固ゆで卵で行こう! -65ページ目

固ゆで卵で行こう!

ハードボイルド・冒険小説をメインにした読書の日々。


時に映画やRockな日々。またDragonsを応援する日々。そして珈琲とスイーツな日々。

 

 

 

長い刑期を終えたばかりのドートマンダーの元に、アフリカの某国の大使よりコロシアムで展示されているエメラルドを盗み出して欲しいとの依頼が舞い込む。

ドートマンダーは相棒のケルプを始めとする、四人の仲間と共に完璧な強盗計画を練るのだけれど…。

 

 

 

 

天才的犯罪プランナーにして不運な大泥棒〈ドートマンダー〉シリーズ1作目。

シリーズで未訳だった『うしろにご用心!』が今年、新潮文庫より刊行されたのが嬉しくなって(読了済み)、久しぶりに何度目かの再読をしました。


冒頭、二度目のおつとめから解放されるも、いきなり運の悪さを感じさせるドートマンダー

そしてその出所したばかりのドートマンダーに、相棒であるケルプが早速とあるエメラルドを強奪する仕事を持ち掛けてくるんですが、ここでもまたこの先に運の悪さ待っていると示唆せんばかりの二人のやり取りに、楽しすぎて堪えきれず笑ってしまいました。

そしてドートマンダーと仲間たちがエメラルドを盗み出そうとするも、結果的に失敗する様子や、更なる難関に挑む姿に思わずニヤニヤ。

あの手この手、奇想天外、予想の斜め上をいく方法でエメラルドを手に入れようとするドートマンダーたち。

しかし、どうにもこうにも上手くいかないこの仕事に嫌気が差し「百科事典を売る方がいい(詐欺だけど)」とぼやくドートーマンダーの悲哀に満ちた姿と、それとは対照的に能天気に次の計画を持ち込んでくるケルプの姿が可笑しくてしょうがなかったです。

更にはドライバーのマーチに、錠前破りチェフウィックに、それに女に目がないグリーンウッド、それぞれに笑えるような場面が用意されており、その個性的で憎めない悪党たちのお陰で最初から飽きることなく、ずっと楽しいまま一気に終盤へと雪崩れ込みます。

果たしてドートマンダーたちは無事にエメラルドを手に入れることができるのか。
ドタバタとしたその騒動の行方、ぜひ確かめて欲しいところなんですが…悲しいかな、現在絶版なんですよね。

もし古本屋さんなどで見掛けたら、迷わなくゲットを!

 

 

 

 

 

 

 
ここ数日の暖かさ。
 
もはや暖かくというより暑いぐらい。
 
就寝時も温か過ぎるせいか、体がムズムズして起きてしまいました。
 
ところで暖かさとは関係ないかとは思いますが、最近、家の近くで猿の目撃情報が。
 
いつかないで欲しいガーン
 
 
 
 
 
さて、今年はなぜか偶数月にはライブに行く運命のようです。
 
2月はGREEN DAYに行ったばかり。いま思い出しても楽しい。
 
 
 
そして4月はTHE OFFSPRING(+ SIMPLE PLAN)
 
 
 
 
6月は当然メールが届いたばかり(外れるとは思ってなかったけど)のH.E.A.T
 

 

 

交通事故案件を専門に手掛けている弁護士のジェイソン・リッチは、アルコール依存症克服のため、3か月間のリハビリを終えて退院した直後、疎遠だった姉から連絡を受ける。

夫殺害の容疑で逮捕された姉からの弁護依頼を受けたジェイソンは、刑事事件どころか法廷に立った経験も無く、姉の不利が確実の中、姪たちのためにも弁護を引き受けることにするのだが…。

 

 

 

 

