京都の伏見稲荷大社の稲荷山には竜神がいる! | 運の良い座敷童子的な生き方

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こんにちは。
神社を参拝すると、ほぼ必ずある稲荷社ですが、この総本宮は京都の伏見稲荷大社となります。

しかし❗️

千本鳥居や社殿がとても美しいですが、その起源は稲荷山にあります。

あそこは弥生時代からの聖なる霊山(カンナビ)だったのですね。





まずは最初に、これをお伝えしないといけません😅

現在の伏見稲荷大社には、別の神社がありました。

もともとの伏見の産土神の元宮があったのです。

追い出されてしまったのです😅💦💦

それが、




藤森神社




であります。

毎年行われるお祭りでは、「土地返せ❗️」と伏見稲荷大社に神輿をかついで乗り込んでいくという、藤森祭が今でも残されております😅

京都の伏見の産土神は藤森神社なのですね✨





そう、伏見稲荷の稲荷山には、




出雲族の竜神🐉





が祀られていたのです。

渡来系帰化氏族・秦氏が来朝してから、京都はガラリと変わったのです。

いやー…さすが京の都は、今も昔も大混乱っすね😅💦





さて、この稲荷山は東山三十六峰の南端に位置し、太陽が登る山であり、水源である水分(みくまり)山でもあり、古代から地元にとってなくてはならないお山でありました。






秦氏というのは、古墳時代の応神天皇の時代に、たくさんの百姓を引き連れて日本に移住してきた渡来人です。

秦の始皇帝の末裔を名乗っているのはこの秦氏であります😅





ハタオリ、ヤハタなど、ハタが関係しているのは、七夕伝説だけではなく、この秦氏が深く日本の歴史にも関わっているからなのです。





しかーし❗️





この秦氏が渡来してくる前には、この稲荷山はキツネの山ではなく、竜神が祀られていたのです。

もちろん現在も祀られております💦




稲荷山はみくまりですので、たくさんのがあり、そこにいらっしゃるのは蛇神であります🐍

稲荷山は水の神さま、巳神(みかみ)を祀っております。




巳神というのは、シロヘビです😆✨



※伏見稲荷大社のおふだ



竜神が祀られているので、雷神が京都にいらっしゃるのですね😆✨

水の神も、雷の神も、どちらも竜なのです。





そして、稲荷山には、食の女神が弥生時代から祀られていたのです。

それこそ、





ウカノミタマであったのです🦊





平安時代の儀式帳には、




豊受稲荷大神(トヨウケイナリオオカミ)




の記録が残されており、その最古の起源をたどると、スサノオ一族の娘、ウカノミタマに辿り着きます😅

よって、むかーしむかしの伏見稲荷大社の祭神は、





スサノオ(父)




神大市姫さま(母)




年神さま(息子)




ウカノミタマ(娘)





が祀られていたようです😅

いよいよ出てきました、スサノオのもうひとつの系譜❗️

そう、スサノオにはもうひとり奥さまがいらっしゃったのです。

その女神さまこそ、




大歳御祖神




でございます✨✨





だから宇賀神は蛇を頭に巻いているのですね😅

ウカさまは、インドのダーキニー(ダキニテン)や宇賀神などの水の女神と習合したのですね。




なお、真言宗の教王護国寺(東寺)は、稲荷山の木を使って造営しているので、空海さんは仏教のお稲荷さんを稲荷山に勧請したのですね。




だから、稲荷神には男神と女神の、どちらも伝わっているということです。




わたしはキツネのお面をかぶった宇髄天元のようなめっちゃ筋肉のたくましい男性が出てきたことがありますが😅

※夢ではないです



※鬼滅の刃より 宇髄さん



あれはスサノオだったのだろうか😅?





ということで、いよいよ始まりました、深淵の伏見稲荷✨

古代の山城国には、秘密がたくさんありますので、ぜひ古代京都を散策してみてくださいね✨




写真は京都に住む赤福さんからいただきました✨✨