乱歩酔歩--Random Walk official blog-- -227ページ目

桃の節句が過ぎました。

こんばんわ遊木です。
今月は再び原稿の締め切りがあるので、後半はまったくブログ書けない予感がしますハイ。

ところで桃の節句の起源は、平安時代より前と考えられています。もとは上巳の節句と呼ばれていたらしいですが、そんな昔からあったものが今もなお受け継がれて、こうして人々の生活に残っているというのは良く考えるとすごいことですよね。果たして今から千年、二千年経った未来、人々にはいったい何が受け継がれ、何が淘汰されているのか、とても気になります。


さて、そんな3/3はサークルのミーティングでしたが、今回は制作途中の作品をお互いに見せ合ってブラシュアップする、という内容でした。私は現在進めているネームを発表しましたが、今回のはものすごーくねちっこい作り方をしているので、本当に冒頭数ページしかお披露目できませんでした…。




久々に心情推しではなくストーリー推しの漫画を描いているので、なんだかコマワリがすごく新鮮です。
今回描いているやつは、その昔Gファンタジーに投稿した話のリメイクというか、一部のネタを引用というか、もはや全然違う話と言うか…(どれ)とにかく、以前投稿したときはページ数の関係で不完全燃焼だった部分をしっかり描き切りたくて、再度挑戦しているものです。
今のところ自分なりに丁寧な話作りをしている気でいますが、いつもいつも新しい話を考えるたびに、漫画家さんは毎月、毎週この作業してるのかぁと思うと本当に尊敬します。マジ、週刊連載とか労働基準法総無視のスケジュールだと思うのですが、あれ休まずできている人はいったい何なのでしょうね。とにかく人間じゃないとは思ってます。さらに言うなら、とりあえず人間じゃない先生代表は荒〇弘さんですね。彼女連載しながら出産って何者。


最近デジタル作業続きで、本当に久々にアナログネーム作っていますが…なんていうか楽しいですね。アナログ最高。そして私の場合、アナログの方が描き込みしやすいという事実が発覚しました。…まぁもともとデジタル得意じゃないので。うむ。
無意識に左手が[Ctrl]+[S]押す様な動きをしたり、手前の人間移動したいな…あ、レイヤーじゃなかった…とか思うときはありますが、不便を差し引いても、ガリガリペンで描く感覚は良いですね~。シャー芯ぼっきんぼっきん折れますけど←

しかしそろそろ期限がやばくなってきたので「ひゃっほうアナログ!」とか調子に乗ってないでスピードアップします。スピードアップ…する、もん!



アナログと言えば、油絵描きたいです…ペインティングナイフでべちゃ~としたい。
画材はあるけど…さすがに借家ではできない…うぅ…にお…い…。


aki

月末ですね~

なんで2月は28日しかないんだよー!!
と叫ばずにはいられない月末ですねハイ。
っていうか明日から3月なのに、関東また雪とか予報されているんですがなんなのアレ。


3月はバリバリのネームモードで行きます。
先日、ずっと引っかかっていたネームの一部分がようやく解消されたので、これを機にぐわぁああと進めたいです。…いや、きっとまた1p進むごとに躓くんだろうがね…げふげふ。


まぁあまり書くことないのですが、今月は全然サイト更新できなかったのでツイッターで流してたらくがきをブログに投下しておきます。

ハイ、まず大分前ですが紅白のときに「イェーガー!」と共に流したエレン。


お次が、関東が寒波に襲われて「何これマジ寒い死ぬ」と思っていた時に描いたエレン。



そしてこれが、フィギュアのエキシビションを見ながら描いていた鬼灯コスエレン。
この頃から鬼灯熱がフィーバーしだしました。



最後が、ぬこの日に描いた子エレンと丁。
猫耳は永遠の萌要素(キリッ



まぁこんな感じにらくがきを流したりしているので、良かったらそっとフォローしてみて下さい。最近は鬼灯が熱かったり、エレンに己の心境を代弁させたりしています。

ではでは~


aki

きっと何者にもなれない

どうも遊木です。

先日は夏野ちゃんと旧メンバーの魁ちゃんと飲み会をしました。
フランクなことからディープなことまでいろいろ話ましたが、まぁ私は始終笑っていたような気がします。真面目なミーティングの場より、実は遊びや酒の席の方が相手の性格や嗜好ってわかりますよね。こういう場は定期的に持ちたいです。…ただ私の場合はやり過ぎると己のアホさを露見させる危険性があるギャフン



