今年は若狭のイカが絶不釣で連日10~20杯で酷いと一桁も珍しくなく

ここまでアカンのは10数年振りです。

 

8月にチャレンジしましたが10杯ちょっとで撃沈し沖漬けの漬け汁を廃棄するハメになりました。

しかしながら連日の酷暑とこのまま沖漬けを食べずに終わる訳にはいかない 

ということで、О君がよく行ってる鳥取エリアにチャレンジです。

 

たまに好釣果もありますので、ひょっとしたらマシな釣果があるかな?と甘い考えでの釣行です。

底引き網船を改造したようで椅子が全くありませんが、広く快適で船長も気さくな方の「令生丸」さん

 

ジャンケンで4番目で右艫に釣座を構えて出港です。

砂丘を見ながら西へ40分ほど走り⚓をドボン

水深を46メートルと浅く若狭とは全く違いますが釣り方もいつもの胴つき仕掛けのスッテ12個ではなく

最近の主流 メタルスッテです。

30号を使って下さいとのことでしたが、そんなに重いメタルスッテは持ってませんので、

オモリグ仕掛けで鉛30号を付けて1メートル枝を出したアオリ仕様でやります。

明るいうちはポッツ~ン  ポッツ~ン と船中でたまに上がる程度で

ようやく陽が沈みはじめると漁火がともります。

胴つきの片手間ではなく本気でメタルスッテ釣りをするのが初めてなので手探り状態での釣りですが、

船長が釣れた棚を逐一アナウンスしてくれますので、それを頼りにアレコレと誘い???というアタリを引っ張り出し

ポツポツと釣りますが、沖漬けサイズがおらず胴長25以上35以下と良型ばかりです。

場所が違えば全てがこんなに違うものか! オモリが軽くスッテも2個なのでイカの逆噴射もリアルで

かなりゲーム性の高い釣り方です。

ピークは8時過ぎには終わり静かな釣りとなりますが、竿メーカーのお兄ちゃん達が楽しい人ばかりで話を聞いてるだけでも

楽しく、超がつく釣キチのようで吐噶喇列島などにも遠征するようで、私も尾長狙いで行ってた草垣や宇治諸島の話で

盛り上がり、また釣ったイカをセイルフィッシュに横取りされ大騒ぎしたりと退屈しない時間が流れ

少ないながらも何とかカッコがついたかな?という12杯とスルメ2杯で11時半に納竿です。

数は少ないのにボリュームがあり、何とか沖漬けも5杯だけ造ることが出来ヤレヤレでした。

12人中 竿メーカーのお兄ちゃんが流石の竿頭で20杯  一桁の方も何名か居たようでまあまあかな。

 

コロッケサイズのアオリが浮いてきてましたので2週間もすればそれなりの大きさに成長して面白くなるかも知れませんね。

 

先々週にО君が淡路島で釣ったハマチに脂がのっていて美味しいと聞いていたので、

育波の「北斗」さんへタコ釣り以来の乗船です。

 

О君情報によれば港を出て南へ10分とのことだったのですが、

船長から30分ほど走りますとのアナウンス

味は大丈夫なんかな?

エサのウルメは海面には浮いておらず、その都度船長が水深と餌の棚をアナウンスしてくれます。

自作サビキを上げたり降ろしたりしながら棚付近を誘ってるとピリピリピりっとウルメがついたサインを送ってくれます、

まだ潮が緩いので仕掛けを底まで降ろしてアコウかヒラメと思ってますが、青物に追われてるのか?

