雪上の足跡

雪上の足跡

降っても融けても消える、はかないメモリー

Сольфеджио(ソルフェージュ音楽理論)

は大人にも難しい。

バイオリン1年生の祖母は、自分がわからないから、

バイオリンの他に理論の家庭教師もつけている、と。

(あれ、習う為に音楽学校へ通ってるのに、さらに

家庭教師をつけるの?わからないところは先生に聞けば

いいんじゃないの?通常の学校と音楽学校と

さらに家庭教師って、子供に自由時間がないんじゃ?)

なんか大変そう。。。

 

問題集の〇ページが宿題になると、時折

子「ママ、この問題わからない」

Напишите указанные ступени в разных тональностях.

(様々な音階における指定されたトーンを書きなさい)

私「え・・・なにこれ。

 ト長調だと1はドってことなんじゃないかな?

 だから5の場合は、ソを描けばいいんだよ。

 ヘ長調の4はド?……でいいのか?」

 

やっぱり、授業で説明されているんだろう。

問題集もほとんど自力でやるから感心する。

 

ある日、音楽理論の先生からの連絡

「Сделать доклад о музыке средневековья

(простым, понятным, детским языком)

中世の音楽についてレポートを作りましょう。

(簡単な、わかりやすい、子供の言葉で)

どんな楽器があったか、どんな音だったか、

誰が弾いていたとか。必要に応じて

写真も持ってきていいです。

また、ハ長調、ト長調、ヘ長調の復習、

これらの音階を弾けない子がいます。

будет новая тема "интервалы" 

повторить их названия.

次の授業は新しいテーマ「インターバル」

になるので、それらの名称を復習(予習?)」

 

なにこれ…。小1でレポートって…。

 

夫「僕の時には音楽学校でレポートなんて

  最後の1年ぐらいしかなかったけどなぁ」

夫に丸投げすると、家中の図鑑やら本を見て、

情報がないので、ウィキペディアで調べ、

印刷して、子に説明する。

授業当日の朝に中世の楽器の写真を印刷し、子に渡す。

 

そして、授業後。

沈んだ様子で子が出てきた。

「説明を印刷した奴を持っていけばよかった。

 僕以外はみんな紙を持ってきて、読んでた。

 僕は覚えてなんかないから、言えなかったし、

 楽器の写真だけあっても

 説明できなかった(´・ω・`)」

 

連絡帳には「宿題してこなかった」と書かれ、

撃沈。

 

直後に来週の宿題連絡が入る。

「問題集28ページ最後まで。

  ヘ長調の86番メロディーを歌う。

レポート「楽譜の歴史」について、

обязательно с примерами!

例が必要です」

 

夫が役立たずだったので、

今回は私が手伝うしかないのか…

AIに丸投げして、小1のレポートを作ってもらう。

A5の半分ぐらいの量を読ませ、説明し、

紙を持たせ、送り出す。

 

授業後、子が涙目で出てきた。

子「短かすぎるって言われた。

 写真もないって。

 僕だけ写真がなかった…ぐすん。

 なんで写真を印刷してくれなかったの?」

私「いやいや、写真が絶対なんて聞いてないし。

  例は文中で示したし」

子「 (つд⊂)エーン」

 

私も役立たずだった…。

段々、腹が立ってきて。

こんなの親の宿題じゃん。

小1でレポートの書き方なんて習ってないし、

ネットの使い方だって教えてないし、

どこで情報を探せって言うんじゃい!

って、先生に事前に相談しなかった親が悪いか。

 

後日、親の待機所で1年っぽい子供が

テキストを音読しており。舌っ足らずな発音で、

親に読み方を修正してもらいながら。

よくよく聞いていると、中世の音楽について。

違うクラスでも同じ宿題が出ているようだ。

読むのに精一杯で中身なんてわかってなさそう。

なんて不条理な宿題なんだ‥‥

 

 

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夫が検査結果を持って、猫を連れずに

最初の動物病院へ意見を聞きに行った。

ステロイド注射、抗生物質、ミルタザピン

それぞれ投与して様子を見ることに。

 

昔、大家さんがマリ(猫)を保護した時に

自宅で注射していたので、

いつかそんな日が来るかもと予想はしていたが…。

以前、夫が姑にビタミン注射してたことがあるので、

夫に任せようと思ったら、

恐ろしすぎてできない、と。

 

私だって、恐ろしい。

入念にいくつかの解説ビデオを見て

(みんな言う事が違うので役に立たない)…、

注射器の用意をし、猫をベッドに置く。

保定役の夫に渡すが、猫はベッドの下に逃げ、

子がラジコンカーで追い出し、

私が捕まえ、夫に託し、また逃げられる。

しっかり押さえんかい!

