こんにちは。
このブログは目に見えない不思議なことを呟いたり、参拝日記を付けておりますよ。
さて、お彼岸だったので、お墓参りに愛媛県に帰省していました。
そのお彼岸の中日に、香川県琴平町にあるこんぴらさんこと金刀比羅宮(ことひらぐう)を参拝しましたよ。
もう夕暮れ時になってしまい、駐車場の案内係の人からは、
「本当に参拝するのですか?」
と心配されました。
そう、今から春の嵐が来るのです。
降水確率90%、豪雨予報が既に発表されています。
こんぴらさんは6時で閉まります。
瀬戸大橋が封鎖される前に、広島に帰らないといけないのに😅
しかしここは晴れ女ですので、参拝を諦めることはできません。
というか、「参拝できる!」という予感がありましたよ。
春分ですしね😆
さて、私は高校を卒業してから、香川県にずっと滞在していました。
第二の故郷は香川県なのです。
讃岐富士を毎日眺めながら、のほほんと暮らしておりました。
大学も香川県、旦那と出会ったのも香川県、結婚したのも香川県、長男が生まれたのも香川県です。
人生の節目は香川県なのです。
そして人生の修羅場は広島で起こります😅
しかし自分のホロスコープを見ると、羅針盤通りの人生を歩んでいたりするので、やはりこれは通過点だったのですね。
と言うことで、こんぴらさんは、初詣の場所ですし、お宮参りの場所ですし、成人式の日にも振袖を着て登った場所でもあります。
そして何故か会社の経理課のクリスマス会(女ばっかり)は琴参閣という旅館で行われ、なぜか朝からみんなでこんぴらさんを登ると言う謎の行事があって…。
ちなみに琴参閣は2時間サスペンスドラマの、殺人がよく起きる旅館のロケ地として使われております😅
そんな思い出深いこんぴらさんに、嵐のまえに登ろうぞよ❗️
(さぬきでは、こんぴらさんは参る、ではなく登るという表現を使います)
見てください、この天候の悪さ。
嵐の前にお店を片付けているのです。
私たちが参拝を終えて戻ってきたら、もはやほとんどのお店がクローズドでした。
さあ、初めの一歩❗️
こんぴらさんの名物はこの石段です。
785段あります。
登って帰ってくるまで、一時間半もかかるのです😅
本当は786段だったのですが、「くろう」をイメージするので、一つ下っているのだとか。
ちなみに私は、産後一ヶ月で新生児を抱っこして登っているので、もう石段には慣れっこですよ😆
奥の院は何と往復3時間かかるのです。
ちなみに岡山県の最上稲荷の奥の院はこの比ではないくらい、めっっっちゃしんどいです。
選ばれし者しか登れない、とも言われておりますよ。
もはやあれは登山ですからね😅
「ようこそ、歴史に翻弄されし金刀比羅宮へ」
さて、令和元年になって、びっくり仰天のニュースが飛び込んできました。
こんぴらさんが神社本庁から離脱したのですって。
皆さんは、数年前に起こった富岡八幡宮の殺人事件を覚えていますか?
女性宮司さんが弟さんに殺された事件です。
あれも殺された宮司さんが離脱を決めた直後に起こっているのです。
が。
私、殺された宮司さんのブログを読んでいたのですね…。
で、ちょっと見えてしまったことがあって。
亡くなった方のことを悪く言うつもりはないのですが…お金の匂いがぷんぷんします。
明治神宮も2004年に一度離脱したことがあります。
やはり何かあるのでしょうね。
熱田神宮や出雲大社などが離脱を決めたら、全国から殺到するのではないでしょうか。
とにかく、金刀比羅宮は神社本庁に怒り浸透のようですよ。
何にせよ、こんぴらさんを応援したいです。
今年中にもう一度参拝します❗️
この金刀比羅宮は歴史に翻弄されてきた神社です。
いえ、神社ではなく、元は「象頭山松尾寺金光院」というお寺だったのです。
主祭神も大物主さまではなくて、
金毘羅大権現さまです。
明治時代の神仏分離の令より、生き残りを図るべく、大物主さまと習合しましたが、元々は山岳信仰と修験道が融合した神様です。
眷属は天狗ですよ😆
そのルーツはインドのクンピーラから来ています。
こちらはガンジス川に住むワニを神格化した神様で、すなわち龍神です。
こちらは桜馬場(さくらのばば)と呼ばれる桜が有名な参道です。
現在は五分咲きでした😆
「一生に一度はこんぴら参りを」
と、江戸時代に一世を風靡した大ブームが起こって、こんぴら参りはお伊勢参りと共に大流行しましたよ。
何と、どうしても参拝に行けない方のために、こんぴら狗という、飼い犬が代わりに参拝する制度もあったそうです。
ワンちゃんも大変だわね😅
傘を持って娘も頑張って登ります。
隣の男性は見知らぬ人です。
私の旦那はただいま静岡県で長期出張に出ております。
実は、こんぴらさんにはショートカットコースがあります。
500段目まで車で登れるのです。
資生堂パーラーの駐車場に停めたら、一気に楽ちんなのですって。