お稲荷さんには神道系と仏教系がある | 運の良い座敷童子的な生き方

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こんにちは。

今日は要注意日となります😅

特に午後です❗️

皆さんお早めに帰宅してみてくださいね💦

その一方で素晴らしいギフトを受け取る方もいらっしゃる、なんとも神秘的な双子座グランドフィナーレとなりますよ✨✨

 

 

 

 

 

さて、わたしの旦那は岡山県にある最上稲荷を神社だと思っていて、お寺だよーと言うとすごくびっくりしていました😅

ですが最上稲荷には狛犬もあり、神仏習合の形が残されておりますよ。

 

 

 

 

ということで、今日は伏見稲荷大社の起源のひとつ、仏教系のお稲荷さんについて書いてみます。

日本三大稲荷として有名なのは、

豊川稲荷、

最上稲荷、

そして伏見稲荷大社なのです✨✨

 

 

 

お稲荷さんのはじまりは、神道系も仏教系もどちらも起源は伏見稲荷大社、となります。

 

 

 

 

さてさて、稲荷山の起源をたどると原始信仰までさかのぼることができ、もともとは竜蛇を祀っておりました🐍

これは現代も残っており、お稲荷さんの眷属はキツネだけではなく、巳神でもあるのですね。

 

 

 

 

 

これは、白蛇です🐍

 

 

※いなりん♪

 

 

しかし、密教が日本にやってくると、インドのダーキニー(荼吉尼天)の信仰が広がっていきます。

ダキニテンは愛染明王の前身であり、またがっているのは、ジャッカルなのですね。

 

 

※Wikipediaより

 

 

しかし、ジャッカルは日本にも中国にもいませんでした😅

そこでよく似ているキツネに置き換わったのです。

つまり、お稲荷さんは平安時代末期に、ダキニテンと習合したのです。

 

 

 

 

もともと神道でも食の女神月神と関係が深く、キツネの尻尾は稲穂によく似ていたので、キツネの信仰がありました。

 

 

 

キツネは古くはケツネ、

お餅をつくのはキネ、

出雲大社の古い名称はきつきのおおやしろ、

 

 

 

けっこうお月さまの古語があるのですね😆✨

 

 

 

 

 

この仏教のお稲荷さんは、伏見稲荷大社のなかにあった愛染寺という本願所がもともとのルーツなのです。

伏見稲荷大社は神仏習合の時代がとても長く、お寺の中のお稲荷さん、だったのですね😅

 

 

 

 

明治初年に神仏分離の令がだされ、稲荷社から仏教色が一掃されていきます。

 

 

※最上稲荷

 

 

 

宮島の厳島神社もあわてて社殿が赤く塗られ、

香川県のこんぴらさんは本尊を守るために、宮司さんが天狗に変身したというエピソードがあります。

 

 

 

その中で強い勢力を持っていた豊川稲荷や最上稲荷は仏教の稲荷大明神として保たれたのですね。

 

 

 

つまりお稲荷さんというのは、

 

 

 

 

時代に合わせて変化していき、

 

 

 

 

だからこそ信仰が進化していった神仏である、ということです😆✨

 

 

 

 

お稲荷さんというのは、秦氏の氏神というだけではなく、幾重にも折り重なった歴史の上で、進化していった存在なのですね。

 

 

 

なお、日本のダキニテンは弁財天を取り入れて女神のイメージで伝わっております😆✨

弁財天は宗像三女神のイチキシマ姫と同一の存在でありましたが、

 

 

 

 

イチキシマ(市杵島)

 

 

 

 

イツクシマ(厳島)

 

 

 

 

どちらも、が隠されているのです。

コノハナサクヤ姫もまた、「朔夜」、つまり新月を意味します。

イチキシマ姫やコノハナサクヤヒメもまた、古代の月の女神であったのかもしれませんね😆✨

 

 

 

ということで、お稲荷さんには神道系と仏教系があるよ、というお話しでした✨