らりあー日記 -8ページ目

次は豪雨と来た

今朝は朝からけっこうな雨が降りました。

 

森林火災が鎮火することを望んでいましたが、まだ燃えております。

 

あの雨の降り方と量で消えない火とは……。

 

これでもかとばかりに自然にめったうちにされています。

 

自然を傷めつけて来たツケでしょう。

 

納得いかないのは、傷めつけてきた世代のメインはおそらくもうこの世を去っていること。

 

ツケはいつでも次世代が払うはめに。

 

今、どうにかしないと。

 

次の世代が払うツケは、今とは比べものにならないほど大規模になっている可能性があると思うのです。

 

先の方が短い人(政治家はじめ、世界のシステムの上層、または中央にいる)にはピンときていないかもしれませんが。自分の子供世代に苦労させたくないとか思わないのだろうか? 老化するとそういう感覚も鈍化するのだろうか? 

 

そんなだから、例のお嬢さんに「しっかりしてよ!」と怒られるんです。

警戒態勢、解除

本日、キャンベラ周辺に出されていた警戒態勢が解除されました。

 

森林火災に関しては一安心。とはいえ、鎮火はしていないので、引き続き情報収集は怠らない。

 

ただし、強風、豪雨に今度は注意です。

 

とりあえず、落ち着いている

昨日の夜をもって避難所が閉鎖されました。

 

現地時間午後4時の情報では、延焼はコントロールされているとのこと。

だだし、鎮火しているわけではありません。

 

今日は降ったり止んだりの雨の一日。

 

明日からは雨の予報が続きます。

 

1月27日に火災発生、数週間は続くと言われていたとおり、2月8日現在、鎮火はしていません。

 

人も動物も植物も疲れています。

 

雨に癒されたい・・・

温度の差

昨日は仕事で中心部にいました。

穏やかなものです。

少々、空気が悪いかなって程度で、煙くないし。

森林火災が身近で発生しているなんて考えられないほど緊張感がない。

 

そして帰宅。

南側へ近づくにつれて、様子が変わってきます。

ヘリコプター、エアタンカーの飛ぶ音。

道路には軍車両。

道路封鎖。

 

同じキャンベラでこの違い。

 

昨日は南寄りの強風だったため、火災が北側に拡大しています。

 

こちらは昨日発表された火災状況の地図。

青い部分が発生地、日を追って色が異なります。

一番赤い部分は昨日燃えた地域。

 

ちなみに我が家はTharwaと書かれた場所から北にむかって最初の区画。

 

 

関係者にはただただ感謝しかありません。

近所のスーパーは、ボランティアの方をはじめとして消火活動にあたっている人は10パーセント引き。

コーヒーショップでは見知らぬ人がコーヒー代をおごる。

それくらいしか、一般人には出来ないからなあ。

 

今日はまたクイーンズランドから応援が来てくれています。

北、西、南の守りを固めるそうです。

 

戦争みたいです。てか、戦争なんだと思います。

現場は凄まじい戦場だと思ってます。

 

この緊張感が、国会議事堂の政治家に伝わらないのがくやしい。

怯える必要はないけど、緊張感は持ってほしいのです。

自分のところが被害を受けなければそれでいいや、ではなく。

今日から新学年

今週から、学校がはじまります。

明日からは国会もはじまります。

 

キャンベラ南部の森林火災は鎮火していません。

本日は火災中心地から北、西部分の守りを固めるため、バックバーニングが行われております。

 

バックバーニングとは、火の進んでいく先を燃やすことで燃える場所をなくし、その場で火の進路を阻む戦術です。

 

というわけで、燃えていますし、燃やしています。

エアタンカー、ヘリコプター、飛びまくっています。

道路も封鎖されています。

軍車両、緊急車両も、近所のショッピングセンター近くにとまってます。

そこをベースとして、森林火災現場の消火活動にあたっています。

 

今朝、トビーの散歩に出かけて、散歩コースの一部に燃えた葉が散っているのに気づきました。

昨日の強風で運ばれてきたものと思われます。

 

我が家の庭にも飛んできました。

 

話には聞いていたし、警告もされていたし、警戒もしていたけれども(庭と屋根に水まき)。

 

7キロ先から、運ばれてくるんだ……。

 

