私「狂犬病の予防接種お願いします」
医「狂犬病だけ?他のワクチンは?」
私「のみでいいと思ってます」
医「ノビバックがあるけど、
海外へは連れ出せないわよ」
私「・・・連れ出せる可能性は残したいので...」
医「じゃあ、チェコ製のこっちね」
私「ノビバックはロシア製ですか?」
医「違うわよ、オランダ製。並行輸入で
入ってきてるの。だけど、EUが輸出禁止してるから
22年3月以前ロシアに輸入された製剤は消費期限が切れて
今ロシアにはノビバックは存在しないという建前なの。
だから、動物パスポートにノビバックを打ったとあると
偽製剤という認識で、受け入れ国側で却下するのよ。
ちゃんとワクチン打ってるのにおかしな話よね」
私「(そういえば、去年もそう言ってた)
値段はどのくらい違いますか」
医「チェコ製は狂犬病とワクチン込みで
3200Rub (約5700円)、ノビバックは
狂犬病のみで2700Rub(約4800円)。
ワクチンもつけると4200Rub(約7500円)」
私「じゃあ、チェコ製で」
何故か聞かれなかったけど、
虫下し飲ませたことを自己申告。
キャリーのふたを開けても猫が出てこない。
緊張で硬直している。
獣医師が触診すると、シャーシャ―言っているが、
噛みつく様子はない。
要領よく首後ろと後ろ脚に注射して終了。
夫が連れて行くと、パニックで爪を立てて
逃げ出そうとしたり暴れるそうだが、
私との時は静かだ。
一週間以上背中を濡らすなと言われ。
背中に垂らすノミ除けは3日後からいいらしい。