封印された諏訪湖の賽の神 | 運の良い座敷童子的な生き方

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運の良い経理事務。 星を読みながら古代史の旅をしています。生まれた時の南の天頂に木星があります。

こんにちは。

この記事は当初、「封印された諏訪湖の神」だったのですが、「やばい、これだと怒られる(被る)かもしれない」と感じました。

ということで、(仮)をつけて書いておりました😅

 

 

 

 

さて、アニメ映画「君の名は」でもモデルとなった長野県の諏訪湖は、フォッサ・マグナの断層の境い目です。

あれは「巨大な溝」なのですね。

この日本列島って、まさかの「垂直に東西に引き割かれている」のですね😅


※アニメ映画「君の名は」より糸守湖

 

 

なのに…

 

 

 

 

諏訪湖を取り囲む「諏訪大社」って、ご神体が諏訪湖ではないのですよ😅

まるで…

諏訪湖を取り囲んで何かを封じ込めているような造りになっているのです。



※善光寺

 

 

さて先日、タケミナカタの逃走ルートを書いたら、思いのほか好評で、やはり諏訪の神は愛されているなあと感じました😆✨





タケミナカタも長野県民を愛していると思いますよ🤩

サッカーの侍ジャパンのお守りが、善光寺の勝守りだったと教えていただきました😆✨

 

 

 

 

さて、長野県の善光寺は、出雲から逃げてきたタケミナカタの居住地だったのですが、

そもそもタケミナカタがなぜ、長野に逃げ込んだのかというと、

妻の八坂刀売姫(ヤサカトメヒメ)がワダツミの娘で、穂高見命の妹だったので、その妻の実家を頼っていったのではないか、と思うのです。





北九州の志賀島にある志賀海神社は、ワダツミ三神の本拠地ですが、「竜の都」とも言われており、諏訪大社のご神体も「竜蛇」なのですが、長野県に「安曇野」があり、穂高山もあるように、ここはもともとワダツミの海人族が行き来していたのですね。

 

 

 

 

そう、タケミナカタの奥さまは、諏訪の地元の女神さまなのです😆

地元の女神さまは、「秋宮」と「春宮」に祀られておりますよ。

そして本宮や前宮にはタケミナカタ、そして前宮には謎の神と言われている「ミジャクシ神」が祀られております。

このミジャクシ神は、おそらく、「フォッサ・マグナの神」ではないか、と思うのです。

つまり、賽の神でもありますね。



※フォッサマグナミュージアムより

 

 

 

フォッサ・マグナ。

 

 

 

 

明治時代に発見されている大断層で、北は糸魚川から、南は富士川に続く地層の裂け目のことです。

日本列島の本州中央部を、南北に「引き割いている」のですね😅

 


 

まさに、溝。

 

 


 

大きいところでは、溝は何十メートルにも達しており、動植物などは、飛び越えることはできないのではないか、と思います。

よって、この日本に「西日本」と「東日本」があって、文化がちょっと違うのは、「けっこう長い間、分断されていたから」ですね😅


※翡翠

 

 

諏訪湖は、このフォッサ・マグナの中央に位置しています。

つまり、諏訪湖は「断層湖」なのですね。

「君の名は」では、彗星が落ちた結果、湖になったというストーリーでしたが😅

ここはさらに、

 

 

 

 

なんと中央構造線もクロスしているポイントなのです。

 

 

 

 

だから、大地震が起きた結果、諏訪湖が誕生しているので、「大地震の象徴」でもあるのですね😅





そこを封じめている縄文時代からの畏怖が、この「諏訪大社」であり、先住民だった洩矢の人々、だったのですね。

そこで行われていた古代の儀式が、「生け贄をささげる」という祭祀だったのだと思われます。



 

それを思うと、この諏訪の、自然への祈りは、相当に深いものがあったのではないでしょうか。

その神格化が「諏訪大社」であり、そんな縄文時代から古い儀式が残る土地に、タケミナカタはやってきた、のですね。

 

 

 

 

タケミナカタのすごいところは、






この太古からの儀式を断絶せずに、受け継いだこと、なのですね。





つまり、諏訪の古代の神のスピリットを否定せずに、継承したのです。




※逃げ上手の若君より



このジャンプ連載中の「逃げ上手の若君」でじゅうぶんわかると思うのですが、諏訪明神は狩りもやっちゃうのですが、





まさに動物の頭の串刺しなどが、生け贄として並んでいたのです。


 

 

 

 

諏訪の大祝(おおほうり)は、成人のときに、ミジャクシ神を下ろして、生きた神(現人神)となり、みずからをご神体にするのです。





これは、出雲から逃げてきたタケミナカタが、この諏訪を治めることになっても、神官が行う太古からの儀式を続けた、ということなのです。




この、

 

 

 

往古の儀式を断絶せず、継承する

 

 

 

 

という懐の深さが、日本の良いところなのかな、と思うのです✨✨

神さまも仏さまもイエス・キリストもハロウィンも、ぜんぶやってもいいんじゃない?

という自由な精神は、

おそらく、

日本国民は「船乗り」だった民族だから、ですね😆



※フォッサマグナミュージアムより

 



否定すると、宗教戦争が始まりますからね。




 

日本人が本心を言わずにあいまいにするのも、「船乗り」だったから、なのですって😅

舟に乗っているあいだは、やはり争いごとは危ないですし、正直に港ですべて話してしまうと、財産を没収されてしまうので、

大阪の、

 

 

 

「もうけてまっか?」



「ぼちぼちでんな」

 

 

 

という「本心をあいまいにする精神」はそのDNAを引き継いているのですね😅





なにはともあれ、断層の中心に柱を打ち立て、大地を抑え込むその力、

もう二度と巨大地震が起きないように祈る洩矢の人々の祈りは、現代でも御柱祭として、続いているのですね✨

 

 

 

 

そこにいざなわれた、出雲の皇子タケミナカタですが、





諏訪の巨大な賽の神を抑え込んでいるのは、出雲のタケミナカタが振り下ろした巨大な剣なのかもしれませんね✨✨

 

 

 

 

タイトルは「封印された諏訪湖の賽の神」にしようかな😅←あんまし変わってない

 

 

 

 

そして、

 

 

 

タケミナカタは、「出雲大社のオオクニヌシ+糸魚川の女神ヌナカワヒメ+ワダツミの水軍力+洩矢神のスピリット」を受け継いだ、すさまじくハイブリッドな神なのですが。

「逃げ上手の若君」のキャッチフレーズは「少年は逃げて英雄になる」ですが、

タケミナカタは、「出雲の皇子は逃げて諏訪の神となる」ですやん😅

 

 

 

そして1000年後、「諏訪明神、足利尊氏から鎌倉奪還を狙う」ってものすごい逆襲ですよね😅




なんとすごい日本史😅

ですよね💦