新規おっさんノフのブログ -13ページ目

有安杏果ソロコン観戦記vol.2

前回の続きです。

今回はちょっと個人的思い入れ話が入っているので、純粋な感想ではないかもしれません…。




3曲目が終わるとMCが挟まれ、この日を迎えることが出来た喜びを語る杏果。

そしてここに至るまでの長い道のりを彼女は歌で紡ぎ始めました。

その1曲目に披露されたのが、彼女が子役時代にMVに出演した林明日香さんの「小さきもの」です。


曲紹介で「MVの中で、私が歌手になりたいというセリフを言っている」と、

自らの夢と役柄が重なっていることを彼女は語りました。

それを聴きながら、私の心は急激にざわつき始めたのです。

なぜなら以前、私が作った動画「有安杏果19th生誕祭」の子役時代パートのクライマックスは、

まさにこのシーンを使って構成されていたからでした。


5:00辺りから

このMVを初めて見た時に、彼女の人生とあまりにもシンクロしすぎていて、

私は絶対に動画の中で良い感じに使おうと考えていました。

そして動画を編集している際には上手く収まるよう何度もリテイクを繰り返していたのですが、

自分で作っているにも関わらずそのたびに涙し、泣き過ぎて頭が痛くなるほどでした。

私にはそれくらい思い入れのあるMVの歌が、まさかこのソロコンで聴けるとは思っておらず、

私は歌が始まる前から興奮と感動で身震いをしていたのでした。



やがて、彼女はしっとりと「小さきもの」を歌い始めました。

更にはメインステージの大きなスクリーンには、彼女が出演したMVが流れる。

それだけでも私にとっては反則とも言える演出で、涙せざるを得ない。

しかし私をそこまで感動させたのは、紛れも無く彼女の「歌」の力でした。

子供の頃から自己流で歌い続けてガラガラ声になり、しまいには声が出なくなってしまった彼女。

それでも手術を受け、デリケートな喉をかばいながら、歌手としての道を歩んできました。

そんな彼女がこれほどにまで難しい歌を堂々と、美しく生まれ変わった声で歌いあげている。

サビの高音域でのロングトーンは特に素晴らしく、

かつてのガラガラ声の少女の姿はそこにはありませんでした。

おそらくはMARICO先生とのマンツーマンレッスンで習得した、

口を縦に開けて、腹筋で支えながら、脳天から音を飛ばす発声を鍛え上げた成果でしょう。


「白金の夜明け」のドキュメンタリーでひたすら練習してたアレ

例え彼女の過去や、ももクロとしての現在などを全く知らない者が聞いたとしても、

横浜アリーナというステージに立つ歌手として申し分のない歌声であると、私は思ったのでした。



そんな訳で私は、ペンライトを点灯したまま振ることもなく、

棒立ちで聴き入りながら、ただひたすら涙を流していたのでした。

歌が終わった時にはもう無我夢中で拍手していたような覚えがあります。

彼女はソロコンサートのvol.1からは、全編オリジナル曲で構成するつもりでいるようですから、

この曲を生で歌うのを聴くチャンスは、おそらくこれが最初で最後でしょう。

これを聴けただけで、私がこの場所に来られた意義があった。

まだコンサートも始まったばかりだと言うのに、私の胸は張り裂けんばかりに一杯になっていたのでした。


<つづく>vol.3




有安杏果ソロコン観戦記vol.1

さて今回から数回に渡ってももいろクローバーZの緑担当、

有安杏果さん初のソロコンサートへ参戦した感想を書きたいと思います。

もうまとめて書いたら大変な量になるので小出しで、回数も特に決めずにダラダラ書き綴ろうと思います。

ダラダラなのでいつもみたいな読みやすさは心がけないので、あまり期待せず御覧ください。




