こんにちは。
広島県福山市に出張に行ってきました✨
会社の事業所の近くにある備後国一宮、素戔嗚(すさのお)神社を参拝しました⛩️
なんとここは、茅の輪発祥の地であり、元祇園でもあり、京都の八坂神社の神霊は、ここから移されたのですね😅
めっちゃくちゃパワーあふれる神社で、びっくりしました👀✨✨
さすがの一宮ですね‼️
※備後国一宮、素戔嗚神社⛩️
そしてこの素戔嗚神社こそ、
「蘇民将来」の逸話にある、皆殺しにされた弟・巨旦将来の屋敷跡に建てられているのです😅
じ、実話だったのですね💦
つまり、ここは茅の輪くぐりの元になった蘇民将来の舞台の地、でもあります。
蘇民将来というのは、全国各地にある「茅の輪くぐり」の元になった伝承ですが、
茅の輪を飾った貧しい兄の蘇民将来の家族が生き残り、
裕福な弟の巨旦将来が皆殺しにされたのです😅
え、なんで名前が一緒なの👀??←そこよ
この全国各地に伝わる蘇民将来の起源がいまでもわかっていないそうなのです。
ですが、外国から来たわけではなく、日本古来の風習であるようで、全国各地に広がっている祭祀であります。
八坂神社の祇園祭は日本三大祭りのひとつであります✨
そして到着してさらに、わかったことがあるのです😅
今年最大級に怖かったのですが…💦
この、親類全員が皆殺しにされた巨旦将来という方は、
「金神」という最強の祟り神となっているのです😅
陰陽道に詳しいかたは、おそらく「金神」を知っていらっしゃるのではないでしょうか。
五行の「金」に当たる神さまですが、この金神が鬼門(北東)にいるときが、最大凶位となるとなるのです。
もう今は、
すっかり世俗から忘れ去られ、
「鬼門」だけが残ったのです😅
鬼門に残されている強い畏怖感…
その根源は、蘇民将来の奥に潜む恐怖なのかもしれません。
さて、この皆殺しにされた蘇民将来の弟を封じ込めているのが、牛頭天王なのです✨
ちなみに、この金神を祟り神としたのは、平安京の陰陽師、安倍晴明ですが、奇しくも映画公開中ですわ😅💦
※わたしも見に行こうかしら👀
ということで、鬼の根源地に、行ってみましょう✨
素晴らしいご神域です👀
岡山の古社はすごく力強い‼️
そもそもここが、なぜに蘇民将来の舞台なのかというと、わたしも手探りでしかわかりませんが、
この広島県福山市が、「古代吉備国」だからなのです。
ここは大和朝廷に強く抵抗しながらも、滅びていった「鬼の帝国」なのですよ👹
おとぎ話の「桃太郎伝説」でもおなじみですが、この発祥の地が吉備国なのです。
岡山市~福山市には「吉備津神社」という一宮が3つも並んでいるのですが、そのうちの福山の一宮が、ここから数分の距離にあるのです😅💦
それだけ、平定するのが大変だった鬼の故郷、なのですね👹
ここ近年の岡山県は、「吉備津彦こそ征服者で、鬼の温羅(うら)はわたしたちの祖先なのでは?」と気がつき始めたそうですよ😅
夕方のニュースでやっておりました💦
この世界、好奇心だけで足を踏み入れると、大変なことになるなあ~と、
しみじみと思った古代吉備国の片鱗、でした👹
※八坂神社⛩️
さて、京都の八坂神社は、この素戔嗚神社から来ておりますが、八坂神社は建立された当初から、神仏習合だったのです。
正しくは、素戔嗚神社(福山市)→ハリマの広峯神社→八坂神社(京都)で神霊が移っているのです、
このハリマの広峯神社は「牛頭天王総本宮」として名高い神社ですが、もともとは吉備国からやってきたのですね。
さあ、その根源社を参拝しましょう😆✨
まずは本殿をお参りします✨
ここはけんか祭りが有名なのですね👀
福山の人たち、けっこうアレなんでね…←おいおい
ここが素戔嗚神社の根源社となります。
備後国風土記「蘇民将来」にも記載が残っている、
蘇民神社ですね⛩️
この場所こそ、皆殺しにされた巨旦将来の屋敷跡であります。
平安京最強の祟り神を封じ込める、牛頭天王発祥の地は、「天王さん」でもあります。
全国の須賀神社、八坂神社は3000社もあるそうですよ👀
こちらが蘇民神社で、
こちらが、紀元前からとても怯えていた痘瘡神社です😱
帯状疱疹になった人はわかると思いますが、ウィルス系の皮膚病はヒリヒリして厄介みたいですね💦
古代はまさに感染症との戦いだったのですね。
ウィルスだとわからなかった古代は、悪霊の仕業だとされたのでしょう。
まさに、古代の人々の悲願だった、病原菌撲滅への祈り。
現代でもまさに…ですね。
ということで、古代を生き抜いた蘇民将来の舞台、素戔嗚神社でした⛩️