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「ももいろクローバーZ MUSIC VIDEO CLIPS」レビュー

28日から「ももいろクローバーZ MUSIC VIDEO CLIPS」が届き始めましたね~。


ももいろクローバーZ MUSIC VIDEO CLIPS [Blu-ray]

ちなみにファンクラブで先行受注された、桃の形をした缶に入った豪華版の方です。


とりあえず一通り全部見たのでレビューしたいと思います。



まずは皆さんが1番期待しているであろう、

ももクロちゃんによるオーディオコメンタリー付きで通して見ました。

30曲全てをノンストップで解説してくれるので、2時間半一気に見れてしまう感じです。
(DVD版の場合はディスクの入れ替えあり)

相変わらずツッコミいれたり、常にわちゃわちゃ喋り続けてくれるので、

皆さんのご期待にそえる楽しい物になってると思いますニコニコ

この頃からあーりんのボス感出てきたよね~とか、百田夏菜子ヅラ疑惑とか面白かったw

またももクロのMVはメイキング映像などがChanなどで撮られていたりしますが、

そういった撮影がないMVの裏話などは、結構初めて聴く話も多いですね~。

それからももクロちゃんと一緒に、ももクロの歴史を振り返っていく感じが凄くいい。

「これめっちゃ格好良いよね~」「この時は寒かったよね~。」「この衣裳可愛いからまた着たい!」等、

まるで一緒に卒業アルバム見ながら思い出話してるかのような雰囲気を味わえます得意げ

最終的にメンバー達も言っていますが、ももクロのMVは可愛かったり、格好良かったり、

バカバカしかったりの振り幅が凄まじく、それもまた大きな魅力なんだなと改めて感じました。



コメンタリ-で観た後には、主音声もヘッドホンをして全編見ました。

映像と音に集中して鑑賞すると、このMV集が発売される意義をますます感じますね。

やはりBlu-rayの画質で大きい画面で見ると迫力が違う。

特に「GOUNN」以前のMVはDVDでしか発売されておらず、

初期のものは公式でネットにアップされていなかったり、ショートver.だったり、

DL版を買ってもDVDよりも低画質だったため、絵の綺麗さに感動しますキラキラ

また音もネットに公式で上げられているものよりも高音質なので、

ヘッドホンなどをして視聴するとより世界観に没頭できるのが良いですね。

「サンタさん」なんかはももクロちゃん達のキラキラ感に悶絶できますし、

「5TH」シリーズの映像と音の格好良さは鳥肌モノ、

「GOUNN」の極彩色な世界や衣裳の美しさも感動に華を添えます。

あと意外にも「Z女戦争」に凄くグッときて、映像と音でここ迄違うのかとビックリしましたえっ

改めて初期から続けて見ると、トンデモなく手間とお金をかけてMVを作ってたんだなと、

こういった環境を整えてくれていたスタッフさん達に今更ながら感謝です。

それから当初は権利関係のためか収録予定ではなかった

「Wee-Tee-Wee-Tee」が収録されてるのがとても嬉しいですね。



さてここからは受注生産限定盤に収録された内容。

特典映像としては無駄に画質が良すぎて線がくっきりな、

ミライボウルの特典に付いていたアニメ「週末お届け!ももクロ便」、

ピンキージョーンズ~乙女戦争までの茶番付きロングver.MVなど、

まだ演技力なくて棒読みなももクロちゃんの謎茶番を堪能できますw

この辺はなかなかネット上にも上がってないので、コレクターとしてはありがたいですね。

あと何故か桃神祭2014のムンプラ&MDFと、泣いてもver.父の日も入ってます。

父の日はネット上でも見られますが、改めて見たら号泣してしまいました感動



限定盤のおまけとしてはももクロちゃんの夢の浮世フィギュア。

