こんにちは。
昨夜に募集した座敷童子的講座の返信をしております。
届いていないかたは、連絡してくださいね✨✨
さて、氏神神社、産土神社についてお伝えしておりますが、
この日本には縄文時代から残る、神が住む希少な森があるのです。
縄文時代とは、縄の目がついた土器で有名な時代で、
今から一万6000年ほど〜3000年ほど前のことです。
めっちゃ前ともいう😅💦💦
神社の前身はこちらの集落の人々が、神と定めた祈りの場が、姿を変えて現代まで残っているのですが、
山そのものをご神体として崇めていたのが圧倒的に多いのです。
富士山や阿蘇山、三輪山などがそれですね。
※富士山
その麓には、一宮と呼ばれる大きな神社が建っております。
その中で、「森」そのものを神の住む場所として、現代までも残っている希少な場所があるのです。
それが、
京都 糺(ただす)の森(上賀茂神社、下鴨神社)
三重 瀧原宮(皇大神宮別宮)
などですね。
※古代の祭祀
現代の日本では、縄文時代から続く森林は、99パーセントが失われており、ほとんどが植林なのですが、
その残りの希少な1パーセントには、縄文の森が今でも残されておりますよ✨✨
その植林さえも、わたしたちの先祖が行わなければ、朝鮮半島のように深刻な砂漠化となっていたのですが、
日本には古代からの神の社が多く残っており、
その神殿の周りを森で囲むという、
いわゆる鎮守の森があったので、豊かな自然が残っているのですね✨✨
西洋では森には魔物が住むと言われておりますが、日本では神として崇め祀っていたのですね✨✨
どちらも禁足地として畏怖する…という点が同じですよね😅💦
その名残が氏神神社であり、大地を守る自然霊なのです。
さて、三重県の瀧原宮は、伊勢神宮の元宮⛩として有名ですね。
この深く鬱蒼とした森を怖いと思う人も多いのですが、
神々が降臨する場所は、いわゆる霊地となります。
京都の上賀茂神社・下鴨神社は、平安京の鬼門を守る守護神ですが、糺の森は縄文時代からありますので、
先にここに強力な神がいるのを知って、平安京が作られているのです。
貴船神社を流れる貴船川は、加茂川をたどり、やがて下鴨神社で「鴨川」と名称が変わります。
その上流と下流の境目に、糺の森は存在するのです。
つまり、貴船神社〜下鴨神社までは、水源の神を祀っているのですね。
ちなみに「糺(ただす)」とは、神が顕れる、という意味ですよ。
つまり、糺の森は古代からそこに存在して、その後に都が作られていますので、
関西の氏神は上賀茂神社・下鴨神社ということになります。
今はどうしても、土地開発などで、コンクリート化が進んでおりますが、
もっとも大切なのは、
神が住む森と、その故郷を守っていくことだな、と思っております✨
この他、日本には縄文時代からの祈りの場が神社として社が建てられ、
その大半は、一宮として残っております。
ちなみに、中国地方では、
■広島県
安芸國一宮 厳島神社
■岡山県
備中國一宮 吉備津神社
備前國一宮 吉備津彦神社
■島根県
出雲國一宮 出雲大社
出雲大社一宮 熊野大社
石見國一宮 物部神社
■鳥取県
伯耆(ほうき)國一宮 倭文(しとり)神社
などが、縄文時代からの聖地です✨
島根県、強しですね‼️
かの出雲大社⛩すらも、神職さえも入れない禁足地に神の住まう森があってこそ、
だからこそ、大国主の怨霊を鎮めるための巨大神殿があそこに建てられたのだと思っております。
出雲に強い豪族がいたのも、そもそも土地の神さまが強力だったから、とも言えますね😆✨✨
と言うわけで、ぜひ、氏神神社と一緒に、一宮、二宮、三宮も参拝してみてくださいね✨
なお、今回の下鴨神社の写真は、第二回座敷童子的講座に出られた京都のかたが、わざわざこのために、先週の金曜日早朝に撮ってきてくださいました✨✨
泣けてくるほどありがとうございます✨✨