■ H4バルブ互換LEDから新LEDに交換

 以前、標準のH4電球を装備していたヘッドライトをH4バルブ互換高輝度LEDに換装してある管理人のヤマハ セロー250「ねこまぶし」 (参照)ヘッドライトをH4バルブ(ハロゲンランプ)からLED化【換装】ヤマハ セロー250「ねこまぶし」

 そのLEDに何か問題が発生したとかいう訳ではないのだが、他にH4互換LEDを装着する機会が発生したので、新たに新型H4バルブ互換LEDを購入するとともに、新しいLEDを本車に取り付けることにしたのだった。

 (これまで本車で使用してきたLEDは他機種に取り付け)

本内容は管理人が行った活動の記録だったりする。
各名称等は管理人が使用しているもので正式なものではないかも。
こんな記録を参考にせず、正しい情報を入手して、正しく活動されたい。
万一、参考にしてしまう場合には自己責任で。

■ 作業とか

 新たに購入したH4バルブ互換高輝度LED。
 所謂「ファンレス」仕様であり、ファンモーターの故障や異物吸入による不都合は発生する可能性はほぼ0。
 以前のように巨大な放熱フィンを装備するようなこともなく、ほぼ電球と入れ替えるだけのお手軽改装。
 (以前はヘッドライトの電球をLEDに換装しようとしたら、LEDの放熱フィンを収める空間の確保や、取り付け金具との接続等に苦労したものだが、最近のは本当に「ポン付け」状態になってきている。)
 新たに購入したLED。
 前回と同じブランドとなっている。
 
 2個入りのLED。
 
 その形状。
 
 口金の形状とヘッドライトケース内に挿入される部分の形状確認。
 (以前のLEDは発光部分が広くなっていて、ヘッドライトケースの穴に挿入できないといった問題が発生することがあった。(例)空冷ムルティストラーダ系のH7バルブ使用ロービーム側など。 H4バルブの場合はケース側の開口部が広いので、こういった問題は発生し難いようだが。)
 
 作業開始前のセロー250ヘッドライトまわり。
 
 本車はツーリングセロー化してあり、さらにLEDフォグランプを追加してあるので、ヘッドライトの光源に辿り着くまでに多少手間が多くかかる。
 (スクリュ4本外すだけでヘッドライトまわりがごっそり外せるXTZ125の整備性が素晴らしいだけかもしれないが。)
 
 トップブリッジのクランプボルトを抜き取り、
 
 ホースまわりがステーと干渉しないように注意して、
 
 ウインカーまわりを外し、
 
 ヘッドライトケースを外すのだが、ツーリングセローのステー類が干渉するため、先にこちらを外す必要がある。
 
 が、さらにそこにLEDフォグランプを装着しているため、そちらの先にこちらを外す必要あり。
 
 やっとのことでヘッドライトカバーまわりを外せる。
 
 取り外す前にヘッドライトの点灯状況を確認しておいた。
 
 ソケットを外して、ヘッドライトの口金まわり。
 
 LED単体となった状態での発光状況。
 
 まだまだ眩しい。
 
 新しいLED(左)と並べて比較。
 
 
 
 手前が新しいLED。
 発光部分のサイズが大きくなっているように見える。
 
 以前のLED。
 発光部分が細い。
 電球の発光部分(フィラメント)に近づけるため、発光素子を細くしていたような。
 
 新しいLEDをソケットに取り付け。
 
 発光状況を確認。
 ロービーム側。
 
 ハイビーム側。
 
 発光が確認できたので。
 ヘッドライトケースにLEDを取り付け。
 電球にあった金属製の鍔(つば)部分よりも、LEDにあるプラスチック製の鍔の方が厚みがあり、針金で押さえつける際の力が若干多めに必要だが、もちろん装着は可能。
 
 ヘッドライトカバーをもとに戻し、
 
 キャリアまわりを復旧。
 
 ステー類ももとに戻し、
 
 ヘッドライトカバー裏の配線おさえも取り付け、
 
 復旧完了。
 
 以前のLEDも明るかったが、LEDも新しくなって微妙に明るくなったような気がしないでもない。
 LEDがもつ光量自体が増加しているのか、経時変化で新しいLEDの方が有利だということなのか、詳細は不明。
 
 
 これまで使用してきたLEDも、他機種で快調に発光中。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

■ 10年目の確認箇所とか その3

 導入から10年が経過した管理人のヤマハ マジェスティS「ねこうめ」
 基本的に消耗品類は「使えなくなる直前まで使う」という方針に戻づいて運用されており、導入からの10年間と、5万キロメートルを越える走行距離によって各部の消耗も進んでいて、その消耗度合を確認するためにも、まとめて分解整備を行ったりしたのだった。
本内容は管理人が行った活動の記録だったりする。
各名称等は管理人が使用しているもので正式なものではないかも。
こんな記録を参考にせず、正しい情報を入手して、正しく活動されたい。
万一、参考にしてしまう場合には自己責任で。

■ これまでの経緯とか

 
■ クランクケースカバーの中
 
 
 ドライブ(ウエイトローラー側)とドリブン(遠心クラッチ側)のプーリーを外した状態。
 
 ボスの中に薄くグリスを塗り、
 
 クランクシャフトに被せておいた。
 
 錆のこれ以上の発生を抑えるのが目的。
 
 あまりグリスを多くしても、ベルトに付着したりしかねないのでほどほどに。
 
 遠心クラッチ側も、
 
 ローラーベアリング部分には、せっかくなのでグリスを塗布。
 
 ウエイトローラーが入る溝にも、薄くグリスを塗布。
 ここはグリスを塗る派と塗らない派があるようなのだが、管理人にはどちらか正解なのか判断する材料が乏しいので正解は分からない。
 ただ、ある程度の応力がかかった状態でローラーが動いてプーリーを変化させることから、多少なりとも潤滑は必要と判断。
 塗布したグリスが他に流出してベルト等に付着することがないよう、極薄くグリスを塗っておくことにした。
 