とりあえずグッズ買ったりなんなりの個人的なのはあまり面白くないので置いとく。

今回は貴重なチケットを譲って頂いたわけですが、引いて頂いた席が本当に素晴らしかった。

アリーナ席A10列目の真ん中あたり。センターサブステのど真ん前ビックリマーク

メインステージから、外周まで殆ど死角がなく観やすかったです。



開演は17:30分だったのですが少しだけ遅れてスタート。

オープニング映像が流れ、客席にも置いてあった12歳の杏果が20歳の杏果に宛てた手紙が映し出される。

武道館や横浜アリーナで歌う夢、変わらず頑張っているかといった不安が綴られたそれは、

正にこの日、この場所に立つ有安杏果そのものを表していた。

横浜アリーナ全体からすすり泣く声が響く。私ももちろん少し泣きましたよ感動

その手紙の最後は「では8年後に…」という言葉で締められていた。

そしてその答えは9年後、1万の観衆に埋め尽くされたこのステージで花開く。



横浜アリーナが暗転し、オリジナル曲「feel a heartbeat」が流れ始めると、

メインステージに張られた白幕の中に有安杏果のシルエットが現れる。


本当にこんな感じ

前奏が終わり、バンドサウンドが華やかにかき鳴らされると、

白幕が落とされ有安杏果その人が降臨しました天使

いつものももクロのライブとは違いovertureもPRIDEのテーマもないのに、

その興奮と歓声は一瞬にして最高潮に達っする。

杏果の声はやはり物凄く緊張しているとは感じましたけど、調子は良さそうでホッとする。

ここの所、肝心なときに肉体的トラブルに見舞われていたので、実は少々心配はしていました。

また目は少し潤んではいるものの、彼女は泣かないという約束を見事果たして歌いました。

その堂々たる姿はソロ曲を歌う1人のアイドルではなく、まさに独り立ちしたプロの歌手。

やはりソロコンということで、気持ちの入り方を凄く感じた気がしますね。

そしてこの「feal a heartbeat」という曲は、コンサートの始まりを告げるのにピッタリ。

更には夢を叶える瞬間にこれ以上ない歌だと思いましたキラキラ

ギターをかき鳴らす杏果の笑顔も晴れやかで、お客さんも乗せられて手拍子しました。

そう、この曲を含め、披露されたオリジナル曲では殆どももクロ曲のようなノリがなかった。

私はこの曲でウリャオイや杏果八文字などをぶっ込んで来るオタクもいるかなと思ってたのですが、

少なくとも私の周辺からはそのようなコールは聞こえず、

この日集まったお客さんがこのコンサートの意義を良く理解しているなと感心したのを覚えています。



そこから「Catch Up」「Another story」と、オリジナル曲の中でもノリのよい2曲を連続で披露。

この頃には杏果の緊張も軽くなったのか声がだんだん伸びやかに、

更にギターを置いてマイク1本、体を曲に委ねてノリノリになりながら歌いました。

この姿がライブ中のaikoさんの動きにめちゃくちゃそっくりにひひ

私は以前、wowowで浜崎あゆみのライブを見て以来、

あーりんのライブでの立ち振舞や煽りなどの格好良さはここがルーツと確信したことがあります。

そしてこの日の杏果のこの動きを見たことで、

やはり好きなアーティストのステージングには影響を受けるのだなと改めて思いました。

ただ杏果の場合は、元からある小動物的な可愛さがそこかしこににじみ出るのがオリジナル。

間奏で手拍子をせかす時に、頭上で手を叩きながらぴょんぴょん跳びはねる姿や、

時々片足を伸ばしたままビヨーンと上げる姿がめちゃくちゃかわいかったですね~ラブラブ!



