固ゆで卵で行こう!

固ゆで卵で行こう!

ハードボイルド・冒険小説をメインにした読書の日々。


時に映画やRockな日々。またDragonsを応援する日々。そして珈琲とスイーツな日々。

読書感想がメインですがジャンルは偏りがちです。

美味しい珈琲とスイーツで日々を生きてます。

 

 

 

スキーリゾート地である雪山の山腹にあるロッジ風の書店「ブック・シャレー」。
書店を営むエリー・クリスティは、姉のメグと共に山腹と麓を繋ぐゴンドラの中から、「ブック・シャレー」にクリスティの『春にして君を離れ』の初版本を置いていった見知らぬ男が死体となって発見される様を目撃する。
そして時を同じくして店の従業員である女性の行方が分からなくなっており…。




書店を営むクリスティ姉妹が、猫のアガサと殺人事件に挑む?!

「いや、こんなの絶対面白いでしょ!」

あらすじ読んだだけでそう思っちゃいますし、クリスティ好きにはなんともたまらない設定じゃないでしょうか。

実際、個性的なキャラクターや、コージーミステリーらしい、ほっこりするような展開が待っています。

また、事件そのものの背景にあるもの、それは人が持つ強欲さだったり、愛だったりして、そういった普遍的なものがテーマであったり、犯人のもつ異常性なども含め、クリスティへの愛がふんだんに詰まった一冊でした。

とはいえ読む終えるのに結構時間が掛かってしまいました。

読みながら色々引っ掛かる部分があって、何度も同じところを読み返す事になったりで、魅力的な設定だけに、この辺りが惜しい気が…。

なにはともあれ看板猫のアガサは可愛いので、猫好きさんはそれだけでも手に取る価値があるかも(笑)。



冬の訪れを告げるメニュー。
 
それは、せいこ蟹のクリームパスタ。
 
 

 

「レストランオオツカ」さんで今年も頂いてきました。

 

この時期にしか食べれない、せいこ蟹のパスタ。

 

ごちそうさまでした。

 

 

本当は妻と一緒に食べに行こうと言っていたんですが、都合により一人で。

 

抜け駆けしてすまぬ。

 

タイミングあえばまた行きましょう(;・∀・)

 

 

 

 
 
サラダとスープ付き。
追加料金でバケットもつける事ができるみたいです。
越前市役所近くにある「my name is...」さんでお弁当を買いました。
 
初めて訪れたんですが、お昼過ぎに訪れたら、お弁当は殆ど売り切れ状態。
 


そんな中で購入したのは「鮭の西京焼き 黒米おこわ弁当」と「白山産華越前のヤンニョムチキン弁当」。
 
妻と二人で分け分けして頂きました。
 
次に行く機会があれば、もっとお弁当が置いてある時間帯に行かないといけないかも。
 
 
 
 
お弁当だけでは物足りない?
 
デザートに、バスク風抹茶のテリーヌも。
 

 
ご馳走さまでしたニコニコ
ぱぱっと食べて帰りたい。
 
そんな時は「なんでやろ、8番」の「8番らーめん」。
 
 

 
野菜ちゃあしゅうめん(醤油)を、ネギ増しで食べてきました。
 
野菜たっぷり、一日に必要な野菜摂取量の1/2が摂れるとの事で、ヘルシーな気分になれます。
 
実際は気分だけで、そこまでヘルシーな訳では無いですけど、自分で自分を誤魔化せます(笑)。
 
 
 
 
さて、重い腰をあげて愛車のタイヤ交換を済ませました。
 
天気予報はずっと雨マークが並んでいて、いつ換えればいいのよと思っていましたが、雨が止んでいるタイミングを見計らって、自分と妻の車のタイヤをスタッドレスタイヤに交換してしまいました。
 
これで一安心。
 
でも、タイミングみて親の車のタイヤも交換しないと。
石油王のラルフ・サンプソンがある日、行方知らずとなる。
誘拐されたのか失踪したのか、夫を探して欲しいとサンプソン夫人から調査を依頼された私立探偵のリュー・アーチャーは、その行方を追うが、アーチャーの前にはいくつも死体が現れる事となり、事件は複雑な様相を見せる。



〈私立探偵リュー・アーチャー〉シリーズ1作目。
 
失踪した石油王の後妻と犬猿の仲の義理の娘ミランダや、ミランダが愛する一家の専属パイロット、ミランダとの結婚を望んでいる弁護士。
 
そこに映画女優やインチキ宗教家、チンピラなどの登場人物により事件が複雑に絡み合って浮かび上がってきます。
 
いつ以来ぶりかで再読しましたが、プロットも展開もキャラクターの造形も、いま読み返すと少し荒っぽい印象が。

でも最後の捻り、これがいいですね。

ミランダとのやり取りの中で、アーチャーが口にするセリフには痺れるものがありました。

ただ、今回の再読でも、読んでいて物語の中に入り込めきれない部分が。

決して面白くない訳では無く、いかにもハードボイルド的なお約束のようなプロットや展開は楽しめるものの、いまひとつ「あわないなぁ」なんて、やはり思ってしまったのが正直なところ。

それもあって実はロス・マクドナルドは本作とシリーズ2作目の『魔のプール』しか読んでいなくて、名作と誉れ高い作品が未読のまま。

先日参加させてもらった「陸秋槎さんと読書会&ミニトーク」にて陸さんも「初期の作品はちょっと…」なんて仰っていましたし、他の方からも同じような事をお聞きしたので、食わず嫌いを改め、これを機会に評判のいい作品を読んでみたいなと思っています。