こんにちは!旅育研究家のぬーたです。

 

「食育には興味があるけど、何から始めれば良いのかわからない!」と思っている方は多いのではないでしょうか?

 

農林水産省のホームページでは食育とは“様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することができる人間を育てること“と書かれています。

 

つまり、簡単に言えば、

「食べ物についてよく知ろう!」

「食べ物で体ができているので、何を食べるかをよく考えて選ぼう!」

ということですね。

 

目的はわかりましたが、じゃあどうやってやれば良いのか?

日々の生活で少しずつ学ばせるといった内容をよく見ますが、正直そんな余裕はありません。楽に楽しく食育をする方法はないものか・・・

 

まずは食べ物について興味を持つことが食育の第一歩だと思いませんか?

楽しく食事をする方法と言えば・・・そう、“バーベキュー”です!

 

バーベキューって本当に食育になるのかを深掘りして考えてみたのですが、想像以上に食育ができそうですので、今回はバーベキューでの食育について書いていきます。

 

食事にワクワクしてる?

どんな教育にも共通して言えることは、興味のあることに対しては主体的に学んでいくってことです。

つまり、食育をしたいのなら、食に対して興味を持ってもらうことが1番です。

 

誰しも経験をお持ちかと思いますが、興味のあることは強制されなくても自分から調べますし、ドンドン頭の中に入ってきますよね。

 

バーベキューってやってるだけでなんだか楽しい気持ちになりますよね?そして、その楽しい雰囲気の中心では食事をしています。

そのため、「食事=楽しい!」という感覚が醸成されるため、その後の食事に対するワクワク感が高まっていきます。

 

我が家の4歳の息子は月に一回バーベキューをしていたからか、食べることが大好きです。

先日、バーベキューでクワトロフォルマッジ風のパンを食べさせたところチーズにはまり、図書館に行った時に自分から「チーズができるまで」という本を選んでいました。

 

このように、バーベキューは食に対して興味を持つきっかけになります

 

食べ物の作り方ってわかってる?

以前、テレビ番組でアメリカの小学生に色々な野菜を見せて名前を言ってもらうシーンを見たのですが、じゃがいもをナスと言ったり、ニンジンを見てわからないと言ったりしていて衝撃を受けたのを覚えています。

 

アメリカに限らず、自宅でほとんど食事を作っていない家庭は存在していて、そういった家庭に育つと食材を見る機会もないためこのようなことが起こってしまうと考えられます。

 

かといって、毎日手作りで食事を作るのは共働き家庭の場合には不可能ですので、バーベキューという非日常のイベントを使って、この時だけは子供と一緒に食材の用意から調理までしてみるのはいかがでしょうか・

 

バーベキューはシンプルな料理ですので、子供と一緒でも用意や調理が簡単です。

それなのに、「食材を買う、洗って切るなどの下処理をする、火で食材に熱を通す」と言った超基本的な料理についての一連の流れを体験することができます。

 

バーベキュー以上に楽に食育ができる方法はないと思います。

 

栄養補給だけじゃない!社会性を磨く練習にもなる

食事は栄養補給がメインの目的ですが、それと同等(かそれ以上)に重要な目的として“社会性を磨く”ということがあると思います。

 

みんなでご飯を食べながら自然と人間関係を構築します。より円滑に関係構築をするためにどのようにコミュニケーションするのが良いかを学ぶ機会にもなりますし、全員が気持ち良く食事をするためには食事のマナーにも気をつける必要があります。

 

孤食が進む現代ではこのような社会性を磨く練習をする機会が減っており、社会性が低くなると更に他人から距離を置くようになり孤食の頻度が上がり、負のサイクルに陥ってしまいがちです。

 

小さい頃から積極的に大人数で食事をすることで生涯役に立つ社会性を身につけることができます。

 

正直言ってしまうと、共働き家庭は朝は色々な支度で忙しくて、ゆっくりとみんなで朝食を食べられないことが多いですよね。下手をすると子供だけとりあえず食べさせておいて、親は他のことをやっているなんてこともあります。

夜も両親のどちらかは残業で家にいないという方がほとんどではないでしょうか?

 

そんな毎日を送っていると知らず知らずのうちに子供に孤食をさせてしまっているかもしれません。

たまには大人数でのバーベキューでお子さんの社会性に磨きをかけてみるのも良いのではないでしょうか?

 

 

いかがだったでしょうか?お役に立てましたら嬉しいです。

 

本日はお疲れ様でした。明日も楽しみましょう!