■ ヘッドライト(ハイビーム側)にも大光量LEDを導入したい#05

 管理人が主にツーリング用途で運用しているヤマハXT660Z「ねこわさび」
 ヘッドライトのロービーム側を標準のハロゲンバルブからLEDに換装して、北海道ツーリング(北海道ツーリング2017)に出かけ、ハイビーム側も早急にLED化する必要性を痛感してしまった。
 北海道から戻り、片づけが終わってからハイビーム側もLED化するべく作業を開始したのだが、LEDの取り付け方法で試行錯誤を繰り返して、なんとかハイビーム側のヘッドライトケース内にLEDの発光点を収容することには成功した。

 ・・・が、その取り付け位置がマズく、光軸が大きく狂っていて、(対向車に眩しいとかいう以前に、上空を照らして)実用性が全くないヘッドライトとなってしまった。
 そこで、LEDの発光点を正規の位置に収めるべく、これまで行ってきた固定方法に改良を加え、LED固定器材に改修を行うのだった。
本内容は管理人が行った活動の記録だったりする。
各名称等は管理人が使用しているもので正式なものではないかも。
こんな記録を参考にせず、正しい情報を入手して、正しく活動されたい。
万一、参考にしてしまう場合には自己責任で。

■ 新規LED固定方法の状況確認とか

 前回までの経緯は、
ヘッドライト(ハイビーム)にLEDを導入#01 バルブ固定用「キャップ」を確認してみた。
ヘッドライト(ハイビーム)にLEDを導入#02 「キャップ」を自作できないか検討した。
ヘッドライト(ハイビーム)にLEDを導入#03 「筒」を取り付けてみた。
ヘッドライト(ハイビーム)にLEDを導入#04 中心軸からずれた発光点で点灯確認してみた。
 という流れではなしが進行していた。

■ LEDの発光点を修正(移動させる)
 前回、#04でLEDを取り付けて、位置のずれが問題となった「ハイビーム用LEDの発光点」を、「ヘッドライトケースカバー孔の中心軸」から、「ヘッドライトケース(ハイビーム)バルブ孔」の中心軸」に変更する。
(容器の中心にLEDを入れる孔を開けていたものを、容器の中心から5ミリメートルほど孔の中心をずらして開け直すということ。)
 作業的には、「筒」の底に開けた孔を(偏心させて)拡大して、その新しく出来た孔の中心が、以前の中心から約5ミリメートルほど下方に移動させるというもの。

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手持ちのグロメットを用意して、LEDの台座をグロメットに挿入して、「筒」に固定するように変更する。

新たにグロメットを追加(挿入)するためには、容器の底にあける孔を拡大しておく必要がある。
この孔を拡大する際に、中心をずらして孔を拡大することで、できあがった孔の中心が移動することになる。

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管理人が保有していたグロメットセットには、
孔開きのグロメットと、孔が開いていないグロメット(蓋)がある。

 適当なサイズの孔開きグロメットがあればよかったのだが、あいにくぴったりのサイズの孔開きグロメットは入っていなかった。
 そのため、孔が開いていないグロメット(蓋)に孔を開けて、自作の専用グロメットを作成する。

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ゴム製グロメット(蓋)の反対側を見ると平らになっている。
これを使えば、(取り付け位置の融通が効くので)以前よりもヘッドライトケース側にLEDを近づけることができる(はず)。

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孔が開いていないグロメット」を加工して、「孔開き」のグロメットを製作

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H7LED用の台座をグロメットに挿入して確認。

 LEDに取り付けてみると、
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H7互換のLEDと、付属のH7用台座

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グロメットを追加した場合の状況は、こうなるはず。

 これから、「筒」の開口部の位置を確認(拡大・移動)する、
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以前の孔の位置。

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「筒」に孔を開ける準備中。

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「筒」の孔を(偏心させて)拡大させ、
グロメットを取り付けた。

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試しに、H7LEDの「アダプタ」を取付。
これで、ハロゲンバルブと、H7LEDの発光点は近い場所に設定できるはず。

 横から見ると、
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「筒」が凹んでいる関係で、
まだ発光点が車体後方(画象で下方)に移動してしまっている。

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その「筒」内側、

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「筒」+「LED]

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放熱器の部分

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LEDの確認

この位置で試しに運用してみることにした。

 解体
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結束バンド等を用いて、「筒」に「H7型式のアダプタ」

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ハイビーム側のヘッドライトケース孔
その中心に、LED取り付け用のLED取り付けよう「筒」が見える

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今回は、ヘッドライトケースの中心軸上に
LEDの発光点を固定できそう。

・・・ただ、少しLEDをヘッドライトケース側に押し付ける機構は必要だろうな。

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という訳で、ハイビーム側のLEDを取り付け


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下段(ハイビーム)側にも、LEDが取り付けられた。

 続いてしまう。