オリジナル3曲の後にMCが挟まれ、この場所でコンサートが行われる喜びと意義が語られる。

そして歌で彼女のルーツを探っていくコーナーへ。

この後歌われる歌が、色々な意味で私の心を揺さぶることになったのです。


<つづく> vol.2



有安杏果は走り続ける

本日のLoGiRL「川上アキラの人のふんどしでひとりふんどし」に杏果が登場。



「川上アキラの人のふんどしでひとりふんどし」♯51


川上さんが言うには収録は4:30からw

にも関わらず、一昨日ハードなライブをこなしたばかりの杏果が出演しました。

途中でソロライブの映像が1分だけ流れてたのが良かったですね得意げ


Vine7秒動画いろいろ作っときました

あの日の感動をほんの少しですが堪能できます。

8月の桃神祭の開演前には高城れにソロコンサートと共に、

30分に編集された物が流れるらしいのでめちゃくちゃ楽しみですニコニコ



それからこの収録の後、杏果は玉さん、あーりんと共に熊本へ飛んだようですね。


熊本県・阿蘇ファームランドに ももクロ登場!: ももクロ侍

3人だけでミニライブまでしちゃうとはサービス満点ですね合格

ソロ活動をしたと思ったらすぐさまももクロとして熊本へ飛ぶ飛行機

あくまでももクロ緑であるというスタンスは、やはりブレないんだなと思いました。



それにしてもLoGiRLでライブが終わった後、

宮本さんに「すぐ曲を作りたい!」と言って「勘弁してくれ」と返されたというのには笑いましたにひひ

あれほどのライブをしても、やはり彼女にとってはあくまでスタートラインでしかないのでしょう。
彼女が走り続ける限り、これからも沢山の夢を叶えていき、

私達ファンを楽しさと感動の渦に巻き込み続けてくれるだろうと思いますキラキラ




それにしてもさっき見たももクロChan最新話の大喜料理、ヤバイなんてレベルじゃなかった困った

あの格好良いライブの後だけに凄いギャップで、めちゃくちゃ面白いのでお楽しみに音譜

ありがとうの”約束”

