■ 新型LEDに対応してゴムカバーを復活

 管理人が主にツーリング用として運用中のヤマハXT660Zテネレ「ねこわさび」

 以前、まだ大きな放熱用ヒートシンクが付いていたLEDを、無理やりヘッドライトケースに取り付けて運用していた。

 それが時間の経過に伴いヘッドライト用電球を換装するためのLEDも小型化が進み、標準のH7ハロゲンバルブとほぼ同等サイズのLEDも登場するようになってきた。

 管理人も2022年にはH7バルブと同等サイズのLEDを導入して、それまでヒートシンク付きLEDを無理やり装着するために使用していた自作部品が不要となっている。

 その際、ヘッドライトケースの裏側(車体後方側)のカバーが装着していない状態となってしまったので、ここで以前使っていた標準のゴムカバーを復活させて、ヘッドライトケース内部への異物侵入等を抑制しようとするのだった。

本内容は管理人が行った活動の記録だったりする。
各名称等は管理人が使用しているもので正式なものではないかも。
こんな記録を参考にせず、正しい情報を入手して、正しく活動されたい。
万一、参考にしてしまう場合には自己責任で。

■ これまでの経緯とか

 以前、発光点の裏側に大型ヒートシンクがあるため、標準の「電球押さえ」的な部品でバルブ/LEDを固定することができなくなったため、自作部品で無理やりLEDを固定することにして、適当に自作したのが下の画像の部品。

 こんな部品を使ってヒートシンク付きLEDをヘッドライトケースに押し付けて(固定して)いた。

 (これを取り付けるために、わざわざ標準のゴムカバーを電球ソケットから外していた。)

 

 その結果、

 夜間の走行時には、ヘッドライトの裏側(乗員側)に「ほんのり光る」自作部品が登場することになった。

 (通称「インナーイカリング」)

 これはこれで非常に気に入っていた。

 ただ、小型大光量のLEDが手に入るようになったので、無理やり自作部品を用いてLEDを固定するよりは、標準の電球と同じ固定方法を用いた方が整備性も信頼性も向上するはず。

 なによりヘッドライトケース裏側の配線がすっきりするだろうということで、小型LEDに換装している。

(参考)上が新しい内容で、下に行くほど古い内容。

・ 小型LEDに換装した

ヘッドライト用H7互換LED(電球とほぼ同サイズ)【改修】ヤマハXT660Zテネレ「ねこわさび」

・ ヒートシンク付きLEDをハイビーム側に無理やり取り付けた

ヘッドライト(ハイビーム)にLEDを導入#06ひとまず完結 ヤマハXT660Zテネレ「ねこわさび

ヘッドライト(ハイビーム)にLEDを導入#05 ヤマハXT660Zテネレ「ねこわさび」

ヘッドライト(ハイビーム)にLEDを導入#04 ヤマハXT660Zテネレ「ねこわさび」

ヘッドライト(ハイビーム)にLEDを導入#03 ヤマハXT660Zテネレ「ねこわさび」

ヘッドライト(ハイビーム)にLEDを導入#02 ヤマハXT660Zテネレ「ねこわさび」

ヘッドライト(ハイビーム)にLEDを導入#01 ヤマハXT660Zテネレ「ねこわさび」

・ ヒートシンク付きLEDをロービーム側に取り付けた

ヘッドライトにLED(4000ルーメン級 H7互換)を導入(後編) ヤマハXT660Zテネレ「ね

ヘッドライトにLED(4000ルーメン級 H7互換)を導入(前編) ヤマハXT660Zテネレ「ね

 

 電球と同じ方法で取り付けられた小型LED。

 「インナーイカリング」は不要になったのだが、ヘッドライトケース裏側の防水カバーがなくなってしまった。

 

■ 作業とか

 防水カバー(ゴムカバー)が無いのは、防水上の問題があるだろうし、異物がヘッドライトケースに入って面倒なことになるのも避けたい。

 LEDの放熱についてはカバーが無いほうが有利なのだろうが、ヘッドライトケースが大きなXT660Zテネレの場合、放熱する環境的にはそれほど悪い状況でもなさそうなので、ここはゴムカバーを復旧して様子をみてみることにする。

 過去、ソケットを分解するなどして苦労して外したゴムカバー。

 これを部品保管箱から引っ張り出してきて、

 

 再び電球取り付け用のソケットを分解し、

 

 ゴムカバーの小さな穴から配線を通して、

 

 再びソケットを配線と結合して、

 

 LEDの裏側、端子部分にソケットを接続して、

 

 ゴムカバーの取り付けが完了した。(ロービーム側)

 

 ハイビーム側は特殊な取り付け方法のため、ロービーム側よりも面倒なのだが、

 

 ソケットを取り外し、

 

 一旦、ソケットから金具(端子)を取り外し、

 

 ゴムカバーの穴に金具と配線を通し、

 

 ソケットと配線(金具)を結合して、

 

 LEDを取り付け、

 

 点灯することを確認した後、

 

 ヘッドライトケースにソケットをねじ込んで固定している。

 

 そこにゴムカバーを取り付け。

 これでこちらから見る限りは、H7ハロゲンバルブを装着していた電球時代とほぼ変わらない。

 

 交換後の小型LEDによる点灯状況(ロービーム側)

 

 同じくハイビーム側。

 

 という訳で、ゴムカバーを復旧するという作業は完了した。

 

 現時点でバルブを使用しているXT660Zテネレ乗りなら、自作部品を用意したり、今回のようなゴムカバーを取ったり付けたりといった無駄な苦労や作業をすることなく、大型ヒートシンク無しのLEDを買ってきてバルブと交換するだけでヘッドライトをLED化することができるので、非常恵まれているはず。

 

 

ひととおり拡大後【毎月】 2022年08月