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2018-04-07 13:29:47

昨日マッスルファンタジー「オズの魔法使い」行ってきました。 玉さん推しでもないのに...

テーマ:ももいろクローバーz
2018-03-02 13:12:25

ブラックパンサー(吹)を見に行った アクションかっこいいだけじゃなくて、人種差別問題や...

テーマ:ももいろクローバーz

ブラックパンサー(吹)を見に行った👿 アクションかっこいいだけじゃなくて、人種差別問題や難民問題なんかも取り入れ、聡明でかっこいいティチャラ王が苦悩する展開も良い。 また黒人初のMARVELヒーローという触れ込みだけど、彼をサポートする女戦士達のかっこよさと美しさが半端なくて、ワンダーウーマン的なジェンダーフリー映画感もあった。親衛隊長オコエの強さったらアベンジャーズメンバーに引けを取らないんじゃないかってくらいで惚れ惚れ。(インフィニティウォーに出演決定してるので楽しみ) 我らが百田さん演じるシュリもとてもチャーミングかつ強い子で、発明に戦闘に大活躍する重要なキャラ。正直、ガチ洋画吹き替え一流声優陣のなか、たった1人のタレント声優枠なので少し違和感あるシーン(特に戦闘時)もあるものの、見事な仕事っぷりだったと思います。お兄ちゃんからかって笑う声とか本当に可愛いのに、百田さんの地声ではなく演技なのは凄かった👍 写真は売店にパンフ買いに行ったグッズコーナーで、一目惚れして買ってしまった3Dクリアファイル。奥行5センチくらいあるのかってくらい、女戦士達が立体的に描かれててめちゃくちゃかっこいい😍 裏もティチャラとキルモンキーがブラックパンサーに変身した姿が立体的に描かれててクソかっこよす。 ほんとMARVELのグッズは種類豊富でかっこいいので、見に行った人は売店見てみるのオススメします。 あ、見に行く前に「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」見とくのオススメしときます。 #ももいろクローバーZ #百田夏菜子 #ブラックパンサー #MARVEL #ももクロ #シュリ

ふちやん@太平洋男Pさん(@ugfcn)がシェアした投稿 -

2018-01-20 00:58:09

正道を行くもの

テーマ:ももいろクローバーz
17日深夜に放送された「山里亮太の不毛な議論」にももクロちゃんがゲスト出演。


JUNK 山里亮太の不毛な議論

まだ聴いてない人は是非タイムフリーを聴いてくださいね。
 
実は私、有安杏果の卒業発表から一度も泣けなかったんですけど。

この放送を聴いてるときに初めてボロボロと涙がこぼれました。

山ちゃんの「4人なってもまた応援するから。またみんなでスゲーとこ行こう!」

という言葉が頼もしすぎて、なんだか凄く感激してしまった。

あぁ、こんなにも頼もしい人たちに彼女達は愛されているんだという安心感。

この番組を聴いて心に支えていたものが、スッとなくなった気がした。


卒業発表があってから、彼女達は本当に分刻みのスケジュールでマスコミ各社を行脚していた。

通常なら記者会見の席に一同に集めるのが普通なのだろうけど、

お世話になった雑誌や番組、それほど取り上てくれた記憶のないところまで、

彼女達は全て訪問し、卒業にいたる理由を丁寧に答えていった。

元々ももクロは、川上さんが取材を受ける先などを選り好みすることが多かったようなので、

このように分け隔てなく取材を受けることは異例の事態と言える。

そのせいか、今回の卒業に関する報道は変な憶測をはらむようなものは殆ど無く、

どこも好意的で、彼女の新たな旅立ちを祝福するようなものが多かった。

こういったネガティブなネタを面白おかしく書きがちな人々を、すっかり味方に付けてしまう様は、

彼女がこれまで誠意をもって活動し続けてきた証のような気がしたのだった。


こんなにも愛されるアイドルって、そうそう居ないですよね。本当に。


もちろん、私の中の「解せぬ」部分は解消されることはないのだけれど、

彼女が関わった多くの人たちの言葉を目にするたびに、

有安杏果という人物が、いかに多くの人々に愛されているのかを再確認出来た。

これまで彼女が辿ってきた道は、何一つ間違っていない。

そして彼女を応援し続けてきた自分自身も、きっと間違っていなかったのだと。

卒業発表の後しばらくは少し冷めた目で見ていたのだけれども、

今なら堂々と、笑顔で彼女を送り出せる気がしています。

21日は幸運にもチケット運に恵まれたので、

ももいろクローバーZ有安杏果の最後の勇姿を、しっかりとその目に焼き付け、

悔いのないよう最大限のエールを送りたいと思います。



2018-01-16 18:55:01

解せぬ

テーマ:ももいろクローバーz
有安杏果の卒業&引退を知った時、思ったほど驚きはしなかった。

むしろももクロの卒業だけならば、その選択肢は絶対に有りえぬと思ってたから驚いたのかもだけど、

引退とセットになっていることで「あぁ、その時が来てしまったか」と妙に納得してしまった。

今までさんざん妄想記事を書いてきたけど、そのたびに頭の中をよぎり、かき消して来た最悪の選択肢。

何度もシミュレートしてたせいか、それが現実になった今は何とも空虚な感覚である。


ただ、驚きはしなかったものの頭に浮かぶのは、ただただ「解せぬ」という思いだけである。


彼女が引退を決めた理由は「普通の女の子の生活を送りたい」という、

アイドルが卒業する時に語る常套句のような言葉だった。

大学の友達が就職する姿をみてそう思ったと。

え?あなたがそれ言う???

仕事続けたくてお父さんに単身赴任してもらい、仕事の為に修学旅行を抜け、

喉の手術をし、筆談しながらも仕事をし、意地でも大学に通い、単位も落とさず卒業し、

アイドルとしてもシンガーソングライターとしても成功を収めた。

22年間、ありとあらゆる犠牲を払い、たゆまぬ努力と、支えてくれた仲間とファンの想い、

それらの結晶が今の芸能人、有安杏果としての地位である。

それ全部すてる?そんなありふれた理由で?