さらには約50ページに及ぶ特製ブックレットが付属しています。

フィギュアはまぁ欲しい人ならたまらない品といった感じですが、

ブックレットは個人的に余分なお金だして手に入れたかいある内容でした合格

なんとMV30曲全てについて監督さん自らが1~2ページに渡って解説。

更には小さいながら絵コンテやオフショット写真も乗せられています。

MVのコンセプトや演出意図、当時のメンバーの様子などの裏エピソードなどが満載。

あの「どんな気持ちでみればええねん」でおなじみ「キミとセカイ」のMVが、

なぜず~っとソフトクリームを舐めているかも謎がとけますw

モーレツで杏果が目立つ理由、夢浮世のアニメパート誕生の謎、長添監督のドラゴンボールZへのこだわり、

青春賦の演出意図と最後の無音セリフの意味などが興味深かったかなぁ。

あとこのMVには収録されていない「ザ・ゴールデン・ヒストリー」のMVが、

なぜあのようなドッキリ企画になったかも長添監督の言葉から解ったりします。

それからどの監督も皆、仕事を通じてももクロちゃんのファンになり、

愛情をもって楽しみながらMV制作にあたっていたのが伝わってきて、凄く嬉しくなりました音譜

これからも見たこともないような映像を、皆さんで作っていって欲しいと願います。



さて私の「ももいろクローバーZ MUSIC VIDEO CLIPS」レビューは以上です。

もう限定盤の方は手に入りませんが、コメンタリーが聞けるだけでもファンなら買いかなと。

ディスクをプレイヤーに突っ込みっぱなしで、BGM代わりに流すのにも最適ですしね。

まぁ、作業中に使うと思わず見入ってしまって、手が止まってしまう弊害もありますけど困った

通常版は10月12日発売ですので、皆さん是非チェックしてみてくださいね~。




しゃちを好きなみんなへ


彼女の心からの叫びが胸を軋ませた

彼女の助けを求める声に涙が止められない

私はしゃちのことは好きだけど

過去にアルバム1枚買った程度の人間

外野だから何も言えない

いいかげんなことは言えない

けど他に送れる言葉が見つからない

だからごめんなさい


しゃちほこちゃん

店長はじめスタッフさん

ファンの皆様



がんばって



ゆずぽんのために

みんなのために

何よりそれぞれが悔いのないために

助け合ってください



5年目の向こう側で

皆さんに幸あらんことを

「あーりんはあーりん♡」レビュー

えーっと、前山田さん頭おかしいの?

いや、頭おかしくなきゃこんな最高に面白い曲書けないでしょにひひ


あーりんはあーりん♡

という訳で、早速配信が開始された佐々木彩夏のソロ曲「あーりんはあーりん♡」を聴いたのですが、

これまでのあーりん曲も全てぶっ飛んでましたが、今回のは更に遥か上を突き抜けていきましたアップ

まずオープニングから流れる低音ドラムライン&ブラスセクションが、

スウィング・ジャズの名曲「シング・シング・シング」を思わせるゴージャス&ワイルドさ。


これがめっちゃ格好良いんだけど、そこからあーりんらしい可愛いくて楽しいキャラクターソングが展開。

モノノフさんなら一発で「あーりんあーりん」コールが合わせられるキャッチーさが凄いです合格

しかも単に「あーりん」を連呼できるだけじゃなく、

曲として完璧にハマってる所にくるので、音源で聴いてても思わずコールしたくなるw

こりゃソロコンで生で体感した人は楽しくて仕方なかったでしょうね~得意げ



そしてまさかの"魔王"ママが登場する茶番劇に爆笑しましたきゃー

何度聴いてもちょっと棒読みなセリフがツボでウケますw

このパートはあーりんのセリフも可愛さ満点でもうたまらないっすね~ラブラブ!

「鬼電話怖いよぉ~汗「あーりんふっか~つドキドキの言い方とか天才か!?

