固ゆで卵で行こう!

固ゆで卵で行こう!

ハードボイルド・冒険小説をメインにした読書の日々。


時に映画やRockな日々。またDragonsを応援する日々。そして珈琲とスイーツな日々。

読書感想がメインですがジャンルは偏りがちです。

美味しい珈琲とスイーツで日々を生きてます。

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この間の日曜、休日の朝ごぱん作り。

 

前日、寝る前に茹でておいた卵をフィリングに仕立ててタマゴサンドを作って食べました。

 

 

タマゴしか挟んでいないいたってシンプルなタマゴサンド。

 

妻がちょっと前から食べたいと言っていたのでリクエストに応じてみました(笑)。


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先日、大阪は梅田の某所にて開催された翻訳ミステリー大阪読書会に参加してきました。

 

読書会に参加するのはこれで3回目で、こちらには「関西翻訳ミステリー読書会」という名前の時に1度参加しています。

 

で、今回の課題図書は陸秋槎の『元年春之祭』。

昨年の各種ミステリランキングで上位に入った話題の華文ミステリです。

 

元年春之祭 (ハヤカワ・ミステリ)

 

 

そしてなんと今回は著者である陸先生がゲストとして参加されるという特別な会!

 

翻訳ミステリーで著者が参加されるなんて、なんてレアなんでしょ(笑)。

 

あとで聞いた話だと著者自身が参加されるという事で、あっという間に満席。

 

しかも参加者の男女比がいつもは女性が圧倒的に多いところ、今回は男性比率も高かったらしいです(笑)。

 

 

さて、読書会は順番に氏名を言ってから本の感想や意見を発表していく形式。

 

本書は2度も「読者への挑戦状」が入っているという事で、その挑戦を受けてどう推理したかなども含めて皆さん語る事になりました。

 

正直言うと、今回はちょっとというか、かなり不安な気持ちを抱えての参加でした。

 

普段は本格ミステリってあまり読まず、本格ミステリを好んで読んでいたのは、いわゆる〈新本格〉と呼ばれるものが生まれた時期だったもので(;´▽`A``

 

しかし、実際に参加してみるとやはり楽しかったです(笑)。

 

本格ミステリに造詣が深い方もいらっしゃり、作品名すら知らないものなども出てきましたが、いい意味でゆるい部分があって、緊張しながらも楽しめました。

 

皆さんの感想や意見の中でまず「読者への挑戦状」については・・・

 

・犯人はさっぱり分からなかった。

・そもそも挑もうとすらしなかった。

 

この2点に集中しましたが、本格ミステリ読みすると、犯人は○○だというのは分かったけれど、その動機についてはさっぱりだったという方もいらっしゃしました。

 

ちなみに動機についてはこの物語の舞台となる時代ならではだけれど、現代に置き換えても納得できる部分があるとの意見も出ておりました。

 

他に覚えているのは・・・

 

・ダイイングメッセージの処理の仕方が素晴らしい。

 

・再読で、伏線の張り方など改めて新しい発見があった。

 

・主人公が漢詩などすらすらと引用して博学で賢い。

 

・○○(犯人)の本当の気持ちというのは結局分からないのでは。

 

・舞台は前漢時代だけれど、主人公の少女たちが現代的、アニメ的に描かれていて魅力的。

 

・第3章までだけだと、本格ミステリ読みは○○が犯人だと思う(実際に陸先生が第3章までだけを友人に読んでもらったら○○が犯人だと皆思ったそうです)。

 

・動機が分かる人はいないのでは。

 

・前漢時代が舞台で難しいと思えるところはあまり読みこまず物語に集中した。

 

・読者への挑戦状が入るのがとても嬉しい。ただ、犯人を当てたいという気持ちと、裏切られたいという両方の気持ちになる。

 

・現代的な会話がそもそも罠なのかとも思った。

 

・・・などなどありました。

 

ちなみに自分としては、本書の感想記事をアップした際にも記しましたが、主人公の少女たちの言動がエキセントリックで、会ったばかりの相手と親しい様子だったのに突然殴りかかったするなど感情の揺れ幅が大きいのが、昔のアニメ、「ガンダム」などを思い起こしたりした事を語りましたが、その際に陸先生が云々と頷いている様子がちょっと嬉しかったです(笑)。

 

 

 