そしてようやっと輪るピングドラムを全部見ました。
自分は事前に少女革命ウテナを知っていたので、独特の演出や物語構成を割とすんなり受け入れられましたが、アレ、慣れていない人はどんな感想を抱くんでしょうね?そのへん、ちょっと興味あります。
内容は、キャラの雰囲気や舞台のような演出、所々のシュールさはそのままに、物語構成やキャラ同士の人間関係は現代に寄せてきているなと思いました。でも後半になるにつれて難解な要素が多くなる点や、ラストスパートに向かう流れはそのまんまウテナのときと同じ感覚になりましたね。ただピングドラムの方がウテナより、全体的にやや難解だった気がします。個人的には、銀河鉄道の夜の引用がちょいちょいされているのが良かったです。
あと、決め台詞である「きっと何者にもなれないお前たちに告げる」って言い回しが好みです。巷では「生存戦略、しましょうか」の方が何かと取り上げられますが、ウテナの「世界を革命する力を」のように、物語の象徴を表現している台詞は“生存戦略”より“きっと何者にもなれない”の部分なのではないかと思いました。

まだ一周しかしてないので見落としている部分も多々あると思いますが、とりあえず幾原監督は「世界を革命する」とか「運命を乗り換える」とか、今ある世界の概念を人間の何かしらの強い意志を持って再構築する、みたいな雰囲気に思い入れがあるのでしょうか。
ウテナもピングドラムも、登場人物は世界を創りかえる、世界に根付いている形のない概念的なものを覆す力を得る、みたいなものを目指していますが、最終的にはどちらも世界が変わるというよりは、結果的にそれを目指していた人間の方が変化し、故にその人が与えていた周囲への影響も変化する。そして結局は世界は何も変わらずに、そこに存在していた人間が変化の影響を受け、世界が元とは違ったものに見えるようになった…という雰囲気ですよね。
そしてウテナもピングドラムも共に最後は、世界の変革を求めた主人公たちは“元いた場所”から去っていきます。私は個人的にこの演出を、そのキャラクターの精神的な成長、もしくは凝り固まった自己からの解脱、みたいなニュアンスで捉えていますが、HOLiCの10巻で「君は気付いた。だから気付かなかった頃には、もう戻れない」という言い回しがあるように、成長する、変わる、ということは、必ずしも多くの何かを得られるようになるわけではなく、むしろ損なうものの方が多いのではないか、という暗示のようにも思えます。自分は気が付いた。そして成長した。変わってしまった。だからもう元の姿には戻れない。元のように生きることはできない…というポジティブな要素とネガティブな要素が、表裏一体となって演出されているうまいやり方だなぁと思いました。

難解なところや説明不足だと感じる点もありましたが、個人的には非常に興味深い作品でした。
しかしピングドラムを見ると、今度はウテナを見直したくなりますな…。


aki

RWTwitter小説企画そのさん!

遅くなりましたこんばんはー!
生活するって大変なんだなぁと実感しています。
二人暮らしを始めました。
夏野です。


先日から続けています、RWTwitter小説企画のまとめです。
ちなみにシリーズの記事はこちらから→そのいちそのに

作品はこちらからも見れます→togetterまとめ

一人三つずつ、全員で18の作品が出揃いました。
前回のミーテイングで講評会を行い、
それぞれから感想&意見を聞いた後、作者ごとにベストツイートを決定しました!

いろいろな感想が出ましたが、まとめると……

・Twitterを活用する機会として今回の企画は面白かった。
  今後もTwitterを活用したい。

・短い隙間時間を使って、ちょこっと物を書けるのがいい。

・やっぱり140文字で小説は厳しい!!笑

・(ベストツイートを決定するにあたり)
  小説として良いと思えるものと、Twitterにふさわしいと思えるものと、
  そのバランスが難しい。


という声が多かったように思います。

ではでは、そんなこんなで決まったベストツイートをご紹介!

☆aki
【猫と僕と隙間の季節】
なかなかに美形の猫だった。最初に見かけたのは春、柳の下。それから残暑の日陰、彼岸花の隙間、雪に残った足跡。季節がひと巡りした頃、猫は姿を消した。消えた猫を探すなど野暮なことはしないが、こんな気持ちになるのなら一回ぐらい撫でておけば良かったと、僕は柳の下に立って「にゃー」と泣いた。

○理由
『Twitterにマッチしている軽さ』『猫がなんかいい!』


☆rin
【連絡網】
彼女からの電話を待っている。
今日は2月14日。明け方から降り始めた雪は音もなく世界を銀色に染めていた。
トントントン。階下から響く、母さんが味噌汁を作る音を聞くのは何年ぶりだろう。高を括って昨夜から一睡もしていない。握ったコントローラーが冷たい。
彼女からの電話を、待っている。

○理由
『満場一致!あるあるネタがいい!』『場面がイメージできる』


☆noz
【冬の使い】
あいつは雪と共にやってくる。気だるい体がいつにも増して億劫な朝だ。子供たちとは対照的に、大人の声と足取りは重い道だ。そして灰色の世界の中、あいつは立っている。静けさの中に訪れて、気がつくと外にいる。蝉よりも短い生で静寂に冬を告げて去って行くのだ。ほら、今日もあいつと目が合った。