昨日は有安杏果ソロコンサート「ココロノセンリツ ~Feel a heartbeat~ Vol.0」でした。


ももクロ有安が感涙、初ソロライブ
デイリースポーツ online

こんなにも楽しそうに躍動するギター少女初めて見たわ得意げ

緊張はもちろんしていたけど、最後の最後まで泣かずに楽しそうに演奏する姿が印象的でした合格

横アリという大きな会場に杏果1人だったので、他のメンバーといる時よりもいっそう小さく感じて、

改めて彼女がこの会場のど真ん中に立っている事の凄さを思い知りましたね~。

セットリストも良かったし、MC進行もスムーズで話も長くなりすぎず凄く良かった。

ライブのレポートは本気で書くと、例のごとくとんでもない量になると思うので、

今日は気づいた事1点だけについて書こうと思います。



今回のライブのオープニングは、彼女がこの日のために作ったオリジナル曲で幕を上げ、

そこからMCをはさみながら、彼女がこれまで辿った足跡をたどるような構成になっていました。

有安杏果ソロライブ『ココロノセンリツ Vol.0』セットリスト・感想まとめ: ももクロ侍
セトリなどは侍さんで

子役時代にMVで出演した曲、キッズダンサーとして初めて横アリに立った時の思い出の曲、

スタダに移籍してから初めて入ったグループのPower Age(P-A)の曲、

そしてももクロに入るきっかけとなった曲を歌った後にももクロ曲という見事な流れでした。

ただ私は、P-A時代の曲の選曲に少々疑問を感じてしまいました。

なぜならこの時歌った「約束」という曲は、彼女もMCで言っていたとおり歌った事のない歌だから。

杏果でP-Aの曲を選ぶならば、普通に考えたならば「My Dear Friend」を歌った方が自然です。


7:55くらいから流れる曲

当時のファンが高価なブロマイドを買ってくれたことでステージで歌えた曲。

そんな思い入れのある名曲なのに何故これを歌わないのだろうはてなマーク

そう思いながら「約束」を聴き始めたのですが、すぐにその理由がわかって来た気がしました。



たとえそばにいなくても 心はいつもいっしょだよ
100年有効の約束

あぁ、これはきっと自分のP-Aとしての過去を会場のファンと振り返ると共に、

離れ離れになったP-Aの元メンバーのみんなに向けて歌っているんだ。

もしかしたらお互いにメール等で自分たちの悩みとか、将来への不安とか、相談していたかもしれない。

私達の知らない間に、それが彼女の励みとなって支えていたのでしょう。

そう思うと杏果がこの曲を選んだことに凄く納得出来る気がしました。



そしてアンコール後のMCで彼女は、この日のバンドメンバーや徹夜で設営してくれたスタッフ、

声が出ない時に代わりに歌い支えてくれたももクロのメンバーを始めお世話になった人々、

自分を応援してくれたファンへの感謝を涙ながらに述べていました。

そしてその想いを込めて最後に歌われたのが「ありがとうのプレゼント」です。

それを聴きながら私はこのライブが彼女の長年の夢を叶え、

ソロの歌手としての第一歩を踏み出す意味だけでなく、

彼女がこれまで出会い、このステージへ送り出す力になってくれた全ての人々、

そしてこれからも共に歩んでくれる人々への感謝を表したかったんじゃないかと感じ、涙しました。

その証拠なのかはわからないですが、彼女は現在の仕事仲間だけではなく、

かつての仲間や友達を今回のライブに沢山招待していました。
池田光咲さんのブログは涙なしでは見られないです…。


こうして今でも彼女のために駆けつけてくれる仲間が沢山いる。

そんな人々に見守られながら、ソロコンサートを成功させられて本当に良かったなと、心から思います。

彼女のがこれまで通り決して驕らず、ひたすら努力し続ける姿勢がブレなければ、

これからもずっと一緒に歩み続けてくれるでしょう。

そんな彼女がこれからも、ソロ歌手として、ももクロの緑担当として、

ますます活躍していくことを祈り、共に歩んで行くファンでありたいと思いました。




ライブの前日はまったりと

明日はいよいよ有安杏果ソロコンサートですね~。

某所で行われた前夜祭、盛り上がったようで何より。

何の祭壇だこれは(;´∀`)w

ちなみに私は今回の前夜祭には参加せず。感想戦だけ参加。

両方出てしまうとグッズの購入資金を圧迫してしまうので仕方なししょぼん

特にイベント用に作った動画とかも無かったですしね~。

まぁその分いつもよりは多目にグッズ買って、杏果に喜んでもらう所存です(`・Θ・´)

明日は午前中から全力で楽しむぞ~音譜



そういえばまだ何も準備して無かったので、急いで支度して早う寝なあせる



素敵なお茶会

本日、モーニング娘。'16の生田衣梨奈さんが、

我らが高城さんと一緒の写真をブログにアップしてくれましたニコニコ


生田さんといえば、去年末に放送された「FNS歌謡祭 THE LIVE」において、

持ち歌の「恋愛レボリューション21」の見せ場を高さんに取られるという、

ちょっとバチバチした掛け合いを見せて話題になりましたね。


ふたりとも面白すぎるにひひ

ちなみにラジオで鞘師さんが「ももクロとかと20分くらい生田と一緒に喋っていた」と語ってました。


5:40くらいから

きっとこの時に意気投合して、連絡先など交換してたのでしょうね~。

グループの垣根を越えて交流があるなんて本当に素敵ですキラキラ

それにしても「久しぶりにこんなに笑ったなぁ」と言わしめる高さんは流石ですなぁ得意げ



ちなみに今年の7月18日に放送される毎年恒例「FNSうたの夏祭り」は11時間生放送ビックリマーク

中にはAKBG、スタダ、ハロプロといった大手アイドルグループ揃い踏みの、

「女性アイドル総出演プールサイドパーティ!」なるものがラインナップされています。

もしかしたら再び2人の楽しい共演があるかもしれませんね。

去年よりも更に息のあったパフォーマンスを期待したいと思いますDASH!




そういえば先ほどアメブロの下に、ももクリ2016の広告が表示されてました。


【早期購入特典あり】ももいろクリスマス2015 ~Beautiful Survivors~
Blu-ray BOX (ステッカーシート付)

「3days12時間収録」みたいな謳い文句だったんですけど、

確かにそうやって考えれば12千円でもめちゃくちゃお得ですよね~。

しかしソロコンのグッズを買うために、暫くは買わずに我慢するおっさんノフなのでしたショック!

day1しか現場で見てないから全部見たいんだけどなぁ…。




有安杏果の"激闘"

