、本当に留学できるか判らないのだが、英語は限りなくネイティブのレベルに近づけて、自由を手に入れないといけない。いつまでも外人に会話を引っ張ってもらったり、中身がない英語だけうまい帰国子女のねーちゃんにーちゃんに良いよう持っていかれてはいけない。まだ道のりはあるが、がんばろう!
ありがたいもんで最近2件スカウトの話があった。一つはLinkedin、もう一件は紹介。両方とも投資運用業。このLinkedinってのはすごい。レジュメを公開してるようなもんだから、ヘッドハンターもみんな使っている。でもそのうち経歴や交友関係、スキルなどから理想のジョブマッチングのアルゴリズムが作られて、ヘッドハンターが要らなくなる時代が来るかもしれない。

んで紹介のもう一件の方がすごい。日本の小型株を長期保有して積極的に経営指導する、アメリカ人だらけのアメリカ西海岸しにあるアクティビストファンドなのだが、年収を聞いて驚いた。米国在住となるものの、ふつーのサラリーマンの年収の4倍くらいからスタートとのこと。業界の有名人である先輩が僕の話をそのファンド関係者にしてくれたそうで、関心を持ってくれているとのこと。アベノミクスの恩恵をふんだんに受けている人たちはこういう人たちだ。

さすがに僕も迷った。というか、まだ迷っている。。

こういう話はありがたい。選択肢が増えると、自分の生き方を根本から問えるからである。「こういう道もあるけど、お前は本当にそれをやるのか?やり続けるのか?」と。

僕は今回の人生において、社会にとって本質的に必要なものを作ってゆきたい。正直なところ、この投資業っていうのは、天職だと思えるくらい、飽きないでどんどんのめり込めるし、色んな先輩にもお前は向いていると言われるけども、長い期間でみて、腰掛けになるかもしれない。なぜならば僕は事業を作りたいからである。誰も考えなかったことを思いついて、試しに作って、やってみて、がんばって成功した奴が、社会的に偉いと思えるし、金融業と違って、ダイレクトに世の中に問いかけられる。

今年に入ってからも早々に色々あるけども初心忘れず、魂に従って進もうと思った次第。