胸熱な〈マクマートリー〉シリーズなどでお馴染みロバート・ベイリーによる新シリーズは、「ビルボード弁護士」と呼ばれるジェイソン・リッチが主役。

ジェイソンはアラバマからフロリダまでハイウェイに大きなビルボード(看板)を設置する事で多くの交通事故案件の顧客を得て成功している弁護士。

刑事弁護どころか法廷に立った事すらなく、交通事故案件で荒稼ぎしている弁護士という設定が面白いですね。

そんな主人公のジェイソンですが、夫を殺害した容疑で逮捕された姉からの依頼で初の刑事弁護を引き受ける事になります。

そもそも奔放な姉との折り合いが悪く、姉家族とは疎遠だったジェイソン。


昔から姉の言動に振り回されてきた事もあり、無実を訴える姉をそもそも信じる事ができるのか。
そして著しく不利な状況で姉を救う事が出来るのか。

また、自身がアルコール依存症の問題を抱えており、リハビリ施設から出たばかりのジェイソンは、自分自身が抱える問題とも向き合う必要が。

更に、姉の弁護にあたり、ジェイソンを脅迫してくる存在も。
それはジェイソンのみなならず、姪である姉の娘たちの安全を脅かすもの。

様々な問題を抱えながら、どう見ても不利な状況の中で果たしてどう逆転劇を見せるのか、著者のこれまでの作品同様にドキドキとさせ、そしてビターな展開に読むのが止まらなくなります。

また、読む者の心を熱くさせるのが、主人公が金の亡者のようなビルボード弁護士かと思いきや、仕事上のパートナーや疎遠だった姪たち、そして再会した女性に見せる優しさや愛情、それに思いがけず湧き上がる姉に対する想いなど、それらを通じて見せるジェイソン自身が再生する姿ではないでしょうか。

期待に違わず面白かったです。次作も早く読めますように!




大野市の七軒通りにある古民家カフェ、「EDISON CAFE」さんへ。
 
 
 
 

 
喉を潤したくて、空色のクリームソーダを。
 
クリームソーダは何故か郷愁をそそられますよね。
 
 
 
 
 

 
妻はチーズケーキと紅茶でした。
 
 
 
 
 

 
 

 

 
店内は薪ストーブが炊かれていてポカポカで居心地良かったです。
 
地元の常連さんらしきお客さんと店主さんの会話も弾んでいれ、地元に愛されているお店ですねー。
 
 
 
 
 
大野から帰る前には「モモンガコーヒー」さんへ
 
珈琲豆を購入し、帰路の車の中で眠気覚ましに飲む用にとテイクアウトの珈琲も。
 
それでもポカポカ陽気で眠気に襲われそうでしたが(^^;
 

 

 

殺しのスペシャリストであるエージェント“17”ことジョーンズ。
“15”までは次の番号のエージェントに殺されているが、“16”は生きたまま姿を消した事で、ジョーンズは棚ぼた的に殺し屋のトップに君臨していた。
その“16”の殺害指令をハンドラーから受けたジョーンズは、“16”の潜伏先を突き止めるのだが…。




冒頭、「スパイというのは君が考えているような仕事じゃない」と主人公の語りから始まるのでスパイ小説のように思えますが、実態は殺し屋を主人公にしたアクション小説で、壮絶なアクションや指令の裏にある陰謀、秘められた過去などが盛り上げてくれます。

特にジョーンズの予想をはるかに超えるような姿を見せる“16”が格好良く、主人公のジョーンズ以上に魅力的で、“16”が登場してからは物語も大きく動く事もあって俄然、面白くなりました。

よく考えると、ジョーンズが宿泊するモーテルで出会うキャットについては都合良すぎな展開だなとか、ジョーンズが殺しの技術と才能をある程度独学でってのは無理ある設定じゃないのかとか、そこまでやられたらもう死んでいるよとか、いろいろと突っ込みを入れられそうなところもあるんですが、それはそれで面白かったかも(笑)。

それは、そういう突っ込みどころもねじ伏せてしまうような展開の面白さ、キャラクターの魅力(16がイケオジって感じで格好いい!)などといった力がこの物語にあったからなんでしょうね。

さて、続編のタイトルは「アサシン18」ですと?!
て事は“17”であるジョーンズが狙われるって訳ですね。翻訳される日が楽しみです。