石見国一宮 物部神社に残る古代出雲の塞の神 | 運の良い座敷童子的な生き方

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こんにちは✨

わたしは土曜日の朝から島根県の石見国に遊びに行っておりました。

ここには石見国一宮、物部神社があり、祭神である古代豪族・物部氏の祖神ウマシマジが鎮まっております。

2013年のときには、社殿建立1500年記念大祭が行われたので、とても古い神社となります。



※物部神社




このウマシマジが鎮まる八百山は、縄文時代からの聖地なのです👀

ここは平定にきたウマシマジが、「天香具山に似ている」ということで、この地に拠点を決めたのです。




なぜ、ウマシマジは島根県の石見に?





それは…




古代豪族・物部氏は祭祀のほかに、武器の製造や管理をしていたからなのです。





この石見国には、




石見銀山があるのです。





そう、ここはウマシマジの御陵であるとともに、金属の製造を行っていた拠点地だったのです。




物部氏は甲府や佐渡島など、鉱山の近くに拠点を置いていたのですね✨





さあ、




どなたを平定してきたのでしょう?





なんと❗️

去年にこの物部神社の近辺で、縄文時代の遺跡が発掘されたのです😅




ここには古い時代から、人々が住んでいたのですね。


※一瓶社




三瓶山(さんべさん)という火山がありますが、




この旧名はサヒメ。




サヒメとは女神さまの名前なのです。





ということで、ウマシマジが平定してきた古代出雲の片鱗を探していきましょう😆





こちらです✨





こちらの事代主を祀るエビス社の後ろにある、





この木のまたとなります。

何やらが見えますよ。




これが、






聖天さんです。




向かい合って交合する歓喜天ですね。





同じような岩を、奈良県の飛鳥で見た方もいらっしゃるのではないでしょうか。

これは、ルーツが同じなのです。




これこそ、





塞の神、猿田彦大神(サルタヒコ)ですね。




ニニギノミコトが降臨したとき、地上で立ち向かったサルタヒコは、その後に伊勢の海で姿を消します。




それが、





二見興玉神社の夫婦岩ですね😆✨




夏至には、このあいだから太陽が上がるのです。




サルタヒコは古代出雲の太陽の神だったのです。





だから、伊勢神宮内宮のとなりに、猿田彦神社が並んでいるのですね。






ということで、古き物部神社にのこる、古代出雲の塞の神でした😆✨

このサルタヒコと、三輪山の狭井神社(大神神社の摂社)は強い因果関係がありますよ😆✨





まさに古代出雲とヤマト黎明期を結ぶルーツですね✨