それからこのパートの一部にシューベルトの歌曲「魔王」がモチーフに使われてますね。


こちらは1人の歌手が父・子・魔王を歌い分けて掛け合いをする曲なので、

魔王となったママとの掛け合いということで持ち出した感じでしょう。

前山田さん引き出し大杉。

ソロ曲なのに応援のため、メンバー全員が駆り出されてるのも凄いですねw

1人だけ「ウゼェ」って言ってるのが誰なのか、諸説あるので真相が知りたい所です。



更にこんなにも面白くて可愛いらしくパワフルな曲にも関わらず、

20歳になったあーりんがこれからもずっと変わらずあーりんらしく居続ける事。

まさに一生「あーりんはあーりん」であると宣言するメッセージソングにもなっているのが素晴らしい。

混沌と渦巻く様々な要素を、たった4分46秒にまとめ上げ、

コールで盛り上げ、茶番で笑わせ、ラストの「あーりん is Forever」のパートで謎の感動を巻き起こす。

奇才・前山田健一の手腕は流石としか言いようがありませんねキラキラ

本当にこの人が戻ってきてくれて良かったなと思います。

この調子で、有安杏果作曲、高城れに作詞の新・推され隊曲の編曲もお願いしたいですニコニコ



という訳で「あーりんはあーりん♡」は最高に楽しい曲に仕上がっているので、

まだ聴いてない方は是非ダウンロードしてみて下さいね~。




「つ列11番事件」とは?

本日は「ロケハン~ももクロおおいにかたる~ vol.9北海道」だったのですが、

1部終了後にTwitter上ではももクロちゃんたちの可愛い画像らが溢れるとともに、

「つ列11番」という謎の文字がならぶ異常な雰囲気になっていました。


実はこれ、チケットキャンプに高額で出品されていた規約違反チケットの席番号。


Twitterにこの画像が上がってから一部のモノノフの間で拡散され、

出品者への質問によって出品者の番号も「つ列10番」と判明。

その後、騒ぎが大きくなったためか、出品が取り下げられたものの、

この騒動を知っていたモノノフさんが「つ列11番に誰か来るのか」と話題になってたのでした。

中に入っていたモノノフさんのツイートによると、

結局出品者の10番は入り口で止められ、11番は座ったところをエスタシオンに連れていかれ、

川上さんの説明によると永久にAE会員抹消処分にされてしまったようです。

その後、公式ページにもそのことが掲載されたのが事の顛末です。

【重要なお知らせ】チケットの転売について

騒ぎが少し悪ノリ的になった部分もあったのを批判する声もありましたが、

個人的には違反者の個人情報や肖像権が晒された訳でもないし、

ある程度の大事になれば、このような違反行為への注意喚起にもなったと思うので、

今回のモノノフの反応と運営の対応の早さは良かったのではないかと思います。

またこういった時に「空席を作るくらいなら転売されたほうがよい」みたいな事を言う人がいますが、

AE会員規約の第5条「禁止事項」にはこう書かれています。

 
(4)会員として購入したチケットを、インターネットオークション、対面販売その他方法の如何にかかわらず、また実際に転売利益を獲得できたか否かにかかわらず、客観的に転売利益の獲得が目的と甲が判断する態様によって第三者に販売する行為


