こんにちは!旅育研究家のぬーたです。
リゾートホテルなどでは託児所が併設されていることがありますよね。
我が家が毎年行っているリゾナーレ八ヶ岳にもフォレストルームという託児所が併設されており、レストラン(オットセッテ)でのディナーやスパを利用する際に無料で子供を預けることができます。
レストランやスパを利用しない場合でも有料(550円/30分)ですが預けることが可能です。非常にリーズナブルな価格ですね。
しかし、「旅行中なのに託児所に子供を預けることに罪悪感を感じる」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は「旅行中も上手に託児所を利用して親子共に旅行を楽しむ」ことを掘り下げていきます。
それぞれの家庭で事情や価値観などあると思いますが、(本当は利用してみたいけど)罪悪感を感じてしまう方も、この記事を読み終わるまでには親子でwin-winという考え方もあると思っていただけたら嬉しいです。
親の視点だけで考えていませんか?
まず初めに、なぜ罪悪感を感じてしまうのか考えてみましょう。
実は我が家も妻は最初の利用前は罪悪感を感じてしまいそうで迷っていました。
その理由は、「自分達だけ楽しんで、子供は託児所で寂しく待っている」という状況を想像していたからでした。
でも、この想像って本当に正しいですか?
僕には親の視点だけからしか想像していないように思えます。
子の視点でも見てみましょう。
「親のシッピングに付き合わされたり、レストランで静かにするように言われたりする」のと
「託児所で遊び道具に囲まれながら保育のプロと一緒に遊ぶ」のは
どちらが楽しいでしょうか?
親は子供が自分と一緒じゃなきゃ楽しくないと思いこみがち(というより実はそう願っているの)ですが、実はそうではないのかもしれません。
実際、我が家では託児所がある場合には利用することが多いですが、息子は迎えに行った時には毎回楽しそうに遊んでいて帰りたがらないくらいです。
不安に思っていた妻も一度利用してみて、子供の反応を見てからは積極的に託児所を使うようになりました。
親が楽しんでいないと子供も楽しめない
もしあなたの親に「あなたを育てるために自分は色々なものを犠牲にしてきた」と言われたらどう思いますか?
「知らんがな!自分で勝手にやってきたことでしょ。僕のせいにしないでくれ。」と思いませんか?
「自分を犠牲にして子供のためにやっている親」が良い親のような間違った風潮があるように思えます。
子供たちは本当にそれを望んでいるのでしょうか?
そうではなく、「自分達と一緒に楽しんでくれている親」を望んでいるのではないでしょうか?
子供のために色々な環境設定をしてあげることは大切です。でも、その環境設定の大前提となるのは「親が心の底から子供と一緒にいて楽しんでいること」ではないでしょうか?
親が心のどこかで不満を持っていると、言葉には出さなくても子供には伝わるものです。
まずは親自身が旅行を楽しめるようにすることで、子供も全力で楽しめる環境になると思います。
旅行中、常に子供と一緒にいると疲れてしまい気づくと笑顔がなくなっていたりしますよね。でも、託児所を利用してお迎えに行く時にはリフレッシュしてとびっきりの笑顔で子供と対面することができますよ!
子の変化への適応性を育む
子供にはどのように育ってほしいですか?
子供には自分で生きていける力をつけてほしいと多くの親が願っていると思います。
これからは目まぐるしく変化していく時代です。そんな時代に生きていくためには"変化への適応性"が非常に大事になってきます。
留学などで大きな変化を体験し、それに適応して訓練することは、“変化への適応性”を成長させるためには非常に有効な手段です。
小さな子供の場合にはいきなり大きすぎる変化を与えるとトラウマになる可能性もありますので、ホテルでの2−3時間の一時預かりや子供だけが参加するツアーはちょうど良い変化だと思います。
①短時間で子供も先が見通せる(「お昼ご飯までに戻ってくる」など)
②子供が興味を持つアイテムや子供に慣れているスタッフが揃っている
③他の子供(慣れている子が大抵いる)が楽しそうにしている
これらの要素が子供の不安を和らげ、楽しむ余裕を与えます。
少しの不安と少しのワクワクが混在している状態は冒険に似ていると思います。
子供にちょっとした冒険をさせてみるのはいかがでしょうか?
いかがだったでしょうか?お役に立てましたら嬉しいです。
本日はお疲れ様でした。明日も楽しみましょう!