20230527
「cocca 5周年パーティ」
2022年12月16日の
忘年会に行こうとして
行けなくて
その後、月日が経過して
2022年5月になって
「510」に
ようやくcoccaに行くことができた。
その5月に5周年を迎える
周年イベントが開催されるということで
「527」に再び足を運んでみることにした。
最初にcoccaを運営する3人から
それぞれプレゼンテーションがありました。
1人目は
北川浩明さん
(株式会社文化工学研究所 建築家)。
coccaの全体の概要から
具体的な活動までを網羅した
プレゼンテーションをされていました。
cocca Barで
みんなでひとつの
アート作品を創ったことがきっかけで
この「共同創造」から
後に「ダンボール継ぎ手遊び」の開発と
商品化に至ったとのことでした。
https://bunkaeng.com/portfolio/tsugite-asobi/
coccaのコンセプトは
元々は広島に集った20数名の会議で
決まっていったそうで
そのリアルな場として
神戸に、この場所が開かれ
このリアルなフィジカルな場があることで
5年間、続いているとのことだった。
2人目は
今津修平さん(株式会社Muff 建築家)。
耕作放棄地と化した
里山での活動をメインに
プレゼンテーションをされていました。
あることがきっかけで
三宮から車で40分の場所に「山」を買って
その「場」をIMAYAMAと名付けて
様々な方々と一緒に活用している
とのことでした。
竹が沢山あったので
「竹水」を採取できるのか
氣になりました。
https://cocca.space/category/%e9%87%8c%e5%b1%b1%e3%83%bb%e8%87%aa%e7%84%b6%e7%92%b0%e5%a2%83/
3人目は
濱部玲美さん(株式会社KUUMA 企画編集者 )。
レストラン・汀(みぎわ)での活動をメインに
プレゼンテーションをされていました。
3人のプレゼンテーションの後
神戸のネイリストから
「ゴール」や「目的」や
「マネタイズ」についての質問がありました。
これに対して
3人が、それぞれ回答されていました。
最初は、全くお金にならない
後から、お金がうまれる
プロジェクト以前のプロセスをやっている
という回答や
マネタイズはいつでもできる
それをすると
提供する側とされる側になるから
やりたくない
ここで活動する人が増えたらいい
という回答や
マネタイズはフェーズ
初期段階では考えない
マネタイズは急がなくていい
むしろプロセスを大切にしたい
という回答や
締め切りと予算があるPJではなく
BARN系、燃やしていく系。
それはマネタイズとか考えるとできない
という回答や
予期しないことを走らせてみる
経験を買っている
その経験が活かされて
マネタイズは他所でできる
という回答や
山の活動は
マネタイズしないと決めた
そう決めないとできない
実験的にするにはマネタイズしないのがいい
という回答や
社会実験としてやっている
入口の提供
長期軸で考えている
という回答や
PJ主導型と
仕事ではないPJがあり
仕事から入るのではなく
自主活動から入るPJ
という回答や
活動ではなく
プラットフォーム
という回答や
事例紹介はゴール提示ではない
今やってることの紹介
生態系に近いプラットフォーム
という回答などがありました。
また
南京町でgalleryをしている
田村圭介さんが来場していたこともあり
都市部の屋上を使って農を試みるプロジェクト
「Sky Cultivation(スカイカルチベーション)」の
紹介がありました。
「Sky Cultivation」や
「空きスペースの活性化」は
キャッシュポイントがないため
マネタイズからしか
物事を観ることができない人から
分かりにくい活動だと
評価されがちとのことだった。
活動そのものは
具体的でわかりやすいのですが
「収益性」でしか
その活動を評価できない人からすると
わかりにくいのかもしれません。
また
「お金」を介在させることでしか
「関係性」や「存在」を
認められなくなっているという話もありました。
マクドナルドでは2005年4月から
TVCMで「100円あったらマックへ行こう」という
キャッチコピーが使われていた時期があります。
https://www.mcdonalds.co.jp/campaign/thankyou50th/history/happy/27/
これは
100円を払ったら
マクドナルドに入っていい。
100円を払ったら
マクドナルドにいていい。
という「許可」を与えるメッセージでもある。
こういうメッセージ(広告)や
「プライス」ありきの世界に
飼いならされてしまった結果
「プライス」がなかったり
「無料化」されているものを
「理解」ができない人が
出てきているのかもしれません。
空氣や水も含めて
本来、この地球上のものに
「プライス」はついていなかったにも関わらずです。
このことを裏返すと
たとえ「100円」であっても
「プライス」を掲げておくことで
人は、そこに参加しやすくなるということです。