それに同意した上で会員になることが出来るのですから、

どんな言い訳をしようが入場拒否&退会処分をされても文句は言えません。

一般販売のチケットにも、転売禁止の旨は書かれています。

ももクロの現場は規約で自由を縛るような制限はあまりないのですから、

最低限のルールはモノノフとして守らなければならないのです。


こういった微笑ましいふれあいが出来るのも、皆でマナーを守ってこそなのを忘れないようにしましょうニコニコ


ちなみにタイムリーに今日こんな記事も上がっていました。

で?"チケット #転売NO "はファンたちに何を求めているの?
本当に偉い人にインタビューしてきた。

なぜ転売がいけないのか、音楽業界側の心情が良く分かるので是非ご一読を。




さて話は変わって、昨日の記事に書いた「ザ・ゴールデン・ヒストリー」のあーりんの振り付けですが、


ミュージックフェアにも推され隊

なんとミュージックフェアの島田ディレクターによると、番組オリジナルの振り付けとの事。


どおりて見覚えのない振り付けだったわけです困った

せっかく解りやすく可愛い振り付けですし、1回きりなのはもったいない気もしますね。

あーりんが煽るとして、他のメンバーなどで振りを生かしてもらえないかなぁと、切に願うのでしたキラキラ



ミュージックフェアにも推され隊

ここんとこの気候変動で兎に角調子悪いっす。

Twitterはエネルギー消費少ないのでいいんですが、ブログって1つ記事書くのに物凄くエネルギー使うので、

本当は書きたいことがドーンと溜まってるのだけど滞りがちでございますガーン

まぁ相変わらずのマイペースで更新していきますね~。



さて今日のももクロちゃんは静岡で生中継やってたりと色々あったようですが、

私はおとなしく自宅でミュージックフェアを見ていました。

思った以上に充実した内容で良かったですねニコニコ


最初のカメラワークが斬新

ザ・ゴールデン・ヒストリーのは歌もダンスもしっかり表現できていて良かったです。

今回は「想いがWaveに変わる 愛してる」の振り付けが今までで1番良く映ってた気がします。


あーりんかわいいラブラブ!