なんだそれ。

芸能人としての生活が疲れた?それはもしかしたらあるのかもしれない。

しかし少なくともその修羅道を選択してきたのは自分自身なのだから、それなりの責任は果たすべきだ。

突然引退を発表して、ファンの気持ちも全くおさまってもいないのに、

「たまたま空いてた」なんて理由で1週間後に卒業ライブの開催を決定して、

終わったらハイさよならなど、とてもじゃないがファンの気持を考えた行動とはいえない。

大人の事情など喋れない部分は色々とあるのかもしれないが、

ファンと彼女の関係性は、その一言で済ませられるような軽薄なものじゃないだろう。

これまでの彼女を良く知っているからこそ、今回の彼女の言動は「解せぬ」のだ。


まぁ、だからといってそれに対する怒りの感情などは無いのであるが。

もしかしたら彼女自身や、ももクロチーム全体が、

抗いようもない「解せぬ」状況に陥ってたのかもしれない。

彼女らに近しい人達のツイートなどをみても、

驚きというよりも、何となくそれを予感してたような雰囲気を醸し出していた。

何か回避できない特別な事情もあって、それを丸く収めるためには、

今回のような緊急措置が仕方なくなされたのかもしれない。

少なくとも彼女やももクロチームがどれだけファンを大事に思ってきたか、

その貯金みたいなものが私の中には沢山あるので、これに怒り取り乱すようなことはない。

みんなでたくさん悩んだ挙句の結論なのは確かなのだと思う。

その辺の真実は、恐らく本人やももクロチームから語られる事なんて無いのだろう。

だから私はどうあがいても「解せぬ」のだけれども、彼女の言葉をそのまま受け止める事にする。

1人のファンとして、今はただそれしか出来ぬのだ。



今後、どうなるんだろね?

正直、私はこれまでのテンションでももクロを応援することは難しい気がする。

テレビやラジオなんかは視聴し続けるとは思うけど、現場からは増々遠ざかるかもしれない。

「これからも変わらず応援します!」なんて軽々しく言えないですよ。

それほど有安杏果の存在と声は唯一無二なんだよ。

みんな魅力的な声してるけどさ。駄目なんだよ4人だけじゃ。

百田夏菜子のワントップじゃ足らないんだよ。

中音域からドンと支えるあの声があるから、みんなの声が輝きを増すんだよ。

ほんとどうすんだよもう…。


…って思ったら、4人がどうやってこの一大事を乗り越えるのか興味が湧いてきた。

千尋の谷から叩き落とされても、これまで通りヘラヘラ笑いながら登って来られるか。

それとも最大級の危機に押しつぶされ這いつくばりながら突き進むか。

春の一大事、滋賀、遠いけどどうすんべかな。



2017-12-19 22:08:00

なぜ「ココロノセンリツ」は止まらねばならなかったのか

テーマ:ももクロ論
有安杏果のソロコンサート「ココロノセンリツ ~feel a heartbeat~ Vol.1.5」が終わった頃。

少しずつ書き始めたものの、途中で放置してしまった記事のリサイクルです。

せっかくなのであの時から考えてたことを整理して文章として書き出し。

いつもの如く妄想成分超高めなので、話半分で楽しんでいただければ幸いです。

なお、いつもの如く長文。




有安杏果のソロコンサート「ココロノセンリツ ~feel a heartbeat~ Vol.1.5」、

大成功に終わったコンサートだったが、そのラストは少し物悲しさを感じさせるものだった。


vol.1よりロゴに使用されているハートをあしらったト音記号。

スクリーンに映し出されたそれは、ハートの部分が「ドックン、ドックン」と鼓動していたのだが、

その鼓動は次第に弱くゆっくりとなっていき、画面のフェードアウトともに聞こえなくなる。

まさに終焉を感じさせる後をひく演出だったのである。

更にはパンフレットのラストに「最後のココロノセンリツ ~feel a heartbeat~」という直筆の文字。

それによって「もう杏果はソロ活動をやめてしまうのではないか」と言った憶測を呼ぶ。

後にブログでやたら「これからもももクロのことをどうかよろしくお願いします」と強調された事もあり、

心配性が多いモモノフたちは更なる負の感情スパイラルに陥ってしまったのであった。

あれから2ヶ月ほど経った現在、その後も有安杏果は翌日のファンクラブイベントを皮切りに、

ハロウィンのイベント、MTVUnplugged、フォーク村、ももクリなど、

アイドルグループ「ももいろクローバーZ」の一員として充実した活動を続けている。

またソロコンサートについて積極的に振り返って話したりしないので、

何だかシンガーソングライターとしてのソロ活動が、はるか遠い昔のようにすら感じられる。

果たして彼女はもう、ソロ活動をやめてしまったのだろうか。


結論を言ってしまえば、私は彼女がソロ活動をやめてしまうことはありえないと言い切れる。

武道館のエンディングを見ても寂しさは感じたけれども、不安は全く感じたりはしなかった。

なぜなら彼女は、これまでのアイドル活動では味わう事が出来なかった、

「ゼロから作品を作る」という楽しさと、評価される歓びを"知って"しまったからである。

その歓びに魅了され、取り憑かれた人間は簡単に捨て去ることなど出来ない。

かつてももクロの主演した映画「幕が上がる」の中に、

主人公さおりの憧れる杉田先輩の印象的だったセリフがある。

だって他じゃ味わえないからさ、あんな感覚。
自分の世界が目の前で出来上がっていくの。
それを、お客さんと一緒に見ている自分を想像するとさ…
たまらないよね。

東京に出て劇団に入り、将来は自分の劇団を持つ夢を語る杉田先輩。

その原動力となるのは、演劇部部長としてゼロから作品を作る楽しさ、

他では得ることの出来ない魅力に取り憑かれたからである。

やがてさおりも吉岡先生と出会うことで演劇の楽しさ、演出家としての魅力に取り憑かれる。

映画とは違う切り口で描かれた舞台版「幕が上がる」の中では、

ガルルからの「何も知らないで、無邪気に演劇を楽しんでた1年前の方が、良かったと思ってる?」

という問いかけに対し、「全然、だって知っちゃったもん。私達。」と即答している。

そう、彼女達のように有安杏果も、創作する歓びを"知って"しまった。

知ってしまったからには、提供される曲に無邪気に喜び、歌うだけでは満足なんて出来ない。

自分の中から生まれてくる様々な想いを具現化し、人々の前で表現しなければ気がすまなくなる。

それをアッサリと捨てて、ももクロの活動に専念するなどありえないのである。

そもそも彼女は、自身の創作活動についてはオフの日に詰めてやっていたのだから、

趣味が実益を兼ねているようなものなので、ももクロの活動にはほとんど支障が出ない。

アイドルとして忙しくとも、これからもコツコツと詞や曲を作り続けることは十分に可能であるし、

それは約2年間に渡るソロ制作活動の中で実践できていた。

なので「ココロノセンリツ ~feel a heartbeat~」というシリーズは終わっても、

彼女がいつか再び新しい楽曲を携えて、ソロ活動を再開すると私は確信している。


それではそんな彼女が何故、まるでソロ活動の終焉を匂わすような行動をとったのか。

考えられるのはやはり彼女自身の問題と言うよりは、別の要因があるとみえる。

ではそれは一体何なのだろう?

