■ 単テネレのヘッドライトに新型LED装着

 主にツーリング用途で活躍中の管理人のヤマハXT660Zテネレ「ねこわさび」
 そのヘッドライトには以前から大型放熱器を装備したH7ハロゲンバルブ交換用のLEDを装備していた。
 ただ、XT660Zテネレのヘッドライトバルブは、一風変わったバルブの固定方法を採用していて、そのバルブを以前の(大型放熱器を装備していた)LEDに換装するためには、その取り付け方法に若干の改造や変更が必要になってきていたのだった。
(管理人の場合)
 そんな苦労して取り付けたXT660Zテネレ用のヘッドライトLEDだが、最近はより小型化していて、ハロゲンバルブとほぼ同じサイズにまで小型化が進んでいたので、特に苦労することなく取り付けられるのではないかと考え、その確認のために小型LEDを導入するとともに、XT660Zテネレに取り付けて確認をしてみるのだった。
本内容は管理人が行った活動の記録だったりする。
各名称等は管理人が使用しているもので正式なものではないかも。
こんな記録を参考にせず、正しい情報を入手して、正しく活動されたい。
万一、参考にしてしまう場合には自己責任で。

■ 過去の経緯とか

 XT660Zテネレに、大型放熱器を装備したヘッドライト用H7ハロゲンバルブ互換用LEDを装着した際の話は、

 ロービーム側に関して(ほぼ電球と同じ取り付け方ができたので、カバーを自作したくらいか。)

ヘッドライトにLED(4000ルーメン級 H7互換)を導入(前編) ヤマハXT660Zテネレ「ね

ヘッドライトにLED(4000ルーメン級 H7互換)を導入(後編) ヤマハXT660Zテネレ「ね

 ハイビーム側に関しては、H7ハロゲンバルブをソケット兼バルブ固定用アダプターに取り付けた際の話は、

ヘッドライト(ハイビーム)にLEDを導入#01 ヤマハXT660Zテネレ「ねこわさび」

ヘッドライト(ハイビーム)にLEDを導入#02 ヤマハXT660Zテネレ「ねこわさび」

ヘッドライト(ハイビーム)にLEDを導入#03 ヤマハXT660Zテネレ「ねこわさび」

ヘッドライト(ハイビーム)にLEDを導入#04 ヤマハXT660Zテネレ「ねこわさび」

ヘッドライト(ハイビーム)にLEDを導入#05 ヤマハXT660Zテネレ「ねこわさび」

ヘッドライト(ハイビーム)にLEDを導入#06ひとまず完結 ヤマハXT660Zテネレ「ねこわさび

 あたりに書かれている。

 やはりハイビーム側のH7ハロゲンバルブを、いかに標準のソケットに取り付けるか?といった点が「問題」となっていて、管理人の場合は標準のソケットに(大型放熱器付きの)LEDを収めることは諦め、むりやりLEDを固定するアダプターを自作してなんとかLEDを固定していた。

 

■ 新型LEDと取り付け作業とか ハイビーム側

 今回用意したLED(ほぼH7ハロゲンバルブと同じサイズ)は、

 こんなの。

 

 これを、これまで運用してきた大型放熱器付きLEDと換装する。

 大型放熱器付きLEDの発光部分。

 

 その背面側には、

 画像中央にあるような大型放熱器が付いていて、ハロゲンバルブの口金側をソケットに挿し込んで取り付ける方式では使えそうもない。

 ソケットごとヘッドライトケースに取り付ける方式のXT660Zテネレのハイビーム側には、放熱器付きLEDは非常に相性が悪かった。

 

 そのハロゲンバルブとほぼ同じサイズの導入予定のLED(画像左側)と、これまで使用してきた大型放熱器付きLED(画像右側)

 

 ちなみに、

 新型LED(画像左側)と、H7ハロゲンバルブ(電球)(画像右側)

 

 そしてこれまで大型放熱器付きのLEDをヘッドライトケースに固定してきた自作のアダプター。

 かなり無理をしてLEDを固定していた。

 

 新型LEDのハイビーム側取り付け作業は、

 XT660Zテネレのハイビーム側バルブを挿し込んでいたソケット部分。

 

 新型LEDを挿し込むだけ。

 

 取り付け前に発光するか確認。

 ちなみに、本LEDの場合、極性がなく、ソケットに口金を挿し込む向きに関わらず点灯した。

 

 先ほど差し込んだ新型LEDを、

 

 ヘッドライトケースに挿し込んで、

 

 ソケットを手前側から見て右回りに回してヘッドライトケースに固定する。

 これまでの大型放熱器のため電球の代わりに素直には取り付けできなかったLEDだが、今回は本当に電球の代わりに取り付けるだけで作業が終わってしまった。

 

■ ロービーム側

 ハイビーム側とは異なり、もともと比較的素直に取付できたロービーム側は、

 大型放熱器付きLEDを取り外し、

 

 ロービーム側(ヘッドライトケースの上段)の電球口金固定用のクリップ(針金)とか。

 

 口金のツバ部分をクリップで固定する方式だったので、ハイビーム側と較べたら(大型放熱器付き)LEDの固定も比較的容易だった。

 

 新しいLEDを取り付ける際には、電球と同様にLEDをヘッドライトケースに挿入して、

 

 クリップで固定するだけ。

 ちなみに、新型LEDは口金のツバにある凸部が2方向に用意されている。

 このため、LEDの取り付け角度が90度変更できる。

 これによって2面ある発光面を、左右で並べるのか、上下で並べるのか選択可能ということになる。(今後検討予定)

 

 これは簡単に取付できる。

 

■ 取り付けた結果とか

 ハイビーム側、ロービーム側のLEDを新型に換装した後、

 ヘッドライトを点灯してみる。

 ロービーム側。

 

 ヘッドライトケースの裏側はこんな感じ。

 以前、取り外した防水カバー(ゴム製)を戻すか、それとも自作のカバーを用意するのか、今後検討してみる。

 

 そしてハイビーム側。

 

 ロービーム側、ハイビーム側、

 

 以前のLEDより劇的に明るくなった様子はない。

 しかし、取り付けの容易さは劇的に向上していた。

 

■ その他

 今回、取り外した大型放熱器付きH7バルブ互換LED

 今後、H7バルブを装着していて、かつ本品が対応可能な取り付け方法である機種を導入するまで、温存することになるかも。

 (H7バルブを装備する新型スクーターも登場したようだし、まだH7バルブを装備する機種も登場するはず。)

 

 以前、大型放熱器付きLEDからの電線や、元々もソケットをカバーの裏側に隠し、LEDの放熱器も存在していたことからごちゃごちゃしていたヘッドライトケース裏側だが、新型LEDに換装してずいぶんすっきりした。

 

 そして、

 むりやり大型放熱器付きLEDを装着するために自作したアダプター類。

 これはわざわざ再利用する機会もないので、記念品として放置されるのだろうな。

 

 

 

梅雨自粛【毎月】 2022年06月