これ、歌詞の内容をまんま体の動きで表現しているんですよね~。

見ていて昨日のあーりんのブログを思い出してしまいました。
これ読んで泣いた泣いた感動

青春賦を手話で表現するという素晴らしい試みをしたあーりん。

しかしそれ以前にも、ももクロの振り付けはこのように身振りで歌詞を表現したものが多く、

アクションも大きくて耳が不自由な人にも凄くわかりやすいのではないかと、

今回のパフォーマンスを見ていて改めて思いました。

以前24時間テレビで、夏菜子がろう学校の生徒たちの前でコントを披露したことがありました。

言葉はなくとも伝わるもの

この時からずっと思ってた事。

今回の一連の流れを見て、ますますこういった音楽を聴くことが出来ない方達に、

ライブで笑顔を届ける試みを是非実現して欲しいと思ったのでした。



そんな真面目な事を考えつつも、トーク部分は面白すぎて大笑いにひひ


まさかの高さんずぶ濡れのテイク1が見られるとは思いませんでしたw

スタジオの皆さんにオオウケしてたのと共に、思わずベタベタしちゃう推され隊の2人にニヤニヤ得意げ

そんな推され隊の2人が、その後に大人らしく「モンローウォーク」を歌えたが素晴らしいですね~。


30分の番組でこれほどの振れ幅を見せられるアイドルは、ももクロちゃんだけでしょうにひひ

ハーモニーも表現力も、高音力の抜けたファルセットの伸びも素晴らしかった。

Twitterなど見ても一般の方の反応が凄く良かったですし、

二人共どこへ出しても恥ずかしくない歌手に成長したと言えるでしょう。

これまでと変わらない明るさと楽しさに、大人の歌唱力も身につけたももいろクローバーZ、

これからの活躍にますます期待したいと思いいますキラキラ




収穫の時はきた

連休中のももクロちゃんはイナズマロックフェスティバル、氣志團万博と、ももクロちゃんのフェス、

そして明日はMステウルトラFES出演にあーりんのソロコンサートと大活躍ですね~。


ももクロはイナフェスや氣志團万博はこれまで何度も出演していますが、

なんだかこの2日間のTwitterやまとめサイトの情報を見ていると、

これまで以上にももクロのことを絶賛する一般客の声が多かった気がします。

これが「ザ・ゴールデン・ヒストリー」の中で歌われていた「収穫の時」なのかはてなマーク

イナフェスの定点カメラ中継で音漏れを聴いていた感じ歌も安定していたし、

お客さんの盛り上がり方も凄まじかった気がします。

ももクロのこれまでの努力の積み重ねが、ここへ来て熟し始めた証拠なのかもしれませんね。

また「ザ・ゴールデン・ヒストリー」のキャッチーさは、やはりフェスで生きてくるなと感じました。

普段の私はフェス系には全く行かないのですが、

この2日間の報告を見ていて行きたくて仕方なかったです得意げ



それから昨日のイナフェス定点カメラをももクロ以上に盛り上げてくれた男性ユニット、

BOYS AND MENの辻本さんが大層なモノノフのようでした。

振りコピの全力さが素晴らしすぎる合格


また自身のブログにも「いつも全力でその姿にずっと尊敬していたももクロのみなさん」と、

イナフェスの感想とともに書いてくれていますね~。
ここまで全力で推していることを表に出してる男性アイドルさんを初めて見たので、

定点カメラでのメンバー全員のサービス精神の良さなんかも合わせて、

辻本さん&ボイメンの皆さんの高感度がめっちゃ上がりましたアップ

今度フジテレビNEXTでライブの放送があるみたいだからチェックしてみようっとニコニコ



そういえば、週末にあーりんソロコンのパンフレットが届いたのですが、

その中で「私に憧れてアイドルになりたい子、そんなにいないでしょ」と謙遜してる部分がありました。

しかし女の子どころか男性アイドルにさえ尊敬される存在になっているとは、

彼女自身は全く思ってもいないでしょうね。

そんな彼女ならばきっと、明日のソロコンサートを大成功にすることが出来るでしょうキラキラ

私は残念ながら行けませんが、自宅から声援を贈りたいと思います。




祝ゴルヒス2位&Hanabiレビュー

まずは「ザ・ゴールデン・ヒストリー」がオリコン2位で売れ行き好調の話題クラッカー


ももクロ、ドッキリMVも話題の「ザ・ゴールデン・ヒストリー」が週間2位獲得
music.jpニュース

CD販売数が右肩下がりの昨今、握手券&特典会無しの3種売りでこの販売数は凄いと思いますにひひ

モノノフの数に対して5万枚というのは少なすぎると嘆く人も見かけますが、

ももクロの場合カジュアル層も多いので配信版も売れ、他のアイドルと違いランキング上位に食い込む。

それからファンにファミリーやカップル層が多いので、

1枚のCDをシェアすることを考えると「ファンの数=販売数」に繋がるとは限らない。

そういった状況を考えれば、十分健闘してる数字じゃないかなと私は思いますね~。



さて、今回はそのシングル「ザ・ゴールデン・ヒストリー」に収録された、

カップリング曲「Hanabi」についての感想を書きたいと思います。


こちらは約3年ぶりとなる前山田健一作曲のバラード。

前作の「灰とダイヤモンド」は2ndアルバムの締め曲であり、

大箱ライブのクライマックスで歌われたり、太宰府天満宮に奉納されたりと、

ももクロのバラードの中でも特別な存在感を持つ曲に成長しました。

ただ、この曲はドラマチックな展開はあれど、それまでの前山田曲とは違い非常に落ち着いた曲で、

Twitterで彼が問題発言してももクロ運営と疎遠になったのは、

この曲を自由に作らせてもらえなかった不満があったからなどいう噂まで流れた程でした。

しかし逆に、この「Hanabi」という曲はゴリゴリの前山田節全開曲に仕上がっていると思います。

しっとりとした和テイストのバラードにも関わらず、転調や変拍子、シンコペーション等など、

4thアルバムの「愛を継ぐもの」をで見せたような様々な趣向を凝らした作りになっています。

特にサビ部分の変拍子が難解すぎて、ライブで平然と歌えるももクロちゃんが不思議で仕方ないですね困った

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↑こちらに少し解説が

こういった手法はメロごとにまるで別の曲のように聞こえ、まとまりなくなったりもするのですが、

この曲は逆にそれが情熱的でドラマチックな展開を生み出していると思いました。

これはハマる人は物凄くハマる曲だと思うので、

色んな場所で色んな人達に披露できる機会があると良いですね~。
(ちなみに私は灰ダイよりハマってる)