某所で「他アイドルのソロ活動とかぶって大人の事情で出来ないのでは?」のような書き込みを見たが、

外圧によってソロコンサートの映像がTVで全く使って貰えなかったり、

音楽番組でのソロ出演のチャンスが全く巡ってこないような事はあったとしても、

活動内容自体に強制力があるとはとても思えない。(それが可能ならももクロはとっくに潰されている)

ましてや彼女は「路上ライブなどもやってみたい」などと発言してることからも、

ソロとして出る舞台へのこだわりは無く、それによるモチベーションダウンなどは考えにくい。

また、運営側が彼女のソロ活動に対して消極的になった、というようなことは無いと思う。

なぜならももクロチームは現在もソロ活動を推奨しているからだ。

連続テレビ小説「べっぴんさん」で全国的に知名度の向上した百田夏菜子は、

スポーツの応援大使やピンクリボンフェスティバルのPR活動、

更にはアニメ声優とソロでの活躍の幅を広げ続けている。

玉井詩織も女優としてHuluのコメデイードラマとNHKの連続ドラマへ出演。

高城れにも来年にソロコンサートを予定しているし、

これについては3回目でソロコンをやめようとしていた彼女を川上アキラが引き止め、

ライブ終了後に次回開催を確約させ、その模様をペリスコで生中継していた。

佐々木彩夏もインタビューで次のソロコンの展望などを匂わせたりもしている。

そんな流れがある中、有安杏果のソロ活動だけ軽視されるようなことはありえないのだ。

ではいったい何が、彼女のソロ活動を継続困難な状況に陥らせたのか。


私はそのヒントとなりえるものが、既に発売された書籍の中にあると見ている。

それはファーストソロコンサート「ココロノセンリツ ~feel a heartbeat~ Vol.0」のパンフレット本。


ココロノセンリツ♪

この本には、ソロコンサートの初めての打ち合わせが行われた2015年5月21日から、

パンフレット入稿締め切りの翌年5月31日までの約1年間。

楽曲やコンサートを作り上げるまでを綴った彼女の日記と、

レコーディングの模様などの裏側を取材したドキュメンタリーが記録されている。

それらを読むと、ファーストソロコンサート開催の1年以上前から準備が始まったものの、

早々に一時休止状態に陥り、具体的な動きが殆どなくなってしまった事がわかる。

本格的に再始動が始まったのは約9ヶ月後の2016年2月。

なぜ、それほどにまで長い期間にわたって停滞したかと言えば、

ももクロの3rd&4thアルバムの制作に、ももクロチームが取り掛かり始めたからである。

新曲を20曲も増やすという膨大な作業の中では、彼女のソロコンサートへエネルギーを割く余力がなく、

ドームツアーが開始して音楽制作陣に余裕が出来るまで、時を待たなければならなかったのだ。


そのような過去を振り返れば、有安杏果のソロ活動の停止しなければならない理由は、

ももクロ音楽制作陣に彼女のソロ活動をサポートする余裕が無いからではないかと推測できる。

既に3rd&4thアルバムの発売から2年もの月日が経とうとしている。

そして来年の5月にももクロは結成10週年を迎える記念すべき年。

それに合わせて春でも夏でもない時期に、大きなライブも用意していると川上アキラは語っていた。

ともなれば、ももクロチームが付随して5thアルバムを準備している可能性は非常に高い。

発売まで1年を切っていると仮定したならば、既に音楽制作陣は水面下で動いているはず。

そうなると、ある程度のコンセプトを聞いて1~2曲作れば済む他のメンバーのソロ活動とは違い、

楽曲制作からアレンジャー&曲の提供者の選出、レコーディング等、

あらゆる面にこだわりって時間と手間が掛かる、有安杏果のソロ活動に手が回らなくなってしまう。

彼女1人だけソロ活動にストップが掛かったとしても仕方がないのである。


そのような理由で、私は有安杏果のソロ活動休止は、

「ももクロチームが5thアルバム制作を始めているから説」を唱えるのである。

ただ、これだけでソロ活動停止する理由には弱い気がしないでもない。

先にも語った通り、彼女の楽曲作りや楽器の練習は忙しい中でも、休日を利用して行われてきた。

ももクロチームが楽曲制作を手伝ってくれなくなったとしても、コツコツと内職は続けられる。

活動を通じてプロのミュージシャンとのパイプも広がったのだから、

全てをももクロチームに頼らずとも、自分である程度の話を進めることも可能ではないだろうか。

そう考えるとももクロのアルバム完成が来年中と考えたとしても、

彼女のソロ活動はその半年~1年後くらいには再開できそうな気もしなくはない。

それなのに何故、彼女は創作の手を止める必要があったのだろうか。

いや、彼女は創作の手を止めているなどあるはずはないと、私は夢想する。

彼女は恐らく今も、創作活動を続けているのではないだろうか。

有安杏果「個人」としてではなく、「ももクロの音楽チームの一員」として、

シンガーソングライター有安杏果が、ももクロの新アルバム制作に携わっているのだと。


2年前、3rd&4thアルバムの制作の際に、ももクロのメンバーは初めて制作会議に参加した。

その模様はアルバムに付属したBlu-rayに、ドキュメンタリーとして収録されている。

音楽チームの用意したアルバムのコンセプトを聞き、それに対するメンバーの意見を聴取し、

