Шёл по городу волшебник
(街を散歩する魔法使い)
Юрий Томин(ユーリ―・トミン)
ロシア語難易度:★★★★★★☆☆☆☆
面白さ: ★★★★★★☆☆☆☆
お薦め度: ★★★★★★★★☆☆
1963年ソ連の中編小説。
1970年にロシアで映画(Тайна железной двери)
にもなっているし、日本語訳も出版されている。
「魔法使いがやってきた」(1982年)。
主人公Толик (Анатолий)は怠惰で不誠実、
自慢屋で虚栄心がある、少し強欲な小学4年生。
ある日、不思議な空間に迷い込み、
魔法のマッチをくすねる
マッチを一本折って願い事を唱えれば、
どんなことでも叶ってしまう。
小言ばかりのママも手放しで溺愛するママに大変身、
チェスもホッケーも一番になるが、
使えば使うほど、現実生活が段々辛くなってくる。
魔法使いもマッチを取り返しにきて、
Толикは不思議の世界に連れ去られ…。
性格の悪い少年が悪だくみをして楽しい思いをし、
さらに悪い奴(魔法使い)を目の当たりにして
怠惰で強欲なのが空虚であることを身をもって体験し、
魔法のない現実が一番と理解する。
220ページある本だが、半分ぐらいは子が自分で読み。
寝る前に読もうとすると、数十ページ分話が飛んでいる。
その分は子に説明してもらう。
ところで、最近「クリスマス・クロニクル」(2018)
を見て、カート・ラッセルの髪型と髭がいい。
映画も子と楽しめた。
カーク・ダグラスがロシア語でКёрк(キョルク)なので
カート・ラッセルもКёрт(キョルトゥ)かと思ったら、
Курт(クルトゥ)だった。
Кёрк (Кирк) Дуглас (Kirk Douglas)
Курт Рассел(Kurt Russell)

























