旧暦10月に全国の神々が出雲に集まる万九千神社 | 運の良い座敷童子的な生き方

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こんにちは😃

ハロウィン🎃で賑わっているでしょうか?

わたくしなんとか有休を取りまして、島根県の出雲地方に、一足先に神在月の参拝をしましたよ✨




去年もハロウィンは出雲大社だったような…😅


※出雲大社



さて、出雲の神在祭は旧暦10月10日の「神迎神事」から始まります。

そして旧暦17日の神等去出祭(からさでさい)で幕を閉じます。




出雲に集まった全国の神々は、来年の諸般のことを神議り(かむはかり)にかけてると言われておりますが、

これは平安時代の「奥義抄」以来、さまざまな文献に記されております。

オオクニヌシが担うとされる、




幽れたる神事=目に見えないご縁




とも言われており、今日も平日なのにたくさんの参拝客がいらっしゃいました✨


※正午ぴったりの太陽✨



さて、その中でも、八百万の神が最後に訪れると言われる、万九千神社を先に参拝しましたよ。




まんくせん




と呼ぶのですが、元の名は、




まくせのやしろ




ですね✨✨





そう、ここは、熊野大社と同じく、櫛御気奴命(クシミケヌ)を祀っており、これは熊野大神=スサノオと同じ神であるとされております。



くまを逆転させると、まくなので、なまったのかしら😅??


※ようこそのお参りだ!



なんと、この万九千神社には、もうひとつ特別な神社が合祀されています。

斐伊川の氾濫で流されたその神社とは、






立虫(たちむし)神社。




祭神、五十猛(イソタケル)、オオヤツヒメ、コマツヒメ。




そう、スサノオの子供である八王子のうちの三神ですね。





ここはネズミが眷属なのですよ🐭

ネズミが直会してるー😍




正面が、立虫神社です。




同じ名前の摂社が、日御碕神社に隠されているのですが、

わたし、今日の出雲博物館で、ウカ様(お稲荷さん)の古代の社を見つけてしまいました😅




あそこにいけば、何か残されているのかしら😅?




やはり、出雲大社〜日御碕神社のあたりは、スサノオの御子神、八王子の勢力拠点だったようですね✨






こちらが、万九千神社の拝殿となります。

ここから八百万の神々が帰っていくのですが、




ここは本殿がなく、後ろに磐境を祀っております。




スサノオの八王子のイソタケルは、オオヤヒコと同じ神だと言われており、




本当はもうひとりの王子の名前は、磐境彦であるとわたしは知っていたのですが😅




いたー!

という感じでした。

ここが、スサノオの八王子の息子、磐境彦の勢力地だったのかもしれないですね👀




とすると、京都の八坂神社は祭神名がかぶっていると言うことに…

なっちゃいますが😅💦




直会が賑わっているようですね✨




ここは…




スサノオの八王子も集まっているのかもしれないですね😍





おお、これはすごい授与品があります😅




出雲の三種の神器のふたつが揃っておりますよ✨✨




スサノオから受け取ったのは、末娘のスセリヒメと結婚したオオクニヌシだったのです。





スサノオ→オオクニヌシ→コトシロヌシ




と引き継ぎますよ✨






古事記に出てくるネズミを祀っておりますが、




ここは出雲平野で、お米所だったので、




本当にネズミがたくさんいたそうですよ😅





こちらが磐境です。



ここでは、神迎えを「龍神祭」と呼んでおりまして、出雲の古社ならではの神事が継承されております。




おそらく、




この下に、




神が鎮まっているのだろうと思います。




ということで、旧暦10月に神々が集まる万九千神社でした⛩️

ぜひ、来月は出雲にいらっしゃった際は、帰りにこちらにもお寄りくださいね🐭



※「寄ってね♪」




それにしても、八王子の軌跡が出雲にここまで残っているとは、わたしもちょっとびっくりでした😅





まさに日本建国に貢献した国作りの神々に感謝ですね✨✨




今年の神在祭は11月22日〜27日までの一週間ですよ😍