成長戦略を持たない日本が、今直面している問題 | 【らくーん別邸】蓬莱山チャンネル~1カ月で体調がグイグイ回復

成長戦略を持たない日本が、今直面している問題

日本という国は、今まで

ずーーと先送り主義で改革を

後回しにしてきた。

 

すべてを国が守ってあげようとしてきた。

基本的に護送船団方式をとる。

 

まだ景気がいい時はそれが

なんとか維持できたが・・・

 

日本は今ご存じの通り

人口減少、経済成長なし、超高齢化、社会保険料増大、年金破綻懸念等

 

何1つ将来に有効な対策を実行せずに、

結局約30年間も先送りしてきた。

 

改革案は出せど、

結局、既得権益を持っている人が反対し

実行に移されることはない。

 

別の言い方をすれば

現状維持政策つまり現状の延長戦上

 

既得権を得た少数の人達が

美味しいところは渡さないといって

 

改革を拒んで、将来にツケを回し

成長戦略を立案してこなかったのです。

 

これが今の日本の現状を

作り上げました。

 

今までの政策は、ただ目先だけみて

特定業種だけに補助金を

定期的にばらまいてきただけ。

 

とにかく予算をとってお金が出るからやろう

そしてお金(予算)が無くなっておしまい。

 

それでは将来への新規事業も育たない

根付かない。何も変わらないし

リスクをとって戦略的に動く者は少ない

 

ゲッソリ

一方、中国はかつでの大帝国復活を目論み

一帯一路」を掲げ、2049年に向けて

長期戦略を見据え、したたかに動いていて

 

アフリカをはじめ、経済援助や支援と称して

世界中にお金をばらまいて借金させて

依存関係をつくり

 

間接的な植民地化、属国化を狙い

世界各地で実効支配を強めている。

 

日本の土地も中国マネーで

どんどん買われている。

 

中国は、南シナ海や周辺の島でも

価値あるエリアを徐々に手を伸ばし

シーパワーを発揮している。

 

海と陸、両面から長期戦略をもって

世界覇権確立に向け邁進している。

 

最新テクノロジーの投資も他国に先行している。

実験都市「深圳」のスマートシティは世界最先端。

EVもアメリカをしのぐ世界最先端。

 

世界中から技術者や研究者を高額報酬で

引き抜いているから最新技術は更に進む。

 

金力にものをいわせて他国を圧倒中。

将来、世界の覇権を握るポジションにいる。

 

日本と中国、この著しい国力の差は

ここ20年で大きく開いた。

 

なぜこんなに開いてしまったのか?

長期戦略の有無が根本にあり

 

次に、

トップダウンでそれを実行できるか否かの

実行スピードの有無

 

日本は、テクノロジーをはじめすべての分野で

世界の先進国からかなり遅れをとっている。

 

国がちゃんと最先端の技術革新に対して

戦略的に大きな投資支援を行っていなかったのが

遅れをとった大きな理由。

 

大改革、大変革しないと本当に三流国、属国

になってしまう。

日本人はもっと現状を知って

危機感をもった方がいいと思う。

 

多くの人が現状認識が薄く

世界の動きにも関心が薄く

重要な情報を拾っていないし

先を見ていない。

 

のほほ~んとして、

まさに平和ボケ🐸ゆでガエル状態

になっている。

 

真顔

世界の動き、歴史の流れ

大局観をつかんだ上

その次に、個としてどう生きるか

個の戦略も考えなおすべき時が来ていると思います。

 

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