この1週間、なんだかやる気と元気がすっかり減退して、ブログもサボってしまってました。

そんな中でも先日発売された、有安杏果ソロコンサートのパンフレット(通称:本フレット)は読破しましたよ。



ココロノセンリツ♪


自らの作詞した歌詞、撮りおろしのフォト、インタビューと色々詰まっていますが、

この本の大部分を締める彼女の日記をまとめた「My diary」こそが真骨頂でしょう。

それを読めば、ソロコンが決まってからの1年間は正に"激闘の日々"だったと感じ取る事が出来ます。

そこにはソロコンに向けてのワクワク感はもちろん詰まっているのですが、

ももクロの活動をしながらも常に頭にはソロコンのことがあり、

猛烈なプレッシャーと戦い続けている彼女の姿がある。

そしてニューアルバム2枚のレコーディング、ドームツアーという殺人的スケジュールのさなか、

同時進行で曲やグッズ、ライブ本編のプロデュースを、スタッフの手を借りつつも全て自分でこなす。

実力を高めるために毎日のようにMARICO先生とのボイトレをこなし、録音したものを聞きながら反省。

コンサートで演奏する複数の楽器の練習も欠かさなければ、

空いている時間があれば体力づくりのためにジムでトレーニング。

忙しい中でも共演者やスタッフを気遣った差し入れも用意し、現場の雰囲気を良くしつつ、

曲を作ることには妥協はせず、何度もリテイクを繰り返しクヲリティを高めていく。

まさにソロコンサートに全身全霊をかける有安杏果の姿が、そこにはありました。

しかも扁桃炎に花粉症、中耳炎という、歌手にとって厳しいトラブルを乗り越えながらなのが恐れいります。

ファンならば彼女がど根性の塊ということは百も承知の筈なのですが、

これを読めば常人の想像を遥かに超えた"真の努力"の凄まじさに打ち震えるでしょう。

もちろんソロコンサートに参加する人には必見の本書ですが、

ソロコンに参加出来なくても、杏果推しじゃなくとも是非とも読んで欲しい1冊だと私は思います。




さてこれを読みながら、私は彼女のある言葉を思い出していました。

それは最後にももクロを特集した「Quick Japan vol.123」でのインタビューの一コマである。

 
やっぱり私、そんなに弱いって思われてるのかな?
もう、そんなことないのにね。
お客さんに心配されるアーティストなんて、やっぱりダメだよね。


これは何のことを言っているのかと言うと、

「幕が上がる」の特集が組まれた同誌vol.118の表紙に対するファンの反応についてでした。


クイック・ジャパン 118

紅白直前でインフルエンザにかかってしまった彼女はなかなか復帰ができず、

年始めQJ表紙の撮影ロケに不参加、そこにはメンバー4人だけが写ることになってしまいました。

それに対して一部の杏果推しは激怒した。

「何で杏果なしの表紙にするんだ」「杏果が可哀想だ」「5人が入った別の写真にしろ」

そんな書き込みが当時相次ぎ、クイックジャパンのTwitterアカウントは炎上した。

そもそもクイックジャパンにとっても、5人揃ってないももクロの写真を使うのは不本意だったであろう。

忙しいももクロが揃って撮影出来るタイミングはそうそう無いのだから、撮り直しもきかない。

にもかかわらず他の人を表紙に持ってこなかっただけ、十分譲歩してくれてると言える。

それに毎号撮りおろしの写真を表紙に使ってきた雑誌に、

杏果1人のために別の写真を使えと言うのは無茶苦茶な論法である。

親心が強すぎるが故に、杏果に何かが起こるとモンスターペアレント化してしまう。

「また緑推しの悪い所が出たなぁ…」と、私は冷めた目で静観していた記憶があります。

