4月になり、息子も就職して、やっと私の子供の教育も終わりを告げました。
長かったような短かったような不思議な気持ちです。
子供にどう写っているか分かりませんが、嬉しかったり、辛かったりの繰り返しでした。
長年にわたり、塾の送り向かいもしましたし、一緒にセンター試験の国語を解いた時期もあったし、やっぱり子供が頑張ることはもちろんですが、親が子供の気持ちをくみ取り支えていくということが大事だなあと思いました。
私の両親も私と同じように色んな面で支えてくれていました。
しかし、私は、親に感謝の気持ちがあまりなかったような気がします。
30歳近くまで自分の夢を追いかけていましたからね。
今考えると、相当親に心配をかけてしまったと思っています。
その点では、今になってすごく後悔していますし、出来る限り実家に帰れる時は帰ろうと思っています。
親って、子供が帰るとすごく喜ぶんですよ。
本当に喜んでる。
今は、母親が一人暮らしなので尚更嬉しいんでしょう。
親って、いつも子供のことを考えているんだなとつくづく思います。
私が親と過ごした時間は、18年でした。
私が子供と一緒に生活した時間も20年余りで終わりました。
子供と過ごした時間はかけがえのない時間でしたし、子供が小さい頃は、毎年、旅行に行ってたくさんの思い出も出来ました。
本当に楽しい時間でした。
しかし、ゆくゆくは高校受験、大学受験という壁が子供には降り注いできます。
これは、子供の最初の試練であり、親にとっても子供の事とはいえ無関心では通れない期間です。
やっぱり一番思い出に残っているのは、大学試験前に職場から自宅までの約10キロを歩いて帰り、途中にある筥崎宮にお参りに行ったことです。
勉強の辛さは、私みたいな馬鹿な親には分からないですが、少しでも、一緒に受験と闘っているっていうことを実感したかった。
センター試験の一週間前に、息子と2人で海に行き、思いっきり叫んだこともありました。
自分の子供は、何歳になっても自分の子供です。
私の母も、もうすぐ60になろうとしている私を君呼ばわりします。
私は、若い頃、よく両親に反発していました。
昨年、父親が亡くなり、母も最近、闘病生活をしていますので、もっと親孝行をしておけば良かったと、若いときに反発していたことに悔いが残ります。
自分の親と一緒の時間を過ごすのもあとそんなに長くはないでしょう。
いろんな考えがあると思いますが、自分の子供といる時間、自分の両親といる時間は、本当に限られているので、大切に時間を過ごしていただきたいと思います。
昔の日本社会なら、家族が3世代、4世代一緒に同じ屋根の下で暮らしていたので、そんなこともなかったでしょうが、今は、核家家族化が進み、その核家族さえも壊れてきています。
私の田舎も、私が若い頃に比べると、全く風景のちがうものになり、老人の一人暮らしや老夫婦だけの家が多く、どうしてこうなってしまったんだろうと考えてしまいます。
確かに、昔は何をするにも不便でしたが、家族の絆は相当強いものがありました。
昔、走っていたバスも今は全く走っていません。
空き家も多いです。
いつか、また何世代も一緒に暮らせるような日本が戻ってくることを願っています。
何かしらヒントが入ってるなと思うブログです。
参考にしてください😃