raspberryschool906さんのブログ -135ページ目

地震。④

余震を感じながら、エライコッチャに散乱していたベッドの上の本をとりあえず片付け、熟睡。

起きるとやはり、夜よりも被害が拡大していた。
ニュースに張り付きながら、灯油ストーブを買いに車を出す。

ガソリン入れてストーブを買い、ついでにカセットコンロのガスを買おうとするが、ガスボンベはどこも完売。
いざとなったら、ストーブで料理しよう。


薬局やホムセンの屋根や壁が崩れてるのを見た。
なかのスポンジみたいなのがベロンと出てた。

恐怖や焦りで、気がたっているのだろう。
あちこちで事故があった。

スーパーでは鮮魚やパン、卵や肉や、インスタント食品が売り切れ。
コンビニでも売り切れ。

電気やガスがつかえなくなるときにでも、食べられるものはキープしておくのがいいかも。

次に震災うけたときの為に日記として書いておく。

地震。③

歩いて歩いて。
まっすぐに歩いてたら、川を二本、通った。
暴風は歩く人たちを阻むかのように、冷たく強く邪魔をする。

下を流れる川は荒れてる。

亀有を目指そうとしてたが、ちょっと北に行っていたようだ。
到着したのは西新井のアリオ。
auショップでケータイをフル充電してもらい、その間、話がすすんでGREE友のソラさんに拾って貰うことになった。
ありがたい。
時間はとうに6時をすぎてた。
足も寒さも限界で。
帰宅難民を覚悟していたのだ。

どこも混んでる道を、ソラさんと息子さんは送ってくれて。
やっぱり混んでる道を、帰路についた。
彼女たちが家に着いたのは深夜2時を過ぎていた。
ふたりのおかげで、昨夜はちゃんとベッドで眠れた。
本当に感謝してます。

家に着いてまずしたのはニュース。
私が帰宅難民確実と、両親も思ってて。
帰宅したら驚かれたけど、喜ばれた。

自宅の被害は、ほんの少しだった。
地震で安全弁が働く京葉ガスの停止は、仕方ないこと。
キッチンを照らす四角い蛍光灯は、その四角いワクごと落ちたが、蛍光灯が割れることも母が下敷きになることもなく。
小さな豆電球のなかの針金がキレただけですみ。

北海道は豊浦の「神さまのお水」と呼ばれる湧水を湛えていた硝子瓶が割れただけで。

まわりを囲んでいた酒瓶は、落ちたがヒビもなく。
最初はお酒ぜんぶダメになったわよと言ってた母は、不思議そうにしていた。
皿の棚や、仏壇も無事。
豊浦の神様がかわりに水をダメにしたのかも知れない。

地震。②

DoCoMoやソフトバンクのユーザーはほぼ繋がらなかったようだ。
目があうおばあちゃんたちに連絡先を聞き電話しまくり。
ケータイ持ってるけど、メール使い方がわからないといったおばさんのケータイを借りて代理で御家族にメール送信。
ついでに出勤中だとかの旦那さんに私のケータイで電話してみると繋がった。

見るとauユーザーがおなじ行動をしはじめた。

こんなとき、人の温かさを感じる。
幸い、群馬県伊勢崎にいると言ってたモンちゃんにもすぐに連絡とれた。
安堵した。

DoCoMoだったおじさんたちは、とりあえず地上にと電車を降りた。
私も、家を目指そうと車両をあとにする。
歩くなら昼間のうちがいいと思った。


とりあえず駅を出たらニュースをみたい。
ケータイのワンセグは使えなかった。
電波混乱したのだろうか?
しかし地上に出ても、根津という土地には大きな電気屋はなく。
仕方なく歩くと、町の小さな電気屋さんなおばさんが、40インチくらいのBRAVIAを解放して、店内で暖をとらせてくれた。

ひたすら歩いて。
ガラスやタイルやコンクリがボロボロに崩れていたり、看板が落ちているのを見て、はじめて大きな地震と納得した。

職場にはなかなか連絡つかない。
普通なら不安なその時間だけれど。
GREEのみんなの声を身近にかんじて、一人だけど孤独じゃないと感じた。
大丈夫。
みんながいるから怖くない。