それから岩里祐穂さんによる詞が素晴らしいです。


叶わぬ恋を歌っているので、伝七捕物帳第二話のストーリーにピッタリと思ってたのですが、

このような裏話もあったのですね。

だからこそ恋の歌にしては刹那の巡り合わせ、儚さを強烈に感じさせる歌詞なのでしょう。

とにかく日本語の響きが曲にマッチしていて美しいです。

それから叶わぬ恋、夜空に浮かび儚く散る花火の情景という大人な歌を、

ももクロちゃんがここまでしっとり歌えるようになったことは感慨深いですね。



さらにこの曲の素晴らしいところは、

「月と銀紙飛行船」や3rdアルバムの「曼荼羅〜プロローグ〜」を作詞作曲した、

永井ルイさんによる編曲が綺羅びやかで儚げな所打ち上げ花火

スタッフ編成見るとどうやら打ち込みでストリングスパート等を作っているようですが、

それを感じさせない美しさで聞き惚れてしまいました。

これは是非ストリングスも加わった大規模バンド編成で聴いてみたいなと思いましたね。



そんな訳で「Hanabi」という曲、個人的にはめっちゃ気に入ってます合格

桃神祭で見られることができて一気に評価が上がりましたが、

音源でじっくり何度も聴いてますます好きになってる気がします。

またライブで披露されるのが楽しみだなぁ…。

ももクリは真冬のサマータイムってことだから、「Hanabi」が上がる事を期待しとこぅ得意げ




ちなみに「伸ルカ反ルカ」なんですが、実は個人的にイマイチしっくりきておらず汗

柳田選手の好きな「DNA狂詩曲」の突き放す系前向き曲で、推しの杏果がメイン、

さらにEDM色を強くしたアップデート版って感じなんだけど、

掛け合いとか所々格好良いんだけど、な~んか聴いていて落ち着かないんすよねぇ…。

とりあえずライブで披露されて、ももクロちゃんがどう育てて行くのかを期待したいと思いますDASH!


ゴルヒス&デコレ補足

昨夜はあーりんのオールナイトニッポンRが放送。


さすがトークはお手の物で「台本がダサいw」とかぶっちゃけトーク連発にひひ

それでいて可愛らしさを失わない楽しい放送でしたね~ニコニコ

さらに今朝にはHUSTLE PRESSから、

あーりんのソロコンオフィシャルパンフレットのメイキング動画が上がりました。



【9月1日予約開始】【9月16日発送開始】佐々木彩夏「Ayaka Sasaki」

うん、可愛いラブラブ!

