雪上の足跡

雪上の足跡

降っても融けても消える、はかないメモリー

小学校は完全無料で、朝食が付く。

週3回4時間授業で、週2日5時間授業。

 

朝8時15分までに登校(防寒着の着脱に時間がかかる)

8時30分⁻9時10分 1時間目

(20分)     朝食

9時30分⁻10時10分 2時間目

(40分)     休み

10時50分⁻11時30分 3時間目

(10分)     休み

11時40分⁻12時20分 4時間目

(20分)     昼食

12時40分⁻13時20分 5時間目

 

1限が終わると、2列に並んで、3階の教室から

1階の食堂まで行くそうで。

朝食は、飲み物:大抵ココアか紅茶。

一皿料理:カーシャ(粥)、ブリヌィ、スィルニキ、

ナゲット、オムレツなど

添え物:菓子パンやクッキー

ある日は右列がココアで左列が紅茶とか。

カーシャ、オムレツ、カーシャ、オムレツと

置いてあったりするそうだ。

成り行きで奥から詰めて座るので、カーシャの席で

「僕はオムレツ!」と我が儘は言えないらしい。

(子が性格で言えないだけかも…)

 

小学校には19時までの学童クラスもあり、

ランチや夕方の食事を食堂で食べることができる。

ランチ希望者は、学校アプリに課金して

日付を予約しておく。

学童がなくても、5時間授業の日に

ランチを予約する人もいる。

 

3日前までに予約しないと駄目とか

常に1000rub以上残高がないと予約が流れるとか、

いろいろ制約があって、面倒そうなので

我々は利用していない。

 

昨年10月頃

子「ママ、僕お腹空いちゃうから胡瓜持っていきたい」

私「ランチっていつ食べるの?」

子「授業終わってから」

私「じゃあ、家に帰ってから食べればいいじゃん」

子「・・・ランチのあとに算数があった」

私「ってことは、4限と5限の間?」

子「・・・たぶん」

私「持ってくる子は何を食べてるの?」

子「サーシャは人参と胡瓜を教室で食べてる。

  パーシャも教室でグミ食べてた」

私「へぇ」(スティック野菜は定番)

子「ミロスラフはナゲットとポテトとか」

私「教室で食べるの?」

子「食堂で食べてるよ」

私「家から持ってきたヤツよね」

子「そう。僕、胡瓜がいい」

 

次の5限の日、弁当箱に塩振った胡瓜を持たせた。

 

私「教室で食べたの?」

子「食堂で食べた。

  お弁当は食堂で食べなきゃいけないんだよ」

私「え、教室で食べる子もいるんでしょ?」

子「うん・・・。今日はね、

  誰かが大きな身振りで話してたら

  振りかぶった手がサーシャに当たって…」

私「ん?サーシャは教室でお弁当を

  食べてるんじゃないの?」

子「サーシャはランチを食べてるよ?」

私「え、どういうこと?お弁当派じゃないの?」

子「サーシャはいつもランチだよ」

私「??ランチ食べつつ、教室でも野菜食べてるの?」

子「うん」

 

それから弁当には生野菜、果物、おにぎり、卵焼きなど

簡単なものを持たせる。

他の子が何を食べているのか探っても、

野菜か冷凍物っぽい。

 

他に週1日、学校と音楽学校の間隔が短い日があり、

お弁当を作るか、スーパーで菓子パンを電子レンジして

コートの中で保温しながら運び、音楽学校で食べさせる。

 

ある日、学校から帰ってきた子が

子「ママ、今日ね、нЕчто ужАсное

     すごい恐ろしいことがあったんだよ!」

夫「・・・本当に恐ろしいよ・・・」

 (お迎えの帰り道、先に聞いたんだろう、

 夫が目配せしてくる)

私「なに?」

子「食堂でご飯を食べてたら、パーシャが

  ランチのペリメニの乗った皿を運んでたんだけど、

  床に落としちゃったの」

私「気の毒に。おかわりもらえてた?」

子「そしたら、パーシャが慌ててフォークで

  床のペリメニを刺して、食べちゃった、何個も!」

私「・・・не может быть (まさか)・・・」

子「本当だよ!クスクスクス(笑)」

私「だって、汚いじゃん・・・

  ・・・先生は止めなかったの?」

子「近くに大人がいなかった」

 

