神と仏が融合する宇佐神宮の秘密 | 運の良い座敷童子的な生き方

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こんにちは。

わたしは3月末に宇佐〜阿蘇山〜宮崎の高千穂を旅してきました。

大分県宇佐市にある宇佐神宮は571年にヤハタノカミが降臨した場所で、創建は725年となります。




全国に4万社ある八幡神社の総本宮であり、伊勢神宮につぐ「第二の宗廟」として名高く、格式が高い神社です。


※宇佐神宮



イセ





と、





ウサ






にはなにか謎がありそうですね😆

なお、日本人にもっとも馴染みがある神社こそ、「はちまんさま」であり、その数は全国の稲荷神社を上回って全国一位なのです。



わらべうたにも、




一番はじめは一の宮〜♪


二は日光東照宮


三は讃岐の金比羅さん〜♪


四は信濃の善光寺


五つ出雲の大社(おおやしろ)


六つ村々鎮守様〜♪


七つ成田の不動様〜♪


八つ八幡の八幡宮


九つ高野の弘法さん


十は東京招魂社(今の靖国神社)〜♪




という見事に神仏習合となっております😅

そしてもっとも重要な8の数字は八幡宮であり、全国の過半数を占める神社も八幡宮、というわけです。





わたしも産土神は宇佐神宮からの分霊による神社で、

今の氏神神社も宇佐神宮からの分霊です😅




いくらなんでも信仰が広すぎる、という八幡宮ですが、ヤハタノカミが降臨して、仏である八幡大菩薩とスーパー合体して、一気に全国に広まったのですが、

その理由には、






御神託の強力さ





があると伝えられておりますよ😅

奈良時代に、道鏡と呼ばれるお坊さんのクーデターがあったのですが、それを阻止したのが、宇佐神宮の御神託なのですが、

ぶっちゃけ、この御神託がなかったら、日本の歴史が変わっていたのは間違いなく、恐れ多くも天皇家は途絶えていたのだと思われます。




まさに日本が闇に覆われる難局を救ったのが、宇佐神宮の御神託であり、

東大寺の大仏も八幡大神が請け負ったので、国を挙げての工事がスタートされました。





国をも動かす強力な神が鎮まる宇佐神宮には、いったいどんな大きな秘密があるのでしょうか?





さて、以前に「歴代の卑弥呼たち」という記事を書きましたが、


歴代の卑弥呼たち



宇佐神宮の二乃御殿に鎮まる「比売大神(ヒメノオオカミ)」は最古の卑弥呼ではないか?

と書きましたが、このヒメノオオカミが宇佐に祀られていたのは、なんと縄文時代後期からなのです。





宇佐神宮の本殿が建てられたのが725年ですが、

もともと宇佐にはさまざまなプロセスを経た歴史があります。





全国の八幡宮の中には、祭神を「応神天皇、神功皇后、ヒルメ大神」と称しているところが多く、

このヒルメこそ、アマテラスの本名であり、宇佐神宮のヒメノオオカミはアマテラスの原始神、でもありますね。

なお、



ヒル=お昼の語源



でありますよ😅




宇佐神宮には、アマテラスが眠っている、





ので、宇佐神宮は特別な御神域でもあるのですが、その前からの縄文時代から、すでにこの宇佐は聖地であったのですね。





鎌倉にある鶴岡八幡宮の元宮は京都の石清水八幡宮ですが、その石清水八幡宮の元宮は宇佐神宮となります。

その宇佐神宮の元宮はご神体である御許山(おもとやま)にある大元神社ですが、ここには三つ並んだ巨石があるそうですよ。




もちろんこちらは禁足地でありますが、ここが宇佐の氏神の奥宮となります😆


※富士山


なお、浅間神社の総本宮は富士山本宮浅間大社ですが、これは里宮であり、山麓に元宮があり、奥宮は山頂となるのです。




という文章を書いていたら、先ほど富士山の写真が会社の人から届いたので、貼り付けます😅💦

5合目まで登ったみたいです😅💦





古代までさかのぼる古社には元宮があり、その奥宮にこそ、神が鎮まっている、というわけですね。

しかし、ヤハタノカミは539年ころに、大神神社の神官である大神比義が宇佐に入り、ヤハタノカミに応神天皇を接近させたようです。





ヤハタノカミは豊前国で祀られていた神が宇佐に移って、ヒメノオオカミと融合したようですね。

なんとこれが弥生時代後期なんです。





ややこしいのでまとめると、





縄文時代後期にはすでにヒメノオオカミがこの地に存在して、





弥生時代初期にはヤハタノカミは豊前国やその他の地域には祀られており、





弥生時代中期にヤハタノカミが宇佐に移ってくる。





540年 応神天皇を祀る




820年 神功皇后を祀る




中世以降 宗像三女神をヒメノオオカミに比定





というプロセスを経ていることが、八幡宮研究によって分かっております。

宇佐神宮、及びその奥宮は、おそらく古代邪馬台国が存在しており、もともと、縄文時代からの信仰が根強く広がっていたのでしょう。



そこに、





が融合してきた、





という流れのようですね。

なお、八幡大神は、

「八流の幡、天からくだりて、吾は日本の神となれり」

と宣したのですが、この言葉は仏教の作法を表し、天というのは「天竺(インド)」を指すと言われています。

つまり、八幡大神は渡来の神であり、その神が日本で八幡大菩薩と習合した、ということですね。



※願掛け地蔵



控えめに言っても、すごく強力な神ですので、まさに古代からの日本の守護神はヤハタノカミだったのだろうと思われます。





宇佐神宮ってですね、ヤハタノカミだけでもすごいのに、まださらに卑弥呼を内包しているところが、かーなーり、すごいところなのですよ😅





宇佐神宮には、強力な何かが鎮まっている、ということですね。





と言うことで、古代のシャーマニズムを内包した宇佐神宮と、弥勒寺跡地、そして一生に一度叶えてくれる仏さま、そして宇佐神宮のお稲荷さんにぜひ会いに来てくださいね✨




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