野心家サラリーマンの昇給・昇進スキルアップ講座 -53ページ目

言葉が地位をつくる

こんにちは。イナミネです。

昨日から、休みにはいりました。

やっと掃除ができるということで、張り切って窓ふきや、書棚の整理をやりました。

家がきれいになったのは良かったのですが、ホコリアレルギーで鼻水がとまらなくなり、涙で苦しみました。。。。


さて、今日の本題です。

優れた仕事をしていくには、言葉に注意を払わざるを得なくなります。

コミュニケーションは言葉で行われるから当然といえば当然、なのですが、それぞれの専門分野でも言葉の重要性は変わってきます。

マーケティングでは、集客のための文章で、

・わかりやすいこと。

・目を惹く、キャッチがあること。

行動したくなるような内容であること


などが求められます。

営業には、


・お客さんの知りたいことを知るための適切な質問

・お客さんの視点で、理解しやすいような説明手法

行動を迫る、明瞭な物言い


がいります。

また、技術には、報告者としての内容が必要です。


もうひとつ、業務分野によらない言葉の重要性があります。


言葉や語彙は、その人物の何たるかを外に伝えます。

穏やかな表現や、丁寧な言葉遣い、豊富な語彙は、細やかさや気配り、頭のよさ、を示してくれます。

一方、今風の「ヤバイ」「超・・・」という言い方は、周囲の人への同化のサインを投げかけるとともに、使いまくることで、軽薄な印象と、自分の個性を失わせる可能性があります。

「女子」という言葉には、「若い」「華やか」というイメージもありますが、一方で「未熟」「奔放」というマイナスのメッセージが含まれています。

話題になる「加齢臭」という言葉もそうですが、いずれは誰しも直面する「高齢化」「老年」ひいては「年長者」「責任」からの逃避ということも含まれて生きます。

さらに怖いのは、そういう言葉遣いが、

自分に向けて、自分はそういう人物であるというメッセージを投げかけている可能性があります。


明瞭に言い切ることで、決断する意志があること。

細かな表現や、語彙を持つことで、専門家としての分析力があること。

「~された」「~のせい」という受身ではなく、「~する」「~した」という能動的な表現で、自分が主体であることを示すこと。

失敗を多めに見てくれる「若さ」にのみ頼らず、信頼できる人物として使うべき言葉を話すこと。

普段使う言葉の持つ、外へ、ウチへ向かう裏のメッセージに気を配ること。


仕事をする人間として、どういう立場にいたいか。

リーダーなのか

専門家なのか

経営者なのか

マネージャなのか

立場に立つ前から、その立場の人間としてふさわしい言葉遣いをすることが、その立場に自分を引き上げてくれます。

自分がその立場にふさわしい振る舞いをすること。

そして、今度は逆に周囲もその立場が当然と感じるようになるという、

言葉遣いの強い影響なのです。


新人でもすぐに上達する勉強法

こんにちは。イナミネです。

職場のなかでも、仕事のやり方をうまく伝える、学習してもらうことは永遠の課題です。

特に、最近のように派遣社員やパート、アルバイトを短期的に採用し、急速に戦力化しなければならないところは、スピーディな学習が必須になります。

最たるものは、ファミレスやファーストフードなどのフランチャイズの飲食店です。

こういったところは、手順や段取りを今すぐに身に着けてもらいたいはず。

◆◆◆

ここでよく使われている一つのテクニックは、

入ったばかりの人が、他人に教える機会を持つ。

というもの。

たとえば、入ったばかりの新人も、開店前の店の準備方法、閉店後の片付け方など、他の同僚に教えるということを義務付けます。

そうすることで、より高速に新人が手順を覚えます。

◆◆◆

この方法では、

人に教えろ、といわれたとたんに、事前学習に急に身が入りだす、というテクニックを使っています。


自分だけが学習するのではなく、人につたえるために準備することで自分の吸収が加速します。

そのとき、教える側が起こることは、

・人につたえるためには、自分が理解しなくてはならないので、理解度が高まる。

・人から質問されて答えるために、想定問答などを通して、理解がさらに高まる。

・テキストなどを作る場合には、内容を整理して捉えることが出来る。

・人に教えるという、ほどよい緊張感が、脳を活性化させる。


ということです。

◆◆◆

この理屈は、なにもフランチャイズの作業手順だけに当てはまるものではありません。

学習全般に使えます。


フランチャイズの単純作業で使われているテクニックも、込み入った業務手順、資格試験から学術研究まで、いろいろ使えるわけですね。

社内の研修会でもいいですし、子供でも、奥さんに食事中にちょっとした会話でもいい。

人を教える機会うまく作り出して、活用します。

社内講師を引き受けるような機会があれば、願っても無いです。ぜひやりましょう

もしくは、ハードルは高いですが、自分が勉強会主宰することが、一番有効なのです。

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途中で迷わない学習法とは

マネする技術

こんにちは。イナミネです。

昨夕の、フィギュアスケート、見ましたか?

浅田選手と安藤選手、どちらもすばらしい演技でした。

これまでの安藤美姫選手は、「ミキはー」という鼻にかかったような話し方が、今ひとつ好きになれませんでしたが、今回の演技は、確かにすばらしかった。


ここから本題です。

私が子供のころは、2回転ジャンプが世界大会の大技で、しかもそれで転んでいました。

ビールマンスピンを見たときにはたまげました。

今から30年くらい前のことです。

今ではどうでしょう。

今回テレビ中継に出ていた人はすべてこれらの種目をこなします。

中には14歳の子供(失礼)までやります。

昔、難度の高かったことが、今では、誰でもとはいいませんが、多くの人が出来るようになります。

これはなぜでしょう。

1.これまで誰もやっていなかったことが達成されることにより、「やってやれないことではない」とわかる。


2.達成できたことは、そのコツ、ノウハウがある。そしてそれは一般化されて、人に伝えられるようになる。



このことから、わかることは、さまざまな課題に対して、回答が用意されている可能性があるということです。

ビールマンスピンのやり方

トリプルアクセルの飛び方


などから

国家試験に合格する方法

億万長者になる方法


まで。


さまざまなノウハウや技術が世にはあり、それは教えてもらえる可能性があるということです。

そのためにすべきことは

悩み

課題

問題


の本当のポイントを突き止めることになるのです。