 

夫の目配せ(あいつならやりかねない)。

 

 

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SIMを自分名義(外国人名義)に変更して

使用できるようになった。

 

 

そういえば、外国人の健康医療保険(OMC)は

毎年年末で期限が切れるので、

毎年更新しなければならない。

その更新手続きを国家システムgosuslugで

できるかやろうと思ったら、ログインできず。

あれこれやって、コードを受け取ろうとしたら、

「この電話番号はアカウント登録されていません」

(なんでやねん)

 

SIMの名義変更したので、

国家システムの登録情報が抹消されたらしい。

年金番号からアカウントには入れたが、

私のSIM登録ページは空白で、

自分の電話番号も登録できず、

「役所で登録してください」と表示された。

 

仕方がない。役所(МФЦ)へ行き、

健康医療保険の更新と電話番号の登録を

一つの窓口で一気にやってもらう。

その手続きは問題なかった。

係「後ほど年金番号からアカウントに入って、

 新しくパスワードを設定してください。

 それで電話番号が認証されます」

 

家でやって、電話番号が認証された。

しかし、アカウントに

Номер вам не принадлежит

(この番号は貴方名義ではありません)

Чтобы не потерять доступ к Госуслугам, 

оформите номер на себя или 

нажмите «Изменить» и укажите другой.

(国家システムへのアクセスを維持する為には

番号を本人名義にするか、

別の電話番号をご登録ください)

という警告が表示されている。

(なんでやねん)

 

どういうこと?

アカウントのSIM登録ページも相変わらず空白で、

私名義で認証されている筈の二つの電話番号がない。

 

ネットで調べると、経験者が語っていた。

「生体認証をして正式な手続きでSIMをゲットしたのに

 gosuslugに反映されない。それをヘルプに書くと

 『通信オペレータに問い合わせてください』と出る。

 オペレータに問い合わせると、手続きは済んでいるので

 gosuslugに相談しろとAIが言う。

 何度もたらい回しで、オペレータのオフィスでも

 どこでも相手側の問題だと言い、

 半年以上どうにもならない」

コメント欄でも

「私もそう」

「俺も全く同じだよ」

「別のオペレータだけど同じ状況」

 

現在、この問題は解決されていないらしい。

今のところ、不便はない。

しかし、いつ不具合で電話や国家システム

が使えなくなるか、一抹の不安が付きまとう。

病院が必要な時に、国家システムから

診察予約できないとか。

 

今年日本に一時帰国して人が

ロシアで電源を入れた途端に、

「安全上の要件により、この番号で

モバイル通信とSMSが一時制限されます。

理由は、SIMが外国にあったためです」

というメッセージが来たという。

解除するには手続きしなければならず、

24時間経つと、自動的に制限解除されるらしい。

そんなにSIMが監視されているのね。

「За рукавичками

 (手ぶくろを買いに)」

 Ниими Нанкити(新美南吉)

ロシア語難易度:★★★★★☆☆☆☆☆

面白さ:    ★★★★★★★★☆☆

お薦め度:   ★★★★★★★★★★

 

2019年に国際交流基金の助成を受けて刊行された。

 

рукавичкиはрукавицыの愛称形。

рукавицы(複数主格)は、

親指とその他の指に分かれている手袋の総称。

子供の毛糸の手袋はварежкиという。

幼稚園でも義母でもварежкиしか聞いたことがない。

 

"Мне, пожалуйста, рукавички, чтоб сидели по руке."

(このお手々にちょうどいい手袋下さい)

Ай-ай-ай,- подумал шляпных дел мастер.

(すると帽子屋さんは、おやおやと思いました)

 

Мамочка, знаешь, люди совсем не ужасные.

(母ちゃん、人間ってちっともこわかないや)

С чего ты взял?

(どうして?)

Потому что я всё-таки перепутал лапки,

но никто даже не подумал меня хватать.

(坊、間違えてほんとうのお手々出しちゃったの。

 でも帽子屋さん、つかまえやしなかったもの)

Мне просто дали эти красивые тёплые рукавички.