それを楽曲に反映するような形だったので、制作に直接携わるというほどのものではなかったが、

かつて大人の言いなりなどと揶揄され続けた彼女達にとって大きな進歩であった。

また百田夏菜子がディレクションブースに座ってレコーディングを指示したり、

自身の歌唱に納得がいかず、何度もリテイクを繰り返すシーンなどがあり、

これまで以上にメンバーの意図が制作に反映されていたアルバムであったことがわかる。


さて、そこから続く5thアルバムの制作である。

この2年間の様々な活動で、彼女達の音楽的造詣は増々深まっている。

前回は制作会議の参加に留まったが、今回は更に深い段階からアルバム制作に関わる可能性は高い。

特にソロ活動の全てにわたり自己プロデュースし、フルアルバムをも1から制作を手がけ、

売上的にも音楽的評価においても成功を収めた、有安杏果の手腕を見過ごす手はない。

イーブルラインレコードの宮本純乃介、スターダスト音楽出版の佐藤守道、

そこに有安杏果が席を並べ、アルバム制作に直接関わることに最早違和感はないのだ。

だとすれば、彼女がソロ活動を完全に停止し、ももクロとしての活動に専念しなければならない。

「ももクロチームが5thアルバム制作を始めているから説」にも説得力が増すのである。

もしかしたら彼女がソロ活動でわがままを通し、あれほどのコストや時間を費やすことが許されたのも、

彼女の音楽的素養を鍛え上げ、最終的にももクロの活動へ還元することを見込んでの、

先行投資的な意味もあったのかもしれないと私は思うのでした。


明日発売される「ミュージック・マガジン 2018年1月号」。


ミュージック・マガジン 2018年 1月号

その中の特集「ベストアルバム2017」のJポップ/歌謡曲部門において、

有安杏果の「ココロノオト」が6位にランクインしているとの情報がありました。

どちらかと言えば音楽マニア向けとも言えるこの雑誌において、これほどの評価を得られるというのは、

グループアイドルに所属したメンバーのソロ活動としては、異例の事態と言えるでしょう。

その力がももクロのアルバム作りにも、何らかの形で発揮されるとしたならば、

ももクロ及び有安杏果ファンとして、これほど楽しみなことはありません。

あくまで私の夢想の域を出ない話ではありますが、

2018年に10週年を迎える彼女達の活躍に、今後も注目して行きたいと思います。




<余談>
10週年といえば、多くのアーティストは記念にベストアルバムを発売する時期。
ももクロも5thアルバムが出るタイミングでこれを同時発売し、
3連続でアルバム週間ランキング1&2位独占を狙っているのでは無いかと妄想。

2017-12-10 18:53:39

映画「かいけつゾロリ ZZ(ダブルゼット)のひみつ」の感想

テーマ:ももいろクローバーz
土曜日にようやく映画「かいけつゾロリ ZZ(ダブルゼット)のひみつ」を見てきました。


映画『かいけつゾロリ ZZ(ダブルゼット)のひみつ』公式サイト

百田さんが登壇する舞台挨拶もあったようですが普通に子供達がいる劇場でにひひ

元々は観に行くつもりはなかったのですが、ネットでの評判があまりにも良すぎる。

特にガチゾロリ勢のみなさんが内容と共に、百田さんの演技も絶賛してくださってたので、

俄然興味が湧いて行く気になったら、ムービーチケットが懸賞で当たるというラッキーが発生キラキラ

早速行くぞ~と意気込んでたのですが、こんな感想ツイートを見つけて躊躇したのでした。


ゾロリのママ、ゾロリーヌはかいけつゾロリ本編にもちょくちょく登場するメインキャラクター。

つまり原作者の原先生やファンにとっては30年間、60巻分の想いが詰まっていることになります。

ベテラン声優、玉川砂記子さんが既に声をあてている人気キャラに、

その若い頃の声をゲストとして芸能人声優があてるというのは、

下手するとこれまでのイメージをぶち壊し、大ひんしゅくを買う危険性が大いにある。

過去に相武紗季さんがゾロリ映画のゲストヒロインキャラに声を当てたことがありますが、

それとは比べ物にならないほどの重責が、百田夏菜子には押し寄せていたのです。


そんなことに気づいてしまっては、しっかりと原作を知った上で見に行きたくなるのがオタクというもの。

というわけでアニメ1期のDVDからママ関連の強い話の入ったDVD(1、2、17、18巻)をレンタルし、

パパと思われるゾロンド・ロンが大活躍する長編映画、

映画かいけつゾロリ だ・だ・だ・だいぼうけん!」もAmazonプライムビデオで視聴。
(アマプラでは権利上、本編は2期からしか配信されてない。)

見てみた感想は、子供向けだからくだらないおやじギャグやオナラ連発したりするのだけど、

とにかく話のテンポが良くてめちゃくちゃおもしろいビックリマーク

そして笑いやアクションだけではなく、昭和を彷彿させるよな人情話がジーンとくる。

特に母子の愛と絆の強さを感じさせられる話には、涙せざるを得ませんでした。

ざっと見てもゾロリーヌというキャラクターに込められた想いは、決して軽いものではない。

これは本当に大変な役を貰ったのかも知れない…。

そんなことを思いつつ、ようやく劇場へ足を運ぶ事がかなったのでした。


映画を見てきた感想なのですが…本当にすっっっごく面白かった!!