但し、そこでやってくる人は
「プライス」ありきの世界の住人
ということになります。
世界が無料化に向かう潮流の中
わたしたちは、今ここで
もう一度、「プライス」について
考えてみるときに来ているようにも思います。
服部天神にある
喫茶店「ピーコック」の紹介もありました。
https://peacock64.com/
お客さんを巻き込みつつ
お金を発生させないことで
関係性を精算しない。
そんな活動の紹介があった。
2018年に入り、
「まち」を自分で作ってみようと
「くじゃく町会議」を連発。
小さな文化経済生活圏、
共有と分配のコミュニティなど
流行のワードを連呼。
その勢いに乗って
「貨幣経済を終わらせる!」と宣言し
途方に暮れるも、
好奇心の強い人たちが周りに集まり始める。
https://isshoukenmeiwowarae.net/about
というプロフィールがあった。
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今回の
イベントのサブタイトルは
COCCA -カッコを開いてつないだ共創の実践-
イベントのテーマは
#共創プラットフォームって必要?
だった。
これを読んで
改めてWEBサイトを観てみよう
と思った。
そこには次のように書かれてあった。
カッコを開いてつないだ共創の実践
社会には、たくさんの"カッコ"があります。
それらは、塀や壁のような物質的な境界であったり、
規則や賞味期限などの制約、
または民族や会社組織のような文化的特徴や
達成目標を共有した共同体などなど。
その、目に見えない"カッコ"は
わたしたちの生活の至るところに存在し、
わたしたちはそのたくさんの"カッコ"のなかで
物事を見たり考えたりしていることが多くあります。
しかし、
多様な生態系のなかでは、
すべては有機的につながって相互に関係しあっています。
"カッコ"を開いたらどうなるだろう?
そしてそれをつなげたらどうなるだろう?
それらの時間や空間や人に関わるいろんな取り組みは、
きっとユニークで、ユーモラスで、
クリエイティブな生活や生産活動を
たくさんつくりだしていくきっかけになるのではないか。
わたしたちは、
多世代や多分野の人々を
有機的に混ぜ合い、共有しあい、活かし合い、
社会のカッコを開き繋げるプロジェクトをつくり続け、
その連鎖を次世代に継承していきます。
と書かれてあった。
https://cocca.space/about/
"カッコ"を開いたらどうなるだろう?
そしてそれをつなげたらどうなるだろう?
これは
2022年の12月から
ここ半年間、個人的に
ずっと考え続けているテーマそのものだった。
固く固く固く閉ざされた「扉」・・・。
この「閉ざされた扉」を開くには
どうすればいいのだろうか?と。
あるいは
高く高く高く築き上げられた「壁」・・・
この「閉鎖的な壁」を無くすには
どうすればいいのだろうか?と。
一見、オープンに見えるようでいて
実は完全に境界線を引いているような
そういう「見えない壁」を解体していくことが
ここ半年ほど、個人的なテーマになっていた。
スピリチャルの世界では
よく「Open your heart」と言われます。
アイリーン キャディの
「心の扉を開く」が出版された頃
これが、わたしの愛読書のひとつでした。
「Opening Doors Within」
心の扉を開く―聖なる日々の言葉
単行本 – 1998/4/15
アイリーン キャディ (著),
山川 紘矢 (翻訳), 羽成 行央 (翻訳), 川瀬 勝 (翻訳)
https://amzn.to/3BWUZ3E
Opening Doors Within:
365 Daily Meditations from Findhorn
(Findhorn Classics) ペーパーバック –
2019/9/10
英語版 Eileen Caddy (著), David Earl Platts (編集),
Jonathan Caddy (はしがき)
https://amzn.to/3BXQfdZ
アイリーン キャディに触れたり
フィンドフォーンに触れたりすると
「共同体」や「共同創造」ということを
意識するようになります。
わたしの瞑想のセミナーのテキストでも
このことに少し触れています。
もし
「共同体」や「共同創造」について
もっと深いレベルで理解したい場合
アイリーン キャディや
フィンドフォーンに触れてみることを
おススメします。
「OPEN THE HEART」
(こころの扉を開く)
これは
ハワイの師匠のメッセージでもあり
作品のタイトルでもあり
メインの仕事のひとつでもありました。
残念ながら
現代人の多くは
一見、表面上は
どんなに社交的で
どんなにオープンマインドな人であっても
こころを閉ざしてしまっている人が多い。
別の言葉で表現をするならば
ハートのチャクラが閉じている人が多い。
まるで「鍵」がかかっているかのように・・・。
この「扉」を開いて
「境界線」を溶かしていくこと。
これが、この半年間
わたしの個人的なテーマのひとつでした。
この宇宙を開放系と観るか?
