こんにちは。
今週の土日は家族のワクチン接種の看病(予定)のため、家におりますよ。
今のところ看病(予定)はまだのようです😅
さて、先週は島根県の出雲大社〜稲佐の浜を参拝しました。
今年5回目の参拝です。
※出雲大社本殿
旧暦10月は全国的に神無月(かんなづき)と呼ばれ、出雲地方は神在月と呼ばれているのですが…
出雲地方では、イザナミの死を悼むため、イザナミの子孫たちが集まってくると言われています。
ですが❗️
これは中世以降に出てきた説です。
ちょっくら新しいんですね😅
古代から神在月には、出雲でなにが起こっているのでしょうか?
さて、出雲大社の御神体は、
西の方角を向いているという話は聞いたことがあるでしょうか。
これは、稲佐の浜を向いて、神迎えをしているのだと言われています。
いったい、その神事はいつから始まったのか…?
出雲大社ですら分からないと言われておりますよ😅
※稲佐の浜
さて、
迎えているのは、いったいどなたでしょう?
そりゃ八百万の神々でしょう!
と言う説は、比較的新しいものなのです。
稲佐の浜では、
毎年一万人以上の見物客が見守る中、神迎え神事が行われます。
いったい、どの神さまがいらっしゃるのでしょうか?
日本各地にあるイザナミの子孫の神々?
なぜ海路なのでしょうか?
そう、旧暦10月10日に稲佐の浜に到着するのは…
龍蛇(りゅうじゃ)さまなのです。
そう、稲佐の浜で出雲大社の宮司さんは、龍蛇を迎えているのです。
海からやってくるのは、龍宮からの使いだと言われる、ウミヘビなのです。
種類はセグロウミヘビだと言われていますよ。
そう、神在月にやってくるのは海の神だったのですね。
この神迎えの神事は、
出雲大社
佐太神社
日御碕神社
万九千神社
で行われています。
※我が家の龍蛇さま♪
とぐろを巻いた本物の龍蛇さまが祀られているのは、佐太神社と日御碕神社ですが、日御碕神社は一般の拝観を許していません😅←残念
神在月には、稲佐の浜から龍蛇がやってくる…
龍蛇とは、あくまで依代です。
いったいどの神が宿っているのかと言うと、
おそらく…
※天神社
少彦名神(スクナビコナ)ではないでしょうか。
出雲の祖神カミムスビの手からこぼれ落ちた、一寸法師のルーツともなった神さまです。
この神は出雲で出現して、
国土開発や文化の促進、医療の発展などを、大国主さまと協力して進めてきました。
これは、「国作り」と呼ばれる日本の国土開発の歴史です。
こうして、出雲地方は日本を征服する大国となったのです。
そう…
天にいる天照大御神(アマテラス)が羨むほどに。
※結婚式♪
このスクナビコナの出現を、日本書紀ではこう記しています。
「この時に海を光(てら)して依り来る神有り」
これは稲佐の浜に、スクナビコナが現れたシーンなのですが、
スクナビコナは常世(とこよ)の国から現れているとされています。
常世の国とは?
古い観念では、霊魂の鎮まるところだと言われています。
つまり、
イザナミがいる魂の故郷、ですね。
龍蛇さまはなが〜いですから😅
ウミヘビも2メートルくらいあるのですよ!
だから古代出雲大社の社殿は、長くて高い位置になければ行けなかったのかな、とわたしなんかは考察しております😆
そして、出雲大社の最大の効能は、
病気治癒
である、と思っています。
だってイザナミこと黄泉津大神(よもつおおかみ)からのすごいパワーが集まる場所なのですから❗️
そしてスクナビコナは医薬の神さまです。
深刻な難病でも、もしかしたら無症状になってしまうかも?😆✨
と言うわけで、もうすぐ神在月‼️
ぜひ出雲にいらっしゃってくださいね♪