こんにちは!旅育研究家のぬーたです。
「電車は子供が騒いだ時に逃げ場がないから嫌い!」という方は多いのではないでしょうか?
僕も電車で子供に騒がれて困った経験がたっくさんあります。
静かにしてと言っても全然言うこと聞かないし、周りの目も気になるしで、すごいストレスを感じてしまいます。
「これはなんとかならないか?」ということで、色々と試した結果、我が家流の“電車で子供を静かにさせておく方法”が出来上がりましたので、今回はそれをご紹介します!
「旅行やお出かけに行きたいけど、電車はちょっと。」という方は是非お試しください!
もちろん飛行機にも応用できますので、行動範囲がグッと広がりますよ。
そして、子供だって騒ぎたくて騒いでるわけじゃないので、ちょっとした工夫で静かに楽しく過ごせるのなら親も子もハッピーですよね!
■静かにさせておくための5ステップ
うるさくなってから静かにさせるのは困難を極めますので、基本方針として何かに集中させておき、集中力がなくなってきたところで別のことに興味を移させていきます。
我が家では、子供を静かにさせるための準備をいくつかしていますが、最初から手の内の全てを一気に見せるのではなく、明確にステップに分けて準備してきたものを小出ししていきます。
ステップ1と2は何も持っていかなくて良いです。ステップ3はいつもやっていることを電車の中でやるだけです。ステップ4と5はものを持っていく必要があります。
ステップ1:眠くなるタイミングに電車に乗って眠らせる
ステップ2:窓から外を見させる
ステップ3:食事をさせる
ステップ4:本を読ませる、塗り絵をさせる
ステップ5:動画を見せる、ゲームをさせる
電車に乗る時間に合わせてうまく組み合わせると良いですが、出す順番を変えるのは、ダメ絶対!です。
身に覚えがあると思いますが、動画やゲームをしている子供に他のことをさせることはほぼ不可能です。
そして、ゲームに飽きて前のステップに戻っても、脳が興奮しているからか絶対寝ません。そして、他のステップを始めてもゲームに比べて刺激が少ないためか、すぐに飽きてしまいます。
何か特別な理由がなければ、是非ステップ通りにやってみてください。
■5ステップの準備の方法とコツ
ステップ1:眠くなるタイミングに電車に乗って眠らせる
お子さんがまだ昼寝をしている年齢でしたら、昼寝の時間に合わせて電車の時間を決めましょう。これで2時間近く寝てくれるので、ほとんどの場合はこれだけで電車の時間を安泰に過ごすことができます。
すでに昼寝を卒業している年齢でしたら、
①早朝に出発(5時起き、6時出発くらい)すると昼寝します。
②午後の電車の場合には午前中に体を動かすと昼寝します。
夜も寝るのですが、夜に寝かせてしまうと電車から降りた後が大変ですのでご注意ください!一度夜に電車で寝かせてしまい、荷物を持ちながら寝ている息子を抱っこして徒歩10分くらい歩いたことがありますが苦行でした。
また、万が一目が完全に覚めてしまった場合は、深夜まで寝ない危険性もあるので、我が家では夜に寝かせるのは避けています。
外出中は眠たくなるとグズる子が多い(うちはまさにコレ!)ので、移動中に眠気をリフレッシュさせておくと旅行中も親子で上機嫌に楽しめますよ。
ステップ2:窓から外を見させる
定番ですが、外を見るのが好きな子の場合には30分くらい見ていられます。
新幹線や特急の指定席を取る際には、窓側を確保するだけではなく、できれば窓の位置も気にしてください。靴を脱いで椅子に座って見ることが多いため、窓の位置は椅子の真上が良いです。
窓の位置まではわからないことが多いので、お子さん用にも席を買う場合には、家族で横一列にするのではなく、AB席ならAB席で二列前後する形で予約しましょう。そうすればどちらかの窓側は、窓が良い場所にあるはずです。
ステップ3:食事をさせる
子供が小さいうちは外食するのも結構大変なので、電車の中で食事をしてしまうと一石二鳥です。お子さんが小さい場合にはテーブルを使えないことが多いので、お弁当よりもおにぎりの方が良いです。
また、固くて食べるのに時間がかかるものも用意しておくと、食事の時間を長引かせることができます。固いフランスパンや固いお煎餅、スルメイカやきらず揚げがおすすめです。
ステップ4:本を読ませる、塗り絵をさせる
普通の絵本を持っていくとすぐに読み終わってしまいますし、親が読んであげないといけないので、お子さんが興味があるものについての図鑑をおすすめします。大き過ぎると持って行くのが大変なので、手頃なサイズのものを見つけておくと便利です。
また、塗り絵を持って行くのもおすすめです。注意点としては、大きな絵ではなく細かい絵の塗り絵が良いです。うちはこちらの絵本を一年近く使っています。
色鉛筆も小さい12色のものがお勧めです。
4歳くらいになったら、「電車で長い時間楽しく過ごせるように何を持っていく?」と言って何を持って行くかを自分で決めさせ、自分で持って行かせましょう。自分で選んだということで文句を言うことが減ります。
教育的にも「自分のことは自分で考える!」ということが実践できて良いです。
ステップ5:動画を見せる、ゲームをさせる
これは最後の手段です。我が家では(知育系なら親側の罪悪感も少ないので、)iPadに知育系のゲームを入れています。
疲れたから子供の相手をしてられん!という時はAmazon Prime Videoを見せています。たまにはいいんですよ。たまには。(と、自分に言い聞かせる。)
■番外編:実は・・・
大人が寝たふりをするのが1番だったりします。ステップ4に入ったら僕はたぬき寝入りを始めて子供が1人で遊ぶようにします。親が起きていると10分もしないうちに話しかけてきてすぐに遊びに飽きてしまいますが、親が寝ていると30分くらい1人で遊ぶんですよね。不思議です。
そうする際の注意点としては、子供を窓側、大人を通路側にして出られないようにすることです。子供が勝手に通路に出て走り回られたら大変なので。
いかがだったでしょうか?お役に立てましたら嬉しいです。
気になることやお聞きしたいことがあればコメントお待ちしております!
本日はお疲れ様でした。明日も楽しみましょう!