相方Kさんが前日に兄船頭から「前だけになる」と確認してましたが「那佐」は行けずとも決行です。

 

餌屋さんに並ぶ解凍撒き餌も少なく10人までと予想

早朝 予想外に風が吹かないとのことで「那佐」も行けるとのことでジャンです。

底物3人さんは別にして6名でやってますが、私は一人だけ「前」をジャンなしで1番手です。

 

Kさんは3番手で「ユルギ」

私は兄船頭の船を貸し切りで「ワラグロ」へ渡礁します。

今日は弁当船頃が満潮で潮は140センチも引いていきますので、弁当船までが勝負ですが

兄船頭にはもしもを考えて弁当船の見回りはこちらから回ってくれるように頼みます。

 

仕掛けをセットし撒き餌を投入してみると、エエ感じでメンバエ方面に潮は流れてますが、

足元には赤ジャコ タカベが沸いてきますがボラはお休み?

これはイケると暫く流してみると、竿3本沖から東へ流れてます。

 

ふ~ん そういうことかと 撒き餌を入れるポイントを変えてタンタナ方面へ仕掛けを入れてみると

竿引きのアタリがあり1尾目 30センチ強のクチブトをゲット

 

餌取りも元気なようで短時間で餌が取られますので仕掛けをさわって2尾目は尾長の30センチ強をゲット

水温が頃合いなのかグレはメチャクチャ元気でサイズを一回り大きいと錯覚するほどです。

 

4尾ゲットしヤレヤレとデカいのを狙う為 アレコレと手を変えてやってると弁当船がやって来て

息子船頭に相方さんが釣ってなければ「フウリン」が空いてると伝えてくれと依頼します。

 

暫くすると潮が変わりトロ~ンとした感じでウキは正面に鎮座

相方さんが引っ越ししてきましたが、タイミングが悪く苦戦中で悪いこと言うたかな~

 

27~28の検寸台サイズ以下は釣れますが、検寸台サイズはなかなか釣れず餌取りに手を焼きます。

エサ取りも多彩で赤ジャコ 熱帯魚 オセン チビハゲ フグ 海中はかなり賑やかで秋磯模様です。

仕方なく磯際を重量仕掛けで丹念に攻めると目の覚めるようなアタリがありましたが、2 3度の締め込みでプツン

キツか! 暫くすると また同じようなアタリがあり またまたプツン あとは赤ジャコとベラばかりです。

こんな高いフウリンはあまり見ることがない潮の引き方ですが、お昼にはKさんもアタリが出始め 竿を曲げてました。

 

2時前頃に潮がエエ感じになりタンタナ方面をやってるとウキが消え  手前の磯際を機にしながら巻いてくると

強烈な反撃に会い プッツン   アワセた時の感じから 尾長かな?

水温が高めで尾長が混じりますので針も6号とちょっと大きめにしてますが、やる気のある魚は飲み込んでしまいます。

 

時計を気にしながらぽっちゃりの干物サイズを数匹キープしながらやり検寸台サイズを追加して終了

30~33を5尾と数はエエのですが、産卵期の為 良型がいないのが寂しい釣果でした。

お腹を割いてみると真子が入ってる魚もおり 長い産卵シーズンになりそうな予感がしますので、

南下シーズンも長引きそうですね(笑)

グレ釣り繁忙期なので天候が許せば南下です、

 

今回はお客さんが23名と多めで、那佐のジャンには12名の代表が集まり6名の2グループに分けてやります。

最初はグー  何と5名がチョキ!  ビックリの一撃敗退です。

長年 ジャンをやってますが5名以上で全員チョキを見たのは初めてです。

宝くじより確率低いんとちゃう?

 

数より型にウエイトを置いてますので、何処でも良いのでシンガリでも気になりません。

最後に兄船頭から一覧表を見せてもらい  潮も高くあまり気を遣わず乗り降り出来そうなヒラバエに決定

 

Tさんはメンバエ  Kさんは前磯 ウワエンに上がったようです。

適度に波がありエエ感じやな~と撒き餌をしながら仕掛けを作り  海中を観察しますがボラ以外何も見えません。

 

潮は2時方向へ出て4時方向へターンしてます。

そのままズブの方へ流れるか20メートル沖で3時方向なら良いのですが、

こればっかりは従うしかありませんので2ヒロ半で暫く様子見です。

 