全員の意見や感想が出たところで、陸先生からも色々とお話が聞けましたので、その中で少しピックアップを。

 

・武帝の母も別の男性と離縁して皇帝に嫁いでいるなど、前漢時代の女性の地位は実は他の時代に比べて高い。

 

・漢書などを読んでも感情の起伏が大きいが、寿命が短いから自分の感情に正直だったのでは。

 

・出世したいという気持ちが強い時代。

 

・白止水は、実は尊敬する漢文学者、東洋学者の白川静博士がモデル。

 

・本書について中国でバッシングを受けた(舞台となった時代の話し方ではなく日本のアニメ的だとか)

 

・本書は思い返すと恥ずかしい部分が多い(作中で著者自身が登場する303ページの部分など)

 

 

・・・などなど、バカミスについてや裏話、今後の事なども含めて貴重なお話を聞く事ができました。

 

ちなみに今回の会では、本書が百合ミステリとしても語られる事から、女性同士の愛憎などが描かれたお勧めの本があれば発表して欲しいとあらかじめ世話人様から連絡があり、下記のようないくつかの作品が上がりました。

 

・『ブーリン家の姉妹』 フィリッパ・グレゴリー

・『夏を殺す少女』 アンドレアス・グルーバー

・『最初の悪い男』 ミランダ・ジュライ

・『春待ちの姫君たち』 友桐夏

・サラ・ウォーターズの著書

 

それから自分もアニメ的なものでって事で、高殿円の『シャーリー・ホームズの緋色の憂鬱』と同著者の〈カーリー〉シリーズを挙げてみたところ、「〈カーリー〉シリーズ、好きです」と仰り、また、シャーリー・ホームズの続編の事についても教えていただきました。

やはり予想通りお好きだったんだなぁ(笑)。

 

また、世話人様が用意して下さっていたレジュメにもいくつか作品が紹介されていたので、陸先生がお好きそうだった友桐夏の作品も含めていくつか読んでみたいと思います。

 

 

そうそう、陸先生の作品、年内にポケミスから出版される見込みとのこと!

 

その作品は、もしかしたらポケミス史上初めて○○が○○となるかも知れないとの事でしたが、実際にそれが実現するのかどうか、楽しみに待ちたいと思いますんで、編集部にそれが通るように是非とも押し通して下さい(笑)。

 

 

読書会の後は二次会へ。

 

陸先生も参加して下さいましたが、同じテーブルでは無かったので殆どお話はできませんでした。

 

もっともそのテーブルは濃いミステリのお話が展開されてるのが漏れ聞こえてきてたので、同じテーブルに着いていたとしても、ミステリマニアではない自分はきっとついていけなかった事でしょう(;´▽`A``

 

でも先生も楽しんでおられるようで良かったですし、自分も思い切って参加してみて良かったです。

 

今回で3回目の読書会参加でしたが、それでも緊張して喋ろうと思ってた事の半分も言えなかったのは反省ポイントなので、次に参加する時は頑張りたいと思います(笑)。

 

 

それから陸先生から著書にサインもして頂きました。

 

前回、「福井特別読書会」でお会いできた際にもサインペンにて頂きましたが、今回は陸先生が筆と硯をご持参してこられていたので、折角なのでと筆でのサインもお願いし、1冊の本に2つサインが入るという形になりましたが、快くサインしていただきありがとうございました(^^)

 

 

昨年サインペンでいただいたサイン。

 

 

 

 

今回、そこに印章を押していただき・・・

 

 

 

 

別ページに筆でサインして頂きました♪

 

 

陸先生の次作、楽しみにしております!

 


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この一週間は天気が悪い日が続き、冬に逆戻りしたかのように寒かったですね。

 

雪やミゾレなども降ったりして、一瞬タイヤを交換してしまっていた事を後悔したりして(;´▽`A``

 

 

さて、そんな一週間で読んだのは・・・

 

 

額賀澪の新作『イシイカナコが笑うなら』

 

生きる事に迷いを感じ始めている人の背中を押してくれる応援歌のような物語でした。

 

 

 

 

 

セバスチャン・フィツェックの『座席ナンバー7Aの恐怖』

 

相変わらずのリーダビリティ。

 

この調子でフィツェックの作品が未訳のものも含めて紹介されると嬉しいところです。

 

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