 

毎日注射するので、猫も要領を承知しているが、

逃げたがる。そりゃ、痛いか。

しかし、見知らぬ獣医がやるより、

ずっと落ち着いて受け入れる。

叫ばず、黙って逃げようとするだけ。

 

食欲は戻ったし、元気もありそうだが、

腹を下し気味なのは薬のせいか?

ステロイドで免疫が下がった時に

他の菌が悪さしないように抗生物質をやる。

その抗生物質で腸の常在菌がやられて

便の形成が難しくなるらしい…

 

子「ママ、床にピンクの(抗生物質)が落ちてるよ」

私「あれ、さっき飲ませた筈なのに…」

 

「あなた上手に口の外に出すのね~」と褒めながら

喉の奥に薬を放り込む…

 

 

 

 

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「Корзинка старой нянюшки

 (年とったばあやのお話かご)」

Элинор Фарджон(エリナー・ファージョン)

ロシア語難易度:★★★★★★★☆☆☆

面白さ:    ★★★★★★★★★★

お薦め度:   ★★★★★★★★★★

 

イギリス児童文学。

 

寝る前のお話にピッタリ。

優しい物語たち。

全部良かったが、特に最後のお話。

 

Гризельда Кефью жила у околицы, 

в последнем домике по переулку, 

вместе со своей прабабкой. 

グリゼルダ・ケフェウは村の外れの

一番奥の家に、ひいおばあちゃんと暮らしていた。

 

Девочке было десять лет, 

а старушке сто десять, но если вы думаете, 

что разница меж ними была очень велика, 

то вы заблуждаетесь».

少女は10歳、老婦人は110歳、

しかし、もしあなたが二人の差がとても大きいと

思ったら、それは大間違いです。

 

(中略)

Но сто – это такая круглая-прекруглая цифра, 

которая всё возвращает на круги своя. 

しかし、100というのは、すべて元の軌道に

戻してしまう、とてもまあるい数字で。

 

Поэтому прабабкины сто десять и Гризельдины 

десять означали в аккурат одно и то же, 

даром что их разделяли целых сто лет.

だから、曾祖母の110歳とグリゼルダの10歳は

100年もの歳月が隔てられているにも関わらず、

まったく同じことを意味しているのだった。

 

10歳の少女が一人で畑や家畜の世話をし、

学校へ通い、子守で学費を稼ぎ、

曾祖母の面倒も見る。

すべては曾祖母と二人で生活する為。

しかしチフスで3か月入院している間に

曾祖母は救貧院に送られてしまう。

 

つい没頭して、22時半に終わるところ、

23時を大幅に過ぎてしまい、

「今日はここまでです」というと、

子が抗議の声を上げる。

私だって先が気になるけど、寝なきゃ。

 

このお話はハッピーエンドが待っていて、

安らかな気持ちで寝ることができる。

 

 

 

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学校では書き取り小テストが何度かあり、

単語のスペルを書く。

子「ママ、僕間違いが3つあったから4だった」

 「間違いが3つあったのに5だった」

 「今日は3だった」

 

5段階評価で、1や2はほとんど使われず、

ほぼ3段階評価で3,4,5のうちのどれかが付く。

5⁻отлично (素晴らしい)4-хорошо (良い)

3-старайся(頑張れ)のハンコで評価。

 

毎日先生から親宛てに宿題の通知が来て。

それを家のホワイトボードに書き写す(面倒)。

宿題をしなさいとは言わない、

やらなくたって恥をかくのは自分だから。

でも、夜アニメやビデオを見たければ、

宿題をしてから。

なので、ほぼ毎日やっている。

 

ただ、いつも

домашняя задача (家の課題=宿題)

と書かなければならないところ、

классная задача (クラスの課題=授業中)

と書き間違えたりして、

全く注意力散漫。

 

この間、朝夫が子を学校へ送ると、

ボスママと何人かが談笑しており、

夫に話しかけてきた。

ボ「娘が息子さんがクラスで一番読むのが早くて

 上手って言うんです。他の子もみんなそう言うの。

 一体、どうやったんですか?」

夫「早くから読み聞かせをしたぐらいですけど」

ボ「うちは夫がアフガニスタン人で、

  私が幼い頃から読み聞かせ沢山してますけど、

  変なイントネーションだし、早く読めないんです」

 