このember(燃えさし)が乾燥した場所に着地、火種となって新たな火事を引き起こします。

 

今夜からぐっと気温が下がっていきます。最低気温の予想は8度。

みんな、疲れきっています。

 

 

 

【追記あり】非常事態宣言下、三日目

1月31日、キャンベラに非常事態宣言発令。

とにかく、暑い日でした。最高気温は予報では41度、たぶん42度までいったはず。

被害予想マップが発表されたのですが、私たちが住んでいるところががっつり入っていた。

避難準備はずっとしてあるのでそのまま。

屋根にはしごをかけ、水まき。庭も水まき。飛んでくるemberにそなえる。

夜起きたら、火災現場が見えました。

 

2月1日

引き続き41度の熱波。加えて強風。庭の木の枝が折れる。

キャンベラ側の火は抑えこんであるものの、引き続き、警戒態勢でいろとのこと。

 

2月2日

火災、7kmまで迫る。

現地時間午後11時、雨がちらつく。

森林火災を鎮火させるほどの量ではない。

もうすでに雨で鎮火するような状態ではない。

雨は各所でそれなりに降っていますが、鎮火に至っていない箇所はまだまだあります。

こういう箇所は、熱波、強風などでふたたび火の勢いが強くなります。

 

まだ燃えています。

 

追記:

非常事態宣言は現地時間午後6時現在、解除、警戒態勢に下げられています。

森林火災は新たに燃えている場所があるため、引き続き、警戒中。

金曜日、土曜日が山場

火曜日から、緊急車両が陸路、空路ともに駆けずり回っています。

 

軍車両も走ってます。

 

何が何でも首都を守る気合を感じます。

 

彼らはスーパーヒーローだから、信頼してどっしり構えていらっしゃいと、2003年経験者(人生の大先輩でもある)が言っていました。

 

でも備えはする。

 

クィーンズランドからも応援がきた。

 

月曜日まで耐える。がんばる。

長い夜だった

1月28日夕方の空。

 

 

これ、我が家の庭から見た空。空と煙の境界がくっきり。

 

 

 

赤い場所が火災現場。緊急車両のランプが見えました。

写真だと遠くに見えますが、車両のランプが見えるほど近い距離。

 

昨晩、ESA(Emercengy Services Agency)の方たちが一軒一軒、訪問して、情報(森林火災の現状、避難場所など)を伝えてくれました。質問にも答えてくれました。

 

避難勧告、命令ではありません。

 

現地時間午後11時現在、火災はアウト・オブ・コントロール、鎮火の様子はありません。

 

昨日は、旦那と交替で仮眠を取りつつ、状況をチェック。いつでも避難できるようにしていました。

 

ご近所も同じだったようで、朝、「眠れなかったねえ」という話をしました。

 

2003年の森林火災経験者なので、いろいろ話を聞いたところ、火そのものは届かなかったが、ember〈日本語だと、燃えさしという訳が出て来た)が飛んできたとのこと。風が強いと30キロ離れたところまで飛んでいくという話なので、1キロ圏内の現状、ガンガン飛んでくると見ておいたほうがよさそう。

 

実際、2003年時は飛んできたので、屋根や庭に水をまくなどして火災になるのを防いだのだとか。

 

ご近所のみなさん、ember飛来に備えて、屋根にはしごをかけています。我が家もせねば。

空が紫色

えっと、火災が10キロ近くまで迫っております。

 

アウト・オブ・コントロール、消火活動が困難とのこと。

 

一部地域には避難命令が出ております。

 

2003年、キャンベラは大規模な森林火災に見舞われました。

 

近所の人の話によると、空が赤くなったとのこと。

 

現在、紫色です。

 

ヘリコプターは相変わらず、ガンガン飛び回っております。

 

2003年時の森林火災時の様子をはっておきます。

https://en.wikipedia.org/wiki/2003_Canberra_bushfires

またしても……

熱波がやってきます。

 

キャンベラ空港近くの火災が鎮火していない中、別の森林火災が発生しました。

 

国立公園内での森林火災ですでに1000ヘクタールが燃えています(現地時間午後6時現在)。

 

近所なもので、我が家上空をヘリコプターがガンガン行き来しております。

 

恐怖でしかない。