70分にギュッとやりたい事が詰め込まれ、怒涛のように展開しつつもしっかりまとまってる。

最後までに全ての伏線が回収され、ZZマークの秘密が明らかになる瞬間の感動は本当に凄まじい。

コミカルだけど決めるとこ格好良く決めるゾロリ先生と、ニヒルな格好良さをもつゾロンドと、

一人二役の山寺宏一さんの演技は本当に素晴らしく、声優ファンならずともその魅力の虜になるでしょう。

まるでタイプの違う2人の王子様が姫を助けるような話なので、

そういうの好きな女性ならはキュンキュンすること受け合い。

途中に挿入される歌や音楽も良いし、昭和30~50年初期の懐かしさを感じさせる美術もいい。

短い映画だけど、フルプライス払っても得した気分になれる映画と、自信を持ってオススメできます。


そして百田夏菜子演じるゾロリーヌに関しても凄く良かったと思います。

最初の第一声を聞いた瞬間、正直「誰?」って思ってしまった。

後々聴いてると「あぁ百田さんだ」とはわかるものの、それくらい違和感を感じなかったです。

モノノフではない原作ファンならば、我々よりもっと受け入れやすかったかもしれません。

そしてこの役、単なる守られるお姫様的存在じゃないんですよね。

ゾロリを助けて警察を手玉に取るほどのアクティブでキュートな女性だし、

まだ結婚前でゾロリを産んでもいないのに、時折母のような母性を覗かせる。

それがとてつもない大人っぽさを出して本当に魅力的。

更には原作を知っていると、彼女の仕草や言葉にキュンと来ると同時に、

幼き日に母を亡くしたゾロリの心情、天国から心配しつつ見守り続けていた母の心を思うと、

凄まじいまでの切なさに襲われて所々でジーンと来てしまいます。

各メディアに取り上げられた公開アフレコで、ゾロリ達にオムライスを振る舞うシーンがありましたが、


これに続く映画でのやり取りが本当に美しくて、切なくて、涙なくして見られなかったです。

これらは朝ドラで母親役を演じた経験を活かせたのが、かなり大きかったのでしょう。

百田夏菜子は30周年記念という大切な作品で本当に素晴らしい役を頂けたし、

その期待に彼女は十分応える仕事が出来ていたんじゃないかと、私は思います。

それからエンディングでの「夢は心のつばさ」も、物語とリンクしていてとても良かったなぁ。


普通に聴いただけでも名曲なのに、映画を見た後では心への響き方が段違いでした。

個人的には作曲の田中公平先生に、是非ももクロの曲を描き下ろして欲しいなぁ…。



という訳で、百田夏菜子推しならずとも、誰が見ても楽しめる作品に仕上がっています。

子供向けということで早い時間帯にやってて大変ですが、見れば必ず満足出来るでしょう。

まだ見ていないモノノフの皆さんも、是非劇場に足を運んで見てくださいね~音譜




<余談>
それにしてもゾロリーヌ、原作では閻魔様を裁判にかけて糾弾したり、
今作では警察を煙に巻く手際が良すぎたりとかなりの女傑で、
私服がヒッピースタイルっぽかったり、時代背景や街の名前的にも、
もしかしたら学生運動家だったのではとか妄想膨らんじゃいましたw

2017-11-09 11:29:23

ぐーちよきぱーてぃーのブルーレイ届く。ポスター付き用梱包でクロネコ発送とはamazon優秀...