書き取りテストやノートの書き間違いなどで

学業はあまり得意ではないのかと思っていたけど、

意外なところで、子の特技が発覚。

日頃の音読の様子でそう判断したのかと思いきや、

51語あるテキストを読ませ、

先生が携帯で時間を計ったらしい。

数字に裏打ちされた速さだった…。

子「僕は22秒で、サーヴァも22秒だった。

  アンドレイは108秒だったんだよ」

 

ロシアでは誕生日の人がみんなにケーキを振る舞ったり、

プレゼントを渡す習慣。

32人のクラスメイトに配る。

やる人(親)もやらない人(親)もいる

先生が食べ物は極力避けるように言ったが、

飴やチョコということもあるし、

鉛筆やスティックのり1本ということもあれば、

2-300円のレゴもどき一箱ということもある。

(「うちの子は鉛筆一本じゃ喜ばないのよ!」

 と公言する親もいる…。)

子の誕生日が来たので、気持ちばかり、

匂い付き消しゴムとシールを配った。

 

その翌日、子がサーヴァからプレゼントをもらった。

家で開けて見ると、レゴもどきの組み立てて

リモコンで動く車で、電池まで添付されており。

豪華なプレゼントに驚いていると、

子が袋の中にレシートを見つけ、2600rub (約5400円)。

前日の夜7時に購入されている…

 

(どういうこと?( ⊙д⊙)o)

 

小1でクラスメイトからこんな高額のプレゼントもらうか?

なんでレシートが入っているの?

 

夫「これはイレギュラーなケースで、

  その家庭の個別的な行為だから、なにも言えない」

モスクワではこう、とかいう話ではないのだ。

 

サーヴァとは幼稚園で3年間一緒だったけど、

子と仲が良かったわけではない。

彼の送迎は全部ニャーニャ(雇われ乳母)だったので

両親の顔もよく知らないし、挨拶したこともない。

卒園前後にニャーニャから、サーヴァの親が

同じクラスにしたがってると進学先を聞かれた。

サーヴァがバイオリンを習っていて、

子がピアノを披露したのを聞いて?

その関係以外思い当たる節がない…。

 

小学校に入ってからは席が隣だし、

確かによく一緒にいる…。

 

クラスのチャットから母親を見つけDMでお礼をすると

「気に入ってもらえてうれしいです。

 サーヴァは〇との友情をとても大切にしています。

 私達もそのことを応援しています!」

有難いことだ・・・・(びっくりしたけど)。

 

 

 

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子の誕生日に猫の劇場へ行った。

1990年オープンの世界唯一の猫サーカス。

 

30分前に着いて、上着を預け、

あと20分(も)待つのかと思ったその時、

ククラチョフがアコーディオンを弾きながら、

廊下に出てきた。

子供達に対して、親に対して、語り掛ける。

 

御年77歳。子供や孫もピエロになったり

運営に携わったり、家族経営の劇場。

まさか本人が出てくるとは思わなかったが、

語り掛け、サインに応じ、

開演時間に中に入ってきて、

10分程お喋りする。

 

この歳まで他人を楽しませ、

短い時間で実のある説法をし、

押し付けがましくもなく、

子供に夢を持たせる話し方をする。

感動して涙があふれた。

 

7歳でピエロになりたいと思い、

16歳の時コンテストで

ソ連一のピエロになった。

以来、56回妻と誕生日を祝い、

3人の子供と6人の孫に恵まれた。

善意と幸福について考えよう。

 

二階は小さい”猫博物館”で、

3部屋に15匹ぐらいの猫がいて。

猫の置物が多数展示されており、

各国大統領やシュワルツェネッガー、

デニーロなど、著名人からの

贈り物の猫の置物が展示されている。

45年前の日本公演のポスターもあった。

 

4年ぐらい前雀が丘のサーカスへ行ったが、

爆音楽とネオン・照明の派手な演出で、

昭和のサーカス曲芸じゃなくて

令和って感じなのか、象やトラが出てきても、

サーカスを見たって感じがしなかった。

 

この猫劇場は舞台サイズが猫にちょうど良い。

子供達にも優しいサーカス。

何度通ってもいいと思った。