ソロコン行けないし、お値段高いしで買う気が全く無かったパンフレットですが、

これ見てたらめっちゃ欲しくなってしまいました困った

ソロコンに向けてあーりんの爆進がとどまることを知らないですね~。


ちなみにDECORATIONのMV後半が実にあーりんらしくて大好き



さて今回は「Hanabi」と「伸ルカ反ルカ」について書こうと思ったのですが、

前回書いた記事のなかで書き足りない部分が合ったので補足。

「ザ・ゴールデン・ヒストリー」はディスコ調アイドルソングの王道曲と書きましたが、

これは単純に曲調が似ているとか、キャッチーだとか、そういった意味だけでは無かったりします。

実はこの曲、これまでのももクロの曲の中ではかなり聴きやすく&歌いやすく作られているのです。

これまでのベーシックなももクロの曲は音程の激しい高低差、大胆な転調、

BPMの早いテンポ、変幻自在な変拍子にシンコペーションなど、

音楽に馴染みがない人には実に口ずさみにくく、人によっては聞きづらい曲が多い傾向がありました。

しかしこの「ザ・ゴールデン・ヒストリー」は非常にシンプルに出来ている。

メロディの殆どは2、3音の動きですむし、大きな転調がない、テンポもBPM134程度と早くない。

リズムも日本人に馴染み深い頭打ち四拍子で、複雑なアクセントの動きもありません。

これまでのももクロのセオリーを無視した形になっていると言えるのです。

例えば夏菜子のCメロソロの「幾つもの時代を」というフレーズ。

キーは高いですが使われてる音はたった2つで「レレレレレレドーレード」、

続く「越えるたびに強くなる」は「ドドドドーシラソソファーソラー」で、

一音ずつしか動かないので音を取ること自体は難しくない。

全体的にそのような感じで難しい技工が施されてないために、とても馴染みやすく感じます。

ただこういった歌は、ある程度の歌唱力が無いと非常にのっぺりとしてしまい、

抑揚のなく棒読みのように聞こえてしまうという欠点がある。

しかしレベルアップした今のももクロの歌唱力ならば、

しっかりと情感を込めて歌うことができるので、そのような心配はいらなくなった。

なので音楽プロデューサー宮本純乃助さんも、こういった一般層に向けた王道曲を、

満を持してシングル表題曲として投入出来るようになったのではないか。

そんな風に私は感じたのでした。



それから同じく前回の記事で、この曲は「DECORATION」と対になっていると書きましたが、

それは歌詞だけではなく曲の作りとしても言えるのかもしれません。

ゴールデンヒストリーが先に語ったようにももクロのセオリーから外れた曲とすれば、

DECORATIONはテンポこそ早くはないものの言い回しがとても難しく、

音程の激しい高低差、転調、ラテンのリズム独特のシンコペーションと、

これまでのももクロセオリー通りの、非常に難解な曲に仕上がっています。

モノノフさんの書き込みをみてもDECORATIONの方が好きという人が多いのは、

馴染みあるももクロサウンドの進化系だからなのかもしれません。

決して同じような曲だけで構成せず、豊富なバリエーションで様々なニーズに対応できる。

そこがももいろクローバーZというアイドルの強みと言って良いでしょう。



さて、なんだか難しい話になってしまいましたが今回はここまで。

新曲はどれもブログだけでは語り尽くせないくらい面白くて満足しています得意げ

こりゃどっかのタイミングで誰か呼び出して、ノフ呑みとかして発散しないとあかんかも。

とりあえず次回こそはHanabiについて書くぞ~。




「ザ・ゴールデン・ヒストリー」レビュー

前回まで「DECORATION」について語ったので、

虚飾の世界からの脱皮

「DECORATION」MVにハマる

今回は「ザ・ゴールデン・ヒストリー」の他の曲についての感想を主に書きたいと思います。



ザ・ゴールデン・ヒストリー【初回限定盤A】


1.ザ・ゴールデン・ヒストリー

ライブ版最高すぎる音譜

表題曲で、2曲目の「DECORATION」と対になっていると思われる曲。

デコレは過去の幼き自分と、囚われていた虚飾の世界からの脱却を歌っているのに対し、

こちらは未来に向けて歴史を紡いでいこうという物凄く前向きな歌です。

また、最初に「収穫の時がやってきた」と歌っているように、

これまでももクロが地道に積み上げてきたものがようやく実り、

次は自分たちが笑顔の種を世界中に撒いていこうと高らかに宣言している。

そのためか、本人たちが様々なインタビューで語っているように、

モーニング娘。の「LOVEマシーン」や「ザ☆ピース!」以降にスタンダードになった、

ディスコ調アイドルソングの王道のような曲に仕上がっています。

どちらかと言えばアイドルらしからぬ歌をA面に持ってくるのがこれまでのももクロのセオリー。