テーマ:ももいろクローバーz
2017-10-31 22:48:53

過去記事振り返り&オススメ番組

テーマ:ももいろクローバーz
前回、前々回の記事を多くの方に見て頂き、「いいね!」も沢山頂きました。

わがまま歌姫の闘い vol.1

わがまま歌姫の闘い vol.2


何時間も書けて書いた甲斐がありました。本当にありがとうございますm(_ _)m



さて、今日は何気なく過去に書いたもの振り返って見たのですが、

3年前に書いたこれが武道館へと繋がっててなかなか感慨深かったです。


「彼女が主導権を握れるような仕事が増えていけば、
より自分自身を解放するコツが掴めて、
新しい可能性を発見していけるのではないかと、期待せずにはいられません。」


武道館でのソロコンサートはまさにそれで、

彼女自身の欲求を開放したからこそ、あれほどの素晴らしいステージになったのでしょうね。

そしてその為のわがままも、ファンを信用してくれてたからこそなんだなと思いました。

本当に信念がぶれない人だよなぁ得意げ




それから話は全く変わりますけど、AbemaTVで面白いアーカイブがあったのでご紹介。

数々のアイドル番組で司会などをつとめている土田晃之さんが、

アイドルが生き残っていくにはどうすべきかというテーマで、

現役アイドルを目の前にかなり赤裸々に講義していて面白いですにひひ


これを見ると、ももクロがずっとアイドルとして活動していく為に、

歌にダンスに演技のスキルアップ、対外的なPR活動など、

早くから先を見据えて手を打ってきたことの大切さが良くわかりますね。

それから信頼できる先輩共演者やスタッフさんなどと、仲良くなるのはやはり重要だったんだなと。

ただ土田さんの言う「こつこつヒットを打ち続ける」のではなく、

常に全力スイングで豪快に空振りすることも多々あったけど、

高打率でホームランを打ち続けて成功したのがももクロの異状さですね~。

それも誰かがミスをしても誰かがフォローできる、スタッフを含めたチーム力があったからこそかも。

などと当てはめて考えて見るとモノノフでも楽しめる番組となっています。

という訳で興味のある方は見てみてくださいね~音譜



2017-10-28 22:02:40

わがまま歌姫の闘い vol.2

テーマ:ももクロ論
注)純粋なライブレポートでは無いです。あとやっぱ長い。

前回の続きです。

わがまま歌姫の闘い vol.1

語りきれなかったふたつめのわがままについて。



2017.10.20武道館、終盤のMCの最中に私は耳を疑いました。

それは、有安杏果の口から「大人たちと闘った」という発言が出たからである。

今回の武道館でのセンターステージと注釈付き指定席を実現するために。

これまでももいろクローバーZのメンバーが、大人たちの無茶振りやポンコツっぷりに、

不満を言うようなシーンは幾度となく見てきた。

しかし何事も楽しんでチャレンジ出来るメンバーの特性もあり、

これと言って大きな反抗をすることもなく活動してきたと思います。

それがももクロのメンバー、有安杏果の方から大人たちへ無茶振りをし、

己のわがままを押し通すために闘い、勝ち取ったというのだから、

これを驚かずして何を驚こうと言うのか。


彼女が武道館でセンターステージをやりたがってると言うのは、

私は注釈付き指定席について記事の中で予想していました。

注釈付指定席に思った事

ただ記事にも書いた通り、ももクロのファンクラブイベントに並列するソロコンサートなので、

彼女の希望を通すために大きな舞台転換をするのは難しいと思っていました。

ももクロは過去のコンサート「春の一大事2012~横浜アリーナまさかの2DAYS~」において、

エンドステージ仕様からセンターステージ仕様にたった一晩で転換するという離れ業を見せました。

この空前絶後のライブをきっかけにももクロチームは結束力が強まり、

様々な無茶振りを乗り越える力がついたと、演出の佐々木敦規さんは語っています。

しかし、スタッフのみなさんが一同に口を揃えて言うのは「もう二度とやりたくない」の一言。

それほど一晩で舞台を転換するということは無茶苦茶な作業なのでしょう。

それを鑑みれば、有安杏果のセンターステージ案は却下されるのが当たり前のことなのです。


ココロノセンリツの舞台セットは、ももクロのライブでも使うエンドステージに、

センターステージとそこへ向かう花道を配置した形になっていました。

これだけ聞くと、ただ単に元あるステージにオマケを足した程度に思えるかもしれません。

しかし、有安杏果こだわりの演出を実現するためには簡単には行かなかったでしょう。

センターステージにスポットを当てるために、それ用の照明を用意しなければいけない。

前回にも書きましたが、センターステージの足元にもLEDライトも仕込まれ。

花道を駆け抜けるためのハイビームもメインステージ後方に用意されてました。

それから、メインステージ裏に作られた注釈付き指定席のお客さんにも十分に楽しんで貰えるよう、

追加のスピーカー、アリーナ最後方には大きなLEDスクリーンも用意されていました。

また、お客さんが入るエリアが変わるということは、座席や防護柵の設営だけではなく、

それに合わせた警備プランも丸々変更しなければならない。

これらの演出を実現するためには、それだけの機材追加と設営、

オペレーションする人員、リハーサルにかかる時間、そして膨大な追加費用が当然発生します。

ただでさえバンドセットやストリングスチーム、ダンスチームも入る今回のコンサートは、

既に一アイドルのソロ活動の範疇を超えたコストがかかっている。

そう考えれば、これらの演出はかなり実現が難しいものだったと想像できるのです。


基本的にももクロチームは、彼女達の願望は可能な限り実現するように努めてくれていました。

過去の他のメンバーのソロ活動やイベントを見ていても、本人の意向が殆ど反映されています。

そのチームの大人たちですら難色を示したのですから、

彼女の演出プランは相当な無茶振りだったのだと言えるでしょう。

だが彼女はそれでも自分のわがままを押し通した。

そのためには、いつも支えてくれている大人たちと闘わざるおえなかったのです。

ソロ活動2年間の集大成としての武道館、

最後の「ココロノセンリツ~feel a heartbeat~」として位置づけたこのコンサートだけは、

絶対に演出プランを妥協することは出来なかったのでしょう。

彼女はインタビューなどでソロ活動のことについて聞かれると、

「1人で全てやる事の責任」について語る事が多かったように記憶しています。

成功も失敗も全て自分の肩にのしかかってくることを、誰よりも深く理解していた。

だからこそ、ファンやスタッフへのわがままを通したことは、

その信頼関係を揺るがしかねない、相当の勇気のいる行為だったと言えるでしょう。

彼女は「一寸先は闇」という言葉を使ったりと、ネガティブな思考も持ち合わせていますが、

まさにこのコンサートが失敗に終わったならばそうなりかねない。

これまでに無いほどの、不退転の決意を持って臨んでいたのは想像に難くありません。


そして彼女のその強い覚悟は、武道館を最高のステージへと見事に昇華させました。

武道館のど真ん中に、有安杏果が拳を上げて立った瞬間の興奮。

アカペラで歌い始められた「小さな勇気」の力強い歌声。

たった一瞬で9400人を超える人々の心は震えました。

その時の感動を、杏果バンドとして参加していた太田貴之さんもこのように語っています。



有安杏果「ココロノセンリツ ~feel a heartbeat~ Vol.1.5」in日本武道館。 たぶん一生忘れられないコンサートの1つになりました。いや、たぶんじゃないな。。 1曲目、センターステージに本人登場してアカペラで歌い出した瞬間、カッコ良すぎて震えた…。涙も出そうだったけど1曲目がなかなかの難曲だったのでめちゃめちゃ必死にこらえました…。 その後も終始カッコ良かった。いろんな思いがこもりまくって爆発してるように見えました。 有安杏果というアーティストに出会えてとても貴重な経験をさせてもらった気がしてます。 人や人の心を動かすのは地位や才能、お金や権力じゃなくて結局はハートですね。 ボクは昨年のvol0.5大分から参加させてもらって今年のツアー、先日の仙台、武道館、、と。この先もずっとvol100くらいまで続いていったら良いなと思ってたんですが、どうやら先日の武道館で「ココロノセンリツ」シリーズは終わり?みたいですね。。寂しい。。 素晴らしいシンガーソングライターだからゆっくりで良いからソロ活動は続けていってほしいなー。また一緒に音楽やりたい!あと打ち上げもしたい…(笑) #有安杏果 #ココロノセンリツ #ココロノオト #日本武道館 #ココロノ栄養

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一流のプロミュージシャンの涙腺すら、出だしの一瞬で刺激するかっこよさ。

