固ゆで卵で行こう!

固ゆで卵で行こう!

ハードボイルド・冒険小説をメインにした読書の日々。


時に映画やRockな日々。またDragonsを応援する日々。そして珈琲とスイーツな日々。

読書感想がメインですがジャンルは偏りがちです。

美味しい珈琲とスイーツで日々を生きてます。

 

 

騎兵連隊を除隊し病院でジム・アグニホトリ二の療養生活の友はシャーロック・ホームズの活躍を描いた本と新聞だった。

そんなジムは二人の女性がボンベイの時計塔から転落死した事件の記事を読んで違和感を感じる。

被害者の夫アディから事件の調査を依頼されたジムは、敬愛するシャーロック・ホームズに倣い、変装を駆使し、事件の手掛かりを再構成することで真相を究明しようとするが……。

 

 

 

 

1982年のインドが舞台。

痍除隊した元騎兵隊大尉のジムはシャーロック・ホームズに憧れ、二人の女性の時計塔転落死事件の調査を。

なんとも本格謎解きを期待させる導入ですが、実際は、ジムはどちらかというとワトスン寄りです。

 

そして語られる事件は、当時のインドにおける国内情勢、身分制度や人種問題を内包しつつ描かれる大冒険活劇ロマンスで、正直思っていたのと違ったんですが、とても面白くて一気読みでした。

 

特に被害者の家族であるフラムジー家の令嬢ダイアナとのロマンス部分は進展しそうでなかなか進展せず、更には身分による障壁もあって、その辺りの描かれ方と行く末が個人的にツボでしたね。

 

そして、転落死事件の真相に迫るジムは、自身の命さえ危ぶむ思いがけない事態の渦の中へ。

 

ジム自身、インド人ではあるものの顔も知らない英国人の父を持ち、その事によって自身のアイデンティティに揺れながらも、それでも真実への探求心とフラムジー家への憧れに似た愛情からか、自身の命を投げ打ってでもと行動する姿には胸を打たれます。

 

そんなジムに対しては、ダイアナの兄で被害者の夫であるアディを始めとしたフラムジー家の面々や、ジムが事件を通じて出会った人々もジムの事を信頼するようになっていくのですが、それゆえに切ない事態も・・・。

 

実際にはインドの身分制度などはもっと厳しく、ジムの調査がこんな風にうまく進むのは難しかったのではとも思いますが、とにもかくにもアディやダイアナ、それにジムが真実を追求する旅で出会った少年少女といった登場人物達が実に愛おしかったですね。

 

そして、心と体に傷を負いながらも、不器用で実直で決して諦めないジムという青年そのものが、著者の良心を表しているかのようで、思わず涙する場面も・・・。

 

うん、大好きな一冊がまた増えました。

 

続編待ってます!

 

 

 

 

先日、「ポルタの喫茶室」でランチ&デザート。
 
 

 
ランチはナポリタン。
 
プラス100円で目玉焼き乗せに。
 
 
 
 
 
デザートはコーヒーゼリー。
 
珈琲はエクアドル。
 
 
 
 
 
 
この日の読書はS・J・ベネットの『エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人』を。
 
先日お亡くなりになったエリザベス女王に哀悼の意をこめて・・・。

Prime Videoにて独占配信されているシルヴェスター・スタローン主演の映画「サマリタン」を観ました。

 

 

 

 

双子のスーパーヒーローである善のサマリタンと悪のネメシスが対立し、25年前に二人は発電所で戦いその爆発で共に死んだと思われているが、13歳の少年サムはサマリタンは生きていると信じその存在を捜している中、隠れるように生きる隣人ジョーが実はサマリタンなのではないかと思い始める。やがて荒廃した町でネメシスが復活したというニュースが流れ・・・。

 

といった内容で、スタローンがダークヒーローを演じる映画です。

話の内容やオチ的なものは読める人も多いかなと思いますが、スラムにて哀愁漂う姿を見せるスタローンがその役によく合っていますね。

アクションもヒーローものなので、70代のスタローンでも無理やり感が無いのも良かったです。

 

ストーリーそのものは、少年サムとの交流も含め、もう少し掘り下げられているとより深みが出たかなと思いますが、特に退屈もしませんでしたし総じて面白かったです。

 

ヒーローでは無く、街を、そして未来を掴むのは、そこに住む住人たちで無ければならないというような、ヒーローに対するアンチテーゼ的なセリフをスタローン演じるジョーが語る場面が印象に残りました。

 

 

 

 

「亀蔵」さんの、かき揚げおろし蕎麦。
 
先週の白山登山の際に東京からのお客様は前泊されていたので、美味しいお蕎麦を食べにいきましょうと、「ミシュランガイド北陸2021特別版」のビブグルマン獲得店であるこちらのお店にご案内。
 

 
実は、お客様とは7月は荒島岳をご一緒した際、下山後にお蕎麦を食べたんですが、その時は温泉施設内の食事処で済ませたので、機会があればちゃんとしたお蕎麦屋さんで福井のお蕎麦を食べて貰いたいなと話していたので、それが叶った形です。
 
そして「亀蔵」さんのお蕎麦を「美味しい」と仰りながら食べていただけたので、ご案内できて良かったです。
 
お客様にはまた福井に遊びにきていただける機会があれば、他にも沢山ある美味しいお蕎麦屋さんをご案内したいものですニコニコ
 

 

 

 

〈ぼろ鳶〉シリーズ4作目。

 

京都西町奉行の長谷川平蔵に請われて京都へ向かった源吾、武蔵、星十郎達。

 

源吾たちは、京都で起きている人体から発火するなどの怪異に取り組む事に。

 

そこに平蔵の息子である銕三郎、京の火消し野条弾馬といった新たな個性的な登場人物も加わり、京の町を揺るがす事件の真相に迫ります。

 

今回は裏の主人公と言いたくなる深雪は手紙での出番ばかりですが、その助言はやはり源吾を助けてくれて存在感はやはり抜群ですね(笑)。

 

そして今回はなんといっても平蔵の姿が格好いい。

 

火盗改として仕事へ向き合う姿勢と共に、子を想うその姿に思わず涙。

 

そしてその想い、志は確実に次代へと受け継がれていきます。

 

その様子に胸が熱くならないではいられませんでした。