そして当然、エゴサを欠かさない杏果もその様子をしっかり見ていて、上のとおりに述べている。

きっと先方に迷惑をかけた事に対して非常に申し訳なく思っただろうし、

いつまでも弱々し存在として扱われ続ける自分を不甲斐なく思っていたのでしょう。

これを読んでなんともやるせない気持ちになった私は、

緑推しに対して辛辣な言葉を並べた記事を途中まで書きかけたのですが、

ドームツアー前にそういった物を上げるのは止めようと思いとどまったのでした。



しかし時は過ぎ、今回発売された本フレットを読んで思いました。

これを読めば、もう杏果の事を弱々しい存在と思うようなファンはいなくなるだろうなと。

もしそんな人が出てきても「本フレットちゃんと読んでね」で事足りる筈です。

確かに彼女は体にトラブルが起こりやすいし、繊細な心の持ち主なので落ち込みもしやすい。

好きなアーティストのライブに行ったのに、自分との差を感じては凹み、

録音したレッスンや仮曲を聴いては実力不足を感じて凹む。

本書を読めば落ち込んでは浮かび、落ち込んでは浮かびの繰り返しなのが解る。

しかし、彼女は落ち込んでも引きずらず、必ずすぐに復活しています。

ソロコンを成功させたいという目標、歌い続けたい、届けたいという想い。

そして何よりも「音楽が大好き」というブレない気持ちが、彼女を強く支えているのでしょう。

子役時代から培ったこの鋼の意志があるからこそ、彼女はももクロとしてここまでやって来られた。

そしてソロアーティストとして、この先どんな困難が待ち受けていても、力強く立ち向かって行けるでしょう。

今回のコンサートも必ず成功させて、輝ける未来への大きな一歩を踏み出してくれる。

私はそう強く確信したのでした。




<おまけ>

この間の記事で書いた杏果の位置、やっぱり合ってたバンザイ

鼓動を感じて

有安杏果本人が制作に携わったソロ曲「feel a heartbeet」が遂に配信されましたクラッカー



feel a heartbeat - Single
有安杏果(ももいろクローバーZ)


早速多くの人にダウンロードされて、それぞれの配信サイトでトップランキング入りするなど嬉しい限りですバンザイ

後からミニアルバムに収録されるにも関わらず、これだけ売れるのは本当に凄いですね。

ジャケットグラフィックは配信だけのスペシャルバージョンで、

まさにこれから前へ進んでいく、始まりの予感を感じさせる構図が素敵です合格

前にこのブログで、ラジオで公開された曲の中で1番好きと書きましたが、

ちゃんとした音源で聴いたらますます好きになりましたね~。

スタジオで収録したバンドの生音を忠実に再現している感じが凄くいい。

ハートビートってタイトルだけあって村石雅行師匠のドラムが前奏から心を揺さぶるドキドキ

だんだん音が増えてく感じとか、曲全体の疾走感がもうたまらないですねDASH!

そのオケに乗っかる杏果の声が、本当に楽しそうにキラキラと躍動してるのが印象的ですキラキラ

聴いてるだけで体中にエネルギーが駆け巡ってくような感覚。

朝の目覚めとか、何かやろうと思い立った時に聴くのにめちゃくちゃピッタリな曲だと思います。

Bメロからサビに向けての流れが秀逸すぎて、もう何度聴いてても飽きませんね~。


ほんと、制作に携わって頂いた多保孝一さんには足向けてられないです。

素敵な曲を本当にありがとうございました土下座


さてソロコンまであと10日程、はやる鼓動を抑えつつ楽しみに待ちたいと思いますニコニコ




<おまけ>

プロレスファンならあの迷シーンを思い浮かべるはずにひひ

Wee-Tee-Wee-Teeは何故収録されなかったのか?