それはアリーナ席、スタンド席、天空席、そして注釈付き指定席、

武道館にいた全ての人々に届いていたと思います。

そしてあのセンターステージがなかったら実現できなかったことも。

おそらくそれは、彼女と闘った大人たちをもねじ伏せるのに十分な説得力を持っていた。

私はそのように確信しています。


それからセンターステージだけではなく、360度全てをお客さんで埋め尽くすという、

彼女のプランは見事に成功していたと思います。

注釈付き指定席を始め、白いTシャツとタオルを装備したお客さん達の笑顔と拍手は、

まるでコンサート演出の一部のような効果を生み出していました。


また演出上、一緒に合唱する事も多かったので、

あらゆる方向から歌声が響いてくる様は、とてつもない一体感を感じることが出来ました。

アンコールの逆再生メドレーの中でマイクを通さず歌われた「小さな勇気」も、

最上段の席にまでしっかり届いていたようですし、距離感もとても良かった。

そして武道館の広い空間に、全方位から降り注ぐ万雷の拍手と歓声。

特にアンコールラストの「Another story」は凄まじかったです。

埋め尽くされた客席からはこの日最大音量の手拍子、

センターステージで顔を真っ赤に紅潮させながら、全てを絞りつくすように全力で歌い踊る有安杏果。

その姿はまるで、ロックの神様が彼女に憑依しているかのよう。

終わった瞬間の熱狂は凄まじい拍手と歓声を生み、渦を巻いて武道館というロックの殿堂を激震させた。

どんなに映像や音響が進化したとしても、あの興奮と感動をパッケージ化するのは不可能でしょう。

有安杏果の歌とダンスといった基本となるパフォーマンスはもちろんのこと、

彼女を支えたバンドメンバー、スタッフ、一体となって盛り上げた観客、

世界観を見事に表現した演出、全てがそろったからこそ生まれた熱狂と感動。

彼女が闘ってまで実現したかったものが、そこに間違いなくありました。

数々のトップミュージシャンと共演する太田貴之さんが、

「一生忘れられないコンサートの1つになりました」と語ったように、

あの空間にいた誰もが一生忘れられないコンサートになったのでは無いでしょうか。



そしてこの闘いは我々を感動させただけではなく、

ももクロとしての未来に新しい可能性を感じさせてくれたと、私は思いました。

かつて彼女達は大人の言われるがままに、様々な無茶振りという名の壁を与えられ、

それを乗り越えていくことで成長し、我々に感動を与えてくれました。

しかしあの国立競技場で百田夏菜子が演説した通り、もう大人たちは壁を作ってくれなくなりました。

それが故に解りやすい目標や、成長の指針のような物がなくなり、

モチベーションを維持できずに他界したファンも多くいた現実があります。

しかし、有安杏果はこのココロノセンリツプロジェクトにおいて、

初めて大人たちに対して逆に無茶振りをし、コンサートを大きな成功へと導いた。

これは大きな成長と言えるのではないかと、私は思います。

もちろん互いの意見が合致して穏便に事が運ぶのが理想ではある。

ただ、表現者として絶対に譲れない部分があるときには、闘ってでも勝ち取らなければならない。

かつてももクロのマネージャー川上アキラは、元レーベルの人間が反発する中、

自らの意見を押し通して「行くぜっ!怪盗少女」をA面曲に持ってきた。

ステージ演出の佐々木敦規は「この演出は予算的に難しい」と反対されても、

TV映えを意識した演出を曲げずに、初の日本青年館単独コンサートを大成功させた。

ももクロがブレイクした影には、業界の常識と闘い続けてきた大人たちの姿が常にあったのです。

武道館における有安杏果の闘いは、今まさにその大人たちと肩を並べる所にたどり着いた。

表現者として本当のスタートラインに立つ、象徴的な出来事であったと言えるでしょう。


百田夏菜子が国立競技場で「大人はもう壁を作ってくれない」と演説したあと、続けてこう言いました。

「今度は自分たちで、大人の事情とか関係なく、
 もっといろんなことをやっていけたらいいなって思いました」


そう、これからが本当に大人の事情と関係なく、

ももいろクローバーZ自らが思い描いた夢を実現するために闘っていく時代が来る。

有安杏果はその先鋒として、大きな戦果を残すことに成功したと思います。

これが起爆剤となり、彼女達の活躍がこれまで以上に大きく広がり、新たな感動を作っていくでしょう。

そんな未来を予感させる「ココロノセンリツ ~feel a heartbeat~ Vol.1.5」なのでした。




2017-10-22 17:50:14

わがまま歌姫の闘い vol.1

テーマ:ももクロ論
注)純粋なライブレポートでは無いです。あと長い。
2017.10.20は有安杏果のソロコンサート「ココロノセンリツ vol.1.5」が大成功のうちに終わりました。

彼女が集大成と言っていた通り、歌も楽器演奏もダンスも、過去最高に素晴らしいコンサートでした。

更に言えば、ラストでスクリーンに投影されていたように、

総合プロデューサー有安杏果としての手腕が大きな要因だったのでしょう。

彼女はこのコンサートにおいて2つの大きなわがままを言い、それを貫き通しました。

その折れない心は間違いなく、このコンサートを成功に導いたと言って過言ではないと、私は思います。



ひとつめのわがまま。

有安杏果は10.15に生配信されたLINE LIVEにて、

武道館でのソロコンサートにおけるペンライト使用の自粛を呼びかけました。

有安杏果のココロノセンリツ♪グッズ大公開SP!~武道館編~

その発言に当然のように一部モノノフは荒れました。

百田夏菜子が国立競技場の聖火台で、

「私達が暗闇に包まれた時は、その明かりを頼りに進んで行きたい」と語ったように、

オタクにとって推し色のペンライトと言うのは正義の剣に等しい。

有安杏果自身も、緑色に染まった国立などの様々なシーンで感動の涙を流し、感謝の言葉を口にしていた。

その過去を否定されたようなものだから、困惑したり怒る人間がいても無理はないのである。

しかしこの「ペンライト自粛」の流れは唐突に訪れたわけでもなかったりします。

これまでのココロノセンリツプロジェクトの流れ自体が、その方向性へと常に向かっていた。

彼女の初ソロコンサート「ココロノセンリツvol.0」においては、

自己プロデュースで13種類ものオリジナルグッズを展開したにも関わらず、

アイドルグッズとしては売れ線なはずのペンライトがラインナップにはなかった。

他のメンバーのソロコン、ペアコンではもれなくラインナップされていたし、

今やアイドルではないアーティストのグッズにもラインナップされるのもざらである。

エゴサーチでファンのニーズを良く解っている彼女が、

これを外してきたことは何らかの意図があることは目に見えていました。

そしてライブの内容でも、彼女とバンドマンは盛んにハンドクラップを煽っていた記憶があります。
(最近でもブログで「声や拍手に優る楽器ってないって思う。」などと語っていた。)

これらのことから私は、彼女はソロ活動におけるペンライトを用いた応援を、

積極的には求めてはいないのだと感じたのでした。

更には自分のイメージカラーである緑色も極力使わない。

何物にも染まっていない白を基調としたグッズラインナップ。

それらが、彼女のソロ活動はももクロの活動の範疇では創造することが出来ない、

独自の世界観を構築しようとする強い意欲に満ちあふれていると感じました。


そしてその後も、彼女はソロ活動において脱ペンラ、脱ももクロを推し進めていたように思えます。

ももクロの現場には極力自分のソロ活動、特に曲は持ち込まない。
(武部聡志との最後の二人きりの演奏だったGF16は例外)