にも関わらず何故、今このタイミングであえてこういった歌ったのか。

それは先日の「FNS歌の夏祭り」の放送時の書き込みなどを見ても、

モノノフ以外の人から「ももクロが1番上手い」と言う人が多かったように、

彼女達の歌が他のアイドル達とくらべても遜色ないレベルまで育ち、

いよいよ本当の意味での一般ウケを狙える曲を投入して来たのかもしれませんね~。



ただ一般ウケを狙ってるからといって、そこはももクロなのですからタダの一般的な楽曲に収まらない。

今回のシングルはフルオーケストラではなく打ち込み部分が多いのですが、

この曲に関してはブラスセクションに力が入っていて、楽曲の華やかさを最大限に引き出しています。

これをももクリ2014のような大編成ブラスセクションで演奏したら凄いものになりそうで楽しみ得意げ

そして歌に関しても夏菜子のメロディアスなソロから入る、Cメロの掛け合いが実に素晴らしい。

次第に盛り上がりながら最後の高城れにのロングトーンで最高潮に達し、オチサビに突入する。

まさに他のアイドルには出来ない、ももクロらしさ全開の歌に仕上がっていると私は思いますキラキラ



それから4thアルバム「白金の夜明け」に収録された、「『Z』の誓い」「愛を継ぐもの」などを聴くと、

先人達の魂を受け継ぎ、紡いでいく決意が歌われています。

実際ここ数年、彼女達は多くの偉大な先輩方から人々を笑顔にする術を受け継ぎ、

先程も触れたように、今まさにももクロという果実は実りの時期を迎えたと言えるでしょう。

その上で「何世紀たっても みんなの勇気になれる 歌たちを」

「歴史の上を行く 新しい足跡残そう」といった歌詞から見られるように、

ここからは自分達の力でこれまでの歴史を超える、

最高に最強で最上の最大なエンターテイメントを作り上げて行くこと。

そしてこれからもずっとももクロとして活動していく。

それどころか彼女達が死んでも、ももクロという存在は歌として紡がれ、笑顔の種を植え続けていく。

日本の芸能史はおろか、世界のショービジネス界の歴史に足跡を残そうと言う宣言。

とてつもない大風呂敷を広げる壮大な歌に仕上がっていると、私は感じました。



そんな訳で、この「ザ・ゴールデン・ヒストリー」という歌には、

ももクロのこれまでの歴史、そしてこれからの未来全てが詰まった、

まるでエネルギーの塊のようなパワーソングとなっていると思います。

これがライブで更にブラッシュアップされて、歴史を作り上げていく原動力になると良いですね。

またこの曲を受けての5thアルバムがどんな進化を遂げるか、時期尚早ながら期待したいと思いますにひひ

それから収穫の時が来たということで、来年辺りベスト・アルバムとか出そうな予感。

夏菜子が朝ドラに出ることで、新しいファン層の開拓も出来そうですしね。



とりあえず本日は以上。

「Hanabi」と「伸ルカ反ルカ」についてはまた後日でビックリマーク

※補足記事



「DECORATION」MVにハマる

前回の記事でも熱く語りましたが、DECORATIONのMVにハマって見過ぎてます。


ネット上ではショートバージョンですが、このMVの特に凄いのは後半に入ってからビックリマーク

もう全員のダンスがキレッキレで格好良すぎますラブラブ!

ソロパートは各メンバーの個性がそれぞれ出ていて見どころ満載だし、

何よりラスサビで全員集合し踊り出す群舞のカタルシスが凄まじいDASH!


ももクロはMVでダンサーと一緒にということは今まで無かったのですが、

総勢90人のダンサーを引き連れてのダンスは大迫力で素晴らしいですね~。

日本で大人数での群舞MVは過去にも色々とあったと思いますが、

私の場合インド映画が基準となっているので、どれも納得できるものでは無かった。


こういうのが基準だからそもそも感覚おかしいw

しかしこの「DECORATION」の群舞は、インド映画好きでも文句なしの群れっぷりだと思いました合格

しかも単に人数合わせでエキストラ集めました~って感じじゃなく、

しっかりとした実力あるダンサーを集めて、統率してるのだから凄いですね音譜

楽しさと感動するという意味では「ザ・ゴールデン・ヒストリー」のMVが最高ですが、

格好良さではこの「DECORATION」が、ももクロ史上最強の出来と言って過言では無いでしょうキラキラ



という訳で格好良い「DECORATION」MVをフルで見られる限定盤Bは超オススメです。


ザ・ゴールデン・ヒストリー【初回限定盤B】

iTunesでMVだけダウンロードも可能ですが、画質がよくMVメイキングも入ったBlu-rayの方がお得。

メイキングも面白可愛い見どころ満載ラブラブ

まだ見てない人は是非チェックしてみて下さいね。

なんかDECORATIONばかり熱く語ってしまったけど、他の曲の感想はまた次回以降にひひ




<おまけ>
フォーク村のせいで欲しくて仕方なくなってしまった困った