先日上げた動画がYouTubeで5万再生を超えましたバンザイ


公開から2週間で達成したのは今まで作った動画の中で最速ですね飛行機

ニコニコ動画版も2,525(ニコニコ)再生を達成。


こちらは「有安杏果19th生誕祭」の方が伸びは凄かったかなはてなマーク

何でYouTubeの方が早いかというと、おそらくはモノノフ以外の人が多く見ているから。

先ほど検索してみたら「岡崎体育」や「MUSIC VIDEO」で検索しても1ページ目に出てくるし、

元ネタを見た人が関連動画で見に来るケースが多いことが解析ページから読み取れました。

流行りものに乗っかるとやはり強いですね得意げ

中には「これ見てももクロ好きになった」とコメントしてくれた人もいて、

製作者としてはこの上なく嬉しかったですね~ニコニコ



さて、この動画に寄せられたコメントをチェックしていると、

やはりMV集に「Wee-Tee-Wee-Tee」が収録されていないのを残念に思う人がいるようです。


私はモチーフであるファービーの権利的に厳しいのかなと思ってはいましたが、

気になってウィキペディアなどで少しだけ調べてみました。

するとやはり金銭が発生する商品に収録するのは、想像以上に難しいと解りました。



お忘れの人も多いかもしれませんが、ファービーはもともとアメリカでヒットした玩具。

ハズブロ社というメーカーから発売され、その後日本でも1999年に当時のトミーがライセンス販売。

約320万個を売り上げる大ヒット商品になりました。


マクドナルドのハッピーセットのおまけにもなり、杏果がCMに出演していたりしましたね。

その後、音声認識やスマホ連動などの新機能がついたものが登場。

2012年にタカラトミーから販売され、ももクロがプロモーションを担当することになり、

イメージソングとして「Wee-Tee-Wee-Tee」が制作されたのです。

ももクロ:しおりん寝坊?
イベント欠席も「ほかのメンバー頑張って」とちゃっかりVTR出演



ヒヤヒヤもののブッコミであるw

新作ファービーは2013年夏に新作カラーが出たものの、その後日本での展開はなし。

ハズブロ社も2013年から、別の玩具の販売でブシロードと提携することになったので、

おそらくはタカラトミーとのライセンスはとっくに切れているのでしょう。

Blu-rayに収録するとなると、当然ハズブロ社に対するロイヤリティが発生してしまう。

1曲収録のためにBlu-rayの値段が跳ね上がってしまうのは流石に厳しいし、

現在ブシロードと提携してる手前、今更タカラトミー時代の映像の使用は難しいのかなとも思います。



そんな訳で「Wee-Tee-Wee-Tee」のMV集への収録は見送られたのではないかと考えられます。

残念ですが、他社製品をモチーフにした映像を使っている以上仕方ないですねしょぼん

まぁ、限定公開でネット検索には引っかからないようにされてはいますが、

タカラトミーさんはPVを残しておいてくれているので、そちらを見て我慢しましょうDASH!

何にしても9月以降にお届け予定のMV集限定盤が楽しみですねにひひ





高さんお誕生日おめでとうケーキクラッカー
素敵な23歳になりますようにキラキラ

有安杏果の"挫折"

先日、Twitterを見ていたらとある動画を見つけて興味深く見る。


こちらは「EXILE LIVE TOUR 2005 ~PERFECT LIVE "ASIA"~」のDVDに収録された、

ツアーファイナルの横浜アリーナ公演における「KISS YOU」の映像。

そう、かつて杏果が清野茂樹アナウンサーのラジオ「真夜中のハーリー&レイス」に出演した際、

「今までの19年間で1番悔しかった」と言わしめた曰くつきの映像である。


『19年間で一番悔しかった…ツアー中の加入はキツかったかなぁ…5人の絆は最強』
杏果出演 3/25「真夜中のハーリー&レイス」 : ももクロ侍

実際に映像を見てみたら「うわぁ、こりゃ今までで1番悔しいの解るわ」と凄く共感出来ます。

センターステージで踊るキッズダンサーは単なるバックダンサーではなく、

EXILEメンバーとツーマンセルで踊っていて、映像にかなり大きく映り続けています。

間奏ではキッズ達だけによる格好良いダンスパートもあるし、

後奏ではATSUSHIさんがセンターメンバーを1人ずつ名前を呼んで紹介してもらえている。

横アリという大きな舞台に映えるよう、全国からキッズダンサーを集めて増員したとはいえ、

これをDVDに収録される最終公演だけ外されたんじゃ、そりゃ悔しくて泣いて当たり前ですわなショック!


ちなみに杏果は多分上手サイドの真ん中の子かな?

センターの子たちと違い小さく写っているので、ハッキリと顔が判別できないのが辛い所。

意外とプライドが高い彼女にとっては、幼心に大きな挫折を味わった出来事だったのでしょうね。



やがてももクロとして2012年春の一大事にて、横浜アリーナ公演を成功させ、

そして来月には念願であった有安杏果ソロコンサートが開催されます。

かつて横浜アリーナのステージ脇に外された少女が、遂にそのど真ん中にたった1人で立つビックリマーク

ももクロメンバーとしてこれまで多くの下克上を成し遂げ、感動を巻き起こしてきた彼女ですが、

ソロ歌手として横アリにリベンジマッチを挑むことになるとは、夢にも思わなかったでしょう。

その痛快とも言えるサクセス・ストーリーのフィナーレ、

そして新たなる未来への一歩は、かつてない感動に包まれると思います。

7月3日が来るのを、心から楽しみですねキラキラ