餌は良く取られますが少しポイントを外すと残ってきます。

徹底して足元へボラ用撒き餌を打ち 離れたウキには1杯だけ撒きますが何処からともなくボラが集まります。

先週 沖ジャクで悪魔のような大群を見てますので気にするほどではないですね。

軽い仕掛けでポツンポツンと小長が釣れますがキープサイズがなかなか来ませんので、

頭の中でパズルをあれこれと解いていくと尾長のキープサイズが釣れヤレヤレ

クチブトの大助を釣りたいのでまたパズルをあれこれと試してると35ほどのクチブトがヒット

コレコレ このパターンやんと続けますがその後は30ほどのコキツが連発

35?と思われるファイトを見せてくれますが、その都度ハリスがギザギザです。

今回は尾長対策で6号の針を使ってますが、食い気のある魚では唇には掛かってくれません。

 

潮も3時方向一辺倒になりましたので、足元際や西方向を遠投で狙いますが足元はワッペンサイズ

遠投は小長26~7とキープサイズには届かない魚ばかりです。

ボラもヒットしボラ除けにしますが、ボラも学習してるのか?効き目は3分とほとんどありませんし

今回は沖アミの殻だけ残ってきますので、どうやらオセンもいるようです。

 

難しいなあと、またパズルを組合わせていきますが、キープ手前サイズを数匹釣ったところでゲームオーバー

全体的にトーンダウンしてような釣果で、例年の平均的な感じでした。

何とか30前半を2枚ゲット出来てヤレヤレ

 

水温が16度まで下がることを願うばかりですね。

南下8号もしましたが、テーブルで木っ端地獄に会い 降参しメンバエへ引っ越しましたが

実寸30足らずを2枚だけキープして惨敗でした。

 

今回は前磯が地元のUさんだけだったので、様子見と沖ジャクシに渡礁し、同行のTさんは那佐ナガハエです。

撒き餌をしながら仕掛けをセットし、ボラがウヨウヨいてますが第1投目を遠投すると

ウキがポチャンと着水するとバシャバシャバシャ  

スグにウキが入ってアワセると海面を走りだし ん?  ダツか?  いえいえ ボラです。

 

こうしてくれるわ! エラをカットし足元へほり込みますが、今日に限って潮が速くどんどん血が流されていき

ボラ除け効果はほんの5分しかありません。

 

開始1時間でボラ4尾で、これはアカンと判断し兄船頭に連絡し弁当船は前から回ってくれるように依頼し道具を仕舞ます。

9時の弁当船でワラグロのUさんを見回ると 気がない とのことでカイチョウバエへ引っ越しされます。

 

何処へ上がるか? 朝考えていたマルバエ? Tさんは潮は東流れと言ってましたので、あれこれと思案しユルギへ渡礁。

 

撒き餌を遠近と投げ分けてウキ下2ヒロ半でやってみると餌が残ってます。

潮は南を向いて2時半方向からの軽いアテ潮で東へ流れてます。

あっちこっちと仕掛けを入れてみますが、ずっと餌が残ってますので棚を3ヒロにしますが、まだ残ったままです。

え~水温は変わってないのに何でなん?

相変わらずボラは元気ですが…

 

ドンドン深くしていき竿1本半でキタマクラがヒットし メッチャ深いなあ

オモリの打ち方を変えて丸ハゲをゲット

試行錯誤しながやってると大きく竿を曲げたのは

まだおったんかいな  まあキツよりはマシかな。

 

込み潮になってようやくグレがヒットしますが、実寸27~28の小長君ですべてお帰り頂きます。

そのうち検寸台サイズ?と思えるグレを2尾ゲットしますが、思うようなサイズは遊んでくれず2時前に終了

30と31の2枚と最近では貧果ですが、例年なら標準的な釣果?です。

前はやはり沈没  Tさんもナガハエで2枚となかなか苦しい釣果でしたが、

チエノ下の方も検寸台は2枚なれど27~28は多数でウキ下も2ヒロまででバチバチ何度も切られたとのこと

Tさんも3ヒロまでで切られたのもあったらしく、 なんでユルギだけがメッチャ深かったのか?

足元をずっと気をつけて観察してましたがボラ以外の魚影は全く確認出来ずでしたので、

所変わればこないにも目に見えない潮が違うものかと

 

次回 那佐の好釣が続いておれば  マルバエ❔   数よりも型狙いですね。