穂先が上へ下へと暴れて音信不通

仕掛けを上げてみるとウルメが全て外れてます。

そのうちウルメも掛かり易くなりますが、釣れるのは40センチのツバスばかりです。

ウルメもキープしながらやってると、ようやく竿を絞り込むファイトをみせて60センチのハマチをゲット

 

お隣さんはメジロ?と思わせる竿の曲がりですが、何か変やな~と見てると60センチの真鯛をゲット

水深が20メートルと浅いので横に走るファイトをするんですね。

 

ポツポツとッバスがヒットしますが全てリリース

お隣さんは今度はメジロかな?とつぶやきながらリールを巻いてますが、またまた何か変やな~と見てると

何とツバスの3連で右へ左へ大暴れです。

 

1匹でももうエエわと思ってるのに3連なんか堪らんな~

 

場所を北へ南へと変えて何とかハマチを追加しますが、ツバスのリリースは8本でした。

ツバスはウルメをしっかりと食べており思いのほか脂もあり、ハマチは醤油をはじくほど脂があり美味でした。

若狭のイカが絶不釣なので暑い日中の釣りが続きますが、今年はケンサキはアカンのかな?

もう代わりにアオリが始まってしまい秋モードです。

満月に近い明るい夜空になりそうなので、暑いのを覚悟で最後のタコ釣りです。

「中島丸」さんへ4時半に到着すると青物&タコの二本立てに人気があるのか凄い数の人です。

きもとさんは休船のようで人が全くいてません。

 

5時に出港し一路富島沖へ向かいます。

釣座は右舷の最前部で10名のなので、オマツリもなくご機嫌に楽しめるかな

と最初は思ってました。

 

10時頃が最速の潮ですので8時までにある程度釣っておかねばとシャカシャカ

О君から聞いてたとおり200グラム前後の小ダコがポツポツとヒットしますが、

時折 リリースサイズも乗ってきます。

 

自分よりデカい餌木にアタックしてくる勇敢な猛者ですね。

 

8時を回ると潮が速くなり 厄介なことに^^;

 

お隣さんは釣りをあまり理解してないのか? リーダー1メートル以上にサルカンで道糸に結び

リールと第一ガイドの間にシモリ玉を入れてるのに、餌木を飛ばそうとしてますが飛距離は2メートル 飛ぶ訳ないやん

上潮がかなり速いのに底を取る度に道糸を出すので、私とは道糸の角度が全く違うのに無視するので

オマツリ祭りです。   でもあなたは偶然にもデカダコを釣ってるからいいものの私には中サイズまでで(泣)

 

また根掛かりすると竿をひん曲げて格闘し道糸がズルズル出ていくのを見かねて

「道糸を持ってやらんとリールの糸が全部無くなりますよ」と言うと やっと理解したのか道糸をタオルに巻いて根がかり脱出

 

同行のおじいさんも水深10メートルですが電動リールで道糸を出しまくり  オマツリ発生

 

暫くはアカンなとのんびりモードでポイント移動まで待ちます。

 

10時頃に大きく場所移動し潮も0、4程度でやり易く  エエのがヒットせえへんかな?

と思ってると後部で骨折音がすると竿を折りながらも必死でリールを巻いてるので見てると

中ダコを釣り上げ   タコが張り付いてのを竿の力で無理やりやったんやな

 

そうこうしてると私も根掛かり?張り付き?

ホースヘッドへ上がり右舷から左舷向きへ竿を向け 竿と糸を直線にしてジワーっと耐えてると外れ

竿が曲がってるのを確認し  やっぱり張り付きやったんやな  で中ダコをゲット

 

左舷では3キロ超えのクラーケンも上がってましたが、キロオーバーはヒットせず終了

今季はとうとうキロを超えられずでしたが2キロオーバーは硬く遠慮したいし型は選べず釣りは思うようにはいきませんね。

持ち帰りは800以下を19杯ですので、足の掃除が大変でした(汗)

 

ぼちぼちイカの釣果が上がってくれないかな?20杯程度では超ヒマな釣りでコスパ悪すぎなので、

淡路へ青物釣りとの二択ですね。

 

はよ~寒なってくれへんかな~ オマツリを気にせず全てが自己責任の磯が恋しいこの頃です(笑)