(ちゃんとこんないい暖い手袋くれたもの)

 

黒井健の優しい絵のタッチもいい。

 

これはベラルーシの「てぶくろを買いに」。

 

個人的に、南吉がНанкитиになっているのが、

新美ナンキティみたいで気になる。

 

 

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「Чудеса в решете, или Калинкина школа

    для первоклассников

 (前代未聞、あるいは1年生の為のカリンキン学校)」

 Саида Сахарова(サイーダ・サハロヴァ)

ロシア語難易度:★★★★★☆☆☆☆☆

面白さ:    ★★★★★★★★☆☆

お薦め度:   ★★★★★★★★☆☆

 

義母宅にあった、1986年出版の本。

夫が子供の頃読んでたやつで、背表紙ボロボロ。


カリンキンという魔法使いが、

双子のマーシャとサーシャにあれこれ教えて、

器用で自立した子供になるお話。

 

明日の準備をランドセルに入れる事や、

宿題をすることの他に、

朝食作り、掃除、掃除機掛け、

服の手洗いなどについても教える。

 

ソ連時代は共働きが基本なので、

子供達が家の手伝いをするのは当たり前。

 

歯磨きもするし。

 

ちょっと目を引いたのが、

『足は毎日洗うこと。

風邪を引きにくくする為に、5⁻6月から始めて、

足を洗う水を徐々に冷たくして、

秋頃に冷水になるようにする。

冷水で洗った後は、足をよく拭い、

こすって「ほてる」ようにする、

特に指の間は丁寧に拭くこと。

さらに良いのは、夜シャワーを3,4分だけ浴びる。』

 

 

Раз в неделю мойся пад горячим душем с мылом и мочалкой. 

(週一回、石鹸と洗い布で熱いシャワーを浴びましょう)

Намыливайся два разы. 

(石鹸は二度塗りましょう)

Ополаскивайся менее горячей, а напоследок почти прохладной водой. 

(少しぬるいお湯で、最後はほとんど冷たい水にしましょう)

Голову мой раз в неделю пеной того же мыла. 

(頭は週に一度、その石鹸の泡であらいましょう)

Не суши около горящего газа или на сквозняке.

(燃えるガスのそばや、隙間風の当たるところで

 髪を乾かしてはいけない)

 

手洗いの他に、足は毎日洗い、

シャワーは週に一回、髪も週に一回を推奨・・・

 

40年前の子供の趣味は切手集め・・・

 

縫い物も簡単なものは子供もするし、

成人男性は軍で、肩証を毎日洗って縫い付けることを

するので、ロシア人男性「針仕事は女」という

固定概念がない。素晴らしい。

 

料理のレシピもいろいろ書いてある。

 

Чудеса в решетеは直訳すると「ざるの中の奇跡」。

古代ローマのトゥッチアという女性が

ざる(ふるい)を使って水を運んで

無実を証明したという奇跡を指して、

起こりそうもない事、あり得ない話

という意味の慣用句である。

この本を読めば、子供たちがあり得ないほど

自立した良い子になる、ということらしい…

 

 

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学校で2週間エコ・チャリティー運動

“Добрые крышечки(優しいキャップ)”があった。

 

日本のエコキャップ運動は、集めたプラが

発展途上国のワクチン購入費用に充てられるらしい。

 

ロシアでは2016年から各地で様々な名前で回収しており、

チャリティー団体がプラ回収会社に重さで売って、

そのお金で障害のある児童に医療補助具、

車椅子などを無償で贈る、というものだ。

 

色んな飲み物に限らず、ソースのキャップや

中蓋、大型ペットボトルの持ち手部分の他、

洗剤のキャップとかでも、

△プラマークの

2, 02:高密度ポリエチレン

4, 04:低密度ポリエチレン

であれば、なんでもいいのだろう。

 

 

キャップは洗って、丈夫なビニール袋か

大ペットボトル(5~10ℓ)に入れる。

なぜかクラス名を書けと言われており、

クラス対抗戦でもするのだろうか。

 

 

モスクワではスーパーや病院などでも

回収箱が置いてあったりする。

以前は、近所の図書館の回収箱に入れてたが、

いつからかなくなり。

ひたすら家で溜め込んでいたキャップ類を

学校へ放出する。
 

子は育ってもキャップに対し愛着があるようで、

溜め込んだ奴を全部チェックして

色、サイズ、形別に一種類ずつ手元に残し、

2つ目以降を寄付に出すスタイル・・・。

 

 

 

 

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