 うっすらとグリス塗布。
 
 ベアリングにグリスを詰めたクラッチ(シュー)部分を、ドリブン側のシャフトに通し、
 
 脱脂洗浄したクラッチのアウター側を、
 
 クラッチシューの外側に装着。
 
 スペーサーを、
 
 潤滑してから取付。
 フランジナットを締め込む準備で取り付け、
 
 ドライブ側のシャフト(クランクシャフト)に、
 
 ウエイトローラーの外周部分にも薄くグリスを塗布。
 
 
 
 スライドピースの溝にも薄くグリスを塗布して、ランププレートを被せ、
 
 
 
 クランクシャフトに装着。
 
 クラッチ側も。
 
 交換用の新品部品は用意してあるものの、使用限界を確認するべく
 もう少し頑張ってもらうつもりのVベルト。
 
 念のため更にプーリーフェイスの脱脂とか。
 
 フランジナットでプーリを取り付け。
 
 この部分、リコールで交換される厚型ナットに交換していないので、そのうちリコール作業の依頼をしなければなるまい。
 
 クラッチ側には特にリコールも出されていない模様。
 
 一旦運転させてベルトの動き等を確認。
 
 クランクケースカバー側の、
 
 ベアリングの状況を確認。
 特にゴリゴリ言ったりしていないので、たぶん大丈夫。
 
 シール付きだが、念のためグリスを突っ込んでおいた。
 
 カバーのコッタピンとか確認しておいて、
 
 取付ボルトの確認。
 ついでに防錆剤とか塗っておいたりする。
 
 
 
 
 
 カバーをボルトで取り付け、
 
 
 
 アルミ製のカバー取付完了。
 
 プラスチック製のカバーも、
 
 取付完了。
 
 これまたプーリー室内の換気用フィルターエレメントを復旧し、
 
 インテイクとの間を繋ぐエアダクトと、カバーを取り付け。
 
 ここまで来たら、どこまで使えるのか確認したいエアフィルターのエレメントを取り付け。
 
 エアクリーナーケース内、吸気側の室内には、
 
 埃が溜まっていたのでエアガンで拭き飛ばしてから装着。
 
 そんな作業の結果、
 復活して走行可能となった管理人のヤマハマジェスティS「ねこうめ」
 
 後継機種がやってくるまで、まだまだ頑張らねばなるまい。
 
 
 
 

 

■ メンテナンス用装備追加

 昨年の12月に管理人のもとにやってきて、とりあえず初期改修や整備を行っていたスズキ ジクサー150「ままかりー」

 維持管理作業の中でも比較的頻繁に行うことになるバッテリーの補充電について、作業を容易にするためのワンタッチ式充電用ケーブルを装着して、バッテリーの御機嫌を損ねないように配慮をしておくのだった。

本内容は管理人が行った活動の記録だったりする。

各名称等は管理人が使用しているもので正式なものではないかも。

こんな記録を参考にせず、正しい情報を入手して、正しく活動されたい。

万一、参考にしてしまう場合には自己責任で。

■ いつもの補充電用ケーブル

 今回使用する補充電用ワンタッチ式ケーブルについては、他機種でも運用中の物と同一の製品を利用している。

 他機種に装着したりした際の話は、

更に補充電用にワンタッチ式充電ケーブルを取り付け【装備追加】ヤマハトレーサー900「ねこけり」

アクセサリ電源の取り出し【装備追加】ヒューズ ワンタッチ電源 ヤマハセロー250「ねこまぶし」

バッテリーの交換 YUASA GT7B-BS【整備】ヤマハマジェスティS「ねこうめ」

ワンタッチ式バッテリー充電用ケーブル 共通ケーブル 接続コネクター 汎用

補充電用にワンタッチ式充電ケーブルを取り付け【装備追加】ヤマハ XT660Zテネレ「ねこわさび」

 あたりに書かれていたりするので、製品画像等はそちらを参照のこと。

 

 作業自体は今回も同様、バッテリーに直接補充電用ケーブルの端子を取り付けるくらい。

 ジクサー150のサイドカバーを外し、バッテリー周辺を露出させたところ。

 

 巨大なサイドカバーが簡単に外せるので、整備性は良好(だと思う)。

 

 バッテリーの電極に取り付けられた端子に、補充電用ケーブルの端子を割り込ませて取り付けるだけ。

 

 画像はブレたが補充電用ケーブルの取り付けは完了した。

 

 そして他のケーブルとワンタッチで接続できるコネクタ部分は、

 リアフレームに沿わせて、車体後方へと延ばし、

 

 後席シート座面(キー操作で脱着可能)の下にある空間、

 

 収納スペースの片隅に納めておいた。

 

 (補充電用ケーブルを)使用する際には、(車体を)使用していない際に後席シート座面を外して、ここの補充電用ケーブルを取り出し、バッテリー充電器から延びるケーブルと接続することになる。

 

 これでバッテリーの状況を改善できるなら、コストや取付作業の難易度を考えても非常に有効な内容だと言えるはず。

 ジクサー150の使用頻度を上げて、補充電の必要がないというのが理想ではあるのだが、そちらは今後の課題として先送りしておく。

 

 

激動の1月【毎月】 2024年01月