○理由
『いちばん小説っぽい』『最後の一文が物語を感じさせる』


☆shi
【白鳥】
「なぁ白鳥」
彼はいつも無口だった。
そんな彼が鼻を鳴らす時、それはサイン。
彼も立派な男だ。
理不尽に対して苛立ち、イイ女を見つけると興奮する。
少し理性に欠け、獣臭い。
色白で毛深い彼は、俺のかけがえのない友。

「紅イモ食うか?」

彼の尖った兎耳が、ピンと立ち上がった。

○理由
『しらとりくんっぽくて、ふふんってなる』
『白鳥が初見で(しらとり)と読めるかが微妙だがプロフィールとの関連等、深みがある笑』


☆sho
【冬の化石】
星屑がごまんと掘り出せるくず町の採掘場からは、時々面白いものが見つかる。硝子のように透き通る正六角柱から派生した幾何学図形。持ち帰ると婆ちゃんが言った。「随分懐かしいね。それは“冬の化石”さね」地球からの贈り物なんだって。宇宙より近いのに、星屑なんかよりよっぽど綺麗だと思った。

○理由
『単語の選び方が好き!』『140文字のファンタジーは攻めて来てる』
『おばあちゃんがなんかいい!』


☆aka
【mother】
僕の母は、黒髪の艶やかな美人だった。聡明で、何事にも真面目な人だった。二人目の母は、料理や掃除が得意で、家庭的な人だった。三人目、四人目の母は、あまり身体が丈夫ではなかった。
五人目の母を連れて来た時、父は言った。「最新型なんだ。充電がひと月持つ」父は僕の母を、とても愛していた。

○理由
『独特。物語の裏設定など、詳しく話を聞きたくなる』
『いつもの作品とちょっと雰囲気が違って面白い』


以上、六作品がベストツイートに輝きましたー!


そしてメンバーから票を集め、全体のベストスリーも決定することに。

全体のベストスリーはこちらです!

1・aki【猫と僕と隙間の季節】
2・aka【mother】
3・sho【冬の化石】

全体のベストに関してはかなり票が散ったので、
とても興味深い結果でした。

また非常に個人的な感想として、
【mother】を面白いと言ってくれるメンバーが多かったのが意外です。
普段とは違う一面がのぞけるのも、Twitterの面白い部分なのかも知れませんね!

今回の企画は個人的にとても楽しめたので、
今後もまた企画してみたいなーと思います。


というわけで、RWTwitter小説企画第一弾は、これにて終了です。
お付き合いくださった皆様、ありがとうございました。


……次はリレー小説だ!!


有言実行できるようにがんばります笑
夏野でした。

aka

鬼灯

どうも遊木です。
オリンピックが始まるからそれに合わせた生活習慣にしよう~とか思っていたのですが、リズムを変えなくても私の活動時間はソチタイムと大差ありませんでした。Oh…。


本日、ようやっと鬼灯の冷徹を手にいれました!



ただ購入してから「あれ?13巻って明日発売じゃね?」と気付き、もう1日待ってから買いに行けば良かったかもと思ったり思わなかったり…。

鬼灯は実は数年前から気になっていた漫画で、バイトをしてるときもいつか読んでみようと思っていたのですが、気が付いたらもう10巻以上発売されてるし、アニメ化もされちゃってるしで出遅れた感がハンパないです。げふげふっ。
とりあえず最初はアニメを一気に見たのですが、1話を見たときは思ったよりも鬼灯の声が低かったことと金魚草きめぇええwwwということ以外はあまり印象に残らなかったので、内容の面白さは判断しかねるなぁと思っていました。ただ嫌いじゃないノリだったので、そのまま2話3話を見ていったら「あ、面白いわコレ」とあっさり思考がシフトチェンジ。4話を見た時にはゲンドウポーズで「漫画買おう」と決心してました。

漫画を買って一気読みしましたが、とりあえず表紙絵が思った以上に描き込まれていて驚きました。ぶっちゃけ外枠はみんな同じだと思っていた…私、シンプルな絵も好きですけど、実はこういうごてごて描き込まれたのも好きなんですよね。自分が描くときもごちゃごちゃしたの描いてるときの方が集中してます。近々、こういう絵を描こう(THE影響されやすい体質)
そして5巻の表紙可愛いな。

もともとるろ剣の影響で和服好き、らんまの影響でチャイナ服好きだったので、鬼灯は話も然ることながらキャラデザも私好みでほくほくしてます。そして動物がいっぱい出て来るところも嬉しい。私のイチオシは芥子さんです。


そんな感じでテンションが上がったので女子フィギュアFSを気にしながら、ちょっとごちゃごちゃした和風+中華テイストの絵を描いてこようと思います。


では!




3月末〆切のネームは…げっふん。


aki