vol.0.5でも様々なグッズが販売されたものの、やはりペンライトは無く、東名阪ツアーでも同じく無し、

更にはオリジナル曲が充実したことにより、ももクロの楽曲もセットリストから完全に姿を消しました。

私は名古屋の2日目に参戦したのですが、

この頃からペンライトを持つのを辞め、緑色のグッズも極力持ち込まないような、

彼女の意図を察したファンはかなり増えていたと思います。

それでもやはりペンライトを点灯するファンがまだまだ大半だった。

ただ、このソロツアーから明らかに変わったのが、照明になどよる光の演出である。

ステージの暗転、ピンスポット、落ち着いた淡い色を多用することで、

より彼女の存在感を高め、観客の曲への集中力を高める効果を生み出していた。

またスクリーンに映し出す彼女の撮影した写真、「色えんぴつ」「Catch up」のアニメーションなど、

これまでのステージでは見られなかった新しい演出の数々が取り入れられました。

暗闇、そこに浮かび上がる一筋の光、曲と一体化した映像演出。

それはかつてペンライトの使用を完全に禁止された、「GOUNN」ツアーをも彷彿させるもの。

それを存分に体感するのにはペンライト、特にギガライトの強烈な緑色の光は、

もはや雑味となってしまうのではと、私は感じたのを覚えています。


そして開催された追加公演。

vol.1.3は殆ど情報を入れていなかったのだけれども、やはりペンライトは多かったと聞きます。

このままでは武道館でも同じような形になってしまうため、彼女は冒頭の決断をしたのでしょう。

彼女のソロ活動を「アーティストぶっている」と批判するモノノフは若干ながらいるし、

緑色のペンライトに対するモノノフの想いの強さも、

ソロ活動が楽しそう過ぎて、ももクロを脱退してしまうんじゃないかと心配する声も、

エゴサーチを欠かさない彼女の目にも沢山届いていたはずです。

ペンライトの自粛呼びかけは、それらの論争に拍車をかけるのは目に見えていました。

それでも彼女は決断せざるを得なかった。

集大成、最後の「ココロノセンリツ~feel a heartbeat~」を思い描いた通りに表現するため。

どのような批判も全て自分で受けとめようという強い意志で。

だから公式アナウンスでの「禁止」という形にせず、

あくまで自分の言葉で、生中継を通して伝える形にしたのではないでしょうか。

LINE LIVEでは続けて「絶対に来てくれた皆が、最低でも値段以上と思えるライブにしたい」と語りました。

表現者としてのこだわり、わがままを受け入れてもらうからには、

そのマイナス分を帳消しにするだけの、圧倒的パフォーマンスを見せなければ観客は納得しない。

そのことをしっかりと自覚していたからこそ出た言葉でしょう。

あえて自分に負荷をかけ追い込んだ、有安杏果の大勝負の始まりでした。



さて、時が経ち実際に武道館公演が終了した今。

振り返ってみれば、彼女はその闘いに見事勝利したと言えるのではないでしょうか。

少なくとも私は「ペンライトが振れないのが残念だった」みたいな感想は見ていません。

むしろ彼女のパフォーマンスと、仕掛けた数々の演出を絶賛する声に溢れていました。

東名阪ツアーでも使われた、スポットや淡い青や紫を基調とした照明は、

武道館の規模にもアジャストされて、曲の雰囲気を見事に盛り上げていました。

さらに今回は、足元のLEDライトによるハイビームが効果的だったように思えます。

シューズがキラキラ光って躍動感が強調されたり、光の中で浮かび上がる雰囲気を作ったり。

あえて陰影を作って大人っぽさを出したりと、様々なシチュエーションで絶大な効果を発揮していました。

そして特に素晴らしかったのが本編ラストの「ヒカリの声」でのイントロ。


メインステージから伸びた強烈な2本のヒカリの中、

センターステージへと一気に駆け抜けていく彼女の姿は、

まるでヒカリのトンネルを駆け抜けていくかのようで、曲のテーマと完璧なまでシンクロしていました。

このコンサートを象徴する、最も印象的なシーンと言えるでしょう。

これらの演出は、客席が完全な暗闇になっているからこそ、

最大限に効果が発揮されていたと言って過言ではないと思います。


それから、私が今回見ていて「有安杏果は実にクレバーである」と思わせる流れがありました。

それはオープニングからの一連の流れ。

vol.1.3では「ヒカリの声」から始まる一気に盛り上げようという意図を感じるセットリストでしたが、

武道館では「小さな勇気」→「心の旋律」というしっとりした曲でスタート。

彼女は後に「アルバムの曲順を意識したセトリ」と語っていたのですが、

それだとこれほど前に「小さな勇気」が入るのは不自然に思えます。

しかし私はこの流れを体感しながら、このコンサートでの「ペンライトの不要生」を観客へ感じさせる、

見事な演出になっているのではないかと感じたのでした。

まず、今回導入されたストリングスチームによる「ココロノオト」メドレー。

彼らがスポットライトに照らされ、奏でるクラシカルな音色で会場全体が一気に厳かな雰囲気に。

そして青くぼんやりとした照明の中、センターステージから有安杏果が登場。

会場からは熱狂的な歓声が上がったのだけれども、

ピンスポットに照らされた彼女がマイクを取ると、そのヒリヒリとした気配に一瞬で静まりかえる。

アカペラで歌いだされた「小さな勇気」に皆、息を呑んで聴き入りました。

そしてそのままセンターステージで「心の旋律」と、

特にメッセージ性の強い2曲が情感込めて歌い上げられると、

彼女はまるでコンサートが終わったかのように、四方に深くお辞儀をしたのでした。

この一連の流れと深い礼、その本当の意味は私にはわかりません。

ただこの日、この会場にいた殆どの人間は理解したと思う。

このコンサートにペンライトは必要ないと。

光る棒を振って、歓声を上げることだけが場を盛り上げるということではない。

歌と音楽、それを奏でる歌姫の存在を際立たせる光と闇。

そのコントラストが会場を極上の空間へと誘うのだと。

この演出はそれを気づかせてくれるのに、十分な説得力があったと私は思います。

実際、コンサート開始時点では、まばらではありますがまだ多くのペンライトが光っていましたが、

この一連の流れの最中に、意図を察して光を消してくれた人も何人かいました。

さらに彼女がMCでもう一度「消してくれると嬉しいです」とお願いすると、

しつこくレスを貰おうとグルグル回してる人も私の視界に1人だけいましたが、

最終的には全員がライトを消して、その後のMCやアンコール中も誰一人付けることはありませんでした。

そして満員のお客さんからの拍手と歓声、大合唱でコンサートが最高に盛り上がったのです。

彼女の演出に込めた想いが、お客さんにしっかりと伝わっていたと言えるでしょう。


今回のコンサートは、ラストに「総合プロデュース 有安杏果」とクレジットされたとおり、

彼女の音楽家としてだけではなく、演出家としての力量も試されたステージだったと思います。

佐々木彩夏のファンファーストとも言える、エンターテイメント性を追求した演出とは真逆な、

自身の音楽性を徹底的に追求した、アーティスティックな内容として完成されていたと言えるでしょう。

まだ駆け出しの演出家とはいえ、この2人がももクロというチームに在籍している事、

それは今後のグループにとって大きな財産になっていくのは間違いない。


5人がそれぞれ違う方向性のソロ活動をすることで互いに高めあっていける。

「Chaimaxx」の歌詞にあるような最高のパートナーでライバルとして、

これからも成長していく姿を期待したいと思います。


長いので次回に続きます!





ちなみに私は2曲目の「心の旋律」が終わって拍手してる最中に、

「あぁ、もう値段以上のものは貰えたな」という気分になってしまいましたにひひ
 
最高に得した気分になれたコンサートでしたよキラキラ

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