それとも閉鎖系と観るか?
後者の有限性に立脚してしまうと
すべてに「境界線」を設けることになります。
つまり「個」を固く閉ざしてしまうことになります。
そこには
絶対に他者を立ち入らせなくなります。
頑なに他者の侵入を拒絶することになります。
つまり
「鎧」を纏って
「過剰防衛」をすることになります。
逆に
この宇宙を開放系として観たとき
「個」=「全」
「全」=「個」という無限性が立ち現れてきます。
「靈氣(レイキ/Reiki)」の肇祖である
臼井甕男氏は、
鞍馬山に籠って断食と瞑想をした結果
このことを悟ったと言われています。
その結果
「個」の境界線を溶かすことに
成功したのだと思われます。
医療においても
また生物や細胞などの観方においても
この宇宙を開放系とみなすのか?
それとも閉鎖系とみなすのか?
「宇宙論」が問われます。
もちろん
この「地球」を、どう観るのか?
ここでも「宇宙論」が問われます。
参加者の1人に
東京からの移住者がいた。
彼は「ガイアの法則」という本を読み
次の新しい文明が東経135度から始まると知り
1年半前に神戸に移住してきた。
ここでもやはり
「境界線」のことが
「自然との調和」という言葉で語られていた。
ガイアの法則
単行本(ソフトカバー) – 2020/8/3
千賀 一生 (著)
https://amzn.to/3WFfPxS
千賀一生氏、待望の最新刊、
〈ガイアの法則S(super)〉とも言うべき
人類最大の発見(ちから)
縄文秘力(Jomon Code)を顕す
『0(ゼロ)フォース
1(私)が∞(超私)となる神域(ゾーン)の実在』
との同時発刊で、装いも新たに
普遍なる原理が再び解き放たれる!
宇宙に、聖なる16ビートが存在することを
告げるガイアの法則――
地球の歳差運動1スピン2万5776年、
その1/16から割り出される1611年は
人類の文明が繁栄する周期のリズム、
さらにその1/16、約101年もまた
人類に多大な影響をもたらす重要な
スピンのリズムである
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次の地球を考えるとき
「有限性」に立脚するのか?
それとも「無限性」に立脚するのか?
