こんにちは!旅育研究家のぬーたです。

 

みなさんはキッザニアに行ったことはありますか?

僕も初めて行くまではそんなに興味がなかったんです。偶然、無料入場券をもらったため、長男と行ってみたらメチャクチャ良い施設だとわかりました。正直言ってキッザニアの入場料は割安だと感じたくらいです。

 

行く価値がある理由としては大きく分けて2つあります。

①子供の教育に良い!

②親が楽をできる!(子供も楽しめる!)

 

今回はどうして子供の教育に良いのか?を書いていきます。

 

②の親が楽できる!については「【キッザニア東京】親は楽できる子供は楽しめる」に書いてありますので、ご興味ある方はご覧ください。

 

親子分離が徹底されている

どのパビリオンでも親子分離が徹底されていることで、様々なことを子供1人で行わなければなりません。

①1人で待つ

②1人で受付する

③1人で話を聞いて行動する

④困っても1人で対処する

 

普段は親が先回りしてしまったり、子供が親にすぐに助けを求めたりしてしまいがちですが、キッザニアでは何でも1人でやる必要があります。

子供達も自分1人でやらなければならないことを自覚しているため、アクティビティ中は非常に集中しています。どの子もスタッフの話を聞き漏らさないように集中している様子でした。

 

これにより子供の自立心が育ちます。さらに、自分1人でできたという自己効力感(自分ならできる!という感覚)が得られるため、挑戦する力も強くなります。

 

仕事に対する視野を広げる

「子供が将来なりたい仕事トップ10」に出てくる仕事だけではなく、リアルな世界で存在する仕事がたくさんあります。消防士やパティシエなどは人気な仕事ですが、鉄道の整備士や通信基地局をどこに置くかの設計士、色々な仕事の紹介をするレポーターなど、普段耳にしないような仕事もあるため、自分の知らない仕事がたくさんあることに気づきます。

 

この気づきがあるかないかで世の中の見方が変わります。自分が知っているものは認知できるが、知らないものは見えていたり聞こえていても認知できないことを選択的認知というらしいのですが、言われてみればそういった経験は何度もしたことあります。

同じニュースを見ていて、お互い興味があるものだけ覚えていたりしませんか?まさにそれです。

 

今まで自分の頭の中に存在していなかったものの存在を知ることで、今まで無意識に無視してしまっていた仕事に興味を持ち、自分の可能性を広げることができるようになるのではないでしょうか。

 

また、モノを扱う職業は説明しやすいですが、サービスをする職業は説明が難しいため、実際に体験してもらうと子供側の理解が進むと感じました。

 

本物を使う

ハンバーガー屋では本物の食べ物を作り、消防士では本物の水を使い、キャビンアテンダントでは本物の座席を利用する。

できる限り本物や本物に近いものを使うことで、リアルな体験をすることができます。ごっこ遊びでは決して得られない体験をすることができるので、子供の想像力を強化し、よりリアリティのある想像ができるようになります。

 

本物体験をするとこんなところが良いという話は「【旅育】子供が本物を体験することの大切さ」でもしておりますのでご興味ありましたらご覧ください。

 

お金を学べる

仕事をしてお金を稼ぐ、モノやサービスを買ってお金を使う、稼いだお金を貯金する、貯金したお金を引き出すというお金に関する基本的なことを体験することができます。

 

仕事は楽しいけど大変。そうやってようやくお金を稼ぐことができるのでお金の大切さがわかります。お金が足りなければ欲しいモノが買えないことを知りお金の価値の違いを知ることができます。お金を預けたり引き出したりすることで現金以外の状態でお金を所有する方法を学ぶことができます。

 

本物のお金でこれをやらせる場合には高校生以上になるかと思いますが、キッザニアならば3歳からお金について体験して学ぶことができます。

 

親が注意したいこと

今回行ってみて親として注意したいことにいくつか気づいたので書いておきます。

 

①次にどのアクティビティを行うか決めてしまう

たくさんアクティビティをやるためには空き時間なくできるアクティビティを選んでいく必要があります。空き時間が少ないアクティビティを調べて次のアクティビティを親が選んでしまって良いのでしょうか?

 

せっかくキッザニアに来たのだからなるべくたくさんのアクティビティに参加させてあげたい気持ちはわかりますが、たとえ待ち時間が長くても子供が興味を持った仕事をやらせてあげた方が子供の印象に残るのではないでしょうか。

(実は僕もアクティビティの候補を出して選ばせてしまっていたので反省・・・)

 

 

②アクティビティの合間に話を聞かない

アクティビティを詰め込み過ぎるとアクティビティの合間に子供の話を聞くことができません。体験は振り返りをすることで脳に定着していきます。ですので、体験ばかりするよりも、体験の振り返りをきちんと行った方が効果的です。

 

時間が経つと記憶が薄れてくるので、最悪でも帰り道に当日の振り返りを一緒にしてあげましょう。

(次のアクティビティの場所へ移動させるのに必死で子供の話をゆっくりと聞くことができなかったことを反省・・・)

 

 

③パビリオンのスタッフに子供が話しかけられた時に親が答えてしまう

ついついやってしまいがちですが、子供の自立心を育たなくするだけではなく、自尊心を傷つけかねません。子供がすぐに答えられなくてもグッと堪えて子供が自分で返答するのを待ちましょう。

 

※食べ物が関わるアクティビティの場合にはアレルギーが聞かれます。これは命に関わるので、子供が確実に自分で言えるように練習しておきましょう。

 

 

いかがだったでしょうか?お役に立てましたら嬉しいです。

 

もしこの記事を読まれて、キッザニアに行ってみようと思われた方がいらっしゃいましたら、入場の流れがわかりにくいので、こちらの記事「【キッザニア東京】初めてでも入場までの流れがわかるように解説」もご覧ください。

 

 

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気になることやお聞きしたいことがあればコメントお待ちしております!

 

本日はお疲れ様でした。明日も楽しみましょう!