ここが大きな分かれ目になるのだと思います。
「有限性」に立脚することで
立ち現れてくる問題は
「無限性」に立脚することで
自然に消滅していくからです。
もしかすると
この「無限」の世界
あるいは「無限」の扉は
東経135度から開いていくのかもしれません。
あるいは
「神の扉」を意味する
「神戸」から開いていくのかもしれません。
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今回の司会進行役は
汀(みぎわ)のオーナー
Remmyさんだった。
汀(みぎわ)は
神戸・北野坂の交差点に
1年半前にオープンした
レストラン。
オープン当初から
毎日のように
お店の前を通っていて
以前から
とても氣になっていた
アートを感じさせるお店だった。
汀(みぎわ)というのは
辞書的には
海・湖などの水の陸地と接している所。
みずぎわ(水際)、なぎさ(渚)のことで
陸でもあり
水中でもあり
その両義性を持つ場
という意味があります。
まさに、わたしが大好きなキーワード
「両義性」。
わたしの「呼吸」のクラスでは
このことを、お伝えしています。
ここでも「境界線」という
キーワードが浮上します。
0でもあり1でもあるような
白であると同時に黒でもあるような
「あわい」の領域。
わたしが
何よりもビーチが大好きな理由も
ここにあります。
この「量子」的な存在こそ
ずっとずっとずっと
わたしが追い求め続けてきた
「テーマ」のひとつでもあります。
また、これは
とても「609」的でもあり
また同時に「1111」的でもあります。
頑なに「個」を閉ざすのではなく
もっとオープンに「個」を開放し
その「境界線」を無くし
すべてと混ざり合い
すべてと溶け合っていく世界。
それは
「肉体」次元を超えていくような世界です。
あるいは
「有限性」を超えていく世界。
そして「無限」の領域に入って行く世界。
「フリーエネルギー」は
そこに流れます。
そのとき
人は完全に癒されるのです。
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食とアートの交差点
汀(みぎわ)のWEBサイトには
次のように書かれています。
食べること。
ぱくぱくと、
命をいただき体のなかに、入っていくこと。
アート。ばらばらと、
異なる点が輪郭をもち、生み出していくこと。
表裏一体なこのふたつは、
どちらも生きていくうえで、とても大事なこと。
神戸 北野坂をあがると出会う、と或る交差点。
そこに佇む汀。
食とアートが混ぜあいながら
食べることと、生み出すことを繰りかえしています。
https://snack-migiwa.com/about
ここでも
身体は開放系であることが示されています。
本来は空っぽである「からだ」。
しかも
そこには
「壁」があるようで「壁」はない。
ずっと外部に対して開かれている。
ここを閉ざすのが「免疫系」。
「免疫システム」が
自己と非自己を分けていきます。
もっと言うと
非自己を抹殺し、排除していきます。
この
「免疫」は
「胸腺」と密接な関係があります。
そこで
「OPEN THE HEART」なのです。
つまり
ハートのチャクラを開くこと。
ハワイの師匠の師匠の師匠が
マウイ島に住むラム・ダスでした。
ビー・ヒア・ナウ―
心の扉をひらく本 (mind books)
単行本 – 1987/11/1
ラム・ダス (著), ラマ・ファウンデーション (著),
吉福 伸逸 (翻訳), & 2 その他
https://amzn.to/3BWoVgq
ここでも副題に
「心の扉をひらく」とあります。
別の言葉で表現するならば
自分を完全に癒し切ること。
すべては、ここから始まるのだと思います。
この最初のステップを踏み忘れたまま
次のステップに進もうとしても
必ず、踏む忘れた、振り出しに
引き戻されることになるからです。
わたしのメンターのメンターのメンターは
このことを「Be Do Have」として
伝えてきました。
わたしは
そのメンティのメンティのメンティとして
この「バトン」を次の人へ手渡す用意があります。
それは、実は
「神戸」から始まっています。
今から30年前のことです。
30年前の1993年に
わたしは「神戸」に呼ばれました。
それは完全な導きでもありました。
そこから30年が経過し
再び、わたしは「神戸」に導かれました。
そして
約半年前に
神戸のあるエリアに導かれます。
そこは
大阪で言うと
中崎町のようなエリアでした。
この感触を得た瞬間
すべての扉が開かれるような
ヴィジョンを観ました。
それは
閉ざされた空間に開けた
「窓」のようでもありました。
そこに差し込む
太陽の光は
希望の光そのものでした。
わたしは
ようやく開くべき扉を
見つけました。
「Opening Doors Within」
内なる扉を開くこと。
すべては、ここから始まるのです。
ということで
御蔭様で今年も
「527」コンプリート。
「全部丸ごと」ありがとうございます。
「無限の広がり」ありがとうございます。
https://amzn.to/3BWoVgq
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